神秘体験 目次

私の体験
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Wikipedia「神秘体験」原稿

出典:『人間の心に生じる特異点』 河原道三
    リバーフィールド、2000/11

神秘体験
 ├神秘体験ということ
 ├上村松篁「私の履歴書」
 └上村松篁「私の履歴書」(続)

                             

別のタイプの神秘体験 
 ├神秘体験B
 「病める魂」が見る世界
神秘体験A 
 ├玉城康四郎
   ├玉城康四郎
   ├玉城康四郎のA体験
   ├A体験の特徴
   ├同氏の二回目のA体験
   └Aの具体的なイメージ

 ├林 武
   ├林武の一回目のA体験
   ├林武の二回目の体験
   └超越論的世界観の構成

 ├プラトン
   ├プラトン
   ├『パイドロス』(1)
      ├『パイドロス』(2)
   ├「洞窟の比喩」
   └プラトンの影響

 ├アヴィラのテレサ(1)
   ├アヴィラのテレサ
   ├16世紀初頭のスペイン
   ├ユダヤ人の血筋 
       ├テレサの評価
   ├テレサの家族
   └テレサの大誓願

 ├アヴィラのテレサ(2)
   ├アヴィラのテレサ(2)
   ├キリスト教とはなにか?
   ├観想の方法
   ├聖霊(ペルソナ)の現出
   └テレサの怯え

 ├アヴィラのテレサ(3)
   ├アヴィラのテレサ(3)
   ├テレサの神秘体験A(1)
       ├テレサの神秘体験(2)
   ├テレサの神秘体験(3)
   ├テレサの「恍惚」
   ├三位一体とはなにか?
   └体験の裏書

 ├白隠(1)
     ├白隠
   ├白隠の出生
   ├その時代
   ├出家の素因
   ├聖道門への志
   └諸国行脚
 ├白隠(2)
   ├白隠の神秘体験A
   ├白隠の慢心と宗覚の出現
   ├正受老人の鉄槌
   └妄想情解

 ├量子力学モデル
   ├量子力学の基礎
   ├電子が波の性質を持つこと 
       ├神秘体験Aのパターン化
   ├人間の心の波動現象
   └オマル・ハイヤームの嘆き

 ├谷口雅春
   ├谷口雅春
   ├谷口雅春のA体験
   └アウグスティヌスとの類似点
 ├アウグスティヌス(1)
   ├アウグスティヌス
   ├アウグスティヌスの時代背景
   ├アウグスティヌスの神秘体験A
   ├
自己矛盾の整理の仕方
   ├Aは自己の全体を構成するか?
   ├悪心の除棄法
   ├回心の妥当性
   ├
奇跡という名のショートカット
   └イエス・キリストのプラトン化

  ├アウグスティヌス(2)
       ├アウグスティヌス() - ロゴス
    ├
三種類の神の統合は可能か?
       ├
三位一体論の成立過程
    ├異端審問とはなにか?
    ├カトリックはロンドンの赤バスか?
      └アウグスティヌスの影響の結果

写真:
Alain DUBAN  "Tigre"
Galerie Cristel, Limoges 1997

神秘体験B
 ├玉城康四郎(2)
    見性の定義
   ├再見性
   ├ウダーナの三つの偈
   ├三つの偈の解釈
   └玉城康四郎の火刑

 ├林 武(2)
   ├林武の正直な告白
   ├Aの後にきた神経衰弱
   └森田正馬

  ├アヴィラのテレサ(4)
      ├プラトンの瑕瑾
   ├魂の危機−「悩み」
   ├三途の川−孤独の望み
   ├テレサの神秘体験B
   ├神秘体験Bの特徴
   └「死」への渇望

 ├アヴィラのテレサ(5)
   ├キリストの本質
   ├「神はいない」
   ├銀杏の葉
   ├和し難い矛盾
   └聖テレジアのエクスタシー

  ├白隠(3)
     ├白隠伝記の四つの不可解
   ├正受は寒山拾得か?
   └
その合理的解釈(仮説)
 ├白隠(4)
     ├神経衰弱の開始
   ├禅病の悪化
   ├白幽真人
   ├正受、禅病の原因を語る
   ├配線ミスによる誤作動
   └今こそ正念場

 ├白隠(5)
   ├一瞬の覚醒−価値の転換
   ├無相心地戒
   ├白隠、正受との別れ
   └白隠禅師『坐禅和讃』

 ├マルティン・ルター
   ├マルティン・ルター
   ├ルターの目標
   ├ルターの神秘体験B
   ├ルターの解釈
   ├アウグスティヌスとルターの差
   ├トーマス・ミュンツアー
   ├ルターの農民戦争文書
   └宗教戦争の開始

 ├量子力学モデル(2)
   ├「健全な心」と「病める魂」
   ├病葉(わくらば)
   ├暗い領域の探検
   ├荒寥地帯
   ├そして彼らは「死」を望む
   └斎藤宗吉の躊躇

 └量子力学モデル(3)
   ├到達すべき極点
   ├極点の例−ジェイムズ
   ├玉城、テレサ、ルターのB
   ├量子力学モデル−マイナス領域
   ├Bは「死」を提供しない
   ├人間精神の構造モデル
   └体験の履歴による
        カテゴライゼーション

神秘体験にたいする
     その他の考察

(1)神秘体験A/Bだけが人間の
    心に生じる超常現象か?
  ├臨死体験
    └臨死体験
  ├溯行貫通超越体験
    ├ワトキンズの報告(1)
    ├ワトキンズの報告(2)
    ├ワトキンズの報告(3)
    ├R.D.レインの主張
    └超常現象に共通する特徴

  └カントの「純粋理性」
    ├『純粋理性批判』
    ├カントは「A」人間
    ├「純粋理性」の定義
    └間違った認識が
        引き起こした結果


(2)神秘体験の認識が
       惹き起こした人災
  ├宗教戦争
    ├ルターの宗教戦争
    ├ユグノー戦争
    ├オランダ独立戦争
    ├三十年戦争(1)
    └三十年戦争(2)

  └デカルト
    ├デカルトのA体験
    └中世神学からの脱却

(3)神秘体験を価値の基準と
      しないことに決めた男
  └ジョン・ロック
    ├ジョン・ロック
    ├『人間知性論』
    ├白紙からのスタート
    ├ロックの神秘体験A
    ├幸福こそ判断の基準
    ├二種類の啓示−盲目的軽信
    ├本原的啓示は名目的真理
    ├諸霊の存在
    ├狂信とはなにか
    └神秘体験に与えられるべき評価
                              −民主主義