あとがきがわりの座談会ッ! 第28話後編「あと二章ッ!」

 

ろう:はい、というわけで後半です。

ギルバート:巨人が止まって、バロン軍と魔物達が激突した辺りだね。

セシル:この章はここからが本番だよね。

ろう:ですね―――さて、まずは最強二人が降臨した話からっ!

 

N.「最強降臨」
O.「旅人の苦悩」
P.「吹く風の行く手を阻める者は無く」

ろう:ここらへん、ちょっと展開に迷ったりしました。

ギルバート:迷った?

ろう:果たしてバッツ=クラウザーは魔物を殺せるのか、と。

リディア:バッツ・・・。

バッツ:なんだよリディア、そんな顔して。心配してくれてるのか?

リディア:・・・うん。

バッツ:珍しく素直じゃねえか。

リディア:バッツ―――お兄ちゃんが優しいって知ってるから。人間とか魔物とか関係なく、誰も殺したくなんかないんだよね?

バッツ:まあな。でも結局俺は人間だ。どっちが死ぬのを選ぶなら、人間が生き残る方を選ぶさ。

ろう:魔物を峰打ちで “気絶” させるだけって展開も考えたんですが。

セシル:そうしたところで、兵士達が倒れている魔物にとどめを刺すだけだろうね。

ろう:そういう風に自分の手を汚さない選択を、以前ならともかくとして、今のバッツさんは選ばないだろうなと。

バッツ:ま、そうは言っても “月の女神” や “暗黒魔道士” みたいな明らかに人間ぽいヤツは殺さなかったし、アンデッドを壊すのは気に病まねえし。

ろう:・・・ていうか、その魔物達でも苦労しました。攻略本見て使う魔物選んだんですが・・・上手い具合に使える魔物が少なくて。

セシル:そう言えば出てきたのは “月の女神” “暗黒魔道士” “リルマーダー” “スカルドラゴン” くらいだっけ?

バッツ:あ、ブラックプリンも居たぜ。俺が最初に叩っ斬ったヤツ。

ろう:話の展開上、FF4の月の魔物を使おうつもりだったんですが、今上がった以外だと後はデカそうなのしか居なくて。

リディア:大きいとなにか問題なの?

ろう:巨人の “口” から出ることができないじゃないですか。空間固定されてるからテレポも使えないし。

リディア:ああ、なるほど。

ろう:デカいの以外だと、プロカリョーテ、ユカリョーテとかいうどう描写していいのかわからんモノしかないし。

ギルバート:(攻略本読みつつ)・・・あれ? ダークグラネイドとかボム系が居るけど・・・。

ろう:(攻略本を覗き込みつつ)・・・・・・あ! しまった、出そうとして忘れてたー!

 

ところで、バッツにもやっとフラグが建ったとみていいのでしょうか?月の女戦士カティス…オリキャラですよね?記憶にないんで。

ろう:オリキャラです。わざわざ名前を付けたのは、FF5IFで登場させて絡めたら楽しいかなと。

カティス:え、私、一発キャラじゃないのか!?

ろう:まあ使えたら使おうかなー、くらい。今回のことでバッツさんに借りができたカタチなんで、彼を追いかけたり・・・とか。

カティス:う・・・・・・。

 

ロイド:そう言えば―――

ロイド「暗黒魔導士って女じゃないすかね。」

ロイド:―――というコメントもあったッスよ?

カーライル:あ、ああなんだ、コメントか。ロイドにも双子が居たのかと思いましたよ。

ろう:くっ・・・。

ギルバート:攻略本とかで確認すると、確かに女性ってなってるね。

ろう:・・・プレイした時からずっと男だと思ってました。

全員:・・・・・・。

ろう:だ・・・だって解りませんよグラフィック見ただけじゃ! 「排球拳行くわよー! はぁーい♪」とか喋るわけでもありませんし!

ロック:その台詞は野郎だろが。

ろう:まあ、そんなわけでFFIFの暗黒魔道士には男女居ると言うことで。

 

セシル:ああ、そういやバッツ、武器を刀に変えたんだよね?

バッツ:ああ。エクスカリバーはセリスに預けてな。

ろう:ここらへん、描写不足でした。すいません。

バッツ:鍛冶師ククロの会心の傑作―――銘は “無明” 。

セシル:ムメイ?

バッツ:滅多に抜くことが無いからそんな名前にした・・・早速、抜いちまったけどな。

ろう:実は鞘の方に仕掛けがしてあり、留め金一つで刀を固定し、鞘ごと振り回せるという設定。

バッツ:鞘は軽い上に強い材質で作られてるしな。これで敵を斬ることなく “殴れる” ってわけだ。

セシル:ああ、エクスカリパーと同じようにってことだね。

ろう:あと “無明” は “無銘” ともかけてあります。最初バッツさんが持っていたのが、無銘の刀だったので。

 

Q.「四天王襲来」

ところで、ろうさんはカイなんとかさんに恨みでもあるのでしょうか。
確かにヤツは原作ではパーティーの関係もあり、四天王最弱で四天王に数えられるのが不思議なくらいのスカルミリョーネさんより楽に倒せたり、前座のベイガン様のほうが苦戦しがちという残念極まりないヤツですが、
四天王登場シーンさえ別にされるというのはさすがにおいしすぎると思われます。

ろう:いや恨みなんてないんですがね。むしろ何もないからネタを出しにくいような。

パロム:オイラ達が石にされたじゃんかよー。

ポロム:「初プレイ時、思わず涙したシーン」とか言ってませんでしたか!?

ろう:流石に泣きはしませんでしたが。まあ、心に残るシーンではありましたけど。その話も(FFIFとは別に)書いたこともありましたし。

カイナッツォ:だったら―――

ろう:でもアレってパロポロの行為にグッと来たんであって、カイナッツォさんの執念も双子に阻止されて終わりってそんだけですし。

パロム:考えてみればオイラ達、後で復活するしなあ。

ポロム:そうですわね。むしろ最後のあがきが不発に終わって憐れみすら感じますわ。

カイナッツォ:ク、グガガガガガアアアアアッ!

 

R.「戦闘激化」

イヤ・・・人間如きの皮膚呼吸にそこまで大それた能力は・・・。環形動物や両生類、一部の魚類なら別だけど・・・。

「皮膚呼吸奪われて酸欠」は創作ではなんかたまに使われるネタのようですが、ざらっと見てみた所、人の皮膚呼吸はガス交換全体の1%以下。完全に塞いだとして生命活動には全く影響を与えない(と考えられる)そうです。
広範囲に火傷を負ったときに考えられる生命活動の阻害原因としては

・高熱に晒された事による熱中症
・皮膚組織の損傷に伴う体液の損耗及びそれによって発生するショック状態
・皮膚の持つ抗菌作用が損なわれる事による感染症
・胸部の皮膚が熱傷により硬化し、肺を膨らませられない事による窒息
・熱気や炎を吸い込んだことによる呼吸器の損傷

などがあげられるそうです。
なお皮膚呼吸酸欠ネタの開祖といわれる「全身に金粉塗って窒息死」は昔の映画を元とした完全なるウソッぱちなのですが、「全身にコールタールを塗ってたら数時間で死んだ」人が実際の記録に残っているそうです。
もっともこれは皮膚呼吸云々ではなく汗腺をふさがれたことによる熱中症が原因とされています(金粉は汗で流れるのでふさげない)。どこの包帯悪鬼様だ。

ろう:多分以前 “雷と金属” についてツッコミ入れてくれた人。もしかしたら違うかもしれないけど。

カーライル:拍手コメントは匿名性が高いですからね。

ろう:こういう話は割と好きなんで、とても有り難かったり。

カーライル:それでどうするんです? 書き直しますか?

ろう:うーん、どうだろ。別に皮膚呼吸が無関係でも、カーライルさんが全身火傷で戦闘不能なのは変わりませんしね。

カーライル:まあ、たしかに。

ろう:余談ですが、私は結構肌が弱かったりします。

カーライル:それが?

ろう:子供の頃、プールで一日中泳ぎまくって、日焼けで軽い全身火傷状態で動けなくなり、三日ほど学校を休んだことがあります。

カーライル;(冷ややかな視線で)・・・それで?

ろう:いや、その・・・日焼け止めは大切だなあ・・・と。

カーライル:・・・・・・。

ろう:つ、次行きましょう!

 

スカルミリョーネ:フシュルルル・・・それでは次。

カイン:・・・ぐっ。

ろう:カインさんではスカルさんに勝てないというのは割と以前から考えていた設定。

カイン:俺が・・・この程度のヤツに・・・!

ろう:ちなみに “勝てない” だけでカインさんがスカルさんより “弱い” ってことではないです。

スカルミリョーネ:フシュルルル・・・・・・ゾンビ無しで戦えば、私の “器” は容易く破壊されるだろうな。

ろう:ゾンビにしても、一体や二体なら一瞬で破壊出来るでしょう―――ただ、今回は相手が多すぎただけで。

スカルミリョーネ:・・・最強の竜騎士といえど、 “竜剣” の補給無しで休み無く戦い続けることはできない・・・。

カイン:くっ・・・だがそれでも俺は負けるわけにはいかなかった・・・・・・ッ!

 

S.「戦況解説」

ティナ=ブランフォード(以下ティナ):はい、そう言うわけで私の出番―――

ろう:まあこの回は話自体が解説ですし、特にいうこともありませんね。というわけで次―――

ティナ:ライオットソード!

ろう:ぎえええええっ!?

 

T.「万事休す」

カイナッツォ:ようやく俺の出番カアアアアッ!

ろう:本当は出番なかったんですがね。

ギルバート:って、早いね復活。

ろう:くくく、わからないかギル公。香奈子さんの “フィンガー” やマリアさんの “デジョン” の次に “ライオットソード” は喰らっているのだ。

ギルバート:! そうか、慣れている分復活が早い・・・!

ティナ:・・・もう一発喰らわせようかな。

ろう:すいません、流石に二連発は勘弁してください!

カイナッツォ:それよりもッ! 本当は出番がなかったとはどういうことだッ!?

ろう:いやそのまんま。本当は、後でバロン兵に擬態してフースーヤさんに襲いかかろうとする所くらいしか出番なかったんですが。

予告ではモブが相手だったりと、ただでさえ影の薄いさみしがり屋の水の人にもセリフをあげてください。

ろう:というような水の人を応援するようなコメントがあったり、さっきの「恨みでもあるんですか?」ってコメントがあったので急遽出番ができました。

ギルバート:で、この回の後にきたコメントなんだけど。

カイなんとかさんついにキターーーー!!
相変わらずの卑怯っぷり、そして相変わらず男に化けるという変態っぷり。

カイナッツォ:誰が変態だああああああああっ!

ろう:いや、でもよくよく考えてみたら、女性に化けた方がよっぽど変態だよなあ。

カイナッツォ:見た目は女性、中身は俺様!

ティナ:言ってしまえばリアルなネカマだよね。

カイナッツォ:せめて男の娘と呼べ!

ギルバート:それもどうなんだろう・・・・・・。

 

U.「西門にて」
V.「 “大丈夫” 」

リサ=ポレンディーナ(以下リサ):というわけで、ディアナ様来襲編。

ディアナ=ファレル(以下ディアナ):よしなに。

リサ:って、ディアナ様、そのネタはちょっと・・・。

ろう:ていうか、わざわざバロンの街に視点を移したのは、別にディアナさんを出したかったわけじゃないんですが。

リサ:えっ、違うの!?

ろう:なんでそんなに驚かれるんだろう。・・・まあ、書いてて楽しくて調子に乗ったせいで話が伸びたけど。

リサ:ファレル時空は作者すら呑み込むんだね・・・。

ディアナ:そんなにディアナが好きかー!

ろう:なんで自分で言ってるんですか!?

ポロム:ああっ、呑み込まれてます、呑み込まれてますわー!

ろう:・・・ハッ!? と、とにかくバロンの街に視点を移したのはファスさんを出すためだったり、

ファス=エルラメント(以下ファス):わたし?

ろう:うい。ちょいとファスさんには、後でキーキャラクターになったりするんで印象付けたかったという思惑がありました。

ファス:・・・なにをさせられるんだろう。

ディアナ:多分、死ぬような目にあうと思うわ。セシルやバッツを見てれば解るもの。

リサ:あー・・・。

ファス:わたし、死ぬの・・・?

ろう:いや死にませんから!

 

W.「真打ち登場」
X.「光の翼」

エンキドゥ:フリオニールッ!

セシル:だから違うって。

ところで、エンキドゥ氏の様子から亀嫌いのあの方が封印される原因はフリオニールだとすると、今さら何をとお思いでしょうが、原作の樹齢500年設定と矛盾が。
そして暁の方々の設定もわけわからなく。

ろう:・・・あれ? 覇王様って樹齢500年でしたっけ?

ギルバート:みたいだよ? アルティマニアに書いてある。

ろう:やべ。うっかり覇王様とエヌオーさんって直接関わりがあるみたいな設定にしちゃったよ私。

ギルバート:・・・まあ、いいんじゃないかな。今更って感じもするし。

ろう:ダヨネー。あとどうでもいいけど、エンキドゥさんの事を気を抜くとキンケドゥって言ってしまう私が居ます。

ディアナ:駄目じゃないかキンケドゥ!

ろう:・・・ディアナさん、ガンダム好きなんですか?

ディアナ:いえ別に。

ろう:まあ、ともかくFFIFでは覇王様の樹齢は1000年で。設定変更するかもしれませんが。

セシル:ちなみに封印したのはフリオニールでいいの?

ろう:んー、フリオニールさん一人じゃなくって、12の武器を持った人達の力で封印したとかそんな予定のつもり。予定は未定ですが。

 

Y.「無茶」

ろう:そう言えば描写しませんでしたが、本文にあるとおり、ローザさんのテレポで魔導船ごとワープして来たという設定です。

ロイド:それで陛下達は予定より早く到着したんスよね。

ろう:あとこれも描写してませんでしたが、魔導船から戦場へセシルさん達が移動した手段は、魔導船の転送装置とかそんなんで。

ロイド:そんな便利なものが!?

セリス:そう言えば、魔導船はずっとバロンの街の上空に浮かんだままだったわね。

ろう:あと、ローザさんはその魔導船の中でお休み中。

ローザ:すやすや〜・・・・・・

ろう:この辺り、描写するかどうか悩んだんですが、展開のテンポ悪くなるかなあと思って省略。入れられたら入れようかなとは思ってましたけど。

 

Z.「目覚めの声」

メーガス三姉妹:デルタアタック 0!

シュウ:・・・って、なんだ?

ろう:0はアルファベットの “オー” ではなくて数字の “ゼロ” です。

シュウ:それは解るけど。

ろう:これ書いてる時に思いついた必殺技。多分、ただの人間だった頃に編み出した、最初の連携技なのかなとか。

シュウ:ああ、人間の時に―――って、メーガス三姉妹って元は人間だったの!?

ろう:FFIFではそのつもり。リディアパパと同じく人間からG.Fに昇華したとかなんとか。

 

AA.「王の前に道は開く」

ろう:実はこの話P.「吹く風の行く手を阻める者は無く」と対にしようと想っていました。

セシル:というと?

ろう:元々、バッツさんはバロンの街の方から一気に巨人の方まで突破していくつもりでした。

ギルバート:なるほど。つまり魔物の群れの中をそれこそ疾風のように駆け抜けていく―――みたいに?

セシル:で、魔物の群れの中をバッツが疾風のように行くのに対し、僕は王者の如くに悠然と歩み進んで行くと。

ろう:そう! けど、飛竜に乗ってるんだったら最初っから最前線に降り立つよなあとか思い直してボツに。

 

セシル陛下に一言。「このドMが!!!」

ろう:・・・というコメントがあったもんで、ちょっと考えたりしました。

セシル:僕がドMかって?

ろう:まあ、そんな感じ。真面目にマゾなのかなあ、そんなことないよなあ、とか考えて―――それがミストさんの台詞に繋がってたり。

ベイガン:では、このコメントがなければ展開が変わってたと?

ろう:いえ、ベイガンさんを送り出す、という展開は変わりませんでした。台詞が変わっただけ。

ミスト:エブラーナでエッジさんを焚きつけたような感じになっていたと思って頂ければ。

ロイド:ちなみに俺と話した時の “自分の心を殺してる人” って?

ミスト:・・・・・・。

ロイド:まるで良く知る誰かの事を言ってるように聞こえたんだけどな。

ミスト:・・・その人は、とても愚かな人なのですよ。

ロイド:え?

ミスト:その人に咎はないというのに責を感じ、罪の痛みを心に隠して私と共に―――死しても尚、私達を見守ってくれている愚かな人です。

タイタン:・・・・・・・・・。

 

AB.「土と水の襲撃」

ろう:本当は、カイナッツォさんの出番ってここだけだったんですよねー。

カイナッツォ:本気で冷遇されてるな俺! やっぱりお前、水が嫌いだろ!

ろう:むしろ好きな方なんですがね。川も海も雨も嫌いじゃないし、半身浴しながら本を読むのが趣味ですし―――でも水虫だけは勘弁な?

カイナッツォ:最後のは “水” のカテゴリーに入れるんじゃねえッ!

 

AC.「 “嫌な気配” 」

水のカオスはあっさり消え去りましたが、他は頑張ってくれそうですね。
ろうさんは水属性な何か恨みでもあるんですか?

ろう:本当に違いますって。

クラーケン:ワレ デオチ

ろう:デオチ? ああ、出オチね。・・・仕方ないじゃないですか、陸上だったんだから! 水の中だったらクラさん無敵ですよ!

クラーケン:ツギ ウミ デ リベンジ?

ろう:えっと、とりあえずカオスの人達はFF9IFまで出番無いです(←永遠に出番無しの意)。

クラーケン:・・・・・・・・・。

スカルミリョーネ:フシュルルル・・・見ろ、カイナッツォ・・・あの哀愁漂ったイカの姿を・・・・・・・。

カイナッツォ:ああ・・・この俺様が思わず同情しちまった。あれに比べれば出番あるだけマシだよな・・・。

 

AD.「竜虎の拳」

ろう:元ネタはキャプテン翼です!

マッシュ:ぶっちゃけた!

ろう:本当は「走れイナズマ! うおおおおおお!」を先に出したかったんですが、それはFF5IFで。

マッシュ:出す気だ!?

ろう:出しますよー。最終的にはファイナルタイガーまで!

ギルバート:ていうかこのネタ、今時の人達置いてけぼりのような気が。

ろう:解らない人はついてこなくても構いません!

マッシュ:スパルタだッ!?

ろう:・・・いや単に自己満足だからってだけなんですが。

 

AE.「空神の一撃」

ヤンさんすっかりギャグメーカーになってんですが。真面目堅物だったのになぁ…
ある意味記憶喪失より重症だと思うのは私だけではないはず。

ろう:ええ、他にもいました。似たようなコメントしてくれた人。

ヤン=ファン=ライデン(以下ヤン):どうしてこうなった・・・

エニシェル:ハゲじゃからのう。

ヤン:ひ、久しぶりに出てきたと思ったらその台詞か! というか、元はと言えば貴様がハゲハゲ言うからだろうが!

ろう:確かにそれが発端のような気もします。

ヤン:ほうれ見ろ! 責任とれーーー!

エニシェル:責任とって妾(めかけ)にでもなれと?

ヤン:は? 何を言って―――

ホーリン=ライデン(以下ホーリン):ほほう・・・・・・?

エアリィ:ふーん・・・・・・。

ヤン:んな!? お前ら何時の間に!?

アスラ:なんとなく私が連れてきました♪

ヤン:前々から思っていたのだが、私に何か恨みでもあるのか!?

ホーリン:・・・アンタ、ちょっとあっちでお話しようか?

エアリィ:三人で仲良く・・・ね。

ヤン:ちっ、違うっ! 私はなにもしていない! 無実だあああああああっ!

ホーリン:はいはい、言い訳はあっちで “身体” に聞くから(ゴキリ、と間接を慣らしつつ)。

ヤン:たっ、助けてーーーーーーっ!

エニシェル:・・・なんというか。もう二度とネタキャラからは逃れられそうにないのう。

アスラ:ですねえ。

ろう:・・・・・・・・・。

 

AF.「カオスの欠片」

名前出るどころか物語開始以前に存在が消されていたリッチ殿に哀悼の意を表明します。FF9だと唯一2回戦えたりしたのになあ。
逆に原作では最初にやられちゃったスカルミリョーネさんがなんか格好いい役回りに…扱いの意味でも「喰った」感じがしますな。

なんかスカルさんの口振りからすると復活したカオスさん方は本来より弱い感じぎみですかね。やっぱりクリスタルの戦士が嫌いだったりするんだろうか。

ろう:なんというか、アンデッド化した魔道士って超高レベルって感じじゃないですか。・・・そんなイメージあるの私だけかな。

ギルバート:ファンタジーの世界じゃ “リッチ” なんかは普通は高位の魔道士が儀式かなんかで成るモノだよね。

ろう:そんなわけで、私の中では実はスカルミリョーネさんはすげえ魔道士という設定になってます。

スカルミリョーネ:フシュルルル・・・あと・・・復活したカオスが弱いのはあくまでも “欠片” であるためだ・・・。

ろう:本来のカオス相手なら、スカルミリョーネさんも取り込まれていたかもしれません。

 

AG.「フュージョン」

完全に予想の斜め上の展開でした。
まさかここでサリサの過去に触れつつ前世を呼び覚ますとか思ってもみませんでした。

前の光の戦士のうち、風がオールラウンダー、火が魔法特化型ときましたか。残り二人の登場は5IFになってからでしょうね。

ろう:予め言っておきますと、水は支援回復型で土が物理特化型って感じですかねー。

ギルバート:ジョブは司祭と忍者かな?

ろう:今のところ想定してるのは風:オニオン、土:忍者、火・水:賢者です。

サリサ:今回、私が “魔人” だったのはルビカンテさんの力を借りたからです。

ルビカンテ:私の元々のジョブは “魔人” なのでな。

ろう:ただ、風の人以外はオリジナルジョブにしようかなとも。土:ニンジャマスター、火:魔女、水:聖女とか考えたんですがしっくりこなくて再考中。

サリサ:あと私は “魔法特化型” とか言われましたが、正確に言うなら “近接魔法型” ですかね。

ギルバート:というと?

ろう:その名の通り、後方支援ではなくて接近して直に魔法叩き込むような感じ。

セリス:私みたいなタイプかな?

ろう:ですね。通常は剣を使いませんが。

セリス:その言い方だと剣を使うこともある―――あ、もしかして “セイバー” ?

リディア:あんたその魔法好きねえ。

ろう:大好きですとも! ちなみにサリサさんは “セイバー” に炎の力を足して “紅蓮剣レーヴァテイン” を精製できるとかなんとか!

サリサ:なんか中二病っぽいですね。

ろう:当人から突っ込まれた!?

 

ファリスが「おねえちゃん」と…!
もしかして実はファリスの正体は姉のフリをしたレナちゃんで、本物のファリスは既に死んでたらどうしようとファリスファンな私は涙目ですw

ろう:・・・(目を反らす)

カイン:おいっ!?

ろう:やややややややややややややだななななななあああああああああ、そそそそそそんんんななわけけけけけななななないいいい

セシル:どれだけ動揺してるんだよ!?

ろう:そ、そんなわけないッスよ! 大丈夫ッスよ! お願い信じて!

カイン:・・・実際、どうなんだ?

ファリス:・・・さてな。

 

AH.「望む覚悟」

ギルガメッシュ:ちっ、命拾いしたな!

バッツ:別に拾ってねーよ。

ギルガメッシュ:おいこら、そう言うのを “減らず口” っていうんだぜ!

ギルバート:でも結局、本当はどっちが強いの?

ろう: “強さ” で言えばギルガメッシュさん。でも、もしもバッツさんが本気で戦う気になれば―――

ギルガメッシュ:おいおいおいおい! その言い方だと俺が負けるみてーじゃねえか!

セシル:見たい、じゃなくて負けるんだよ。

ギルガメッシュ:あんだとお?

セシル:君はバッツには勝てない―――かつて、バッツがレオ=クリストフに勝てなかったのと同じ意味でね。

ギルガメッシュ:い、意味深なこといいやがって。

ろう:ちなみに以前、バッツさんが絶対に勝てない相手が二人いる、みたいなことを言った気がしますが。

ギルバート:ああ、そうかも。一人はカインだったっけ?

バッツ:まあ、俺が勝ったけどな。

カイン:あれは俺の勝ちだ!

バッツ:なんだとー!

セシル:はいはい、二人とも落ち着いて―――で? あと一人はギルガメッシュだったってわけだね?

ろう:はい。

ギルガメッシュ:なんだよ、やっぱ俺が勝つんじゃねーか。

ろう:でもやっぱりその設定は無しになりました。

ギルガメッシュ:コロコロ設定変えるなよ!? 初志貫徹、初志貫徹!

ろう:ただ、バッツさんにとってカインさんやギルガメッシュさんが相性最悪の相手と言うことは変わってません。

 

AI.「最後のカオス」

バッツ:・・・・・・・・・。

バルバリシア:こらあああああっ! なにあっさり気絶してんのよッ!? ここは私達の合体パワーで圧勝するところじゃない!

バッツ:仕方ねえだろ! 高所恐怖症なんだからよ!

バルバリシア:つ、使えねー。こいつ使えねーわ! 前のバッツの方がマシじゃない!

セシル:前の・・・前世のバッツは高所恐怖症じゃないんだ。

バッツ(女):そりゃあな。高所恐怖症って、コイツの子供の頃のトラウマだろ? 俺は関係ねえよ。

ローザ:でたっ! 女体化バッツ!

バッツ(女):女体化ゆーな。

サリサ:でもお姉ちゃん、別のトラウマがあるよね。

バッツ(女):・・・っせーな、お前は黙ってろ。

ろう:ちなみにその “トラウマ” はサリサさんが言ってた “約束” にも関係あったり。

ローザ:なになに? それってどんなの?

サリサ:それはFF5IFをお楽しみにー。

バッツ(女):何年かかるか解らねーけどな。

ろう:・・・ぐ。

 

 

AJ.「クリスタルの戦士」

サリサ:はい、それではここでお別れですね。

ろう:というわけでサリサさん退場。

リディア:・・・あれ? そう言えば “サリサ” はファリスの前世の記憶なんだよね? じゃあバッツの前世の記憶は?

バッツ:そーいや俺、バルバリシアと合体しても前世の記憶が蘇ったりとかしなかったよな。

ろう:そこら辺はちょいと思惑―――というか設定悩み中。二パターン考えてまして。

リディア:二パターン?

バルバリシア:一つは単に私が呼び起こさなかっただけってパターン。

バッツ:もう一つは?

バッツ(女):今のバッツの中に俺の記憶が無いってパターンだ。

リディア:え? でもファブールで―――

バッツ(女):あれはあくまでもファブールのクリスタルを経由して今のバッツに一時的に宿った “クリスタルに眠る戦士の記憶” 。

バッツ:つまり・・・どういうことだ?

リディア&バッツ(女):馬鹿は黙ってろ!

バッツ:ううっ・・・妹と俺っぽい女に同時に馬鹿にされた・・・。

リディア:つまり、女のバッツはバッツの前世じゃないって事?

ろう:そうなるかもしれませんって話。どうなるかまだ考え中ー。

 

AK.「絶望」

今回のサブタイトルはろうさんの「発売日までな間に合わない」という絶望と掛けてますか?

ろう:マジレスすると、この話書きながら考えてたのは先の大震災の事だったり。

ギルバート:確かにあれこそ “絶望” そのものだったろうからね。

ろう:あれから100日以上経って、それでもまだ “絶望” の中に居る人は多いのかと。それとも多くの人は絶望を振り切り歩き出しているんだろうか。

ギルバート:できれば後者であって欲しいけれどね。

ろう:それを願わずには居られません。

 

AL.「 “命令” 」

コズミックレイってディシディアの…。

ろう:いえす。折角だから使わせて貰いました―――は、いいんですが。

ゴルベーザ:どうした?

ろう:いや、どんな技か確認しようと、久々にゲーム起動したんですが・・・何故かセーブデータが見つからなくて。

ゴルベーザ:私を操作することが出来なかった、と。

ろう:はい。そんなわけで攻略本の説明や写真頼りにしました。

ゴルベーザ:ちなみにベイガンと戦った五つの迎撃システムも、原作FF4からではなく、ディシディアから持ってきたのだな。

ろう:迎撃、浮遊、重力システムを元にしています。

セシル:なんでまた?

ろう:・・・透過レーザーだと、確実にベイガンさん死ぬよなあとか思ったからです。下手すりゃセシルさんだって・・・。

セシル:まあ、確かに(苦笑)。そう言えばデュオデシムは買ったの?

ろう:まだです。プレイステーションストアが復旧してからダウンロードしようかと。

 

AM.「拳」

陛下が「パラディンに同じ技は二度通用しない、これはもはや常識」と言わんばかりの状態ですが、パクりましたか?

あと、今回の話でミストさんを乗せて、「お、やわらかい」的な感じで堪能したであろうカイなんとかさんが憎くてしかたないですね。

カイナッツォ:カカカカカッ。なかなか良い感触だったぜ!

ミスト:あらあら、それはどうもありがとうございます。

カイナッツォ:・・・な、なんか嫌がられんと萎えるな。

バルバリシア:うわ、変態が居る。

ろう:あと「二度通用しない」というか、セシルさんは見切り能力が高いって描写のつもり。あくまでも “回避” の方向で。

セシル:あっちの方はまともに受けて吹っ飛ばされても「通用しない」とか言い張ってるよね。

 

 


AN.「兄弟ゲンカ」
AO.「拳の痛み」

ゴルベーザ:何故私を斬らなかった・・・?

セシル:勘違いしないで欲しいな。見逃したわけじゃない―――ただ、殺すだけじゃ僕の気が済まなかっただけだ。

ローザ:(ひそひそ)・・・なんかセシル、ツンデレっぽくない?

リディア:(ひそひそ)・・・確かに。お兄ちゃんに対して素直になれなーい、とかそんな感じ。

ローザ:(ひそひそ)・・・この後のエピローグでも、ねえ。

ロイド:(ひそひそ)・・・いやあ、 “弟” なんてこんなもんですよ。うちの弟だって、なんだかんだ言って―――

セシル:そこ! 鬱陶しいな!

ろう:まあ、セシルさんのツンデレ疑惑は一旦置いて、実はこんなコメントが。

お疲れ様です。
ラスダンがメインじゃない・・・ということは、兄さんがしょうきにもどったあたりで何かあったり、セシルが兄さんと拳で語り合ったりするのでしょうか。
腰布一枚につっこんだり。

ろう:このコメント、実はこの章の始まった頃に来たコメントだったりします。

セシル:見た感じ、前の次章予告を見てから書いてくれたみたいだね。

ろう:ええと。一応、言っておきますが、この展開はずっと前から考えていた展開なんですよ―――だからこそ、来た時は驚いたと思うんですが。

セシル:なんかあやふやだね。

ろう:いや、何故か驚いた記憶がないんで。もしかしたらうっかり見落としていたのかもー。超スイマセン!

本当に拳で語り合っていてびっくりしました。ろうさんありがとうございます(笑)(以前そんな事をこちらで言っていた者です)
ところでセシル(素手)vs兄さん(籠手装備)という認識でいいのでしょうか、この兄弟げんか
シュウ先輩逃げて。超逃げて。

セシル:で、これがAN.「兄弟ゲンカ」後に来たコメントだね。

ろう:籠手装備についてはわざと知らないフリしました。描写が面倒だったんで。

セシル:オイ。

ろう:いや、一応セシルさんもガントレットはついてるだろうし、そうなると籠手同士で二、三発全力で殴り合ったらダブルK.Oになるなあとか。

ゴルベーザ:・・・確かに。

ろう:そんなわけで、二人とも素手です。籠手については二人とも頭に血が昇っていて、それで殴ることに気づかなかったということで!

セシル:いいのかな、それで。

ろう:いいんです。私はガチで殴り合う兄弟ゲンカを書きたかったんだー。もっというなら “弟” “子供” っぽいセシルさんを書きたかったのかも。

ローザ:あ、それ解るかも。

リディア:どういうこと?

ローザ:今はそれなりに年相応って言えるかもしれないけど、セシルって子供の頃から何処か達観してたのよね。

リサ:そうそう! 良く言えば “大人びている” 、悪く言えば “子供らしくない” ってとこ。

ろう:そんな設定だったので、 “幼い感情” をむき出しにしてるセシルさんが書きたかったのかなあ、と今思ってみたり。

 

エピローグ
次章予告

原作ではゴル兄さんがフルアーマーにあのガタイにも関わらず魔道士だったために
Wメテオとかやってましたが、この作品では封印されていることもあって、どうやって「いいですとも」への流れを作るか楽しみです。

それにしても、7人がかりでゼムスをイジメに行くかと思うと胸が熱くなりますな。

ろう:うーん・・・実は私「いいですとも!」の何が面白いか解らない人だったり。

ゴルベーザ:私も別にウケを狙ったわけでもないのだが。

ろう:初プレイ時にも普通に受け入れてましたからね。何故だ!?

ギルバート:ボウヤだからさ―――あっ、ごめっ、ちょっと言ってみたかっただけ・・・痛い痛い、殴らないでー!

ろう:ったく、このギル公はまったくギル公は!

フースーヤ:あと、月ではメテオは封印されておらぬよ。

ろう:あの封印はあくまでも世界――― “青き星” での封印なんで。

セシル:そうか。そうでなければバハムートも月で存在出来ないか。

リディア:存在できないわけじゃないわ。ただ、幻獣王様みたいに封印と反発し続け、暴走してしまうだけ。

アスラ:もしかしたら暴走せずに、一方的に封印が破壊されたりするかもしれませんが。

 

 

ろう:―――さて!

ギルバート:これで長かった28章も終わりだね。

ろう:うむうむ、残すところはあと二章! できれば三十路までには終わらせたい今日この頃!

セシル:無理だと思うよ。

ろう:うん、私もそう思います!

ギルバート:諦めるの早ッ!?

ろう:だって、この章だって書き終えるのに三ヶ月経ってるし。次の章は確実に今回よりも長くなるしー。

ギルバート:しかもそれで終わりじゃない、か。

ろう:まあ頑張ってみるけど。この章は更新が滞る事も少なくなかったし、必死で頑張れば―――

 FFIFは今年中に終わりそうですね。
 たぶん「バブイルの巨人篇」が6月始めか半ばに終わり、ラスダンでも一章使うみたいなので、それが11月までに終わって、ラスボスで残りの時間を使う感じで。
 あと巨人篇が終わったら暫く休養してください。最近定期更新ができないくらいにお疲れのようなので、じっくりと体を休めて、今年の秋ぐらいから一気に書き上げてください。ろうさんがFFIFを書き始めて早7年(たぶん今年で8年目)。あと一息です。がんばってください。

ギルバート:こんなコメントが届いてたけど。

ろう:・・・・・・くっ。

ギルバート:ろう君、泣いているのかい・・・?

ろう:泣いてなんかないさ―――人の優しさが目にしみただけ・・・ただそれだけ・・・・・・。

ギルバート:ろう君・・・。

セシル:それで、しばらく休みを取るのかい?

ろう:いや頑張りますけど。

ギルバート:休まないの!?

ろう:無理はしないけれど―――ここで休んだら、多分今年中にも終わらない気がする。

ギルバート:まあ無理する気はないなら止めないけど。

ろう:9月のスパロボまで欲しいゲームもないしねー。FFIFに集中出来るってもんさあ。

セシル:8月にはコミケがあるけど。

ろう:・・・・・・あ。

ギルバート:・・・・・・。

セシル:・・・・・・。

ろう:と、ともあれ残すところあと二章! 頑張って行きましょー!

全員:おーっ!

 


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