もっと自分は強い人間だと思っていた。
もっと自分は色んなことができるものだと思っていた。
だけど、結局何も出来ずに、母も父も死んでしまった。
それが、悲しくて、悔しくて。
自分が大好きだった両親が死んで、だけど自分なんかが生きていることに意味があるのか解らなくなって。
そんな事を考えている自分が虚しくて。
けれど、顔を前に向けられないくらい悲しくても、立ち止まってしまうほどに虚しくても。
彼はそれを乗り越える。 “弱さ” を乗り越えられる “強さ” を持っているから―――
******
「・・・・・・ん?」
目を覚ます。
ベッドの上に寝たまま、目だけ開けてしばらくそのままぼーっとする。「あれ。俺寝てた?」
誰に聞くでもなく呟いて、バッツは身を起こした。
「んー・・・と? 確か俺、セシルと戦って―――・・・どうしたんだっけ?」
首を捻る。
と、部屋のドアが開いて、ベイガンが姿を現した。
彼はベッドの上に身を起こしているバッツを認めると、にっこりと微笑んで。「お目覚めになられましたか・・・?」
「あんたは・・・」
「―――名乗っていませんでしたかな。ベイガン=ウィングバードといいます。どうぞよろしく」
「あ、いや、こちらこそ」丁寧に頭を下げるベイガンに、バッツは泡喰ったように頭を下げ返す。
「俺の名前はバッツ。バッツ=クラウザーだ」
「はい。存じております。 “剣聖” のご子息ですな」
「そういう言われ方は、慣れちゃ居るけど好きじゃねえな。俺はただの旅人だ。親父は関係ない」
「それは失礼しました」詫びるように頭を下げるベイガンに、バッツは調子が狂う。
別にベイガンが慇懃無礼というわけではないが、日頃敬語を使われなれていないバッツには、どうにも反応しにくい。「いや、そんな謝られることでもねえけど。言ったろ、言われ慣れてるって―――次から気をつけてくれればいいさ」
「解りました」
「あー、ところで。俺、どーして寝てたんだっけ? セシルと戦ってからの記憶がないんだけど」居心地の悪さを感じ、無理矢理に話を変えてみる。
すると、ベイガンは「はい」と一つ頷いて、事の顛末を語り始める。戦い終わってからずっと眠っていたことを知って、バッツは自嘲気味に笑う。
「はは。情けねえ」
セシルは負けを認めたが、これではとても勝ったとは言い切れない。
(ああくそ。なんか親父が “負け” に拘った理由が解る気がする・・・)
納得できない想いが胸の中に渦巻く。
いてもたってもいられずに、バッツはベッドから勢いよく降りた。「・・・お?」
急に身体を動かしたせいだろうか。
ベッドから降りた瞬間、立ちくらみがして、その場に膝をつく。「バッツ殿!?」
「う・・・くそ、なんか力が入らねえ・・・」
「まだ疲労が抜けきっていないのでしょう。しばらくは安静にしていませんと」ベイガンはバッツの身体を抱き上げると、ベッドの上に戻す。
バッツは抵抗しようとしたが、身体に力が入らない。あっさりとベッドの上に戻されてしまった。「寝ている場合じゃねえだろ。トロイアって所に行かなきゃいけないんだろうが。早くしないと出発・・・」
「セシル殿はもう出発しました。すでに新型飛空挺に乗って雲の上ですよ」一瞬、ベイガンの言葉の意味がわからずにきょとんとする。
一拍の間をおいて。「な・・・なにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!?」
******
「くしゅっ」
飛空挺エンタープライズの甲板で、小さくくしゃみをして、セシルは鼻をすする。
「セシル、風邪か?」
傍らにいたヤンが聞いてくる。
いや、と手を振って、セシルは後方―――バロンの方を振り返った。「バッツが目を覚まして、僕に文句でも言ってるんじゃないかな」
後ろへと流れていくあかね雲を眺めつつ、セシルは苦笑。
ヤンも笑って。「眠り続けていたとはいえ、黙っていたのはまずかったんじゃないか? せめて置き手紙でも残してくれば良かっただろうに」
「まあ、そこらへんはベイガンが上手くやってくれるだろうさ」そう言って、セシルは前方へと目を向ける。
そこには飛空挺の上からしか見ることができない夕焼けがあった。
地平線や水平線ではなく、雲の海に沈んでいく真っ赤な夕焼け。
白い雲を赤く鮮やかに染め上げて沈んでいくその雄大な様は、これからの戦いのことを少しだけ忘れさせた。「美しいものだな」
ヤンが呟く。
「飛空挺に乗るのは初めてだが、悪くないものだ―――正直、飛空挺というと “兵器” のイメージが強すぎて、良い印象がなかったのだが」
「・・・夢、なんだ」セシルは寂しそうに微笑して、言う。
「この飛空挺は、ある一人の男の夢の結晶なんだ。・・・けれど、僕はそれを兵器として使おうとしている・・・」
「セシル・・・・・・」寂しそうな微笑みの下に、どれだけの悔恨の気持ちが詰まっているのか―――それを想像して、ヤンはセシルに声を掛けられなかった。
気にするな、仕方のないことだ、と口にするのは簡単だ。
だが、そんな言葉では気休めにもならない相手だと、ヤンは知っている。「・・・気にするな―――とは言わん」
「ヤン?」
「だが、この飛空挺が夢だというのなら、そしてこの飛空挺をお前に託したというのなら―――夢そのものをお前に託したということだろう」
「・・・・・・」
「悔やむよりも、この夢を生かすことを考えればいい―――戦いが終わってからでも、夢を成就させるのは遅くない?」一息。
「そして、戦いを終わらせるのは、王たるお前にしか出来ないことだ」
「・・・うん。そうだね」と、頷いてから。
「・・・って、王!?」
ぎょっとして叫ぶと、ヤンはなんでもない事のようにさらりと。
「うん? ベイガンから聞いてないか? とりあえず、亡くなったオーディン王の代わりに、お前を王に立てると―――」
「ちょっと待て! それ、ベイガンの戯言じゃなかったのか!?」
「戯言とはなんだ。一応、その場にいたファブール、ダムシアン、バロン三国の代表が話し合った末に決まったことだ」
「当事者の居ないところで決めるなああああ」叫ぶセシルを宥めるようにヤンは手をふる。
「まあ、落ち着け。オーディン王がいない今、誰かが王に成らねば国が乱れてします。そしてそれはバロン国内だけの問題ではなく、近隣の国々にも影響を及ぼすだろう」
「だったら君がバロンの王になれば良いだろう!?」
「そう言うわけにはいかん。先の戦はあくまでも邪悪を打ち倒すための聖戦。しかもバロン王もニセモノで、誰もが操られていたに過ぎないとあっては、ダムシアン、ファブールの人間が王位につけば、たんなる侵略へと成り下がってしまう―――かといって、バロンの人間なら誰でも良いというわけでもない。その点、セシルならば我が国王も、ギルバート王子も納得するからな」
「僕が納得しないよっ!」激昂するセシルに、ヤンは「おや?」と不思議そうな顔をする。
「出立前にベイガンに聞いた話に因れば、セシルも幾つかの条件と引き替えに承諾したとか―――」
「う・・・」確かに承諾した。
だが、それは話が流れると踏んでの承諾だ。
ダムシアンやファブールが絡んでいるなら話は別だ。(戦争に勝ったダムシアンやファブールが睨みを利かせれば、貴族や騎士だって黙らざるをえなくなる・・・ベイガンの自信はこいつか!)
迂闊と言えば迂闊だった。
“命の恩人” の話に気を取られて、そこまで頭が回らなかった。
もしかしたら、ベイガンはそれを計算して墓参りに連れていったのかも―――と少し思ったが、すぐに否定する。(まあ、そんな器用な人間じゃないよなあ・・・)
「そう言うわけで、セシル。いやバロン王。戦いを終わらせるのも、この飛空挺が夢叶えるのも、全てはお前次第だ」
「・・・まだ王じゃない」せめてものの抵抗してみる。
だが、この戦いが終わってしまえば王になるのは免れそうもなかった。(王様なんて、そんなガラじゃないのになあ・・・)
憂鬱な溜息が自然と漏れた―――
******
穴を掘り続ける―――
少年の小さな身体では、大人用の大きなスコップは上手く使えない。
少年の小さな力では、固い土は少しずつしか掘っていくことができない。それでも少年は休まずに穴を掘り続ける―――
「・・・何をして居るんだね?」
声は頭の上から降ってきた。
自分に向けられたものだと解っていたが、少年は答えずに黙々とシャベルを動かす。
反応するだけの余力もない。「―――いや見れば穴を掘っているのは解るのだがね。ただ、今のは会話のキャッチボールをだね・・・」
「・・・・・・誰、ですか?」無視しても良かったが、延々と語り続けそうだったので、思わず声が出た。
疲労のために小さくかすれたような声だったが、それでも相手には届いたようで、「なに私は通りすがりの」
「誰でも、構いませんが、ここの主に、用事があったなら、それは無駄足です」
「・・・寂しい会話のキャッチボールだなあ」本気で寂しそうな情けない声。
でもあまりめげずにすぐに立ち直って続ける。「用事と言えば用事だが―――微妙なところでね」
言われた意味はよく解らなかった。
から少年は何も応えない。「ここの主が亡くなったと聞いたのでね。・・・だからどうしたというわけではないのだが」
何を言いたいのか良く解らないが、一つだけ解ったのは、どうやら “神父” の知り合いだということらしかった。
声の主は説明することを諦めたようで、一旦言葉を切ると、再び尋ねてくる。「墓穴を掘っているのかね?」
少年は頷く。
ふうむ、と声は唸って。「しかしまだ全然掘れていないようだが?」
「・・・・・・」
「手伝おうか?」
「結構です」
「いや、そんなこと言わずに―――」そう言いながら、声の主が少年の手からシャベルを取り上げる。
疲労のせいか、シャベルはあっさりと少年の手から離れた。「一人でやるよりも二人でやる方が早いだろう―――っと!?」
「返せッ!」少年がシャベルめがけて飛びかかる。
反射的に、声の主はシャベルを引いた。
少年の手が空を掴んで、そのまま地面に倒れ込む。だが、すぐに立ち上がると再びシャベルを奪おうと睨みつける。「返せ・・・・・・これは・・・僕の罰なんだ・・・だから・・・僕が掘らなきゃ・・・」
「罰・・・?」
「掘らなきゃ・・・いけないんだ・・・穴を・・・・・・僕が、殺したんだから・・・・・・」
「君が墓穴を掘れば、彼は喜ぶのかね?」その声はさっきまでのものと響きが違っていた。
優しさと厳しさが同居したような、少年の胸を貫くような声。
少年は思わず声の主を見上げる―――そこで初めて声の主を見た。見覚えのある顔だった。
この国の人間なら誰でも知っているだろう。「バロン・・・王・・・?」
「む。バレたか―――まあ訃報を聞いて飛んできたからな。それでも変装くらいはしてくるべきだったか」
「どうして・・・バロン王が、こんなところに」声の主―――王は少年が掘った穴を見て。
「その穴に入る人間とは古い知り合いだった―――たったそれだけの関係だ、と彼は言うだろうな」
それよりも、と王は少年にシャベルを少しだけ掲げてみせる。
「先程の質問だ。彼は、君がボロボロになってまで自分の墓穴を掘って欲しいと望むような人間だったかね?」
「・・・そ、それは―――でも、これは僕の罪、だから・・・」天上人のような身分の人間相手に、少年はしどろもどろに言い訳じみた言葉で応える。
「手伝わせてはくれないかね」
「・・・え?」
「君の罪を償うことを、手伝わせてはくれないかね?」
「でも、そんな王様が―――」
「今の私は王ではないよ。彼の古い知人に過ぎない―――もっとも、彼は知人と呼ばれることすら許してはくれないだろうが」王の――― “神父” の知人が言っている言葉の意味は、少年には解らなかった。
ただ、「許してはくれない」と言った時の王の瞳が寂しそうに揺れたのを、少年は見逃さなかった。その瞳が妙に印象的で、だから少年はそれ以上何も言うことが出来なかった。少年が黙ったのを見て、許諾だと思ったのか王は穴を掘り始める。
ザクリ、ザクリ、と土が掘られていく。
少年の罪の象徴たる穴が掘られていくのを見ながら、疲労の限界が来たのか、少年の意識は徐々に遠くなって行く。王の寂しい瞳を脳裏に焼き付けて。これが。
これが、誰も知らない。セシルとオーディン王の初めての出会いだった―――
第13章「騎士と旅人」 END
次章予告ッ!
長い長い、っていうか長すぎるセシルVSバッツの話も終わって、ようやく本筋再起動!
てゆうか、お母様が出てるのに、私が回想シーンオンリーってどゆことホワーイ!?
ディアナ「それは真のヒロインが私だから」
認めない認められないわそんなこと!
そう言うわけで、次章は私が大活躍! ローザ乱舞が吹き荒れる!
えーと、決め台詞。決め台詞とか必要ね―――綺麗なバラにはトゲがあるのよ・・・どうかしら、これ?
ろう「いや次章もローザさん出てくる予定ないし、決め台詞はパクリだし」
ケアルガー!
ろう「ぎええええええっ!?」
実はろう・・ふぁみりあは霊体なので、回復魔法でダメージを与えられるのよ!
セシル「君の場合、回復魔法とか関係ないだろ」
ああン。セシるんるん、愛らびゅーん!
セシル「やめて、その呼び方―――っていうかちゃんと予告しなよ」
むー。まあセシルがそう言うなら―――えっと、台本台本。
・・・コホン。
土のクリスタルを手に入れるため、トロイアヘと向かったセシル達。
トロイアにはギルバート達が先行しているはずだったが・・・
セシル「王子、その怪我は!?」
ギルバート「ごめん、ドジっちゃった」
ファス「わ、わたしのせいで王子が・・・・・・」
セシル「って、君誰!?」
はいFFIF名物オリキャラ登場。ちなみにキャラの名前は予定無く変更されるかもしれません。
ファス「ひ、酷いっ!?」
話を聞いてみたところ、クリスタルは奪われて、磁力の洞窟にあるとのこと。
だが、その洞窟では金属製の装備は強力な磁力に吸い寄せられてしまう。
セシル「デスブリンガーとライトブリンガーも駄目なのか・・・」
エニシェル「人形も金属部品が使われておるからのう。妾は外で待っておる」
装備から金属を全て除いて、セシル達は洞窟の最深部を目指す。
そこで待ち受けていたのは、失われしダークエルフの王!
土のクリスタルの加護を受け、セシル達の攻撃は通じない。
唯一の弱点は金属の刃だけ。絶体絶命のピンチに陥ったその時―――
ギルバート「・・・これが、今の僕に出来ることだ・・・!」
ファス「王子・・・」
ギルバートの竪琴が鳴り響く時、奇跡が起きる!?
てなわけで次章!
ファイナルファンタジー4 IF(仮)
第14章 「土のクリスタル」
を、読んでくれないとケアルガしちゃうぞっ♪
セシル「あー、さっきろう・ふぁみりあに使ってたね」
ろう「うひい・・・ズタボロですよう・・・」
ふっ。流石はケアルガ。この破壊力!
セシル「だから白魔法で破壊力とか言ってる時点でおかしいって気づいてくれ」
あとがきがわりの座談会ッ! 第十三話「第一回FFIF人気投票・発表」
ろう・ふぁみりあ(以下ろう):さあて、ようやくこの章も無事に終わって座談会ですよー。
バッツ=クラウザー(以下バッツ):ちょっと待て!
セシル=ハーヴィ(以下セシル):人気投票・・・? いつそんなのやったんだよ?
ギルバート=クリス=フォン=ミューア(以下ギルバート):あ、もしかしてあれかな。wev拍手。確かコメント欄に好きなキャラ書いてくれってあったような・・・
ろう:いえすギル公。その通り。
ギルバート:え、当たり。うわ、やった!
ろう:ちなみに正解したギルバートには、ドラゴンクエストより “バシルーラ1年分”が送られます。
ギルバート:なにそれ!?
ろう:空の彼方へ飛んで行けッッッ! バシルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーラッ!
ギルバート:うわああああああああああああああああっ!(きらーん☆)
ろう:さて、邪魔者がいなくなったところで今回の解説―――ぐあっ!?
ギルバート:ろ、ろう君!? ・・・あれ。戻って来ちゃった・・・?
セシル:どうやら世界一周してきたみたいですね。
ろう:今時誰が解るんだこんなネター!? というかギル公、重い!
ギルバート:あ、ごめん・・・・・・よいしょっと。
ろう:ぐええっ!?
バッツ:おお、降りる時に体重かけて飛び降りるなんて・・・やるじゃん、王子様。
ギルバート:えっ・・・いや、そんなつもりは・・・大丈夫、ろう君?
ろう:・・・きゅうぅぅ・・・
プロローグ
A.「二つの過去」
B.「懐かしい再会」
C.「悔しさと情けなさ」
D.「懐かしい雰囲気」
E.「英雄」
F.「決闘直前」
G.「実況する者」
H.「決闘開始」
I
.「己が全てを賭ける時」
J.「『勝ちたい!』」
K.「無念無想」
L.「闇、再び」
M.「闇という孤独の中で」
N.「穴を掘る少年」
O.「通ずる言葉」
P.「疾風」
Q.「通ずるもの」
R.「
”―――その剣は・・・” 」
S.「 “最強”
対 “最強” 」
T.「切り開くための力」
セシル:・・・・・・
バッツ:・・・・・・
セシル&バッツ:多ッ!? てか長ッ!
ギルバート:本当に多いなあ。―――ああ、残念だ。その場に居なかったことが残念でならないよ。さぞかし後世に伝わるような激戦だったんだろうね。
ベイガン=ウィングバード(以下ベイガン):それはもう! かつてのオーディン様とドルガン殿の試合と並ぶほどの名勝負でした!
ギルバート:その試合も僕は知らないんですよね。詩にしたいので、今度詳しく聞かせてくれませんか?
ベイガン:喜んで―――なにせ、あの戦いを知るのは、もう私の他にはミシディアの長老だけになってしまいましたから。詩に刻んで頂ければ幸いです。
ギルバート:ええ。―――ああ、もちろんセシルとバッツの決闘もね。
セシル:そんな大したモンじゃないんですけどね―――ねえ、バッツ?
バッツ;ああ。大体、あれで決着がついたとは言えねえだろ。納得できねえ。
ベイガン:二人とも、かつてのお二人と同じ事を言われますなあ。
セシル&バッツ:・・・う。
ろう:本当はこの決闘、もう少しすっぱり終わる予定でした。
バッツ:すっぱりって・・・すっぱり俺が負けるとか?
ろう:逆ですよ。どちらかというと、セシルさんの完敗って形で終わる予定でした。
セシル:へー・・・
ろう:もともと、この “決闘” はレオ戦でやり残したことをやりたかっただけなんですよ。
レオ=クリストフ(以下レオ):やりのこしたこと?
ろう:はい。決闘の最後で、バッツさんが折れた刀と切っ先を合わせたじゃないですか。あれ、本当はレオさんとの戦いの時にやるはずでした。
バッツ:あー、それがレオ戦じゃ斬鉄剣を使っちゃったから・・・
ろう: “折れた刀” を有効利用できるネタだったので、是非ともやりたかったんですよ。このためだけに今章は存在したようなものです。
セシル:その割には印象薄くない? このネタ。
ろう:・・・ “無念無想” やら
“原初の闇”
やら、想定してなかったネタがぽんぽんでてきたせいです。
てゆうかセシルさん、強すぎですよ! 本当は
“無念無想”
なんかなくても、セシルさんは一方的に追いつめられるはずだったのに。
セシル:僕に言うなよ。
ろう:最初の構想では、バッツさんがのとどめの一撃をセシルさんが防いだ時に、刀が折れて空に跳ね上がり、
セシルさんが勝負が付いたと思った瞬間、バッツさんがセシルさんに折れて届かないはずの刀を突き出して―――
で、丁度良く刀が落ちてきて合わさり、その一撃を交しきれずにセシルさんの負け。とかそんな感じ。
セシル:本当に一方的に僕の負けだな。
ヤン=ファン=ライデン(以下ヤン):というか、セシルは実際にどれだけ強いんだ? 最近、解らなくなってきた。
ろう:登場人物の中では強い方じゃないって設定なんですけどね。バッツさんと互角に渡り合えるのは単なる相性の問題だし。
セシル:僕が強いと思えるなら、それは装備のお陰だよ。真面目な話、暗黒の武具やライトブリンガーがなければ、僕は何も出来ない。
ろう:現に、読み返してみると解るんですが、カイポの村でシャドーブレイド手にするまで、そんなに際だった戦闘力は見せていませんし。
バッツ:あ、ホントだ。
ギルバート:でもシャドーブレイド手にしてからが凄いよね・・・。
ろう:う。そう言われると返す言葉もないので殴る!
ギルバート:痛い!? なんで殴るのさ!
ろう:ギル公だからだ!
ギルバート:わけわかんないよっ!?
ギルバート:決闘が終わった直後ですね。
ろう:カインさんとバルバリシアさん登場。
カイン=ハイウィンド(以下カイン):フッ・・・セシル、久しぶ
バルバリシア:さっさと助けに来なさいよ。でないと本気で殺すわよ・・・!
カイン:って、おいバルバリシア。なんでそんなに機嫌が悪いんだ?
バルバリシア:べーつーにー。
セシル:・・・なんか、ローザって、敵味方関係ない人だよなあ。
ローザ=ファレル(以下ローザ):やだもう、セシルったら。そんなに褒めないでよ♪
セシル:いや、褒めてなんか・・・褒めているのか。
セシル:今明かされる、僕の育ての親である ”神父” とオーディン王の接点。
ろう:いや驚きですね。まさかこんなつながりがあったとは・・・!
セシル:って、君が驚いてどうする!
ろう:だってこの設定、前章書いた時に思いつきましたし。
つか、我ながら上手い具合にはまったなあと思っていたり。
オーディン王がセシルさんを “神父”
に預けた理由と、神父が死ぬまでオーディン王が姿を表さなかった理由。
その二つが一気に解決しましたし。
セシル:その言い方だと、神父とオーディン王の関係、前章まで決まってなかったように聞こえるけど。
ろう:いえす。いや、なんとなく昔の冒険仲間かなー、とか考えてたんですけどね。最初は。
セシル:相変わらずの無軌道無計画無設定ぶりだね。
ろう:やだもう、セシルったら。そんなに褒めないでよ♪
セシル:君が言うなよ! 気色悪い・・・。
ベイガン:ふむ・・・死に損ねてしまいましたな。
セシル:死んでもらっちゃ困るよ。君はこの国に必要な人だ―――
ろう:この章でやりたかったこともう一つ。ベイガンさんを生き延びさせること。
誰かが止めなきゃ、この人死ぬなーと思っていたので、そのフォロー。
ベイガン:そもそも、どうして私は生き延びたのですか。
ろう:やっぱり王様の側近というか、補佐役が必要だったから。最初はロイドさんにしようとも思ったんですが、この人はエンディングで―――
ロイド=フォレス(以下ロイド):エンディングって、このFFIFのエンディング? なんですか? 何が起るんですか、俺。
ろう:まあ、それは最後のお楽しみ。
ロイド:楽しみに待てるかあああ。むっちゃ気になるわ!
ろう:まあまあ、悪い事じゃないんで。
ろう:出すつもりの無かった人二人。
ウィル=ファレル(以下ウィル):それは私とディアナさんのことかな?
ろう:他に誰がいるんですか。まあ、この話はちょっとした伏線みたいなものなんですが。
ウィル:伏線?
ろう:ええ、一応・・・大したネタでもないんですけどね。
セシル:うう・・・本当に昔なじみほど厄介なものはないなあ。
キャシー=リン(以下キャシー):胸中、お察しいたします。
セシル:察してくれるなら、もう少しやりようがあっただろ!?
キャシー:申し訳御座いません。
セシル:う・・・素直に謝られると弱いな・・・
キャシー:次からは察しないようにいたします。
セシル:って、そっちじゃないよ!?
キャシー:察してもやりようが御座いませんし。
セシル:そ、そうかなあ・・・?
X.「エンタープライズ」
Y.「出立直前」
エピローグ
ろう:この三つは一つになるはずでした。いや、W.「ディアナ、襲来」も含めて四つか。
セシル:いつものことだけどね。
ろう:だって、ディアナさんが襲来しちゃったんだから仕方なじゃいないですか!
セシル:W.「ディアナ、襲来」別になったのはその理由で良いけど、後が三つに分かれた理由は。
ろう:い、いや時間がなくて・・・(今更、三国無双とデビルサマナーにプチハマりしたなんて言えません)。
セシル:ほほう。懐ゲーにプチハマりしてたのが原因か。
ろう:ぬあ!? セシルさんいつのまに読心術を!? というか、懐ゲーってどこでそんな専門用語を覚えたんですか。
セシル:毎度毎度、ゲームのやりすぎで話の進行が遅れてたら、嫌でも覚えるよ(嘆息)。
ゴルベーザ:―――私の飛空艇は、お前らの遊びの飛空艇とは違うんだ。
シド=ポレンティーナ(以下シド):遊びなんかじゃないわい。
ゴルベーザ:なに!?
シド:飛空艇はワシの夢じゃ!
バッツ:・・・どこのサッカー漫画だ? しかも古い。
ロイド:食堂・・・もとい、飛空艇での借りはいつか返す!
バッツ:お前も乗るなよ。
セシル:う、動いてる・・・・・・僕の心臓まだ動いてる・・・!
バッツ:セシル!? お前もか!?
ローザ:キャ―――ッ! セシルくーん、頑張ってー!
キャシー:お嬢様、それは間違いです。セシル様は心臓病の人なので、ここはシド様に声援を送るのが正しいかと。
バッツ:てか、なんでセシルが心臓病なんだよ。病弱ってわけじゃないだろ。
セシル:ほら、一時期ダークフォースの使い過ぎでボロボロだった時あったじゃないか。
バッツ:あー。ろう・ふぁみりあが忘れてたあげくに、いきなり完治させやがったあの設定か。
ろう:な、なかったことにしなかっただけマシじゃないですか・・・
ろう:ちなみにシドさんの “夢” の元ネタは、某マジンガーのパイロットだったりします。
シド:なんと!? 愛と勇気と希望で呼ぶのか!?
ろう:それはマジカル○リンセス。希望じゃなくて友情ですよ。
セシル:で、元ネタってどういう意味―――あ、まさか! エンタープライズが最後には変形して巨大ロボットになるとか!?
ろう:ああ、それも良いなあ―――ってンなわきゃないでしょうが。
バッツ:お前だったらやりかねないだろ。
ろう:違います。確かスパロボMXだかで、 “銀河中を飛び回って、他の星の人達と交流するのが夢” とか言ってたんですよ。
シド:おお。ワシの夢も一緒じゃ。あの飛空艇で、世界中を繋ぎたい―――そのために、ワシは飛空挺を作っておる。
セシル:シド・・・
ヤン:その夢を叶えるも潰すも、セシル次第というワケか。
セシル:う。・・・なんかこの章って、色々と背負わされてるなあ。
ろう:そいやそうですね。ローザさんの事に、バロンの国のこと。そして、シドさんの夢。
ローザ:全部、セシルの肩に掛かってるのよね!
セシル:嬉しそうに言うなよ。・・・はあ。こっちは、色々落ち込みたい気分なのに・・・
ローザ:えっ!? もしかして私がいないから寂しくて落ち込んじゃう!?
セシル:それはないから。
ローザ:ぶう。
セシル:・・・僕が騎士になったのはオーディン王の為だ。だけど、その王はもういない。
じゃあ、僕はこれからなんのために剣を振るえばいいんだろう?
バッツ:さあて、じゃあ、そろそろ人気投票結果見てみようか。
ろう:あまり来てないですけどね。その中でもセシルさんとバッツさんがダントツですかね。
ロイド:そりゃ仕方ないでしょう。だって、この章はセシル隊長とバッツの話みたいなモンですし。
セシル・・・・・・おーい、聞いてる・・・?
バッツ:聞いてるよ。でも答は出てるだろ?
ロイド:そうそう。本気で落ち込んでるなら、アンタはそれを表には出さないでしょう? 出したってことは決意が出来てるって事。
セシル:・・・う。バレてる・・・。
ローザ:バロンを離れたのだって、王様の為ってわけじゃないでしょう? それは貴方が
“正しいと思うこと” を選択した結果。
そして、今、トロイアの土のクリスタルを手に入れようとするのも同じ。そうでしょ?
セシル:・・・そうだね、その通りだ。―――やれやれ、本当に昔なじみというのは厄介だね。感傷に浸ることすら許してくれない。
ローザ:本気で慰めて欲しいというなら、ぎゅって抱きしめてあげるわよ?
セシル:抱きしめて欲しいのは君だろう?
ローザ:うんっ♪
セシル:(苦笑)まったく、ローザは仕方ないなあ―――おいで。
ローザ:うんっ、セシルっ♪
セシル:―――ローザ・・・(ぎゅっ)。
ティナ=ブランフォード(以下ティナ):セシル♪(ぎゅっ)
ローザ:って、あああああああああっ! ティナ! 何時の間に!
ティナ:ふっ! 私の目が黒いうちは、このあとがきでラブシーンなんてやらせないわ!
ローザ:ティナの瞳って緑色じゃない。
ティナ:あ、セシル。そろそろ人気投票の結果発表始まるわよ。早く行かなきゃ。
セシル:え、あ、ああ・・・。
ローザ:無視しないでー!
ろう:はい。
ギルバート:というわけで人気投票のサプライズ結果発表です。
バッツ:つか人気投票じゃないだろ。どっちかっていうと、アンケート?
ろう:アンケートも人気投票も変わらないと思いますが―――では、票数も少ないので第1位から行っちゃいましょう!
バッツ:初っぱなかよ! 盛りあがらねえー。
ろう:とかのたまってるバッツさんが1位ですよ?
バッツ:・・・へっ?
ろう:今回は2007年4月14日から5月27日までのコメント集計した結果の発表です。その中で一番多かったキャラは―――
ギルバート:票数17、アンチ票数3、トータル―――
第一回FFIF(仮)人気投票
1位:バッツ=クラウザー(14P)
バッツ:じゅーよんひょうで1位って・・・少なくないか?
ろう:こんなモンじゃないですか? 特に「人気投票」とは告知してませんでしたし。
バッツ:うん、まあいいや―――ともかく俺を好きだって言ってくれた人達ありがとーっ! これからも、俺頑張るぜっ!
ろう:・・・次章、出番ないですけどね。
バッツ:ぐはっ!? そ、そーいや置いていかれたんだっけ。俺。
ギルバート:あと、バッツはアンチファンも居るみたいだね。だから本当は17票なのに、3票マイナスして14ポイント。
バッツ:なにいっ! どこのどいつだトン畜生ッ!
ギルバート:無記名だから解らないって。で、以下がコメント一覧。赤字がアンチとしたコメントです。
*いつも楽しく読ませて頂いてます。個人的には、バッツが格好よくてとても好きです。
*バッツ好きだけどFF5IFまでにキャラが完成しちまわないか?と思ったり
*バァァァァァァッッッッッッツ!!!!!あとセシル。
*楽しく読んでいます。好きなキャラはバッツです。
*バッツ
*最高です。好きなキャラは・・・バッツ、リディア、後性格で言えばローザでしょうか。
*小説いつも楽しく読ませて頂いています。現在のセシル対バッツ、バッツ好きとして善戦ぶりが嬉しいです!
*最近以前よりも強く格好よくなったバッツが好きです!
*いつも楽しく読んでます♪てか、このサイトに来るのは日課になりつつありますw
この頃は特に、FFキャラの中でも大好きなバッツが活躍してるので本当に嬉しいですvこれからも、ちょくちょく来るので、頑張ってくださいw(モカ
*好きなキャラは…バッツ=クラウザーでしょうか。 偽兄妹ネタはまた見たいです。
*どうしてバッツが強くて目立ってるのかが不思議です
*バッツキィィック!!
*なんかバッツが強いというのが納得いきません
*定番ですが、一番好きなのは諸ッ中倒されて起き上がるバッツが好きです。
*キャラとして惹かれるのはバッツですが、人間として普通に好きなのはフライヤですかね〜。
*きゃあぁぁぁvvvバッツかっこいいです〜〜vV
*かっこわるくてかっこいい、バッツが好きです。
*バッツがいい感じです。影が薄くないバッツが新鮮で◎!
*うわうわうわ〜〜〜wwwバッツ格好良すぎですっvv
*セシル強い!逆にバッツはリベンジどころか自分からふっかけて返り討ちとか大分ヘタレだね
バッツ:・・・俺が強いことが不思議がられて納得できねえって・・・・・・
ろう:バッツさんは最初弱くて、クリスタルの力で段々強くなる、ってのが定番のような気がしますしね。
ギルバート:アンチじゃないコメントの中でも
“バッツ好きだけどFF5IFまでにキャラが完成しちまわないか?と思ったり”
なんて危惧するものもあるし。
ろう:あ、それなら心配無用です。FF5IFの主人公はバッツさんじゃありませんし。
バッツ:おい。
ろう:あ、間違い間違い。 “おそらく” 主人公はバッツさん。
バッツ:・・・なんか、どっかで聞いた覚えのあるフレーズだな。
レナ=シャルロット=タイクーン(以下レナ):あの、ろう・ふぁみりあさん・・・?
ろう:おや、どうしました? FF5IFで限りなく主人公に近い主人公のレナさん。
バッツ:おい待て。
レナ:えっと、姉さんが急用であとがきにこれないからそれを伝えに・・・
ろう:あ、解りました。急用じゃ仕方ありませんね。
レナ:それじゃ。・・・あのっ、FFIF、頑張ってくださいねっ(そう言って走り去る)。
ろう:ううむ。まさか突然、FF5IF主人公のレナさんが来るとは。
ギルバート:まるで、FF5IFの主人公性を強調するために出てきたような登場だったね。
バッツ:だから待てよお前らあああああっ。
ろう:おや、どうしましたか、もしかしたらFF5IFで主人公のバッツさん。
バッツ:・・・なんか、今更だけどセシルの気持ちが良く解ったぜ・・・・・・
ろう:それでは、続けて行きましょう! 第二位!
ギルバート:はい。第二位は、票数11で―――
2位 セシル=ハーヴィ(11P)
ギルバート:以下がコメントです。
バッツ:う。アンチ票がない・・・
ギルバート:というか、あったの君だけだよ。
バッツ:うううう・・・・・・(涙)。
*はじめまして!IF、いつも楽しみにしてます!セシルがとても素敵です。
*セシルに聖剣技又は暗黒剣を
*ここの小説のセシルはダサ格好良いっす。惚れます。
*バァァァァァァッッッッッッツ!!!!!あとセシル。
*FFIFおもしろいですとくにセシルとカインのやりとりがさいこう!
*セシル・ハーヴィー
*セシルかな、いちお主人公?だから
*セシルが好きです!あとセリス!
*ふみゅう、では、久方ぶりに便乗して、お久しぶりです、魔龍です。私が好きなキャラ?セシル以外にいるわけがないでしょう!!!
*セシルです。闇を背負ったかんじがなんともいえない。
*セシル強い!逆にバッツはリベンジどころか自分からふっかけて返り討ちとか大分ヘタレだね
ろう:さり気なくウチでMASUTER CROSS書いてる魔龍さんがコメントしているのがポイント。
バッツ:そこがポイントかよ!?
ろう:だって、他にネタになるようなコメントがありませんし・・・あ。
バッツ:なんだよ。
ろう: “セシル強い!逆にバッツはリベンジどころか自分からふっかけて返り討ちとか大分ヘタレだね”
と、バッツさんのアンチ票が得票になってるところもポイント。
バッツ:それはもういいっ!
ろう:うーん、他にネタありませんねー。っていうか、セシルさん本人の姿が見えないんですが。
セリス=シェール(以下セリス):あの色男なら、あっちに居たわよ。
ろう:え?
ティナ:さあ、早く行かなきゃ人気投票が終わっちゃう!
ローザ:そうね、早く行きましょう、セシル!
セシル:いや・・・その・・・二人とも手を離して・・・
ローザ:ティナ! セシルが困ってるわよ! 手を離しなさい!
ティナ:そっちこそ。ローザが手を離せば、セシルは私と一緒に行けるのよ。
ローザ:一緒に行くのは私ー! 私がセシルと行くのー!
ティナ:本編じゃ一緒なんだから、後書きくらい譲りなさい!
ローザ:一緒じゃないもん! 私、捕まってるもん。
ティナ:私なんか出番すらないんだからね!
セシル:じゃ、じゃあさ、せめて三人で仲良く―――」
ローザ&ティナ:セシルは黙ってて!
セシル:・・・は、はい・・・
ろう:・・・・・・
バッツ:・・・・・・
ギルバート:・・・次、進めましょうか。
バッツ:そだな。
ギルバート:ええっと、気を取り直して第3位は4票で―――
3位 セリス=シェール(4P)
セリス:4票というのはともかく、3位というのは、出番の割には悪くない位置ね。
ろう:奇しくもFF4IF、FF5IF、FF6IFの主人公がならんだというのも面白いですね。
ロック=コール(以下ロック):ええっ、FF6IFって俺が主人公じゃないのかよ?
ろう:ロックファンには悪いですが、かすりもしてません。一応、主人公はティナさんとセリスさんの予定。
ロック:うう、せつねー(涙)。
セリス:泣かないでよ。それに、元々FF6は誰が主人公でもおかしくないし。大体、この作者の予定は未定だし。
ろう:それ言われると私が切ないですよ? 泣きますよ?
セリス:泣け。
ろう:うえーん(涙)。
ギルバート:え、ええと、以下がコメントになります。
*これからばしばし拍手しますね^^す、好きなキャラは・・・(迷)苦労人セリスで!!(笑)
*セリス将軍好きです。レオとケフカ3人の会話がまた見たいです!
*セリスいいです!もっと活躍してほしい
*セシルが好きです!あとセリス!
セリス:・・・・・・
ろう:・・・セリスさんって苦労人だったんですか。
セリス:苦労人にしたのはどこのどいつよっ!
ろう:えっと・・・ローザさん?
セリス:貴方がそう書いたからでしょうがっ!
ろう:す、すいませんっ。
バッツ:3位で4票か・・・じゃあ、次は何票なんだろうな?
ろう:2票ですね。しかも二人います。
ギルバート:はい。そう言うわけで第4位はこちらの二人です。
4位 ローザ=ファレル(2P)
同位 クラウド=ストライフ(2P)
*はちゃめちゃで原作のイメージとはかけ離れているけれどセシル命のローザが好きです
*最高です。好きなキャラは・・・バッツ、リディア、後性格で言えばローザでしょうか。*クラウド〜
*クラウド大好きです!もっと書いてください!! 遥
ろう:・・・うーむ。ローザさんのアンチがいないのが不思議だなあ。バッツさんには居たのに。
バッツ:それはもういい!
ろう:原作と印象掛け離れてるのに、意外意外。
セリス:そんなこと言ったら、この話、皆原作とは規格外じゃない。
ろう:うっ・・・痛いところを・・・っ!
ギルバート:さて、最後。第6位以下の発表です!
6位 セフィロス
同位 ファリス=シュルヴィッツ
同位 レオ=クリストフ
同位 エニシェル
同位 ミスト
同位 フライヤ
同位 リディア
*やっぱセフィ兄さんでしょ
*ファリスが好きです!再登場を切に願っております!
*実はレオ将軍だったり・・・ 仲間になって欲しかった・・・ てか人にショック!は凄まじい・・・
*最近ちょっとエニシェルさんがステキですね by ドレッドノート
*FFIFで好きなキャラクター・・・というか最強だと思うのは「ミスト」だと感じているのは私だけ?w(byキャットティルという超ありきたりな猫の一族
*キャラとして惹かれるのはバッツですが、人間として普通に好きなのはフライヤですかね〜。
*最高です。好きなキャラは・・・バッツ、リディア、後性格で言えばローザでしょうか。
ろう:個人的にはエニシェルさんとミストさんの二人のコメントがあったのが嬉しいですね。
バッツ:一番最初、エニシェルにコメントが来た時は、嬉しすぎてTOPで紹介したしな。
セリス:そういえばリンクは直したの?
ろう:え、ええと・・・
セリス:とっとと直しなさいよ。そんくらいすぐできるでしょ!
ろう:いやあ、直すついでにリンクページも整理したいなあって―――ここあとがきですよね? TOPじゃないですよね?
セリス:なんでもいいからさっさと直す!
ろう:は、はいいいっ!
ギルバート:というわけで人気投票終了〜。
ろう:え? まだ一つ残ってるけど。
ギルバード:あれ。コメントは全部確認したけど、なにかあったっけな。
ろう:しょうがないなあギル公は。自分の事なのに。
ギルバート:え、それってもしかして―――
ろう:それでは人気投票最下位の発表です。アンチコメント50票で―――
最下位 ギルバート=クリス=フォン=ミューア(-50P)
ギルバート:ごじゅうっ!? ってゆか文字が小さっ!
ろう:ギル公にはこれくらいが丁度良いだろ。では以下がコメント。
*ギル公が格好良すぎます。もっと駄目にしてください。
*え、好きなキャラ? ギル公じゃないことだけは確かだね。
*ギル公は駄目であります。嫌い、ではなく駄目なのです。
*とりあえずギル公にマイナス一票。
*ギル公が泣きべそかいて隠れてるシーンとか書いてください。
ろう:流石に50個もコメント並べると可哀想なので止めますが。
ギルバート:というか、確認するまでもなく、これって君が書いたものだよね?
ろう:な、なななななななっ、なにを証拠に!? そんなことするはずないじゃないですか!
ギルバート: “ギル公” なんて僕を呼ぶの、君以外に居ないし。
ろう:い、居ますよ。
ギルバート:どこに?
ろう:え、ええと・・・大○険大陸在住のラ○シオンさん。
ギルバード:それはギル違いだろ。
ろう:う、うわああああああああんっ! ギル公に虐められたあああああっ!(泣きながら逃げ出す)
ギルバート:いや、虐められてるのは僕の方・・・だと思うんだけど。
セシル:―――強くなりましたね。
ギルバート:セシル!? ・・・いや、僕は強くなんか・・・
セシル:少し前なら、泣いていたのは王子の方だったでしょう。
ギルバート:それは、そうかも・・・アンナー、とか喚きながら泣いていたような気がする。
バッツ:だよなあ。それを今や、ろう・ふぁみりあを逆に泣かせてるもんな。
ギルバート:いや、それは単にろう君の自爆だと思うけど・・・ところでセシル?
セシル:はい?
ギルバート:どうして蛇みたいに這ってるのさ? なんか身体の半分コゲてるみたいだし。
セシル:・・・・・・さっき、二人のケンカを止めようとしたら、まるで狙ったかのように火炎魔法と回復魔法の直撃を受けて―――
ギルバート:そ、それはご愁傷様・・・
セシル:はあ・・・人気投票には間に合わなかったし、散々ですよ―――
ローザ:あー、セシル見つけたーっ!
ティナ:セシル、可哀想。ローザから逃げるためにこんな所まで。
ローザ:あ、そういうこと言う! そう言うこと言うんだ―――。
ティナ:ふうん、やる気なんだローザ。なら、こっちも容赦しないから!
ローザ:喰らいなさい! 必殺! 次回予告でろう・ふぁみりあを消滅させたケアルガーっ!
ティナ:ライオットソードッ!
セリス:―――魔封剣!
ローザ&ティナ:あっ・・・?
セシル:た、助かった・・・ありがとうセリス―――セリス?
セリス:いい加減にしてくれない・・・・・・?
ローザ:ど、どうしたのセリス? ちょっと顔が怖いわよ?
セリス:・・・最近出番がなさすぎて、ストレス溜まってるのに・・・・・・
ローザ:そんなの私だって同じよ・・・?
ティナ:そ、そう! 私なんかもうずっと出番ないんだから!
セリス:(聞いてない)・・・出番があったらあったで、ローザに振り回されっぱなし・・・あとがきだって―――
ティナ:ろ、ローザ。謝るなら今のウチよ!
ローザ:な、なんか納得できないけど、一応謝るわ。怖いし―――ごめんなさい(ぺこり)。
セリス:(見ていない)しかもよりによって票数が4。しかもコメントには “苦労人” とまで書かれるし・・・
ギルバート:ちょっ、セリス将軍! 落ち着いて!
セシル:さ、作者ー! 人気投票なんかやった責任者として出頭しろおおおっ!
ナレーション:ば く は つ す る ー !
セシル&ローザ&ティナ:嫌なナレーションが入ったあああああああっ!?
セリス:喰らえストレス発散のための必殺魔法剣!
マナ・ストームッッッッッッ!!!
セシル&ローザ&ティナ&ギルバート:どっひゃああああああああああああああああああああああああああっ!(飛んでいく)
セリス:ぜぇっ、ぜぇっ、はぁっ、はぁっ・・・・・・あ―――・・・すっとした。・・・・・・帰ってシャワー浴びて寝よ(去っていく)。
ろう:・・・綺麗に飛んでったなー。
バッツ:うわ、ひょっこり現れやがった。
ろう:いや、なんか嫌な予感がしたんで、泣いて逃げるフリして避難してたんですよ――――――たまに自分の直感が怖い。
バッツ:あれ、演技か。わざとらしいとは思ったけど。
ろう:さて、と、そろそろ終わりにしましょうか―――おっと、その前に、次回の人気投票のルールを。
バッツ:げ、またやるのか?
ろう:やります。まあ、ルールは単純にwev拍手のコメント欄に好きなキャラ(もしくは嫌いなキャラ)の名前を書くだけです。アンチでも可。
バッツ:でもそれって、1人が何票入れても解らないじゃんか。
ろう:1人何票入れても可です。ただし、同じコメントは不可。コピペして「セシル好き」「セシル好き」「セシル好き」ってやっても1票扱い。
句読点を付け替えるようなちょっとした違いも不可。
逆に言えば、違う人がコメントしても、偶然全く同じ内容のコメントだったら1票扱いになります。
投票期間は、私が次の後書きを書くまでです。
バッツ:うーん、章ごとの投票かあ・・・次回、俺出番ないからなあ・・・
ろう:まあ、それは運が悪かったと言うことで。それでは、皆様の投票をお待ちしております。
バッツ:・・・次回はアンチコメントが来ませんように・・・!
ろう:ではではっ!
(07/05/27)