次章予告ッ!
ついに明らかになった黒幕の正体!
あとセシルの出生の秘密やらその他諸々!
しかしセシル達がそれを知った頃、すでにゴルベーザは行動を起こしていた!
ゴルベーザ「バロンを滅ぼし、セシル=ハーヴィに “絶望” を与える・・・」
かつての魔大戦の負の遺産。
“バブイルの巨人” を止める手段は果たしてあるのか!?
ロック「マジン○ーZとか呼んでこようぜ」
ロイド「そんなスーパーロボットはこの世界にはありません」
ロック「コール、ゲシュ○ンスト!」
ロイド「できねえよッ!」
そして巻き起こる大決戦!
ロイド「一日だ・・・一日だけで良い! 侵攻を遅らせることができれば・・・」
ミスト「ここは私達が時間を稼ぎます!」
エッジ「ユフィ! キャシー! 仕掛けるぞ!」
ルゲイエ「フェーッフェッフェッ! ファルコンの力、甘く見るなよ〜!」
カイン「俺の新たな力・・・みせてやるか!」
バッツ「死にたくねえヤツは近づくなよッ!」
ベイガン「この命を使う時が来たようですな・・・!」
セシル「―――さて、そろそろ行くとしようか」
ゴルベーザ四天王との最後の戦い!
その決着の行方は・・・?
バルバリシア「アハハハハッ! 殺してあげるーーー!」
バッツ「なんだ、あいつ・・・今までと雰囲気が違う・・・!?」
ルビカンテ「燃やし尽くす灼き尽くす全て炭となれ!」
ファリス「なんだこのイヤな感じ・・・ちくしょうッ!」
スカルミリョーネ「フシュルルル・・・我らを止められるか、フースーヤ・・・」
フースーヤ「師よ! 貴方はまさか・・・!?」
カイナッツォ「この水のカイナッツォの恐ろしさ・・・見せてくれる」
バロン兵「怯むな! この国を護るのは我らの責ぞ!」
カイナッツォ「・・・って、ちょっと待てい! どーして俺の相手だけモブなんだ!?」
(無視)―――そして兄弟の邂逅・・・。
ゴルベーザ「セシル=ハーヴィ・・・貴様に絶望を・・・絶望を・・・!」
セシル「・・・俺はお前を兄だと認めない・・・!」
ゴルベーザ「私と同じ絶望を・・・ッ!」
セシル「兄だというなら示して見せろッ」
―――てなわけで次章!
ファイナルファンタジー4 IF(仮)
第28章 「バブイルの巨人」
呼んでくれないとミニマムしちゃうぞっ!
セシル「もの凄く小さくなっちゃうとか。微生物くらいに」
ロイド「ミジンコッスか!?」
違うわよ。身長が1%くらい縮むだけ。
セシル「なにその使いどころのない効果」
ちなみに効果は永続。エスナやディスペルでも解除出来ないの。
ロイド「・・・地味に嫌すぎるッス!」
あとがきがわりの座談会ッ! 第27話「人は死ぬということを知らなければならない」
ろう・ふぁみりあ(以下ろう):と、強く思ったりする今日この頃。
セシル=ハーヴィ(以下セシル):例の大震災があったから?
ろう:それと、その直後に個人的に交通事故にあったりしたからですが。
ギルバート=クリス=フォン=ミューア(以下ギルバート):大した事故じゃなかったんだよね?
ろう:ええ。軽く後ろからぶつけられただけ―――ただ、その時に背もたれで頭を強く打ってしまって。
ロック=コール(以下ロック):背もたれに頭ぶつけたくらい、問題ないだろ。
ろう:なんですがね。ただ、実は幼い頃に私の叔母が自転車から落ちて頭打って亡くなってしまったんですよね。落ちた直後はなんともなかったらしいんですが、その夜中に嘔吐して意識不明になって、そのまま。
ロック:俺はなんとなく某有名な野球漫画を思い出したけど。
ろう:そんな事もあって、事故ってから二日ほどかなり怯えてました自分。ずっと頭が痛いような気がして。いつのまにか意識失って、そのまま死んでるんじゃないだろうかと―――まあ、結果的には全然平気だったわけですが(苦笑)。
セシル:それで “人は死ぬということを知らなければならない” と?
ろう:災害だろうと交通事故だろう急病だろうと、生命には “死” が運命にある以上、いつ死んでもおかしくはないでしょう?
ロック:いつ死んでも良いように覚悟しろってことか?
ろう:どれだけ覚悟しても “いつ死んでも良い” って思える人はそうそう居ないと思います。
セシル:そうだね。そう思えるのは何かをやり遂げた人だけじゃないかな?
ろう:死ぬことに怯えたり、いつ死んでも良いように覚悟するという意味ではなく。いつか死ぬと解っているのなら、それまでの日々を真剣に、大事に生きることができるんじゃないかと。死が訪れる前に成し遂げたいことを成そうと頑張ること―――それが私にとっての「死ぬと言うことを知る」という意味かなと。
ロック:ちなみにお前の成し遂げたい事って?
ろう:もちろん、FF6IFまで書き上げることです―――なんて、最近の心境語ったところで今回もいってみましょーか!
ゼムス:くくく・・・もうすぐだ・・・もうすぐ私はセシリアと・・・(ハァハァ)
エニシェル:うう・・・こいつものすごくキモいのだが。てゆーか、妾はエニシェルじゃ! セシリアって誰じゃーーー!
セシル:ていうかホントにキモいなこのラスボス。
ロイド=フォレス(以下ロイド):エロゲだったら確実に触手とか生えてますよね。
ゼムス:エロゲとか言うな。つーか触手なんぞついとらんわー!
セシル:それはともかくちょっと気になることが一つあるんだけど。
ろう:なんですか?
セシル:なにかこのラスボス、僕をピンポイントで狙ってないか?
ロイド:そーいえば “クルーヤの息子の国を滅ぼせ” とか陛下を名指しで言ってますよね。
ロック:話からすると、こいつはエニシェル―――というかセシルの母親に惚れていて、合体したいとか叫んでるんだよな。
ゼムス:合体とか言うなー! な、なんか生々しいだろ!?(赤面)
ロイド:・・・なんか変に純情だぞ、このラスボス。ていうかこんなところで萌えポイント稼いでどーすんだ。
ろう:なんでセシルさんを狙うかはいずれ解るかと。多分、次の次の次の最終章くらいで。
セシル:あと三つも章があるのか・・・。
ベイガン=ウィングバード(以下ベイガン):陛下あああああああああああっ!(絶叫)
ろう:はい、次ー。
ベイガン:ちょっと待てい! 言いたいことはまだ
ろう:毎度のことですが、ここら辺の話は一つにまとめるつもりでした。リア多忙で無理でしたが。
デイブ=チョッコ=ボー(以下デブチョコボ):わ〜た〜し〜の〜、は〜つ〜と〜じょ〜―――
ろう:だあああ、鬱陶しい!
セシル:なんか本編よりものんびりしてるよーな。
ろう:ちなみにこのチョコボ、魔導船や “幻の月” に関する解説役として設定したんですが―――
ロック:解説って言うか、セシルが聞いてまとめてくれたよな。
ろう:・・・特徴付けようと、のんびりした口調にしたら話が進まなくなって、本末転倒な事になったという・・・大失敗。
デブチョコボ:べ〜つ〜に〜、わ〜た〜し〜は〜の〜ん〜び〜り〜し〜て〜な〜―――
ろう:ちょっと黙ってください! うるサイレスよ!
セシル:・・・・・・。
ロック:・・・・・・。
デブチョコボ:・・・・・・。
ろう:・・・よ、よし静かになった! 計算通り!
ロック:いや、思いっきり滑っただけだろ。
ろう:それはともかく! 色々解説させようとしたのに、口調のせいで色々端折ってしまいました。
ラムウ: “幻の月” についてもワシが説明することになったしのー。
ろう:そういえば、月面に降りるシーン。某漫画でナメック星に降りた時のやりとりをイメージして描写したんですが。
ローザ=ファレル(以下ローザ):えっ!? 私、パンツなの!?
ろう:パンツゆーな。・・・でも誰もつっこんでくれなかった。ちょっと哀しい。
ゼロ:ゼロ!
カイ:カイ!
ゼロ:僕の名前はゼ〜ロ♪
カイ:カイの名前はカ〜イ♪
ゼロ&カイ:二人合わせてゼロカイでございますです〜♪ き〜みとぼくとで
ろう:なんかゼロカイは書いてて楽しすぎて困る。気がつくと、二人のやりとりだけで一話分とか書いてたりしますし。
ゼロ:ちょっと! 最後まで歌わせろです!
カイ:・・・別に、カイは歌わなくてもよいでございますが・・・。
ゼロ:カイも歌わせなきゃ暴れちゃうぞ♪ って言ってるですよ!
カイ:言ってないでございます!
セシル:はいはい、二人と落ち着いて。ちょっとうるサイレスよ。
ロック:そうそう、うるサイレスうるサイレス。
ろう:ぐっ・・・そ、そのネタはもういいですよっ!
リディア:てゆーかゼロカイはともかく、なんでジジイまで月面に来てるのよ?
ラムウ:ワシ、割と神出鬼没じゃが、流石に宇宙空間を越えることはできんでの? こっそりと魔導船に密航させて貰ったんじゃ。
ロック:え、密航なんかしてたのか? 俺、気づかなかったぞ。
ラムウ:ひょひょひょ。貴様の様な若造に気づかれるような間抜けな潜み方はせんわい。
セシル:ロックが気づかないんだったら誰も気づけやしないよなあ。
リディア:で? 月に来た理由は!?
ラムウ:もちろん、月の様子を確認しにじゃよ。月からなにやら邪悪な思念を感じ取ってはいたんじゃが、なにせ月に行く手段が無くてのう。
リディア:うわ、なんかジジイがマトモな事言ってる!?
ラムウ:ワシはいつもまともじゃい!
リディア:どこがだーーーーー!
ろう:あ、そういやラムウさん絡みで一つやりたかった話があったんですよね。
ラムウ:おう、なんじゃい?
ろう:ほら、ラムウさんってばローザさんに堂々とセクハラかましてたじゃないですか。
ローザ:安産型って言われちゃった♪
リディア:だから喜ぶとこじゃないから・・・。
ろう:それで、苛ついたセシルさんが “読み” を駆使して光速で逃げるラムウさんを追いつめるような展開。話が延びそうなんで止めたけど。
バハムート:どうもこんばんわ。トム=ハーヴァーです。
ロック:誰だよ!?
バハムート:幼少期をアメリカで過ごした、アメリカ気質のイタリア人。趣味はベーゴマ。
ローザ:そ、そこまでしっかりとした設定を!? や・・・やるわね!
セシル:しっかりしてるかなあ? 意味もわかんないし・・・ああ、でもなんか納得出来るかな。
リディア:なにが?
セシル:あの二人の本体なんだなあって。
カイ:ちょ、ちょっと待ってくださいでございます! その納得の仕方、カイには納得出来ませんでございますよ!?
マッシュ:・・・・・・(←どんよりと落ち込んでいる)
ヤン=ファン=ライデン(以下ヤン):どうしたマッシュ? なにかとてつもなく暗いぞ!?
マッシュ:いや、俺、なんのために月にまで来たのかなって・・・・・・。
ヤン:むう。確かにバハムートのプレッシャーに負けたせいで、何にも見せ場がなかったか・・・。
マッシュ:うぐっ・・・!
ヤン:いや、でも、言うではないか! 枯れ木も山の賑わいと!
マッシュ:う、うわあああああああああああっ(夕日に向かってスクランブルダッシュ)。
ヤン:マ、マッシュ!? どうしたんだマーーーーッシュ!
フライヤ=クレセント(以下フライヤ):まあ、なんでアイツが来た理由は、単なるなりゆきなんじゃが・・・。
ヤン:む。マッシュと同じく見せ場がなかったフライヤ!
フライヤ:刺すぞ。
ギルバート:いや、まあフライヤにはちゃんと僕の護衛って役目があったからね。後で一緒に月に残ってくれるし。
フライヤ:・・・マッシュもクラウドと同様に王子の護衛に付き合わせてやれば良かったかのう?
ろう:いや、マッシュさんは地上でやることあるんで。
ろう:クラスチェンジについてこんなコメントが来ていたり。
“クラスチェンジ”した皆さんのクラスってどんなものなんでしょうか?
ヤンさんは“モンク”→“スーパーモンク”、クラウドさんは“新羅兵”→“ソルジャー”(2nd?3rd?1stは違うと思う。セカンドブレイクしないと1stの力使えないみたいですし)だと思います。
ローザさんとリディアさんはどうなんでしょう。“白魔道士”と“召喚士”の上位って何でしょう?“白魔導士”なわけないだろうし“大召喚士”も絶対に違うと思うんですが・・・。
ろう:ふっ・・・来ると思ったこの質問!
ロック:お、じゃあちゃんと考えてあるんだ。
ろう:考えてません!
ロック:おいこら。
ろう:まあヤンさんはスーパーモンクで決まりでしょうね。
クラウド=ストライフ(以下クラウド):俺は?
ろう:・・・ス、スーパーソルジャー?
ロック:ああ、穏やかな心を持ちながら激しい怒りに目覚めるんだ。
クラウド:ク、クリ○ンのことかー・・・(ちょっと小声で照れながら)。
ローザ:じゃあ私は超☆白魔道士ね! で、リディアは超☆召喚士!
リディア:頭悪い名前を勝手につけないでよ!
ろう:リディアさんは魔界幻士でいいんじゃないかなあとか。もしくは高位召喚士?
ローザ:じゃあ、私は導師か高位白魔道士?
ろう:或いは “聖女” か “王妃” でもいいかも。戦闘力あまり無さそうだけど。
セシル:・・・そして僕はスーパーパラディン(ちょっと暗い表情で)。
リディア:あっ・・・。
ローザ:あ、その・・・セシル? 別にセシルの事を仲間はずれにしたつもりは無いのよ?
ヤン:う、うむ。元からクラスチェンジしていたのだから仕方あるまい。ほら、クラウドもなんか言ってやれ。
クラウド:興味ないな。
セシル:うん、いうと思った。
ろう:・・・まあ、セシルさんはFF4IF終了後には聖騎士王(パラディンロード)とか呼ばれるわけですが。
27章のJ.「竜王の本気」で(たぶん)“スーパーモンク”になったヤンさんが「雷神脚」を「・・・完全には成し得なかった技・・・」って言ってますが16章のU.「君好き(17)」でマッシュさん相手に繰り出してますが。つまりは体得はしてたけど“モンク”のヤンさんには本来の威力を発揮することができなかったってことでしょうか?
ろう:正確には “雷神脚” の未完成バージョンが “雷迅脚” とかそんな感じ。
ヤン:うむ。コメントの通り、クラスチェンジしたからこそ、想定した威力で放つことができた。
バハムート:まあ、私には通用しなかったがね。
ヤン:くっ・・・!
ろう:ちなみに、風神脚をバージョンアップしたのが雷神(迅)脚だったりします。
そういえばローザさんの必殺白魔法、普通にヤン回復してましたね。
ジョブチェンジのおかげでしょうか。それともクノッサスさんの努力の賜物・・・?
ろう:両方です。
ローザ:ちょっと待って! 私の修行した成果ってことは・・・。
セシル:いや、だからそれってクノッサス導師の努力の賜物だろう。
ローザ:わ、私だって頑張ったものーーー!
セシル:でも事あるごとに、修行を抜け出しては導師に連れ戻されてたよね?
ローザ:うっ・・・で、でもっ! それならセシルだっていっつもベイガンから逃げてるじゃない!
セシル:・・・それは今の話には関係ないだろう。
ローザ:なによー! セシルの馬鹿ー!
セシル:むっ・・・馬鹿とはなんだよ、馬鹿とは。
ロック:はいはい、お前らうるサイレスよー。痴話ゲンカは他所でやれよ。
ろう:ごめんなさい。謝りますから、いい加減にそのネタ忘れてください。
クラウド:・・・ていうか、この話は俺の見せ場なんだが・・・。
セシル&ローザ:興味ないな!
クラウド:・・・・・・(←ムカついている)。
ロック:お前がいつも言ってることだろ。
セシル:そして僕のターン!
ヤン:・・・・・・。
クラウド:・・・・・・。
セシル:な、なにかな? その不満そうな表情は?
ヤン:クラスチェンジして即席パワーアップした私達より、セシルの方が活躍していないか・・・?
クラウド:俺とヤンは一話ずつ。セシルだけ何故か三話分・・・。
セシル:細かく区切ってあるから話数が多いだけだと思うよ? ていうかクラウド、いつもの “興味ないな” は?
クラウド:興味ないな。
セシル:うんうん。
クラウド:お前の言い訳なんて興味ないな。
セシル:・・・えーと。
ロック:まあ、パワーアップして良い気になったのは良いけれど、結局通用せずにセシルに良いトコ取られた展開だしな。
ろう:まあ、セシルさんが活躍出来たのも二人のお陰なんですけどね。
セシル:そう。最初に君達が戦ってくれたから、僕はバハムートの動きを見切ることが出来て、あそこまで粘ることが出来たんだ。
ロック:つまりは当て馬。
ヤン&クラウド:・・・ほう。
セシル:ちょっ、余計なことを言うなああああああっ!
ローザ:そして私のターン!
ろう:ここの展開はいくつか考えていました。
セシル:他の展開があったと?
ろう:はい。一つは普通にリフレクでメガフレアを跳ね返す展開。
ギルバート:SFC版じゃ一番有効な手段だよね。
ろう:ただ、原作とは違って跳ね返しても「私の力で私を傷つけることは出来ん!」とかいってダメージは与えられないって設定でしたが。
ローザ:でも時間稼ぎにはなったわよね。
バハムート:でもそうすると、メガフレアが完全に無効化されちゃうんだけど。
ろう:なのでパス。あとは、全力ホーリーでメガフレアを相殺とか、クラスチェンジして使えるようになったウォールで防ぐとかそんなん。
バッツ=クラウザー(以下バッツ):そして俺のターン!
ロック:そのネタもういいから。
リディア:しかも厳密にはあのバッツってアンタじゃないし。
セシル:リディアが “最強だと信じたバッツ=クラウザー” か。
バハムート:概念そのものを具現化する―――人の身では有り得ない、神の所行だよ。
ローザ:じゃあリディアって神レベル!?
バハムート:まあ、 “仮初めの空間” だからこそできたのだがね。あの空間では、君達自身も “概念” のようなものだったから。
ローザ:つまり、現実空間じゃ使えないって事?
ろう:当たり前です。あんなん普通に使われたら話が終わっちゃいますって。
バッツ:あ、ところでしつもーん。
ろう:はい、なんでしょう?
バッツ: “俺” がバハムート斬った時の技なんだけどさ。あれって斬鉄剣でいいのか?
ヤン:むう。そう言えばいつの間にか斬っていたな。斬った素振りも見せずに・・・
セシル:もしかして、あれが僕とバッツの斬鉄剣を合わせたという “真・斬鉄剣” ?
ろう:いえ違います。
セシル:あ、違うんだ。
ろう:あれは真・斬鉄剣すら超えた斬鉄剣・・・いうなれば超・斬鉄剣。
ロック:うわだせえ!
ろう:はい、ネーミングが決まらなかったんで、そこらへんはぼかしました。
バッツ:斬鉄剣を超えたもなにも、そもそも斬鉄剣は全てを断ち切る剣だろ。それを超えたってどういうことだよ。
ろう:バッツさんの斬鉄剣は一瞬の斬撃じゃないですか。言わば0秒の斬撃。
バッツ:うんうん。
セシル:・・・って、まさか・・・。
ろう:そう、そのまさか! 超・斬鉄剣(仮称)は0秒よりもさらに速い剣! つまりはマイナス!
バッツ:・・・は?
セシル:ええっと。つまり、-1秒とか・・・過去を遡って斬るとかそんな感じ・・・?
ろう:いえす、その通り! 言わば過去を変える技! 斬れてなかったモノを斬った事にする剣! 故に絶対に防御不可能!
バッツ:・・・・・・いやあの、よく理解出来ないんだけど。
ロック:理解しなくていいと思うぞ。
ろう:名前も色々と考えたんですけどねー。絶・斬鉄剣とかバックトゥザフューチャー斬鉄剣とか。
セシル:前者はともかく後者はただのネタだろ。
ろう:そうそう、言い忘れるところでした。
クラウド:なんだ?
ろう:エリクサー、クラウドさんがキャッチして、その時零れちゃったじゃないですか。
クラウド:ああ。
ろう:ちなみにその時、クラウドさんの手に零れたエリクサーのお陰で、クラウドさんの腕は完治してます。
クラウド:・・・いいのか、そんな適当で。
セシル:・・・僕の時とあんまり変わらないなあ。
ろう:ちょっと失敗。バハムート戦後で一回章を区切れば良かったなあ、と。
セシル:ここらへんかダラダラっと裏設定というかオリジナル設定の説明が続くよね。
ろう:ていうか仕事が忙しかったこともあって、ここらへんは自分でもかつて無いほど不満足です。もうちょっと解りやすく書き直したい!
セシル:書き直すならせめてFF4IFを終わらせてからにしなよ?
ろう:解ってます。
ろう:で、このUとVの間で現実で大震災が起きたわけですが。
ギルバート:それから半月以上経過した現在、未だに落ち着きを取り戻していない状態・・・それほどまでに凄い災害だったんだよね。
ろう:私は長野県だったので、全く被害はありませんでしたが。で、問題はこのV.「デスブリンガー」の方。
ギルバート:問題?
ろう:FF3知ってる人ならピンと来たかもしれませんが、ぶっちゃけこの冒頭って津波の描写が入る予定だったんですよ。
セシル:今回の大震災、なによりも津波の被害が大きかったからね。
ろう:流石にそんなん書けないよなあ、せめて4月くらいまで更新止めるかなーとか悩んでたところにどーんと交通事故。
ロック:ああ、そこで “人は死ぬと言うことを知らなければならない” って?
ろう:うんにゃ。交通事故直後は死の恐怖に怯え竦んでいました。そんな時に来たコメントがこれ。
被災地からろうさんのファンが一人、生存報告です。
友人が亡くなってしまいまして、ショックは大きいですが悲しんでもいられないので復興に尽力を注いでいます。
ろうさんのFFIFを小さな楽しみとさせていただきますね…?
ろうさんもお身体ご自愛下さいませ。
ろう:・・・こんなん言われたら書くしかないでしょーが。
セシル:まあ、この後の話を楽しんで貰えたかどうかは疑問だけど。
ろう:うっ・・・確かにあんまし楽しくない展開のような気も。
ロック:流石に津波の描写はなかったけどな。
ろう:それは当たり前。正直、被災者の方々の事を考えたというより、私自身が気分的に書けなかったです。てゆーか無理。
ギルバート:けどまあ、さっきのコメントがあったから、ここ一週間ほど連続で更新してたんだ。
ろう:一昨日の土曜日は更新出来なかったけどな。・・・で、頑張って描いてるうちに今回の災害でどれだけの人が “成し遂げたいこと” を成せずに逝ってしまったのかとか考えたりして。でもそれって交通事故なんか死んでしまった人も同じだよなあとか考えて。世の中にはどれだけの人が無念を抱いて死んでいくのかとか。自分だっていつ死ぬか―――それこそなにかの事故で明日死ぬかも知れないなあとかぐちゃぐちゃ考えて。
セシル:だから生きているうちに、出来ることをやっておきたいと?
ろう:そんな感じです。まだちょっと気持ちの整理がついていないような気がするけど。
ろう:さて気を取り直して。
ローザ:あら? エニシェル生誕の話はいいの?
セシル:そこはスルーで。
ロック:・・・まだお前、エニシェルが自分の母親って認めてないのかよ。
セシル:認めたくないなあ。
エニシェル:妾だって、自分の腹を痛めた記憶もないのに、いきなり息子だと言われて納得でけんわい!
セシル:よし、利害一致した! じゃあこの話はなかったことに!
エニシェル:うむ、良し!
ロック:いや、良くないだろ・・・。
ろう:さて気を取り直して(二回目)。
ローザ:光と闇の戦い―――これが “光の氾濫” になるのかしら。
ろう:そうですね。ただ、この辺りの話ってFF5IFの方に密接に関わってくる話なんで。そっちの方でもう少し詳しい話をやるつもり。
バッツ:FF3の設定がFF5の設定と密接な関係にあるのはもう伝統みたいなモノだしな。
ロック:何処の伝統だよ。
ろう:そんなわけで、FF5IFでは色々と設定が変わっちゃってるかもしれませんが。特に光の氾濫時の光のクリスタルの戦士達の設定。
バッツ:おい。
セシル:久しぶりにアルファベット一巡したね。丁度Zでエピローグ。
ギルバート:ここでセシル達とは一旦お別れか。
ロック:頼むぜギルバート! 俺のエリクサーのために歌ってくれ!
ギルバート:はいはい(苦笑)。
リディア:てゆーか、アンタだったら勝手に盗んじゃえばいいじゃない? ドロボウでしょ?
ロック:俺はトレジャーハンターだ! 一体、何回言えば気が済むんだよ!
フライヤ:いいじゃろうが、決め台詞みたいで。
バッツ:―――俺はただの旅人だ。
ロック:―――俺はトレジャーハンターだ。
ヤン:うむ。確かに決め台詞っぽいな。
ロック:・・・なんだろうか。なんか騙されている気がする。
IFの質問ですが、ラグナロクはFF3では暗黒剣ですが、FF4では聖剣で、FFIFの世界ではどちらですか?
ろう:暗黒剣じゃないことは確かです。
ローザ:セシルは “神通剣” とか言ってたわよね。
ロック:じゃあオーディンの剣のような “神剣” なのか?
ろう:それはまだ秘密です。
セシル:だ、そうだよ。
ろう:ラグナロクの秘密については、FF6IFで明かされる予定です。・・・多分。
ろう:さてさて。これで27章も終わり。残すは3章・・・・・・って、まだ3章もあるのか・・・。
ギルバート:具体的に言うとどんな感じなのかな?
ろう:次の章でバブイルの巨人、その次がラストダンジョン、最後にラストバトル―――でエピローグってな感じで。
セシル:ラストダンジョンで1章分使うんだ・・・。
ろう:メインはラストダンジョンじゃなかったりしますけどね。
ギルバート:え?
ろう:それはさておき! まずはバブイルの巨人! なるべく早く書き上げますんでコンゴトモヨロシク!