令和7年6月22日
水垣洋子
ほのかに匂う 沈丁花
あのときと同じ道
あのときと同じ匂い
違うのは わたしだけ
令和7年6月15日
野鳥
この季節、早朝薄暗いうちから野鳥たちがさえずり始める。
心地よい目覚め迄のひと時、ぼんやりと野鳥たちの声を聞き分け、その姿や名前を思い浮かべてみる。
かっての私なら聞き分けられなかったが、最近少しわかるようになってきた。
書を伏せて午睡「唐詩選」の音りんりん
万巻の書読み残しておれガンになっちゃって