次章予告ッ!
さて、なんか生き返ったロック。
ロック「やっぱ軽いなおい!?」
それはおいといて、思った通りにエピソード消化しきれなかったし。
ろう「私は悪くありません。なかなか生き返ろうとしないロックさんのせいです」
ロック「責任転嫁!? つーか、それをいうならさっさとアスラを連れて来なかったセリス達も―――」
セリス「ふーん?」
リディア「そういうこと、言うんだ」
ロック「・・・全て私めの責任で御座います。すいませんでした」
責任の所在もハッキリしたところで予告―――
・・・しようにも、ほぼ前回と変わらないのよねー。
ククロ「今度こそ、ワシの “レプリカリバー” の威力を見せてやるわー!」
バッツ「レプリ・・・って、すげえ弱そうな名前だな」
ククロ「うるさいわい!」
ヤン「私もさっさと復活したいものだが」
ルゲイエ「おーっと、ワシの存在を忘れちゃいかんぞ〜! 次章、ワシ大ブレイク」
エッジ「いや殺すけど」
ジュエル「殺すわよね」
ルゲイエ「さっ、殺伐!?」
・・・・・・・・・・・・。
・・・ええと。
―――とりあえず次章!
ファイナルファンタジー4 IF(仮)
第25章 「地上へ」
読んでくれないとケアルジャしちゃうぞっ♪
ティナ「つ・・・ついに出したわね、究極の虐殺魔法・・・!」
虐殺て。
単に対象の細胞に限界以上にエネルギーを流し込んで癌化させるだけよ。
そうして肉体の内側から滅ぼしちゃうの♪
ティナ「・・・嬉しそうに言わないでよ。怖いから」
ろう「えーとマホイミ? というか閃華裂光拳? 古いネタを・・・」
いえ、瑠璃光破弾よ!
ろう「さらに古いんですけど」
あとがきがわりの座談会ッ! 第24話「みんな! オラに暇を分けてくれ!」
ろう・ふぁみりあ(以下ろう):・・・・・・・・・。
バッツ=クラウザー(以下バッツ):おーい。
ろう:・・・・・・・・・。
セシル=ハーヴィ(以下セシル):・・・返事がない。ただの屍のようだ。
バッツ:そりゃあしかばねえな。
セシル:というわけで座談会終了だね。お疲れ様でしたー。
バッツ:お疲れー。
ろう:・・・・・・・・・・・・。
セシル:さて思いがけず時間が空いちゃったけどこれからどうする?
バッツ:メシ食ってカラオケでも行ってぱーっと騒ぐか? リディアとかローザとかも誘ってさ。
セシル:イイネー。
ろう:・・・・・・・・・。
バッツ・・・・・・。
セシル:・・・・・・反応、無いね。
バッツ:どうする?
セシル:ギルバート達もまだ来ないみたいだし・・・とりあえずご飯でも食べに行くとしようか。
ろう:・・・・・・・・・。
ギルバート=クリス=フォン=ミューア(以下ギルバート):遅れちゃったけど座談会もう始まってるよね?
ロック=コール(以下ロック):まあどうせ、最初はまた使い魔がぐだぐだ言ってるだけだろうし、遅れて参加しても―――あれ?
ろう:・・・・・・・・・。
ギルバート:ろう君だけ? しかもなんか倒れてるし!
ロック:おーい、生きてるかー?
ろう:・・・・・・・・・。
ロック:返事がない。ただの屍のようだ。
ギルバート:し、死んでる!? 誰か蘇生魔法使える人ー! お客様の中に白魔道士はいらっしゃいませんかー!?
セリス=シェール(以下セリス):ええと、白魔道士じゃないけれど―――
ロック:あれセリス? なんで隠れてたんだよ。
セリス:いやそのちょっと―――それよりも使い魔を起こせばいいのね?
ギルバート:あれ、セリスは蘇生魔法は使えないんじゃ。
セリス:得意じゃないけれど一応使えることは使えるんだけど―――それに、別に蘇生魔法を使う必要はないし。
ロック:へ?
セリス:妖精達にいざなわれし夢の国の住人よ、その眠りから解き放たれん―――ザメハ!」
ロック&ギルバート:どらくえッ!?
ろう:んー・・・・あー、よく寝た―――あれ、皆さんどうしたんですか。
ロック:寝てただけかよ!?
ろう:えーと・・・あれ、座談会始まってる!? プロローグの話? あ、丁度セリスさんがいるなら、折角だからぶっちゃけた時の話を―――
セリス:デジョン!
ろう:なんでやねーーーーん!?
ロック:・・・・・・あー、もしかしてセリスが隠れてたのって・・・・・・
セリス:ロックは知らないことでしょ! 死んでたんだから! というわけで次行くわよ次!
ロック:なにいらん知識教え込んでるんだあの親子!
ギルバート:な、なに突然?
ロック:一応、突っ込んでみました。それはともかく、ここってバッツとリディアが居なけりゃ話にならんだろ。
セリス:さっきまでは居たんだけど。
ロック:居たのか? 何処に行ったんだよ。
セリス:いや、使い魔を屍扱いして、ローザとリディアを誘ってご飯とカラオケに行くって。
ギルバート:―――ははあ、成程。
ロック:何となくオチが読めたな。
セリス:オチ?
ギルバート:多分、セシル達はツッコミ待ちだったんだよ。
ロック:そう。メシを食いに行くとか言って外に出ようとしたところを「死んでませんよ!」といつものように使い魔がツッコミ―――ってのを想定して。
ギルバート:でも、ろう君が完全に眠りこけていたせいでツッコミスルー。そのまま外に出ちゃったと。
ロック:仕方ないから言葉通りにメシ食ってオケ行って、座談会終わる頃に戻ってきて「え、座談会やってたの? ビックリー」とかいうオチ要員に―――
セシル:ただいまー。
ロック:って言った側からなんで帰ってきたんだよお前ら!?
セシル:いや、使い魔が倒れていたから、ツッコミ誘ってみたんだけど。
バッツ:メシを食いに行くとか言って外に出ようとしたところを「死んでませんよ!」といつものようにツッコミしてくれるのを期待したんだけどなあ。
セシル:どうやら本気で寝ていたらしくってツッコミスルー。仕方ないからそのまま外に出て、ローザやリディアさそってご飯食べに行くことにして。
ローザ=ファレル(以下ローザ):で、カラオケでも行ってから戻って「あら、座談会やってたの? ビックリー」ってオチを演出しようとしたのよ。
リディア:でも、いきなり使い魔がテーブルの上に振ってきたのよね。食事中に。しかも「なんでやねーん」とかツッコミ付きで。
セシル:この時間差ツッコミは流石に読み切れなかった・・・。
ろう:あ、あはは・・・。
ろう:気を取り直して話の解説に行きましょう。ええと、ここは―――。
バッツ:前にリディアがリヴァイアサンと幻界行った時と同じパターンだよな。
リディア:そうそう、バッツかオーディンかって違いだけで。
ろう:そうですね。じゃあ次。
ギルバート:いや、もうちょっと何か話そうよ!?
ろう:何かってなんだよコラ。
ギルバート:なんでキレてるの!?
ローザ:・・・ふと思ったんだけど。
ろう:はい、なんでしょうか。
ローザ:リディアって、デレ過ぎだと思うの。
リディア:何の話!?
ろう:あー・・・。
リディア:あーってなによ!? あーって!
ローザ:この話でも、オーディン様に普通にデレてるわよね?
リディア:だからデレってなに!?
バッツ:・・・やれやれ。ローザ、アンタは間違ってるぜ。
リディア:そ、そーよ! バッツの言うとおり、わけの分かんないこと言ってないで―――
バッツ:リディアはツンデレ属性に見せかけて、実は甘えんぼ属性だッ!
リディア:アンタもなに言ってんのよ!?
ローザ:た、確かに・・・ “ツンデレ” っていうと違和感あるけど “素直になれない甘えんぼ” だと妙にしっくりくる!
リディア:来ないわああああああああッ!
バッツ:その認識も少し違うな。正確には “本当は甘えたいけど、甘えたりすると迷惑が掛るから素直に甘えられない甘えんぼ” だ!
セシル:長いね。
バッツ:短くまとめるなら “気遣い甘え下手属性” とでも言うべきか!?
ロック:それも長いような。
ギルバート:・・・というか、なんでバッツってリディアが絡むと方向性が別次元に吹っ飛ぶんだろう・・・?
セリスとリディアの百合ですか。ごちそうさまです。
ろう:とか拍手コメントにもあるとおり、業界初(多分)セリディアなカップリングが爆誕した話ですが。
リディア:してないっ!
ろう:ちなみにこんなコメントも来てますが。
魔力配給…。型月?違う?知らん?
ろう:元ネタはそっちじゃなく、ライでブレードな方です。多分。ていうか2はもう出ないんかなあ。オフィシャルページはまだあるのに(ぶつぶつ)。
バッツ:でもここら辺って、リディアとセリスよりも、セリスとブリットだよなー。
ブリットさんがいい漢(をとこ)だ…!
下手すれば一番漢(をとこ)なのでは…。
ろう:てな感じで、コメントでも割と良い印象貰ってたり。
バッツ:実際、ブリットっていいヤツだよなー。
ろう:ですね。人間からも同族からも疎まれてるのに、どうしてあんな風に良い人になれたんだか。
バッツ:は? 人間・・・はともかく、同族って?
ろう:・・・あれ? 描写しなかったっけ? ブリットさん、リディアさん=人間と仲良くしたせいで、同じゴブリンからも嫌われてたり。
リディア:だからあたしやココ以外に仲間は居なかったの。ずっと独りぼっちだったのよ―――セシルが現れて、あたしが村を出るまでは。
セシル:そう言えば初登場の時も、同じゴブリンじゃなくてココと一緒に現れたっけ。
D.「幻界の規格」
E.「アスラ」
F.「痛みの想い出」
G.「ラムウ」
ろう:ここらへん、幻界の設定を一々悩みながら書いていた記憶が。
セリス:そう言えば、書きながら作っていったんだっけ? 設定。
ろう:うい。書き始めてから、そういや幻界ってどういう世界なのか考えてなかったなあと気がついて。
リディア:そう言えばラムウがアスラ様のこと “トモエ” って呼んでるけど、あれは・・・
ラムウ:ありゃ、トモエちゃんが人間だった頃の名前じゃ。
リディア:へえそうなんだって何時の間に現れそして人の尻を撫でるなああああああっ!
ラムウ:ひょひょひょ。リディアは胸は意外とあるくせに、尻が小振りでちょいとワシの好みからは―――
バッツ:斬鉄閃!
ラムウ:ぬおう!? いきなり何をする!? 殺す気か!?
バッツ:・・・ちっ、避けやがった! おいじーさん、人の妹に手ぇだすんじゃねえよ!
ラムウ:馬鹿め! “妹” だからこそ手を出すんじゃろが! これが “弟” なら嬉しくない―――だから剣を振り回すな!
バッツ:一発ブン殴らせろエロジジイ!
リディア:バッツ、あたしが許す! やっちゃえええええええ!
ろう:・・・ええと。もう少し補足しておくと “トモエ” というのはアスラさんがエブラーナのサムライだった時の名前です。元ネタは勿論 “巴御前” 。
ギルバート:それがなんで “アスラ” に?
アスラ:神の声を聞いたからです。そしてモンク僧となった際に、俗世の名前を捨て去ったのですよ。
ろう:おや、アスラさん。どうしてココに?
アスラ:ここにお邪魔している変態爺様を引き取りに来ました。
ラムウ:とか言われつつ、早速掴まっているワシ。トモエちゃん、手が多くて早いのう。
アスラ:もうツッコミも飽き飽きなのでなにも言いません―――さて、それでは皆様お騒がせ致しました。
ろう:あ。ついでだからちょっと話していきましょうよ。丁度、アスラさんの出番の話ですし。
セリス:えー?
リディア:なんでアンタが不満そうな声を上げるのよ―――っていうか、ブリットもそうだけど、どうしてそんなにアスラ様の事嫌いなわけ?
アスラ:それは私が元人間だからでしょう。
リディア:え?
アスラ:人間だったのだから、リディアの気持ちを解って上げなければならない―――のに、実際はリディアを傷つけることしかしなかった。だから嫌っているのでしょう。
セリス:・・・フン。
リディア:だ、だけどそれは―――アスラ様にも立場ってものがあるし・・・仕方ないじゃない。
セシル: “仕方ない” で納得出来ないくらい、君のことが好きだって事だよ。セリスもブリットも。
ローザ:それだけじゃないわ! 私だってセシルだって、もちろんバッツだってみーんなその場に居たら怒ってたわよ!
アスラ:元凶が言うのもなんですが・・・良い仲間に恵まれましたね、リディア。
リディア:―――はい。
アスラ:しかし驚きましたね。詠唱省略して、わざと不完全な防御魔法を発動させるなんて。
ラムウ:作中でも在るとおり、色々と欠点もあるようじゃが。あと、流石に初級の魔法しか使えんじゃろ。
ろう:ちなみに、技名として “ピンポイントバリア” とか考えてましたが、出せなかったなー。
バッツ:となれば、不完全な防御魔法を拳に集束して殴れば “ピンポイントバリアパンチ” に!
ロック:まあ、セリスは拳なんて使わないけどな。
ろう:そうそう。使うのはセリスさんの副官ですよ。
ロック:使うのかよ!?
ろう:あの名前としては空手技は使わせないと。
ロック:空手技か? それに空手を使うのは兄貴の方だろ。
ろう:後は “ビーストタイム” とかいう特殊能力を持たせようかどうか悩み中。
ロック:色々混ざってる混ざってる!
ギルバート:・・・元ネタ解らない人は置いてけぼりな会話だなあ。
アスラ:3分間だけ待ってやろう。
ラムウ:小僧から石を取り戻せー!
ろう:目がー、目がー! ・・・・・・このタイトル見て、ここらへん連想したのオイラだけですかね。
バッツ:カップ麺じゃないのか?
ロック:じゃ、俺ウルトラマン―――ギルバートは?
ギルバート:え? ええと・・・ええと・・・キュ、キューピー3分間クッキング・・・?
セシル:無理にボケようとしなくて良いと思いますよ。
ろう:ちなみにアスラ様の詠唱―――「オン」ですが、本当は「オーム」って漢字を使いたかったり。
セリス:え、ええと・・・燃え上がれ俺のコスモーってやつ?
リディア:神に一番近い人だっけ?
ろう:そっちじゃなくて瑠璃広の吾妻君のほうですな。デーヴァさんの呪文。
ギルバート:また古いネタで来たなあ。
リディア:ていうか、元ネタなんてどうでもいいじゃない。
ろう:いいんですけど。んで、「オーム」(オンとも読む)の漢字は “俺” の人偏を口偏に代えたもの。何故かパソコンに登録されてないんですよねー。
セリス:それでカタカナで「オン」にしたの?
ろう:カタカナで「オーム」だと鳥とか法則の方を連想して、イマイチ決まらないんで。
随分とバイオレンスなお話しでしたね〜、今までで一番表現エグくないですか?
ろう:とかコメントがきてた今回の話。一応、気をつけたつもりなんですけどね。
セリス:私があそこまでやられたのは伏線なのよね。
ろう:そう。次の “賭け” のためにセリスさんにはドバドバ血を流して貰いたかったんですが・・・。
アスラ:私の攻撃方法って「殴る」だけなんですが。
ろう:うっかりしてました。「斬る」属性の攻撃がないから、セリスさんに血を出させるには、ひたすら殴ってもらうしかなくて。
バッツ:殴って皮膚が裂けても血は吹き出ないか?
ろう:それでも出血多量になるほどは血が出ないでしょう。よく解らないけど。
アスラ:そう言うわけで腹を殴って内臓破壊して血を出させて貰いました♪
セリス:嬉しそうに言うな。
アスラ:回復してあげたからいいじゃないですか。
セリス:癒やされるたびに地獄を見たがな。
ろう: “ブラッドレイブ→魔封剣→セイバー→ファイナルストライク” のコンボは、個人が放つ技の中では現時点で最大威力の必殺技です。
ローザ:名前は?
ろう:は?
ローザ:必殺技なら名前が必要でしょう?
ろう:え、いや結局あれはファイナルストライクなわけで・・・。
ローザ:ないの? 無いなら私が考えて上げるわ! そうねえ・・・セリスの使う技だから “セリスペシャル” なんてどうかしら?
セリス:却下!
ローザ:ちなみに “セリス” と “スペシャル” をかけていて・・・
セリス:聞いてない!
バッツ:・・・なあなあ、最大威力ってセシルの “天地崩壊” は?
セシル:あれはカインとの合体攻撃だから “個人の技” じゃないだろ。
バッツ:いわれてみればそうだけど―――セリスのファイナルストライクと、天地崩壊ってどっちが強いんだ?
ろう:現時点では天地崩壊。ただ “ファイナルストライク” は魔力量に比例して破壊力が上がるんで。
セリス:もっと強い剣―――聖剣や神剣クラスの武器で、幻獣並の魔力を使えれば・・・
ろう:ただその場合、確実にセリスさん自身も吹き飛びますが。
セリス:まあ、今回のファイナルストライクもほぼ自爆技だったしな。
ろう:当初の予定では、ファイナルストライク発動と同時にアクセラレイターを発動させて、ギリギリで退避させるつもりだったんですが。
セリス: “かりそめの世界” なら自爆でも問題ないしね。リディアが生き残っていれば。
ろう:そう。そのために、オーディン戦で “かりそめの世界” を出したんですよ。あれは今回の伏線だったり。
セリス:しかし前の話でリディアとブリットが助けてくれなければ終わってた。
セシル:あれ? アクセラレイターがあるから回避することは出来たんじゃないかい?
セリス:あの一撃はね。ただしその場合、魔力が尽きてライオットソードが使えないから吐き出した血を魔力として回収出来ない。
ろう:結果、セイバーもファイナルストライクも使えなくてお終いって事です。
リディア:あたしが裏切っていたのはあたし自身かあ・・・。
ろう:今回の話で一番書きたかったことがこれです。ていうか、ここで初めてリディアさんがデレる予定だったんですが。
ローザ:すでにデレてるわよね。
バッツ:ツン期は一章持たなかったしな。
リディア:だからツンデレっていうなあ!
アスラ:そういえば幻獣王様も割とツンデレですよね?
リディア:アスラ様まで!?
幻獣王に対しては違和感を覚えていたんですが、そういうことだったんですねえ。
“違和感”というのはリディアに対してセリスを殺せと言ったり裏切り者になるのかと言っていたこと。
まあ“ガストラ帝国”がしたことを思えばそういう気持ちになるのは分かりはしますが、
ちょっと強引・・・というより“しつこい”感じがしたので。何度も何度も口を開く度に言っていたので気になりました。
ろう:って、コメントが来ていますが、実はN.「裏切っていたモノ」まではどうするか迷ってました。
セシル:というと?
ろう:リヴァイアさんの態度が、リディアさんを想ってのことなのか、それとも心底人間を憎んでいるからなのか、二通りのパターンを考えていたり。
アスラ:どちらにしろ私やエンオウ達がリディアについて、幻界を出るって展開は変わらなかったでしょうけどね。
ラムウの爺さまはかなりいい感じです。好きですよ。こんな爺さまは。エロジジイですがね。
この様子だとFFIF5に出てきそうですね。
てっきりFFIF6で暴走したティナを保護する“ラムウ”かと思ってティナの身を案じていたんですが。杞憂で終わりそうです。
まさかFFIF5でレナたちと“契約”しておいて、FFIF6に登場はしないでしょう。
ろう:さっきのコメントと同じ人なんですが。一応、FF6でも出すつもり。魔石化するかどうかは解りませんが。
リディア:にしてもラムウって・・・なんでカメハメ波な仙人になってるの?
ラムウ:誰が亀仙人じゃい!
ロック:おいやめろよリディア。ラムウのイメージがグラサンかけてアロハな感じで甲羅背負ったファンキー爺さんで定着しちまうじゃねえか。
ギルバート:それは色々と具体的すぎるなあ。
セリス:それに力は感じなかったはずなのに、どうしてリヴァイアサンのタイダルウェイブを相殺出来たのかしら?
ろう:いや、一応色々と理由は在るんですけどね。FFIF設定では、リヴァイアさんに次ぐ力を持っていたという設定。
リディア:過去形?
ろう:うい。魔大戦時に色々あって力を失ってます。そのせいで性格もあんな感じに。
ラムウ:へいへーい! ファンキージジイでーっす!
アスラ:幻獣の品位が疑われるので黙りなさい。それとも物理的に黙りたいですか?
ラムウ:ト、トモエちゃん、ワシに対して妙に厳しくないか!?
ろう:リヴァイアさんの津波を打ち消したのは、周囲の雷気やら、場にいた雷属性の幻獣の力を少し拝借して束ねて増幅した力って感じで一つ。
ラムウ:まー、ワシの本来の力はもっと凄いしのう。それにリヴァイアサンも加減しておったようだしな。
リディア:というかリヴァイアサンと同等って・・・ゲームじゃそんなに強いわけじゃないのに。
ろう:―――遙か昔、地球は海しかなかったらしいです。で、その海に雷が降り注いで化学反応だかなんか起こして、生命が生まれたとか。
バッツ:なんだ唐突に。
ローザ:聞いた事あるわ。生命起源の一説よね? ―――けど、それがどうしたの?
ろう:FFIFでは、ラムウさんの元となった自然現象がその生命起源の雷。だからリヴァイアさんと同等の力を持つとかいう裏設定。
ローザ:でもその「落雷起源説」って随分と古い説らしいけれど。今は地球の外から生命の因子が来たって方が有力みたいね。
バッツ:・・・・・・。
ローザ:どうしたの、バッツ?
バッツ:ロ、ローザがなんか頭良いこと言ってるー! お前、馬鹿じゃなかったのか!?
セシル:失礼な。言っておくけど、ローザってかなり頭良いよ。知識量なら登場人物の中でも一、二を争うくらいかな。
ローザ:流石に賢者と呼ばれたテラには敵う気がしないけど。
セシル:それでもテラはずっと隠遁してたからね。昔の事ならともかく、最近の事ならローザの方が色々知ってると思うよ?
ローザ:・・・や、やだ、そんなに褒めないで。は、恥ずかしいから。
バッツ:な、なんか納得行かーん! いつも馬鹿っぽい言動繰り返してるくせにー。
ろう:ローザさんは第四次スーパーロボット大戦で例えるなら “ちょっとヘンな性格” なんですよ。
ロック:ああ、グレースなんちゃら。
ろう:それは「理論家だけど異性好き」。・・・いや、そっちの方がピッタリかも・・・?
セリス:・・・はあ。
ローザ:あ、セリスが気落ちしてる。
リディア:ロックにフラれたようなモンだしね。
セリス:う・・・。
ローザ:納得行かないわ! どーしてセリスを選ばないのよ、岩男!
リディア:それ、スペルが違うと思う。
バッツ:とかローザ達が憤慨してるけど―――俺も同意見だな。
ギルバート:まあね。本当ならあそこでセリスの言葉に胸を打たれて戻ってくる―――っていうのが物語としても美しいと思うけど・・・。
バッツ:だよなあ! そりゃ、死なせた恋人に負い目があるのは解るけどさ。あんな風にセリスを突き放さなくてもいいだろ!
ギルバート:そうだよね。セシルはどう思う―――って、セシルは?
バッツ:あれ? そいやロックの姿も見えないけど・・・どこに行きやがった!?
ロック:・・・・・・。
セシル:お疲れ様。
ロック:・・・別に疲れてねえよ。
セシル:そうかい? なら別に良いけどね。
ロック:・・・・・・。
セシル:・・・・・・。
ロック:・・・・・・なあ。
セシル:ん?
ロック:もしもあの時、俺が死を選んで戻らなかったとしたら―――お前は俺を軽蔑するか?
セシル:軽蔑はしない。ただ失望するだけだよ。
ロック:・・・ちっ。
セシル:ただ、君がセリスではなくレイチェルを選んだことは何も想ってないさ。・・・きっと僕も同じ選択をしただろうから。
ろう:というか同じ事をしてましたもんね、セシルさんは―――ローザさんに対して。
セシル:突然出てきて余計なこといわないでくれよ。これでも後悔してるんだから。
ろう:しっかしロックさん、最初はもっと無様な醜態を見せる予定だったんですが。
ロック:醜態?
ろう:そう。「俺はもう疲れたんだ! これ以上辛い想いをしたくないんだ! だから死なせてくれよ!」とかみっともなく喚いたりとか。
ロック:おい。
ろう:バッツさんの言葉に「くそっ、俺は死にたいんだ! 死にたいはずなのに、なんで・・・ッ」とか馬鹿みたいに苦悩した末に戻ってくると。
セシル:ああ、それなら軽蔑したかも知れない。
ロック:・・・一応、苦悩はしてたぞ。死んだ方が楽になれるって想ったのも本当だしな。
セシル:ところで一つ聞きたいんだけど、結局何が決め手となって戻ってきたのかな?(にやにや)
ろう:バッツさんの「人は〜」って言葉ですかね? それとも本当のレイチェルさんはロックさんの死を望んでいないと思ったから?(にやにや)
ロック:・・・お前ら、解ってて言ってるだろ。
ろう:えー、ボクわかんなーい。
セシル:ボクもわかんなーい。
ロック:ああもう! あいつが泣いてたからに決まってるだろ! だから俺は―――って。
セリス:・・・・・・。
ロック:って、セリス!? いつからそこに!?
セリス:その、ロックがいないから探しに・・・あの、今のは―――
ロック:さいならっ!
セリス:ロ、ロック!? ちょっと待って!
ろう:あ、行っちゃいましたね。
バッツ:・・・なんだよ。結局そういうことなのか?
ろう:おやバッツさん。バッツさんと言えばこんなコメントが。
今回(第24章「幻界」Q)の話でバッツが軽ーいノリで「ナイフで自分の胸刺したら死ねた」みたいなことを言った時は「さすがバッツ!!」と思わず吹き出してしまいました。
いくらロックに言いたいことがあったからといっても、まさか死ぬとは・・・。いくら生き返れるからといっても私には絶対出来ません(笑)。
まあ、FFIFの中ではそんなバッツが一番好きです。
ろう:私もこのコメントと同意見。ていうか流石にバッツさんが自分の胸にナイフを突き立てるシーンは描写出来ませんでした。怖くて。
バッツ:えー、でも生き返れるから平気じゃね?
ギルバート:そういう問題じゃないと思う・・・。
ろう:はい、そんなところで今回はこれで終了。
セシル:次も地底なら、僕たちの出番はまだまだ先かなー。
ろう:一応、プロローグでちょこっと出すかも。ローザさんがセシルさんに膝枕するシーン。
ロック:おいおい、こっちは死んで大変だったのに、相変わらずイチャラブ状態か!?
ローザ:・・・だったら良かったんだけど(暗ぁ〜い表情)。
セシル:・・・・・・。
セリス:え、バロンで一体何が起こってるの!?
ろう:そこらへんはまた次章で―――次章はスムーズに更新出来ると良いなあ。
ギルバート:無理だと思う。
ろう:ああ、俺もそう思うYO! 来月も仕事が忙しいみたいだし―――くっそう、マジで暇を分けて欲しい。
セシル:と、いつもの如く使い魔がボヤいたところでお開きだね。
ろう:それではっ!