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2003年11月29日 バルト3国の人口密度

 バルト3国は、北からエラリで、国名は北から50音順、なんて覚えているのですが、それら区別させる問題がまれに出ます。

その1 言語系統と宗教が示されているもの。これなら、区別は超簡単です。

次のA〜Cはバルト3国のうちのどの国ですか?
  言語系統 主な宗教 お答え
ウラル系 プロテスタント エストニア
バルト系 プロテスタント ラトビア
バルト系 カトリック リトアニア

 おできになりましたでしょうか? 地名をバンバン出す大学を受験される方は、首都も覚えておきたいですね。Aはタリン、Bはリガ、Cはビリニュスです。最北のアジア系(ウラル系)のエストニアから順に、「アジア系、頭はたりんが、びりじゃない」という俳句ジオゴロもありますので、必要ならばお使いください。

その2 いろんな統計数値が示されているもの。どうでしょうか? どれがどの国か判断できますか?

次のX〜Zはバルト3国のうちのどの国ですか?
  面積
(km)
人口
(万人)
人口密度
(人/km)
ロシア人
人口割合
GNI/人
(ドル)
耕地率 牧場牧
草地率
森林率 小麦
生産量
ライ麦
生産量
牛乳
生産量
輸出相手先上位国(上)
輸入相手先上位国(下)
お答え
6.5万 368.9 57    9.4% 3,350 46.7% 7.3% 30.7% 124万t 31万t 156万t ラトビア・ロシア・デンマーク
ロシア・ドイツ・ポーランド
リトアニア
6.5万 240.6 37 34.0% 3.230 26.9% 12.4% 44.4% 43万t 11万t 82万t ドイツ・イギリス・スウェーデン
ロシア・フィンランド・リトアニア
ラトビア
4.5万 137.7 31 28.1% 3,879 25.4% 6.9% 44.7% 15万t 6万t 60万t フィンランド・スウェーデン・ロシア
フィンランド・ロシア・ドイツ
エストニア

 おできになりましたでしょうか? なにやらうすぼんやりとしか見えない貿易相手上位国を見ればわかりますが、もしそれがないと、どうなりますか?

その3 貿易相手国がない場合。どうでしょうか?

次のX〜Zはバルト3国のうちのどの国ですか?
  面積
(km)
人口
(万人)
人口密度
(人/km)
ロシア人
人口割合
耕地率 牧場牧
草地率
森林率 小麦
生産量
ライ麦
生産量
牛乳
生産量
お答え
6.5万 368.9 53    9.4% 46.7% 7.3% 30.7% 124万t 31万t 156万t リトアニア
6.5万 240.6 37 34.0% 26.9% 12.4% 44.4% 43万t 11万t 82万t ラトビア
4.5万 137.7 31 28.1% 25.4% 6.9% 44.7% 15万t 6万t 60万t エストニア

 ロシア人の比率と面積、人口で判断させるだけの問題もまれにありますが、バルト3国はリトアニアを除くとロシア人の人口割合が高いとか、3国の中で面積が狭いのはエストニア、なんてところで判断させたいのかもしれません。でも無理ですよね。ロシア人の比率は確かに大事かもしれないが、一度覚えたつもりでもすぐ忘れるし、日頃から地図を見ている人でも面積の違いなんてイメージできません。そんなん、無理に決まってます。

「こんなん、悪問だぁ〜!」です。

 がしかし、そー言っても、それは犬の遠吠え。受験生はつらいよ、でありまして、出されたら解くしかないのであります。

 まあ、この手の問題は、出題者の願いを無視して解くに限りまして、ワタクシの場合は、人口密度で解きます。

 バルト3国のように産業構造の似通っていると思われる国の場合、人口密度の大小は、食糧生産量に、ひいては気候に対応していることが多いんです。だから、バルト3国の場合は、北ほど寒いと考え、北ほど人口密度が低いとやれば、それが正解です。

 で、よくよく上の表を見ると、人口密度も耕地率も小麦・ライ麦・牛乳の生産量も、X>Y>Zの順(森林率は逆の順)になっています。人口密度は、エストニア31>ラトビア>37>リトアニア53の順で、寒いと疎、暖かいと密と言えそうです。そこで、ちょっと不安になり、1月と7月の平均気温を調べますと、

1月 7月
タリン エストニア −3.9℃ 16.7℃
リガ ラトビア −6.5℃ 16.6℃
ビリニュス リトアニア −4.9℃ 16.8℃

 と、なっていまして、冬の1月は、んん??? 最も北のエストニアがなぜか一番高温で、まんなかのビリニュスが最も寒い??? まあ、農業生産にとって冬よりも夏の気温の方が重要だから、1月は見ないで、7月をみると、最も南のビリニュスが最も高温で、次に暖かいのは、まんなかの、、、ありゃりゃ、次に暖かいのは最も北のタリンじゃないか! んんーーん?? いいんです。そんな細かいこと気にしていられません。こういう変なことは調べたからわかることであって、調べなきゃ、夏は南が暖かいって考えるのが当たり前です。

 「都合が悪いことがあると、細かいことは気にするなって逃げやがって!」とおっしゃる方がいるでしょうね。仕方ありません。そういわれるのが怖いので、ちょいと脱線して、バルト3国の気温比較をします。

 冬にタリンが意外と暖かなのは臨海に位置するからで、ビリニュスが意外と低温なのは内陸に位置するからでありまして、The World Meteorological Organizationさまのサイトで、リトアニアのビリニュスは内陸なので、これと、臨海の都市クライペタの気温を調べました。すると、ビリニュスは、クライペタに比べ、7月はごくわずか高温、1月は3℃ぐらい低温です。はやり!です。調べるまでもないことですけど。

 そこで、同じ臨海部の都市だけを比較しますと、次表のように、ほとんどの月で、最高気温も最低気温も、エストニアが最も低く、ラトビアが最も高い。

エストニア Tallinn
Month Mean Temperature oC
Daily
Minimum
Daily
Maximum
Jan -7.5 -2.1
Feb -8.2 -2.3
Mar -4.9 1.6
Apr 0.0 8.0
May 4.9 14.6
Jun 9.8 19.2
Jul 12.0 21.0
Aug 11.5 19.8
Sep 7.4 14.7
Oct 3.5 9.3
Nov -1.3 3.3
Dec -5.2 -0.1
ラトビア Riga
Mean Temperature oC
Daily
Minimum
Daily
Maximum
-7.8 -2.3
-7.6 -1.7
-4.7 2.7
1.0 9.8
5.9 16.2
10.0 20.1
12.3 21.7
11.8 21.0
8.0 16.3
4.0 10.4
-0.5 3.9
-4.4 0.3
リトアニア Klaipeda
Mean Temperature oC
Daily
Minimum
Daily
Maximum
-5.2 -0.4
-5.1 -0.4
-2.2 3.2
2.0 8.9
6.9 15.0
10.9 18.3
13.6 19.9
13.6 20.1
10.2 16.4
6.4 11.5
1.7 6.2
-2.5 2.3

 というわけで、もとに戻して、結論です。

バルト3国は、北からエラリ、寒い順にエラリ、人口密度の低い順にエラリ

 ふっふっふ。これなら覚えやすいです。国の判定にも使えます。

 が、しかし、

 これだけで終わらせたのではあまりおもしろくありません。周辺諸国も含めて人口密度を調べてみましょう。次の表は、北欧と東欧の国を中心に、「ヨーロッパの青いバナナ」からはずれる国を、人口密度も考慮して、おおまかに北から南に並べてみたものです。これを見ればわかりますように、ヨーロッパで人口密度の低い(<60人/km)国は寒い国であり、それらの国の人口密度は、気温にまあまあ対応しています。

北欧・東欧諸国など 人/km
アイスランド
ノルウェー 14
フィンランド 15
スウェーデン 20
エストニア 31
ラトビア 37
ベラルーシ 48
リトアニア 53
アイルランド 55
ポーランド 120
デンマーク 124
チェコ 130
スロバキア 110
ハンガリー 107
セルビア・モンテネグロ 104
ルーマニア 94
ウクライナ 82
スロベニア 98
クロアチア 82
ボスニア・ヘルツェゴビナ 79
ブルガリア 71
ギリシャ 76
マケドニア 79
アルバニア 109

2003年11月25日 EU加盟予定国

 ジオゴロの醍醐味は、まったく無関係なことを、さも関係あるかのように関連させて、覚えてしまうことにある。

 たとえば、東欧のカトリックの国(ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリー)は、「ぽちはカトリック」と覚えるのだが、実はこれは表向きのジオゴロであって、Uraゴロでは「ちんぽはカトリック」と覚える。ジオゴロの出来としてどちらがいいかと言えば、もちろん、「ちんぽはカトリック」に決まっている。

 「ちんぽ」と「カトリック」という組み合わせが愉快なのだ。カトリックといえば道徳的なもので、ポーランド出身のローマ法王であらせられるヨハネ・パウロ2世さまにおかれましては、「ちんぽ」とは、恐らく、小便をするための器官にすぎず、若い時分はいざ知らずですが、まあ、普通に考えれば、彼は生涯不犯の人に違いない。そう考えると、「ちんぽ」と「カトリック」は意外な組み合わせで、だから愉快なのだ。

 また、ものごとにはオモテがあれば必ずウラがあるわけで、歴史を見れば、カトリックが道徳的、法王不犯の人、なんてちゃんちゃらおかしいっていう面も多々ある。そもそも、カトリックを曲解すれば、懺悔さえすれば何でもあり、みたいなところがあるから(かどうかしらないが)、イタリア人やスペイン人といえばスケベというレッテルが貼られることすらあり、その意味では、「ちんぽ」と「カトリック」は意外でもなんでもなく関係おおありの納得できる組み合わせなのだ。

 さて、東欧のカトリックだが、バルト3国が独立し、チェコスロバキアや旧ユーゴスラビアが解体した現在、「ぽちはカトリック」あるいは「ちんぽはカトリック」では不十分な気もして、リトアニア、スロバキア、スロベニア、クロアチアという新たなカトリックの国をも盛り込んで、「リポチはスロクロカトリック」とか、「リトルちんぽはシロクロカトリック」とかいろいろ考えるのであるが、簡潔性という面で劣り、なかなかうまくいかない。そこで、強引にくっつけようとせず、バルト3国のうちプロテスタントの国とフィンランドを合わせて「フェラのプロ」というジオゴロで別途覚えることにしている人もいるようである。さらに、「フェラのプロ、リトルちんぽはカトリック」という手で覚えている人もいた。

 で、関連の意外性だが、若者掲示板でも紹介したように、さるお方から次のようなメールが舞い込んだ。

「ちぇ、ポリはマラ好き(はーとマーク」
新規EU加盟10ヵ国のゴロです。
突然天から降ってきたので、メールさせて頂きました。それでは、失礼します。

 なるほど、これも、ポリ=ポリ公=ポリスマン、だから、お硬い警察とマラの意外な組み合わせか。あるいは、硬いつながりで警察とマラと考えれば、意外でもなんでもなく関係おおありの納得できる組み合わせか? いずれにせよ、東欧はちんぽ関連のいろんなジオゴロができるもんだなあ、と思った。

 「突然天から降ってきた」というのが愉快です。どーいうことなんだろうか?

 それはさておき、このジオゴロですが、EU加盟予定10か国を並べて、なんとなく意味を持たせたわけだ。ェコ、ストニア、ーランド、トアニア、ンガリー、ルタ、トビア、ロバキアとスロベニア、プロス。

 なんか、強引って感じがしますが、既往の「ちんぽはカトリック」と組み合わせて使うと、「ちんぽ」=「マラ」だから、宗教とEU加盟とが関連づいて、なんとなくいいかもしれません。

 が、これ以上、「マラ」談義をしても不毛なので、それもさておき、ちょっとまともな話。

 東欧・バルト3国と西側諸国との関係について考えてみると、いろいろ面白いことに気づくので、表にまとめてみます。しばしば指摘されているように、EU加盟予定国のうち、バルト3国と東欧5か国は、宗教面ではカトリックかプロテスタントであり(*)、経済水準が高めの国が多い。
  (*)残る加盟予定国は地中海の島国マルタとキプロスで、主要宗教は、マルタがカトリック、キプロス(ギリシャ人政府)がギリシャ正教。

 西欧または西側を中心とする国際組織への加盟が最も早いのは、「ぽちはカトリック」の3国である。これら3か国を「西欧の犬」と考えれば「ポチはカトリック」というゴロもなかなかいいじゃないか。

 しかしながら、これら3か国だけに限って見ると、OECDへの加盟順では、まずチェコ、次いで、ポーランドとハンガリーだし、経済水準の高さにおいても、チェコが最高で、次いで、ポーランドとハンガリーなので、これらの順を考慮に入れると、やっぱり「ちんぽはカトリック」の方に軍配が上がるか?

国名 GNI/人 第一次
産業
人口率
都市
人口率
乗用車
1台当
り人数
1000人
当りテ
レビ使
用台数
OECD
加盟国
そのと
加盟年
NATO
加盟国
・加盟
予定国
EU
加盟
予定国
主要宗教 総合評価
西欧度
(私が
見て)
エストニア ○3,870 ◎8.8 ◎69.3 ◎ 3.2 ○418   ○2004 ○2004 プロテスタント ☆☆☆☆
ラトビア ○3,230 ○15.3 ◎69.0 ○ 4.5 ◎496   ○2004 ○2004 プロテスタント ☆☆☆
リトアニア ○3,350 ○20.2 ◎68.3 ◎ 3.2 ◎459   ○2004 ○2004 カトリック ☆☆☆☆
ポーランド ◎4,230 ○19.2 ○61.9 ○ 4.2 △337 ◎1996 ◎1999 ○2004 カトリック ☆☆☆☆
チェコ ◎5,310 ◎ 5.1 ◎74.7 ◎ 2.8 ◎487 ◎1995 ◎1999 ○2004 カトリック ☆☆☆☆☆
ハンガリー ◎4,830 ◎ 7.1 ○63.6 ○ 4.3 ○435 ◎1996 ◎1999 ○2004 カトリック ☆☆☆☆
スロバキア ○3,760 ◎ 7.4 ○57.0 ○ 4.3 ○418 ◎2000 ○2004 ○2004 カトリック ☆☆☆
スロベニア ◎9,760 ◎10.8 △49.9 ◎ 2.3 ○362   ○2004 ○2004 カトリック ☆☆
クロアチア ◎4,550 ○16.6 △54.3 △ 6.1 △272       カトリック
ルーマニア △1,720 ×41.8 △54.9 △ 7.9 △312   ○2004   正教
ブルガリア △1,650 △26.6 ◎67.7 ○ 4.7 ○429   ○2004   正教
ボスニア・ヘルツェゴビナ ×1,240   ×39.5   ×0.3?       イスラム・カト・正教 ××
セルビア・モンテネグロ × 930   △51.5 △11.2 △277       正教 ×
マケドニア △1,690 ○16.5 ○59.6   △257       正教
アルバニア ×1,340 ×54.8 ×36.7 ×33.7 ×146       イスラム ×××

*統計数値は、信憑性に欠ける部分も多々ありますし、さまざまな出典から採りましたので年度などに統一性がありません.ご注意ください。


2003年10月3日 オーストラリアの砂漠はさびしい砂漠

 秋ですね。豊穣の秋、実りの秋、であるから豊かなはずなんだが、なぜか、ふと、さびしくなる季節、ひと恋しい季節です。

今日は、オーストラリア大陸の試験に出る砂漠は、グレートサンディー砂漠とグレートビクトリア砂漠です。これらの砂漠の主要なる成因は、両方とも、年間を通じて亜熱帯高圧帯の影響を受けて年中雨が少ないため、と覚えておけばいいのですが、そういう基本的なることを問うてくれればいいのに、なぜか、どっちがどっちでしょう?と、クイズみたいにして、地名を問う大学があります。

そこで、その位置を間違えないためのジオゴロです。オーストラリアは秋ではなくて春なのだが、砂漠はつねにさびしい。

オーストラリアの砂漠は、さびしいです。

北側にあるのがサンディーで、南側にあるのがヴィクトリア。ヴィで、サビしい。北が上になっている普通の地図帳で見ると、上にサンディー、下にヴィクトリアだから、上から「サ・ヴィ」の順、と覚えるといいかも。。

 と書いてふと思ったが、「砂上の楼閣」という言葉があるから、砂上→砂が上→サンディーが地図で上、サンディーが北、と覚えることもできる。オーストラリアの砂漠は「砂上の女王」か。


2003年9月13日 脱力ジオゴロ「SO硫黄」 −SOとNOx−

 理系の人には信じがたいことかもしれないが、化学の元素記号になじんでいない私ども文系もんにとって、SOとNOは混同しやすく、これらについてしゃべるときは、硫黄酸化物だったっけ窒素酸化物だったっけと頭の中でかなり注意しないと、取り違えてとんだしくじりをする。マーシャルプランとシューマンプランを取り違えたり、コロンビア川とコロラド川を取り違えたりするがごとしなのだ。

 このまえ飯屋に入ったとき、醤油とソースを見て、「醤油とソースを目だけで識別するのは難しいが、SOとNOは文字を見るだけで違いがわかるのだから、何とか区別できるはずだ。醤油とソースは入れ物を振ってみれば区別できるが、SOとNOの場合は、ゴロって区別するべし。」と思った。

 で、特急あずさに乗ってずっと思案してたら、車内アナウンスが聞こえてきた。
「ちのー、ちのー、次は茅野でございます。」
「あ、もう茅野か、降りなきゃ」
あたふたと降りる準備をしていたら、頭の中に「チカッ」と火花が散ってジオゴロの火がともりました。
「ちのー、ちのー、窒のー、窒NO」

 いいですねえ。

 が、しかし、これは、ダメです。

 これじゃ、茅野のジモティーでありますワタクシにしかわかりません。猪年生まれの人とか、井上さんとか、猪口さんとか、そういう人は、「いの」の方になじんでいるから、「いの→硫NO→硫黄はNO」なんていう具合に間違うかもしれない。これでは、世界に、とまで言わないにしても、日本全国に通用するジオゴロとは言えません。

 そこで、また考えた。これなら、どーだ!

そう言おう SO硫黄 SO硫黄酸化物

 「そう言おう」とは言うが、「のう言おう」とは言わない。だから、そう=SO→SOは硫黄酸化物なのだ。

 え? 「ノーと言おう」とは言うじゃないかって? ノーはNO、否定形だから、NO→NOは、硫黄じゃないんです。

 どうでしょうか?

 え? くだらなすぎて、気がぬけた? カラダ全体から力がぬけていく? この脱力感をどうしてくれるんだ!って?

 脱力していいんです。このSO硫黄ジオゴロは、脱力ジオゴロなんです。

 なんとなれば、脱力することで、「近年、硫黄酸化物については、日本をはじめとする先進国を中心にいくつかの国では、脱硫技術が進歩して、排出量が少なくなっている」という超重要事項を思い出すからです。

 え? このこじつけ、くだらなすぎて咳き込んだって?

 いいんです。咳き込めば、化燃料の燃焼によって排出されるってことも思い出しますから。

 咳き
込んでが出ればますますよろしい。硫黄酸化物は、化石燃料のなかでもとくに石炭を燃やせばたくさん出るってことも思い出しますから。


2003年9月2日 中国の経済特区

 中国の経済特区については、すでに、ジオゴロの神様もっくん氏の手になる傑作がある。

明日はシチューかい?

アモイ スワトウ シエンチエン チューハイ 海南島

 このうち、海南島だけが日本式の音読みだ。若き友人、グードくんは、これを中国式の読みどおり「ハイ」と読めばいいじゃないか?と考えた。

「明日はシチュー?」

「はい」

アモイ スワトウ シエンチエン チューハイ
ハイナン島

 会話形式のジオゴロにしたんですね。かわいい会話で、グッドです。

 経済特区といえば、経済発展。経済発展といえば、中国はもちろんだが、NIEs、準NIEsもだ。

というわけで、ついつい、あの超度肝を抜く禁断ジオゴロ(2000年1月28日の駄文記事)を思い出し、グードくんに言ってみたところ、「だめですよー。それは下ネタですよ。」とたしなめられた。

「すみませんでした。二度と申しません。」とあやまったら、「女の子の前で言っちゃ絶対ダメですよ。」という貴重なアドバイスまで頂戴し、赤面した。


2003年8月1日 ASEAN新規(1980・90年代)加盟国

 pasoを捨て、しばらく大阪に行っておりました。滞在型リゾートホテル小東洋で、都市型バカンスを楽しんでおりました。あたしゃ、自慢じゃないが仕事中毒人間ですから、それに、バカンスなんていうような西洋かぶれのことをするのに慣れていないもんですから、それだけなら、ひまでひまで困ります。だから、ついでに、毎日夕方、近くのビルジングに行って、3時間ばかり、若者たちの前で一席ぶたしてもろてましたけど。

 ひさびさに高原の村に帰り、メールをチェックしたところ、トッキーさんから、新作ジオゴロメールが入ってました。さっそく公開です。

こんばんは。突然ですがASEANの新規加盟国ジオゴロの公開です!

『ブルブル べとべと ミイラの缶詰』

ブルネイ ベトナム ミャンマー ラオス カンボジア

ミイラの缶詰はブルブル震えていてべとべとしてるんです(笑)

ラッキーなことに加盟年度毎にもなってます。いかがでしょうか?

 ASEANは熱帯なので、「ぶるぶる」はどうかな?という気はしましたが、暑い夏こそお化けのシーズン、今年はなかなか暑い夏がやってこないから、冷気をもたらすお化けはいらない。ってわけで、いまはまだ、熱帯で熱帯のASEANで活躍しているのかもしれませんね。

 ミイラの缶詰なんて、聞くだけで怖いですねぇ。冷や汗が出ます。冷や汗→冷やASE→ASEAN、て感じでしょうか?


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