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今日の発見 

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12月1日 バルト3国それぞれの位置関係と、ついでに言語・宗教

 比巴胡さんの第4弾にいく前に、本日入荷のバルト3国ジオゴロいきます。今回も、カワイックワールドさまのジオゴロファンクラブ、ジオゴロ投稿の間から転送されてきた作品です。

 今回の投稿は、地理職人さんとおっしゃる方によるもので、作品を3つも頂戴しました。この方のご住所は山形、ご職業は大統領だそうです。では、山形の大統領、地理職人さんの一発目いきますが、これは、作品というより発見です。まさに、このコーナーの「今日の発見」にぴったりです。

バルト3国はアイウエオ順だ!

 大統領の地理職人さん曰く、

 ヨーロッパにバルト三国ってありますよね?
 実はあの三つの国は北からアイウエオ順に並んでいたんです!!!!
 そこでこれ! 「バルト三国はアイウエオ順だ」 です。

北から順に、エストニア、ラトビア、リトアニア。なるほど。

とくに、ラトビアとリトアニアの位置がどっちがどっちだっけな?と迷うときが多いのですが、このようにして区別すれば、もう大丈夫。

 多くの人は、「エ・ラ・リ」とか、フィンランドを入れて、「フェラーリ」とか覚えるのですが、アイウエオ順というのもいいですね。

 待てよ! これ、他にも発見者がいるぞ! 誰だっけなあ。

あっ、そーだ! 故・権田先生がおおむかし、そんなことをおっしゃってました。先生ご自身が発見されたのか、先生のクラスの生徒さんが発見されたのか、まではお伺いしませんでしたが。

 ついでに、言語と宗教の勉強しときます。私大向けです。

 エストニアは、フィンランドのすぐ南だから、フィンランドと同じウラル系なんです。残りの2つはバルト系。

 リトアニアは、ポーランドのすぐ北だから、ポーランドと同じカトリック。残りの2つは北欧と同じプロテスタント。

という覚え方をしますね。

こじつけですが、ちょっとつまらんことを発見しました。

 トニアの首都は。    言語は、エストニアのエからアイウエオを連想してウラル系。
                         宗教は、エストニアのスと、タリンのタ・ンから連想してプロテスタント。

 ラトアの首都はリガ。         言語は、ラトビアのビからバビブベボを連想してバルト系。
                          宗教は、うまくいきませんでした。

 トアニアの首都はリニュス    言語は、ビリニュスのビからバビブベボを連想してバルト系。
                          宗教は、リトアニアのトリからリトと連想してカトリック。

ああ、本当につまらん。発見というよりこじつけでした。すみません。

 やはり宗教は、従来からあるが公開を控えていたお下劣ジオゴロで覚えるのが一番かもしれません。すなわち、

 フィンランドとエストニア・ラトビアの宗教は、「フェラはプロです」。

 リトアニアと東欧のカトリック教国は、「リポチハ、カトリック」とか、「リトるチんポハ、カトリック」。


11月30日 試験によく出る間帯土壌

 お待ちかね! 比巴胡さんの作品第3弾です。

 むひょひょ、本日はどんな傑作でしょうか? 楽しみです。

 間帯土壌は、分布と色と生成条件(母岩など)と、そこで作られている作物が大事なので、試験によく出る間帯土壌について、それを一覧表に示しますと、

生成条件(母岩など) 分布地域 主な作物 ジオゴロ
テラロッサ 石灰岩が風化してできる 地中海沿岸など オリーブなど ヨーロッパだからテラロッサ
テラローシャ 玄武岩・輝緑岩が風化してできる 暗紫
(赤紫)
ブラジル高原 コーヒー コーヒーだからテラローシャ
レグール 玄武岩が風化してできる デカン高原 綿花
レス(黄土) 細砂が風で運ばれ堆積してできる
氷河堆積物が運ばれたもの
砂漠の細砂が運ばれたもの

ヨーロッパなど
華北など

まっ、そんなお勉強はさておき、ジオゴロを堪能させていただきましょう。

では、まいります。

艦隊 ツ レ テ ッ テ!

 間帯  2×レ テ テ
 間帯は、2つのレ & テ、テ

間帯土壌は、レグール、レス、テラロッサ、テラローシャ

 むひょひょ。なんともはや。

 まっ、常に傑作とはいきませんね。でも、思い出すきっかけにはなるんじゃないでしょうか。


11月29日 ライン川地名ジオゴロ

 今日は、少年Kさんから頂戴した「母なるライン地名ジオゴロ」をご紹介します。

今、ヨーロッパの地名覚えてたんですけど、とにかく多いですね… で、ドイツの「THE END」の南の方のジオゴロ、創っちゃいました。

 「THE END」というのは、ジオゴロの神様がおつくりになった傑作で、ルール工業地域の、デュースブルク、エッセン、ドルトムントの3つの都市を覚えるためのジオゴロです。

 ほんとうに、ヨーロッパは覚える地名が多くてたいへんです。愚痴の一つも言いたくなります。

不満は シュッっとばせ〜!
  ランクフルト
  
川 (兼、マインツ、兼、マンハイム)
  
イデルベルク
  
シュツットガルト
  
バーゼ 

 愚痴を言ったり不満不平を言う人が多いなかで、少年Kさんは、ちょっと変わっていて、俄然燃えるようです。何に燃えるかというと、勉強に! ではなくて、ジオゴロ創作意欲に!
 いいのかしら? ちょっと心配。


11月26日 大陸別人口増加率

 前回公開させていただいた「ベトナム大仏ジオゴロ」の余韻がまだ残っています。

 すごかったですねえ。まだ読んでいない人はもちろん、一度読んだ人も、パソコンのPgDnを押すなどして、下の11月23日の記事を読み返しましょう。何度読んでもすばらしいです。

 前回、それを公開させていただいてから、比巴胡さんに「事後承諾を乞うことになりすみませんが、公開させていただきました」旨のメールを送ったところ、次のような文面のメールを頂戴しました。

 「今日の発見コーナー」を見ました。あんなに大きく取り上げて頂いて凄くうれしいです。僕のほうが感動してしまいました。三度以上は読破しました。ずっと眺めていたい感じでした。 田中さんがノーベル賞をとった時はこんな感覚だったんだろうなと考えたりもしました。

 どーです! この文章!

 さすがですよね。私はこのメールを読んで、のけぞりましたですよ。なんぼなんでも田中さんがノーベル賞をとった時の感覚になぞらえるなんて!! すばらしいジオゴロを考えつく人は、感性がするどく、文章も上手なんだなあ、って思いました。

 お待ちかね! 比巴胡さんがつくってくださったジオゴロ4つのうちの第2弾です。

 驚かないで下さい!

 今回もすばらしいですよ。

 公開をためらうほどいいものだから、つい、じらしたくなっちゃいます。では、参ります。

人口増加率は お肌の色の 濃さの順
アフリカ > ラテンアメリカ > アジア > アングロアメリカ > ヨーロッパ
(色黒の人が多) (濃黄の人が多) (黄色の人が多) (色白が多で黒黄のモザイク) (色白の人が多)

 こっ、これも、傑作だぁ〜!

 比巴胡さんは、受験生だった頃に考えたジオゴロのうち、大学三回生になっても覚えているものを投稿してくれています。ということは、つくってからここに投稿するまでに3〜4年の年月がたっているのだから、すでに厳選されているわけで、誰もが使える傑作ジオゴロに決まっています。

 「ベトナム大仏ジオゴロ」は、恐らく、今後、数世代にわたり、いや、無限の未来の世代にまで語り継がれ、多くの受験生を救ってくれる傑作ジオゴロとなるでありましょう。今回の傑作は無限の未来の世代とまではいかないかもしれませんが、大陸別人口増加率が大きく変化しない限り、これまた何世代にもわたり語り継がれるはずです。

 比巴胡さん、ありがとう!


11月23日 ベトナムの宗教 〔新機軸! カナのルーツは漢字だ!ジオゴロ〕 

 カワイックワールドさまが設置してくれた「ジオゴロフィー・ファンクラブ」の「ジオゴロ投稿の間」に、ときたま投稿があり、それをカワイックさまが私にメールで直送してくれる。今日は、またまた寝る際になって、比巴胡さん(仮名)からの次のようなお便りを頂戴した。

 三年前に浪人生として○○塾で○○先生や○○先生にお世話になった者です。そしてその年、見事志望校に合格し、現在、○○○大学文学部地理学科の三回生です。受験地理も好きでしたが、大学での卒論に向けての研究も同じ位に楽しく、地理学科に進んで本当に良かったと思う今日この頃です。

 さて、僕が受験生だった頃に一人で楽しみながら考えた語呂合わせを幾つか挙げたいと思います。

歳を取ることで何がうれしいかって、こういうお便りを頂戴することに決まっている。上の○○先生のかたわれには、当然、私の苗字が入ります。

 ところが、なんと! 投稿してくれた比巴胡さん(仮名)に対してはたいへん失礼なことであるが、(ご尊顔を拝すればきっとわかると思うのですが、)お名前からはお顔が思い浮かばないのです。

 しかし、だからこそ、激しく感動するのであります。うれしーじゃありませんか! 「Webサイトを維持していてよかったー」って思います。涙ちょちょびれ!です。更新意欲ががんがん湧き、睡眠時間が削られることなんかまなんのその!と、奮起してしまいます。

 そして、比巴胡さんは、ジオゴロを4つも投稿してくれました。 

 本日はその1です。すごいですよ。新機軸ですよ!

 う〜ん、あまりに凄すぎて、公開するのがもったいないくらいです。

もっともっともったいぶりたいのですが、じらすのも申し訳ない。

 では、参ります!

 驚かないで下さいよ。

東南アジアはベトナムだけ大乗仏教ですが、「ベトナム」という文字列に少し加筆してみると「ベト大仏」となるので分かりやすい。

どーです? 凄いでしょう!

 なに? 何がすごいかわからない?  さらっと、書いてくれているから、凄さがわかりにくいかもしれません。

 では、これでどーだ!

 ベトナムは、  だったんです。

ジオゴロには、今までも、人名ジオゴロ、文字数ジオゴロ、語尾伸ばしジオゴロなど、おもしろい部門があるが、本日は、比巴胡さん(仮名)により、さらにまた新しい部門ができました。

カナのルーツは漢字だ!ジオゴロ。略して、仮名⇔漢字ジオゴロっす。

* ベトナムという国号は「越南」という漢字にルーツをもちますが、これは、中国文化圏であった歴史が長く、かつては漢字や漢字系の文字(チュノム)が使われてきたためでありましょう。だから、カナから漢字を連想するのは、至極当然な思考の流れであります。
* 「ベトナムはベト大仏だったんです」からは、さらに、「仏」→「フランス」が連想でき、ベトナムが旧フランス領であったこともついてに覚えてしまいます。なお、その頃、フランス人宣教師がベトナム語をローマ字で表記することを考え出し、植民地時代には、それが普及しました。その結果、ベトナム語はローマ字で表記されるようになっています。


11月1日 カカオの栽培条件

 ふるい話を蒸し返しますが、8月21日の記事で、カカオの生産上位国ジオゴロ「校長がなぁ、ネッシーのブラジャー、顔かぶったんだと」を、私が駄作と断じたところ、次のようなメールが舞い込んで来ました。
 とうに夏はすぎ、いまは晩秋。カカオでは時期はずれの気もしますが、それは日本のお話。常夏の熱帯では、カカオはいっときだけの季語ではないだろうということで、お許しを。

K1さん: カカオって高温多湿なところで作られるんですね。 生産国を考えると、「確かに!」って感じです。

さ〜ら : 無言 (心のうちでは:何をいまさら。そんなの、当たり前だがなぁ。)

K1さん: で、例の失敗作品「校長がなー・・・」について、無理矢理考えてみます。

さ〜ら : ほお〜っ、すばらしい。日々、これ、精進!ですね。いいことです。
      (心のうちでは:カカオは『ジオゴロ地理B』掲載の
       「ちょこ〜っとガーナ」だけでいいのに。)

K1さん: あれは確か、コートジボワール+ガーナを、早口で言うと、
       「校長がなー」になるとういうものです。
      (心のうちでは:なりません!)

さ〜ら : なるほど。そーだったんですか!
     (心のうちでは:そんなの先刻承知だがなぁ。)

K1さん: それはさておき、
      生産上位国のコートジボワールとガーナなんですが、おもしろい発見をしましたよ。

さ〜ら : ほお〜っ。それは是非お伺いしたいですね。
     (心のうちでは:さすが、K1さん、「校長がなー」なんてレベルに甘んじていないな。

K1さん: コートジボワールのコートとガーナで、次のような数式を作ってみました。
      コート+ガーナ=
      この解、わかりますか?

さ〜ら :「こーとたすがーな」ですか? その心はカカオですか? そんなありきたりじゃありませんね。

K1さん: ふっふっふ。違います。
        コート  +   ガーナ
   = こーと たすっ がーな
   = こーおんたしつ ……

さ〜ら :無言。

K1さん:失礼しました。

 というわけで、K1さん、最後は口ごもってしまわれましたが、なかなかいいじゃないですか。まとめます。

カカオ作ってる国は、こうおんたしつかな?
                    ( コート  +   ガーナ )

いや、まとめないほうがいいかな。

コート+ガーナ、
こーとたすがーな、こーぉったすっがーな、こーおんったすっがーな、こーおんたすっつがーな
こーおんたしつ
かなぁ?     (影の声)はい、カカオの生産国はみな高温多湿です。

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