(ロンドン)
5/15       ロンドン到着
5/16       ケンジントン界隈大英博物館、ロイヤル・バレー
5/17       ウインザー城、バース、ストーンヘンジ(日帰りバ
         ス旅行)

5/18       コートールド美術館ナショナル・ギャラリー、リー
         ジェント・ストリート(買物)

5/19       ナショナル・ギャラリー(二回目)、ウエストミンス
         ター寺院

5/20       ロンドン塔、ハロッズ(買物)
5/21       コッツウオルズ見物(日帰りバス旅行)

写真:
南イラク戦役
アッシリア、約640-620BC
ニネヴェ、南西宮殿第28室、パネル7-9
大英博物館
解説:
いくつもの敵兵の首を持ち帰った一人の兵隊が報償として腕輪を受け取っている。兵隊達が一匹の動物を屠殺し、大切りの切った肉を焚き火で調理している。

(スイス)
5/22       ベルングリンデルヴァルト
5/23       ブリエンツ
5/24       エッシネン湖、クラン・モンタナ、
         モントルー

5/25       ジュネーブより帰国

写真:
ベルナルド・ダッディ(活動時期1320-48
トリプティック(三枚続きの絵画):天使達を控え玉座に就いた聖処女と子
1338
板に描いたテンペラ画
コートールド美術館

 ロンドンで七泊して、そのあとスイスで三泊の予定がこうして出来上がった。

 スイスはレンタカーだけ予約して、当日にホテルをみつけることとした。彼女の希望は単に、「孫達が行くことになるかもしれないスイスのサマー・キャンプを見ておきたい」ということだった。

 簡単なのはツアーに乗ることなのだがね、とツアーを勧めたのだが、ツアーに乗ってせせこましく走り回るのは「いや」ということなので、簡単な日程表を作って故郷の街のH.I.S.へ出向き、彼女の希望を聞きながらその場で飛行機・ホテル・レンタカーを含めた日程を作り予約してしまった。これが3月半ばのことだった。

 そして次の日程の旅行をこなしました。スイスのレンタカー旅行は便利だったけれども、さすがに古稀をこえると、肉体的に辛くて、一日300kmも走ると疲れ果てましたね。

 彼女は東京の女子大学で英文科に在籍しましたから、英語には堪能なはずなのだけれども、田舎に永く暮らしていたせいで、すっかり英語とは距離を置いてしまった。ところが突然、古稀の年齢になって突然彼女のDNAが復活した、ということらしい。

 私の妹が故郷で結婚して、永らく味噌屋のかみさんになっているのだが、どういう風の吹き回しなのか知らないが、英国に行きたいと言い出した。
 なにをしたいのか尋ねると、

  1. ロンドンオリンピックのマラソン・コース
   を歩いて見たい。

  2. 大英博物館にも行ってみたいし、
  3. コッツのような田舎町も訪ねてみたいし、
  4. なにもしないでボーッと街行く人たちを眺
   めていたい。

というものだった。

英国・スイスの旅

               2012/05/1525

 彼女のお母さんには幼児のときから随分お世話になったのに、生前恩返しをすることができなかったので、その分も含めて妹にお返しをするつもりだったのですが、旅行は楽しかったにもかかわらず、疲れ切ってイライラすることもあり、逆に迷惑をかけたのではなかったか、と懸念しています。

写真:エッシネン湖

写真:ケンジントン宮殿、銅像はオレンジウィリアム三世

 この旅行記は完成に時間がかかりますので、完成次第順番に公開していくことにします。

 皆様にとってなにかの伝手になれば幸いです。

では皆様ご機嫌よう。

写真:ブリエンツ木彫学校

写真:ウインザー城衛兵交代式