ALSと親父

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その他
《伝の心》
ALS患者用に開発されたパソコンです。スイッチ1つですべての操作が可能です。(日立)
身体障害者の日常生活用具支給の制度により支給可能です。(各市町村により状況が異なるようです。)

【機能】
[日常使用文読み上げ]
・あらかじめ登録した日常よく使う文を読み上げます。
[日常会話・文書作成]
・1つのスイッチで文字入力することにより、文章作成、読み上げができます。
[機器操作]
・テレビ、エアコンなどの機器を操作できます。
・事前に使用する機器の登録をする必要があります。リモコンのある機器なら登録できます。
・親父もテレビ、照明を登録して使用していました。
[電子メール]
・電子メールの送受信ができます。
[ホームページ閲覧]
・ホームページの閲覧ができます。お気に入りに追加しておけば、オフラインでも閲覧できます。
[呼び出しブザーについて]
・呼び鈴分岐装置を使用すれば、パソコン操作と呼び出しブザーを1つのスイッチで操作できます。スイッチを通常押しでパソコン操作、長く押すと呼び鈴操作になります。
[スイッチについて]
・スイッチは症状にあわせていろいろなタイプが発売されています。目や眉毛を動かすことで入力可能なスイッチも発売されています。
[参考:スイッチメーカー]
徳永装器研究所http://www3.coara.or.jp/~tokuso/index.htm
《回路外れ防止》

在宅の場合、主に母が介護していますが、24時間傍に付き添いしているわけにはいきません。カニューレへの回路接続部は、しっかり接続すれば外れることはないですが、接続が緩いと外れる場合があります。また、カニューレの接続部のサイズと回路の接続部のサイズの相性で外れやすい場合もあります。
自然に外れることを何回か経験しました。(本人が呼び出しブザーで呼び出すので大事には至りませんでしたが・・・)
そこで、ケーブルなどを束ねるマジックテープ式の結束バンドを、カニューレを固定する首紐に通し(両側)、接続回路の上で固定するようにしました。夜は親父は一人部屋で寝ているので回路の固定があると安心です。
(記:2007.06)

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