築窯編



平成20年7月1418日 穴窯を土で埋めました。
焼成時の膨張を抑えるため、今は鉄のアングルで締めあげますが、昔の穴窯のように窯を大石・砕石・土で埋めました。
13日目 窯はほぼ埋まる。14日目 ドラフトへの階段、両サイドの水処理、焚口の整備。
石を大量に集めました 石を積む 煙道を囲う 薪置き場
正面焚口 薪置き場へ砕石 大石・小石・砕石・土 半分埋まる
ドラフトへの階段 雨水は採石で処理 響工房・陶人木さんと完成記念 来週から薪を割りパレットに積む

平成20年7月711日 穴窯が完成
8日目  アーチ完成。  9日目 捨て間のアーチ完成、煙道完成、煙突。 10日目 煙突完成。 11日目 アーチ上にセメント。温度計、目地。12日目 ロストル、入口の壁。
捨て間のアーチは縦使いのY3、T3、キャスターを使用する。
アーチの上に断熱レンガを敷き、最後に粗めのセメントを塗る。
煙道の内径は一丁半。上は長2丁を置き、必要時には外してドラフトとする。
煙突は後部の最下部に一丁半のダンパー。高さは屋根まで2m、屋根上50cm。
温度計は1段と3段へ道具土で設置。目地を整える。
ロストルは長2丁15本、入口の壁は並煉瓦70丁を積み上げて完成。

材料の内訳
(予備を含む)
赤レンガ 480丁・断熱煉瓦 650丁・並レンガ SK32 2240丁
SK34 Y-1 350丁・SK34 Y-2 200丁・SK34 Y-3 40丁・SK34 T-3 40丁
長1丁半 15丁・長2丁レンガ 45丁・半平 60丁、ヨウカン 150丁
キャスター SK34  4袋・ 耐火モルタル 30袋・セメント 10袋
砂 1.5リュウベ、砕石 .5リュウベ、コンパネ 2枚、切断砥石10枚

次週、焼成時の膨張を抑えるため、昔の穴窯のように、窯を大石と砕石で埋めます。
コンパネの型は狭くなるごとにジグソーで切断する 一段付近 アーチの断熱レンガ 入口はSK34を二重に
捨間三列、あと一列 捨間四列と長二丁のふた 煙道完成 煙道出口と煙突の底
煙突のドラフト ドラフトは並煉瓦三枚 火吹き 屋根の穴
煙突の穴 煙突のダンパー付近 煙突は屋根に 屋根の煙突
捨間の断熱レンガ 煙道と煙突 煙道と捨間 アーチのセメント
煙道と捨間 しもつけ 温度計 入口の煉瓦を加工する
完成 内部 煙道から 全景

平成20年6月30〜7月3日 再びレンガが着きました。
6日目、再びレンガが来ました。土本さん2人、窯屋さん3人、当方1人の6人。手でトラックから降ろし続ける事2時間。合計7t の SK34Y1(アーチ用の台形レンガ)、 SK34Y2(アーチ用の台形レンガ)、 SK32の 長1丁半、長2丁、半ペイ、ヨウカン。
4日目  3段。 5日目 サマ穴、煙突までの赤煉瓦。 6日目 捨て間,バカ穴。 7日目 煙道、アーチ。
アーチは
Y1を22個Y2を6個、並を1個でつくる。(3個1個3個1個3個1個2個1個2個1個3個1個3個1個3個)。
アーチの基礎壁、捨て間の壁の隙間はSK34のキャスターを詰める。キャスターは直ぐに固まるので必要なだけ錬る。
アーチの半径は、窯の壁へ半分乗る長さの半分で、コンパネで作る。コンパネは一丁の中心にくるようにセットする。
温度計、火吹きは、ヨウカンレンガを使用する。
3段の耐火煉瓦 捨て間の赤煉瓦 サマ穴 入口から
サマ穴上の壁 煙道の赤煉瓦 煙突の赤煉瓦 煙道の耐熱煉瓦
入口から 1、2、3段 色見は二段目 上と詰めるのは長1丁半
SK34Y1、 SK34Y2 捨て間の壁、隙間を詰める サマ穴から捨て間 捨て間の壁はキャスターを詰める
捨て間の両サイドにバカ穴 捨て間の壁を積む アーチの基礎壁のキャスター アーチが6列完成
煙道の壁が完成 二段目の火吹きは左右に付く 三段目の温度計 アーチ眞上の並煉瓦を詰める

平成20年6月2327日 レンガを積み始める
コンクリート面へモルタルを塗り赤れんがを敷く。目地をしっかりと詰め終えたら、二段目に耐火モルタルで断熱レンガを敷く。
三段〜四段目は耐火モルタルで32番耐火煉瓦を敷く。つまり、底敷きは4層。
1日目 ロストル。 2日目 一段。 3日目 二段。
コンクリート面へモルタルを塗る 断熱レンガに耐火モルタルを塗る 32番耐火煉瓦を2段に敷く ロストル付近
長二丁レンガ 灰被り ロストル 灰取り口

平成20年6月1120日 レンガが着きました。
屋根が出来た翌日レンガが来ました。土本さん2人、窯屋さん2人、当方1人の5人作業。手でトラックから降ろし続ける事2時間。なかなかの重労働だ。合計7tの運搬作業。SK32、二丁レンガ、断熱レンガ、キャスター、耐火モルタルなど。
薪は小割を除いて、ほぼ出来ました。来週から窯を作ります。
屋根 屋根 耐火モルタル キャスター
赤レンガ SK32 レンガ(約3割)
平成20年6月10日(大安) 屋根
杉に防腐剤を塗り組立る。
完成

平成20年6月27 埋め戻し
枠を外して基礎が出来上がり、埋め戻しも完了。
薪割りは簡単、4〜50pの丸太でもパカパカ割れます。
薪の積み方もコツが分かれば崩れないようになります。
焚き口から 基礎のボイド剥ぎ 基礎の全景 埋め戻し
埋め戻し 完了 薪割り

平成20年5月30日 打設
組みあがった鉄筋に型枠を組んで、コンクリートを打設します。コンクリートを打った後養生します。
玉切りは終了しましたが、120本の材木を支えていた根っこが出てきました。
6月からは薪割りになります。
生コン車とポンプ車 窯と屋根の基礎 砕石と鉄筋 窯と屋根の基礎
煙突付近 煙道付近 アンカーボルトとレベリング 120本の材木を支えていた根っこ

平成20年5月26〜29日 ボイド
コンパネとボイド(段ボールが螺旋状に外れる)内に、基礎コンクリートの鉄筋を組みます。
玉切りは後2本・・・・・ひと月半、約30日かかりましたがほぼ終了です。
後2本で終了 窯の型枠 墨付け ボイドの下部分を固定する

平成20年5月19〜24日 もう少し
80%くらい玉切りしました。

平成20年5月15〜17日 ベース
穴窯の屋根部分は、砕石に基礎の隅出しをしていきます。その上に基礎を打つ前処理としてベースを造ります。
窯の場所には、基礎の正確な位置を出すために捨てコンクリートを打設します。(厚さ5cm)
このコンクリートは実際の基礎コンクリートでは無く、強度はあまり必要としませんので捨て(すて)コンクリートと呼ばれます。でもこの上に鉄筋や型枠を組むためにできるだけ水平に均す(ならす)ことが必要です。
5月の阿弥陀岳 玉切りも大量 10・13ミリ 屋根の基礎
ポンプ車 捨コン 屋根の基礎 仮設水道

平成20年5月12日 砕石・転圧
ランマーなどの機械を使い、土面を締め固めます。平らになった根切り底に、砕石を敷詰め転圧しします。
砕石を入れる 屋根上部の基礎 全体 ウッドデッキの基礎

平成20年5月9日 基礎
基礎工事が8日から始まりました。基礎の職人さんは、「爆弾でできたような大きな穴」と言ってます。
上から 庭石が埋まってしまう 土砂の山 庭石が埋まってしまう

平成20年5月7日 丁張り

丁張り(ちょうはり)とは、「現場に作る立体的な目印」。職人が現場にリアルサイズの目印を作って、それを唯一の頼りに作っていくのです
丁張りって何で出来ているのでしょうか?材料の説明をしましょう。
1.杭 (木製:断面5cm×5cm、長さ1m)
2.ぬき (木製の板:厚さ1cm、幅7cmくらい)
3.釘 (さんぱち、よんごー)
これらの材料を使って、地面に直接立体的な目印を作っていきます。丁張りの出来が、実際に完成する構造物の出来になるので、丁張りを適当にはできません。緻密な測量と計算のすえに丁張りは出来るのです!


平成20年5月2日 阿弥陀聖水
穴窯予定地近くに、37年前八ヶ岳阿弥陀岳登山で車を置いて歩きだした舟山十字路があります。そこから徒歩5分下ると、阿弥陀聖水というおいしい水が出ています。
舟山十字路 阿弥陀岳南稜登山口 阿弥陀聖水 阿弥陀聖水
4月29日 4月30日 5月1日 5月2日

平成20年4月28日(大安) 地鎮祭
荒神様(こうじんさま)に御祈祷をお願いしました。
生活の守護神、荒神様。特に厄除け、魔除け、方除けに御利益があります。
荒神様について無知でしたので、調べてみました。
日本では古来より、激しい霊威を発揮して、人間社会に災いをもたらす様な神霊を、「荒振神」(アラブルカミ)と呼び、畏れ敬う信仰があった。荒神様は仏・法・僧の三宝の守護神とされるために三宝荒神とも呼ばれる。屋敷神や地神になってゆくのは、その土地について、潜在的根元的所有権を持っているのは荒神であると云う考えが延長したものと考えられる。御祭神は、各県により若干の違いはあるが、奥津彦神、奥津姫神の火の神様系と、スサノオ尊系に分かれます。

御供物
御神酒・塩・洗米・水・大根・人参・果物
(りんご・みかん・バナナ)・昆布・スルメ・鯛

平成20年4月25日 とび口
玉切りする時、とび口は欠かせません。こんなに便利なものとは知りませんでした。
とび口で持ち上げて 棒を差し入れて チェーンソーで切る

平成20年4月23日 玉切り
玉切りしたものを積む場所をつくりました。
玉切りはまだまだ始まりですから、全部切ったら置き場所に苦労しそうです。ーーー早く薪小屋を作らなくては。
我が家の山もみじも芽吹いてきました。

平成20年4月17日 薪割りの準備
山には少し雪がありますが、日向の土は凍っていません。
チェーンソーで玉切り。初めてですが簡単です。
使用後は、チェーンソーを分解・掃除・燃料補給して次回に備える。