平成22年6月13日 岩田さんの「一番窯」の窯焚き
6月12日夜七時、夏のように暑い中、窯焚きの応援です。
深夜から大焚きを二回。まず煙道を開け、薪を大量に窯の中に入れる
(大くべ)
今回はこの段階で楢灰を大量に撒き入れる。
1100℃まで下がると酸化にして、温度が上がりきったところで薪を入れる。1250℃まで上げるの
くり返し。
煙道を開ける 大焚き パソコン 楢灰を大量に撒き入れる

平成22年6月9日 窯出し2
奥は茶色で緋色にならなかった。
窯の内部を掃除して、コンパネで蓋をする。
作品に灰でくっついた道具土を取り、金剛砂でバリ取り。
奥の上(7.8番)融ける 奥の段 奥の段 奥の下(7・8番)
作品 作品 空になった三段

平成22年6月8日 窯出し
初窯の時は三日間徹夜をして体重が5sも減少したが、今回は1sしか減少しなかった。
しかし、毎日長時間寝ているが、体調が元に戻らない。・・・・・年か。


テラスにブルーシート、鉄べら、タガネ、木槌など窯出しの準備する。
ロストルの改良をしたため、レンガは前回よりも簡単に外れる。ただし、灰は十分に融けている。
今回は完全酸化で温度が簡単に上がるので、抑え気味に焚いたが温度が高すぎて緋色は出なかった。

ゼーゲルは
前上 9番(1280℃)融ける。 前下 9(1280℃)融ける。
中下 8(1250℃)融ける。
奥上 7(1230℃)・8(1250℃)番融ける。  奥下 7(1230℃)(1250℃)番完倒。

灰被りの壺が一つ崩れた。
ロストル付近 ロストル付近 前列の作品 前列の作品
ロストルの壺 前上9番融ける 前下9番融ける 中の段
中の段 作品 ビードロ 中下8番融ける

平成22年5月30日 窯焚き 五日目
5月30日 日曜日    AM8:00〜PM5:00 1250℃-1250℃
              
応援  長崎夕紀子・長岡美由紀・佐藤交一・佐藤ミサオ阿部信一郎阿部公美子
              PM3:00〜M7:00                
応援 小池基一・ 小池邦明
               日中は温度を落とさないようにしながら、ねらし焚き。
              午後は煤が出ないように焚く。
               暗くなってから窯を閉じる。焚口・ロストルを閉じて耐火モルタルを塗る。
               煙突を閉め、火がつかないよう周囲に水を撒いて終了。
                夜の窯場は真っ暗。
              60時間ぶりに眠れる。そして14時間寝る。
               窯出しは一週間後の6月8日を予定。
阿部・佐藤と女性陣 焚き口 朝の窯場 夜の窯場
煙突 火吹き ボケ
サクラソウ 窯を閉じる 翌朝 空の薪置場

平成22年5月29日 窯焚き 四日目
5月29 土曜日   AM8:00〜PM5:00  1000℃-1250℃   ロストルをレンガ2個開ける。
             
応援 角坂好昭
                 米山久子・伊藤とし子・宮坂由紀子・
永田陽一・宮沢武男・宮沢寿美子
              PM5:00〜5月30日 AM8:00 1250℃-1250℃  
 応援 岩田信一 
              前回と違い酸化焼成としたため、1100℃〜1250℃は簡単に昇温する。
              夕方からは雨の予報なので、薪を窯の周りに大量に用意する。
              PM5:00から土砂降り、雷も。煙突から炎。
             PM1:00 色見にいれたゼーゲルを見ると、7・8番(1250℃)が倒れているので、熱量は十分。
             ここから、一昼夜薪を焚く。徹夜 一睡もせず。
宮坂・伊藤・米山さん 宮澤夫妻 永田さん 煙突の火
煙突 深夜の窯 岩田さん
薄紅一薬草 深夜の窯場 白山吹

平成22年5月28日 窯焚き 三日目
5月28日 金曜日   焙り焚き AM6:00〜AM9:00 220℃-350℃  ロストルで焚く。
             
今回はゆっくりと温度を上げていき、前後の温度差をなくす予定。
             中焚き  AM9:00〜PM5:00 350℃-600℃  焚口開け、ロストルをレンガ4個開ける。
             
応援 角坂好昭
                 宮坂邦子・加藤節子・島田博子・宮沢寿美子・浜典子・望月智子・徳永育美・篠原佳代

             攻め焚きPM5:00〜5月29日 AM8:00 600℃-1000℃     応援 森元康仁
長崎功
              朝は霧、すぐに晴れ。朝の火前は220℃、気温5℃窯焚きは順調。
             薪のはぜるパチパチという音に、蜂が寄ってくる。
             前回の経験から夜はブルーシートで囲い寒さを防ぐが、今回はあまり寒くはない。
             徹夜、。一睡もせず。
霧の朝 角坂さんと女性陣 順調に昇温
窯の中 夕方 奥に壺が 森元さん

平成22年5月27 窯焚き二日目
5月27日 木曜日  焙り焚き AM6:00〜PM4:00   火前600℃  
            
朝まで雨で濃霧 8℃  
            
見学 中沢智寿・宮坂美奈恵

            
2日目は晴れ。
朝の火前は150℃
          焚口を閉めロストル内で柴と長い枝を焚く。煙突のドラフトを3枚あける。
             捨て間のドラフトレンガを全て抜き、時間を作り赤松の玉切りする。

            大量に用意した柴だけで二日間焚き、昇温は快調。
            三日間の応援者用の食料を買い、温泉へ行き、早寝。
朝霧 二日目は中で焚く 山吹 朝の焚き始め
赤松の玉切り 柴がなくなる 2日目終了

平成22年5月26 窯焚き一日目
窯焚きには神秘なものがある。
注連縄が張られ、神酒が供えられ、神に祈り、窯に火を入れる。荘厳な一瞬である。
窯の中は千二百度を超す灼熱の世界。だが、外は寒い。その寒さに耐えながら、三日も徹夜する。
窯の火を見ながら、絶えず薪を放り込まなくてはならない。大変な重労働である。
窯は作品が焼けるまで焚かなければならない。どのようなことがあろうが、最後まで焼き上げなければならない。
そして、絶対に必要なものは、
体力と気力です。充分に体力と気力を養ったうえで、窯焚きに挑まなければなりません。

  寒月下  火を吐く窯と  夜を徹す     川喜田半泥子

5月26日 水曜日  神事 (御神酒・塩・洗米)  火入れ  
              捨て焙り・湿気抜き  AM6:00〜PM5:00   火前400℃

            朝8℃  林の中でエンレイ草を発見しました。
            
見学 小池基一・ 小池邦明・大葉さん夫妻
他、毎日近所の人が多数。
            焚口を閉めロストルの前で柴を焚く。煙突のドラフトを3枚あける。
            短期間火吹きを開ける。
             捨て間のドラフトレンガを全て抜き、暗くなったら窯を閉める。
            
夕方雨が降る。温泉へ行き、早寝。
神事 神事 ロストルの前で焚く
エンレイ草 焚く 引き出した炭 一日目終了

平成22年5月23日
煉瓦置場と窯の周りにあぶり焚き用の柴を積みます。 

平成22年5月15日 窯詰め4
灰被りの窯詰めが完了しました。
窯は煉瓦で閉め、耐火モルタルで目張りします。
灰被り ロストル レンガ積み 窯前面

平成22年5月13〜14日 窯詰め3
前の段の窯詰めが完了しました。
中の段上部 前の段ゼーゲルを設置 前の段一段目 前の段二段目
前の段大壺 前の段五段目 前の段六段目 前の段上部

平成22年5月12日 窯詰め2
中の段の窯詰めが完了しました。
中の段開始 中の段 中の段四段目 中の段完成

平成22年5月10〜11日 窯詰め1
これから窯詰めが始まります。
奥の段の窯詰め開始しました。棚板十枚の予定。
ゼーゲルは奥の段の下左に一ヶ所と、上の真ん中に一ヶ所。中と前の段真ん中の下に一ヶ所づつの合計4ヶ所。

生徒さんの作品が棚板8枚分入りました。
道具土 貝殻 ゼーゲルを色見に設置
奥の段開始 ゼーゲルを上に設置 奥の段完成

平成22年5月9日 作品完成です
今回は軽い窯にする予定なので、作品点数は少ない。
が、少し足りないようなので二日間で 40Kgほど制作した。

平成22年5月5日 穴窯修理
穴窯の前面アーチに隙間が出来たため修理しました。
まず、二重になっているレンガをはずしました。簡単です。それをきれいにしてまた使います。
アーチの型をコンパネで作り、耐火モルタルでレンガをくっつけて組み立てます。
以前の二段にプラスして、境目に断熱レンガを置き、コンクリートで固めました。
レンガをはずす レンガの清掃 一段目 二段目
断熱レンガ 断熱レンガ コンクリートで固め 前面をレンガで封鎖

平成22年5月2日 穴窯を開ける
半年ぶりに穴窯を開けました。中を掃除して、棚板にアルミナを塗りました。
赤松の玉切り開始です。

平成22年4月25日
昨年秋に伐採した唐松の枝をまとめました。これで秋の乾燥焚きをします。
パレットを設置し、これで薪割りの準備が出来ました。
ただ、雨の日や寒い日が続き薪割が進みません。
パレット 赤松 土留め

平成22年3月21日 パレット
二月には雪に埋もれていた薪も、三月に雪はありません。
薪の土台用にパレット20枚仕入れました。これで薪は崩れなくなります。

平成22年1月24日 氷柱
薪置場の屋根からつららが下がっている。

平成22年1月10日 鹿
鹿が薪置場の狭い隙間を無理やり通ったため、薪が崩れました。
薪の積み直しに一時間ほどかかり汗だくです。通路を枝で入れないようにしました。
雪はサラサラで15pほど積もっています。

平成22年1月1日 正月
正月の御供えを、見る人いない穴窯に置きました。
しばらく留守をしている間に、赤松が届いていました。また玉切りが始まります。

平成21年12月20日 玉切り終了
赤松の玉切りが終了した。雪に凍りついていて、とび口で動かす。太いものは猛烈に重い。
薪割りは春になってから。

平成21年12月13日 玉切り
10日楢の玉切りを完了しブルーシートでカバーしました。赤松の玉切りを半分くらいしました。
11日雪です。赤松の玉切りを年内にしたいが?

平成21年11月29日
11月17日初雪です。留守でしたが2p積もってすぐに溶けたそうです。
楢の玉切りを半分くらいしました。カラマツ林は冬景色、雪が来る前に玉切りを終える予定です。

平成21年11月15日 赤松
穴窯をブルーシートで囲い、冬支度をしました。四月までこのままです。
鹿が緑の葉と芽を食べてしまうので、小枝を大量に積んでみました。
楢の玉切りを開始しましたが、薪割りは来春、雪解けを待ちます。赤松をトラック1台分購入。
窯の冬支度 鹿の糞 楢の玉切り 赤松

平成21年11月3日
楢をトラック3台分購入。一週間前に整備した薪割り場におろしてもらう。
楢は、今年春に伐採したもので、十分に乾いている。
来春の窯焚きは、広葉樹の薪ゲットで焼き方を少し変える予定。
八ヶ岳は雪 薪割り場の楢 霜柱