緋色窯日記 2014年に続く
平成25年12月31日
大晦日 小沢昭一
なにはさて あと幾たびの 晦日蕎麦 変哲
古い歌をうたうと、その頃の自分に、即、戻れるのでありまして、あの時、あの頃の悲喜こもごもの思い出がよみがえります。
心の旅とでもいうのでしょうか、あわただしく世渡りをしてきましたから、歌に触発されて、
来し方行く末
に思いをめぐらし、もう一度、己が人生をゆっくり振り返る旅に出られるのです。