トシさん大いに語る

「近藤 勇」

「だれが何と言おうと、京都時代の俺にとっては近藤さんこそがすべてだった。近藤さんは剣の腕が立つだけではなく、時勢についてもよく学んでいた。ただ、近藤さんは出世しすぎてしまった。江戸に帰ってからは、そのカリスマ的な魅力が薄れてしまった。武士らしく生き、死にたかったのに、斬首とはあまりにも無念だっただろう」

 

近藤勇産湯の井戸
近藤産湯の井戸 東京都調布市。三鷹駅よりバス10分

近藤勇(こんどう いさみ)
上石原村(調布市)の農家に生まれ、子供のころから剣術にたけた才能を見込まれ、天然理心流の近藤家に養子に入った。百姓から剣術の道へ、そして武士となり、会津藩お預けとなり、幕臣へと出世していった。カリスマ的な魅力が、新撰組を強固な集団に仕立て上げたといえるだろう。

 

トシさんがゆかりの人たちについて語っています。ぜひご覧下さい

近藤  勇 沖田 総司 井上源三郎 永倉 新八 山南 敬助
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