ステロイドがアトピーを治す薬ではない!とはわかっても使わなければ皮膚はただれて行くばかりです…。まずはきちんとした使用方法を知って使うことが必要です。 |
このステロイド系の塗り薬を皆さんはいつ、どれくらい、ぬっているでしょうか?この塗り薬にはステロイドだけではなく皮膚を乾燥から守るためにワセリンが使用されています。 |
アトピーが乾燥肌であることは学びましたが乾燥から皮膚を守ることが大事なのです。肌をクリームなどでコーティングすることで乾燥またはアレルゲンなどの外部の刺激から守る目的もあります。
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ではそれを踏まえていつが薬を塗るのに一番適しているのか?それは一番皮膚が潤っている時です。乾燥してしまった皮膚にクリームでふたをしてしまってはむしろ乾燥を維持させてしまい逆効果となってしまいます。
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一番お肌が潤う時。それはもちろん『お風呂上り』です♪アトピーである私達の皮膚は極めて急激に乾燥が始まります。タオルで水分をふき取って5分以内には薬を塗りましょう。脱衣所に薬を常備しておけば塗りやすくて良いでしょう。
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そしてもう一点の注意点、薬の塗る量です。アトピーの薬であるステロイドが副作用を持つことは最近は広く知られようになってきました。そのため、たくさん塗ると副作用が出るのでは…、と思い少ししか塗らない方も多いようです。しかし薬には適量と言う物がありステロイド系の塗り薬は皮膚がテカテカ光るほど厚く塗らなくては意味がありません。もしお医者さんからもらう薬が余ってしまっている人は塗る量が適量ではないと思われます。
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少量を使ってもかゆみが少し改善する程度で結局薬を使い続けていくうちに使用量が少しずつ増えていくだけなのです。 |
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