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アトピーを治す薬はない!
ステロイド系の薬は非常に効きます。症状が軽い人であればお医者さんにもらった薬を塗り続ければ普通の人となんら変わらない生活ができます。
ただしこれだけは忘れないで欲しいです!ステロイドは「かゆみ」を止める薬であって「アトピーを治す薬ではない」ということを…。
結局は「かゆみ」をなくすことを考えて行かなくては一生薬を塗り続けなければなりません。ここでひで吉のアトピーの始まりについてをお話します。
原因はわかりませんが始めは首の周りが異常にかゆくなりそのうちに皮膚がひどく荒れて来ました。そこでお医者さんに行って「お薬」を出してもらいました。もちろんステロイドのお薬です。薬を塗り始めたところ一週間もせずに首の周りは綺麗になり、かゆみもなくなりました♪その時はやっぱりお医者さんはすごいなぁ〜と思いました。
ところが治って薬をやめてみると、また同じ症状が出るのです。仕方なく首の周りに薬を塗り続けることにしました。するとそのうちに脇の下や股の辺りにかゆみが出て首と同じ症状が出始めました。しょうがなくそこにも薬を塗る事にしました。する今度はひざの裏などにもかゆみが出てきて、結局は全身に症状が出るまでそれは続きました。
『かゆみの原因』そのものを取り除く努力をしなくては薬を塗ったところだけがかゆみから開放されるだけなのです。結論から言えばひで吉は薬によって症状が全身へと広がり、悪化したとも取れます。最初は首だけだったのに・・・。
それにステロイドの問題点は薬の『副作用』です。ステロイドは非常に強い薬です。それに本来かゆみというのは人の体を守るための免疫機能の一つです。皮膚についた異物やカビなどをかくことで取り除いているのです。その機能もステロイドは奪ってしまいます。
薬の副作用については個人によってもかなり違うのですが、皮膚が薄くなるとか薄くなった皮膚を守るためにメラニンが増えて皮膚が黒味をおびてきたりします。また新陳代謝が悪くなり免疫力が落ちて吹き出物や肌荒れといった症状も出やすくなります。
長い期間ステロイド薬を使い続けると「赤ら顔」といわれる文字どうり皮膚が炎症を起こしたように赤みを帯びてしまいます。
最近では非ステロイド系の薬も出てはきましたが、今までステロイド系の薬を使っていた人では、全然利いていない気がします。ひで吉はそうでした。
 

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