第24回:立体作品を飾る 作画用ハンドモデルを使って 

(2026年3月号:通巻773号)

 連載2年目(2025年度)の最終回ということで、2年目の前半にご紹介してきた立体作品を、ハンドモデルを使って飾ってみた写真のご紹介をしました。また、これまでに系統的にご紹介してきた立体作品の分類から外れていた、お気に入りの2作品を手順も含めてご紹介しました。


ハンドモデル導入の経緯

 ずいぶん前から手の模型を使ってあやとりを飾ってみたいと思っていたのです。昨年の秋に カプセルトイのハンドモデル を見かけて、いろいろ試してみたのです(リンク先をご覧ください)。でも、カプセルトイの手だとあまりに小さすぎて、いろいろ無理がありました。

 この話を書いたら、実物大の作画用のハンドモデルの存在を教えていただいたのです(実物大の手の模型であやとりを)。これは実物大なので、自分の両手であやとりを取ったものをハンドモデルに移して整えることでそれらしいかたちにすることができました。


新たに手順をご紹介した2作品

 立体的な作品というと外せないのが「ナイオの木」(ハワイ)です。

「ナイオの木」(ハワイ)

 垂直に伸びた木の幹の上に、屋根のように広がる枝葉を表現したすばらしい造形だと思います。本来は「ナイオの木」に続いて「赤い花のマロ」に至ります。この「赤い花のマロ」も立体的で対称性が高い素晴らしい作品なのですが、誌面スペースの都合で残念ながら割愛しました。(ご存じの方には「連続作品なのになぜ紹介しなかったんだ!」とお怒りの方もいらっしゃるかもしれません。申し訳ありません。)

 もう1つ、とても好きな作品の「天と地」(マプチェ族)も手順をご紹介しました。

「天と地」(マプチェ族)

 上記の写真では、左手と右手の高さが同じなので、あやとり作品を水平にするために、本来左手首に掛かっているはずの輪を親指と人差し指の間まで持ち上げたり、左の親指・小指に掛かっていた輪をそれぞれ人差し指・薬指に移して高さを稼いだりしています。実は3月号でこの画像を使おうと思っていたのですが、校正の段階で「取り方の手順の説明の結果と違っている」ことに気付いていただいて、あわてて写真を撮り直して差し替えていただいたのでした。


それ以外の立体作品(抜粋)

 記事の本文中でご紹介した立体作品のディスプレイ写真を掲載します。リンクはそれぞれの号のサポートページです。ハンドモデルではない、自分の両手で取ったものを頑張って撮影した写真が載っていたりするので、よろしければ見比べてみてください。

Polyhedron-IIIa (シシドユキオ)
2025年5月号

ナバホの「鳥の巣」
2025年7月号

チャマの家(ペルー)
2025年8月号

正八面体のアレンジ(筆者創作)
2025年6月号

ライアの花(バヌアツ)
2025年7月号

サガリバナ(ソロモン諸島)
2025年8月号

2026.03.14


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2026.03.14 公開
2026.03.14 更新
長谷川 浩(あそびをせんとや)


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