以前の「ひとこと」 : 2026年7月前半
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7月1日(水) 創作あやとり作品「連星」
7月になりました。今年も後半に入りました。
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シシドユキオさんの創作あやとり作品「連星」です。
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「連星」(1981 SHISHIDO Yukio) 1981年10月に刊行されたあやとり協会会報「あやとり」No.8(SFAJ8)の宍戸行夫さんの「あやとりマンダラ(2)」pp.27 に掲載されている作品です。この記事で紹介されている作品は、2021年11月にいくつかご紹介していましたが、この「連星」はなかった気がします。この作品は好きです。手順もシンプルで、中指の構えから中指を向こうへ半回転ひねって、左右の中指の輪を交換してから(このとき左の輪が右の輪を乗り越えるようにします)、「エイト展開」を2回、です。左右中指の輪の交換のとき、どちらを外側にするか(相手の輪を乗り越えるのがどちらか)が重要です。輪の交換の結果、中央の絡みがひとかたまりになってしまっていたら失敗です。
人差し指の構えや中指の構えで輪をひねらずに左右の輪を交換する操作であれば、外側にする輪を間違えると絡みができずに外れてしまって「はじめの構え」に戻ってしまうので失敗したことがわかるのですが、ひねってから交換すると、外側にする輪が違ってもすぐには気が付かないので、最後まで取ってみて「おかしい、完成形にならない」と悩むことになるのです。
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ブックオフで「世界の湖」という本を買いました。初版1993年、再版2001年というちょっと古い本です。専門書なので定価は3,300円なのですが220円でした。
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「世界の湖」 滋賀県琵琶湖研究所というのがあるのですね。この本は世界の主要な湖について、人間の生活にどのように関わってきたのか、現在どのような環境問題があるのか、という視点で論じられた論文を集めたものです。本の冒頭の15ページくらいまでがカラー写真のページで、紹介されている湖の写真が載っています。
表紙をめくった直後の見開き(「見返し」と呼ぶのでしょうか)に、この本で紹介されている湖の一覧が載っています。日本の湖はありませんが、本の最後の章(8章)が「世界の湖と琵琶湖」というタイトルで、それまで論じられてきた様々な湖と琵琶湖を比較して琵琶湖の現状と将来について語られています。
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掲載されている湖の一覧 再版の段階ですでに四半世紀前ですが、汚染が進んだり砂漠化が進んで湖が縮小したり、という話がたくさんでてきて心配になります。今はもっとひどい状況になっているのだろうか、と思ったりします。
現地に行ってみたいとは思いませんが、湖がどんな様子なのか、そこで人々がどんな暮らしをしているのか、というのを読むのは楽しいです。
<おまけのひとこと>
しっかりした装丁の本の見返しの地図というと、児童文学などで物語の舞台の地図が載っているものがあって、わくわくして眺めたものでした。特に「アーサー・ランサム全集」は、読み始める前に最初に物語を読む前に地図を見て、「あ、いつもの湖が舞台なんだ」と思うと嬉しかったものです。全12巻のうち、1,2,4,6,11巻の5冊が同じ湖が舞台でした。
7月2日(木) あやとり研究中、人とロボットが協調して音楽を演奏する研究
今日はあやとりの話です。
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四本指の「ダンスの舞台」の変化を調べているときに偶然できた創作あやとりです。糸の交差を整えてみたら、中央部分がおもしろいなと思ったのです。
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使用紐 3m:中央のパターンを整えたもの 短めの紐(とはいえ2.4mは普通に使われるあやとり紐よりかなり長いですが)で取ると中央のパターンを広げる余地はあまりなくて、ぎゅっと引き絞られたかたちになりがちです。
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使用紐 2.4m:強めに引き絞ったもの この変化ももう少し調べてみたいと思っています。
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最近のロボット+AIの研究はどんどん進んでいて、フォローしておきたい論文がたくさんあって手が回りません。 arXiv に Co-policy: Responsive Human-Robot Co-Creation for Musical Performances(Xuetao Li, Wenke Huang, Mang Ye, Zijian Liu, Jinhua Xie, Jifeng Xuan, Miao Li:2026年6月18日)という論文が公開されていて、すごいな、面白いなと思いました。
- 人間とロボットが music-bell (hand-bell)のような楽器を一緒に演奏する
- ロボットは電子音を再生するのではなく、実物の「チャイム」をたたいて音を出している
- 人間とロボットが音声対話しながらどんな演奏をするのかを決める
- ロボットは視覚情報、聴覚情報(人間が出した楽器の音と、人間が言葉で指示した音声)を入力として、 即興で適切と思われるタイミングで適切と思われる高さの「チャイム」をたたく
こちらのhttps://xtli12.github.io/Co-policy/docs/に、実際に人間とロボットが音声で対話しながら一緒にチャイム(鉄琴みたいなもの)を演奏している動画があります。
これ、ロボットの「身体」がなかったとして、電子音で再生するだけだとしても人間と対話しながら適切なタイミングで適切な高さの音を出すのは簡単ではないのです。それを、実際にロボットの手で持っている「ばち」を使ってベルを叩いているのがすごいです。音楽の演奏なので、タイミングはとてもシビアです。従来、ロボットに作業をさせるタスクでは、作業のスピードやタイミングはロボットに任せられており、作業終了までの時間は問われても、外界と同期を取って動作するようなことはあまり考慮されてきていませんでした。球技をプレイするヒューマノイドなども徐々に公開されはじめていますが、楽器演奏の場合はたった1回のタイミングを合わせるのではなく、叩いて音を出すイベントは1秒より短いタイミングで次々と実施しなければなりません。
中国の武漢大学で行われている研究のようです。ヒューマノイドのアクロバティックな動きよりも恐るべき研究成果だなあと思いました。こんな研究ができるという点でそもそもかなわない気がします。
<おまけのひとこと>
コンピュータが身の回りには全くなかった時代から、今のAIの普及する時代までを実体験できたことはとてもよかったなあと思っています。でも、これからの世代はもっともっととてつもない技術の進化の中で生きてゆくのですね。この変化、自分はあとどのくらい見ていられるのだろう、できれば社会や自分たちの生活がよりよくなっていってほしいなあと思います。