あそびをせんとや


2001.02.27 公開
2021.10.27 更新

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2021.10.23 更新

ひとこと



10月27日(火) ボードゲーム「ニュートロン」、あやとり

 ボードゲームの話とあやとりの話です。



 ニュートロンというボードゲームの画像を集めたページを見て、とても懐かしく思ったのです。ニュートロン、実際に誰か他の人とプレイしたことはないのですが、確か1990年ころに初期の Netnews の記事で見かけたことがあって、興味を持った覚えがありました。当時のメモは失われているのですが、改めて簡単にルールをご説明してみたいと思います。

【名称】Neutron(ニュートロン) Robert A.Kraus(1978)
【人数】2人
【ボード】5x5の25マス
【ピース】それぞれ5つずつの自分のコマ、「ニュートロン」1つ
【勝利条件】ニュートロンを自分の陣地に入れるか、ニュートロンを動けなくする
【初期状態】上の図の通り
【コマの移動】縦横斜めにまっすぐ、ゲーム盤の端か他のコマにぶつかるまで移動する。途中で止まれない。
自分や相手のコマ、ニュートロンを飛び越したり取ったりすることはできない。(盤上のコマは減らない)
【自分の手番でやること】 まずニュートロンを動かす。次に自分のコマを動かす。
ただし1手目の先手だけはニュートロンは動かさない。
自分の手番開始時にニュートロンが動けなければ負け。自分がニュートロンを動かした結果相手の陣地に入れたら負け。

 ボードゲームやカードゲームのルールって、直接対面で教わると難しくないのにこうして文字だけで書かれるとどうしてこんなに難しくなるんだろう、と思います。これってなぜなんだろう、対面で教わるときの非言語情報が重要なんだろうか、それとも教える側が教わっている側の反応を見ながら必要に応じて説明を丁寧にしたり省略したりするからなんだろうか、それともテストプレイとかを交えるからなんだろうか、などと思ったりします。心理学的な観点でそういう実験や分析をした研究とかあったら面白そうだなと思います。コーチングとか情報伝達という観点で、研究する価値がありそうです。

 ニュートロンの感じをつかんでいただくため、簡単な実例を示します。例題1は赤の手番です。

例題1:赤の手番

 まずニュートロン(N)を動かします。下に動かすと青の陣地に入るので直ちに負けてしまいます。そこで上に動かします(a3→a4)。後はb2のコマをa3に動かしてふたをすれば、次の青の手番ニュートロンは動けませんから勝てます。

 次の例題2も考えてみて下さい。

例題2:赤の手番

 確か、最初に考案されたニュートロンは相手の陣地にニュートロンを入れたら勝ち、というルールだった気がします。それだとゲームバランスが悪かったらしくて、自分の陣地に入れたら勝ち、というルールに変更され、その時にゲームの名称もネオ・ニュートロンと名付けられたということを読んだ記憶がおぼろげながらあります。

 このゲーム、とっくの昔にご紹介済みだと思っていたのですが、自分のページを検索してみても見つけられませんでした。エントロピーという、同じく5x5の盤を使ったコマが増減しないゲームを2002年にご紹介していたのですが、なぜその前後に「ニュートロン」もご紹介しなかったのか、すっかり忘れてしまいました。(多分、ご紹介するネタに詰まったとき用に「とっておいた」と思うのですが、そのまま忘れ去ったのだと思います。そういうネタ、実は他にもいくつか思い付きます。)



 昨日のDTF拡張処理から、タイガーショベルノーズキャットフィッシュの終了処理を行ってみました。

hh211026-1 hh211027-2
  1. 長方形に対角線
    1. ナバホの構え(説明略)
    2. 人差し指の輪を親指に移す
      親指だけに二重に輪がかっている
    3. 親指の向こうの2本の糸を小指で取る
  1. 長方形に対角線
    1. ナバホの構え(説明略)
    2. 人差し指の輪を親指に移す
      親指だけに二重に輪がかっている
    3. 親指の向こうの2本の糸を小指で取る
  2. DTF拡張処理(二重の2本指→4本指)
    1. 親指の2本の輪のうち、斜めに走る糸を人差し指に移す 
    2. 小指の2本の輪のうち、斜めに走る糸を薬指に移す
  3. 親指・小指を外側に1回転ひねる
  4. タイガーショベルノーズキャットフィッシュの終了処理 


 交差を増やしてみました。

hh211027-1 hh211027-3
  1. 2本指の構え
    1. 人差し指の構え
    2. 小指を外す
    3. 人差し指の輪を小指に移す
  2. 左手の親指・小指を外側に1回転ひねる
  3. 右手の親指・小指を内側に1回転ひねる
  4. 親指・小指の内側の糸を取り合う
  1. 2本指の構え
    1. 人差し指の構え
    2. 小指を外す
    3. 人差し指の輪を小指に移す
  2. 左手の親指・小指を外側に1回転ひねる
  3. 右手の親指・小指を内側に1回転ひねる
  4. 親指・小指の内側の糸を取り合う
  5. DTF拡張処理(二重の2本指→4本指)
    1. 親指の2本の輪のうち、斜めに走る糸を人差し指に移す 
    2. 小指の2本の輪のうち、斜めに走る糸を薬指に移す
  6. 親指・小指を外側に1回転ひねる
  7. タイガーショベルノーズキャットフィッシュの終了処理 

 上の左側、素直に取るとパターンが中心にかたまってしまってきれいに広がらないと思います。親指・小指をひねった後、内側の糸を中央側に引き出して十分な余長を取るようにするときれいにかたちができます。


 ちょっと似ていますが、こんな初期状態から始めてみました。

hh210524-1 hh211027-4
  1. 2本指の構え
    1. 人差し指の構え
    2. 小指を外す
    3. 人差し指の輪を小指に移す
  2. 二本指の終了処理1
    1. 小指の輪の中から親指の輪をつまみ出して
      親指から外し、親指に掛け直す
    2. 親指の輪の中から小指の輪をつまみ出して
      小指から外し、小指に掛け直す
    3. 小指で親指の向こうの糸を取る
    4. 親指で小指の向こうの糸を取る
  1. 2本指の構え
    1. 人差し指の構え
    2. 小指を外す
    3. 人差し指の輪を小指に移す
  2. 二本指の終了処理1
    1. 小指の輪の中から親指の輪をつまみ出して
      親指から外し、親指に掛け直す
    2. 親指の輪の中から小指の輪をつまみ出して
      小指から外し、小指に掛け直す
    3. 小指で親指の向こうの糸を取る
    4. 親指で小指の向こうの糸を取る
  3. DTF拡張処理(二重の2本指→4本指)
    1. 親指の2本の輪のうち、斜めに走る糸を人差し指に移す 
    2. 小指の2本の輪のうち、斜めに走る糸を薬指に移す
  4. 親指・小指を外側に1回転ひねる
  5. タイガーショベルノーズキャットフィッシュの終了処理 

 この終了形もきれいだなあと思うのです。いろいろなあやとりに、このDTF拡張からタイガーショベルノーズキャットフィッシュの終了処理(もしくは焼け焦げた葉のククイの終了処理)を施してみました。明日以降いくつかご紹介させていただきます。

<おまけのひとこと>
 国際あやとり協会(日本)が主催する第29回あやとり講習会が11月6日(土)午後に、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されるそうです。大変光栄なことにお誘いいただいたので、お伺いさせていただこうと思って準備をしています。あやとりに興味を持って本格的に楽しんでいらっしゃる方と直接お目にかかるのは実は初めてなので、とても楽しみです。




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