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2024.12.31 公開ひとこと
8月30日(日) 「人はなぜ言葉を話すのか」「美しい言語学のはなし」
本の話です。
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ことし発行された言語学の本を2冊、読んでいます。片方は 人はなぜ言葉を話すのか?(スヴェルケル・ヨハンソン:著者 / 今井むつみ:監修 / 大久保彩:訳 2026年3月29日) で、もう片方は 美しい言語学のはなし(小野 純一:著 2026年8月26日) です。
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「人はなぜ〜」のほうは確か新聞の書評欄で見かけて、本屋さんで取り寄せてもらいました。なかなか面白くて7割くらい読みましたが、そこで手が止まっています。「美しい言語学〜」のほうは昨日出かけたときに本屋さんの店頭で見かけて衝動買いしました。こちらは昨夜から今朝に掛けて読んでしまいました。最近の一般向けの本らしく、専門的な内容がとても丁寧にわかりやすく書かれていて面白かったです。具体例として挙げられている話題もごく最近の内容があって、ごく最近書かれた新しい本なのだなあと感心しました。
この本の中で「ナバホ語」が取り上げられているページがあります。
ナバホ語は、現在の北アメリカで話す人の数が最も多いネイティブアメリカンの言語です。今は、アリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州、コロラド州などで話されていて、17万人以上の話者人口があると考えられています。「類型論」では、膠着語の特徴を持ちますが、屈折語やさらには抱合語にも分類できる特徴があります。語順の分類ですと、SOV型に分類されますので、日本語と同じグループに含まれますが、実は語順もそこまで明確にSOV型とは言えません。OSV型とも言える可能性があるからです。少なくとも、文法の中心に動詞があると言えそうです。
「美しい言語学の話」p.214より引用 「膠着語」「屈折語」「抱合語」という用語はこの本の前半で説明されています。いきなりここだけ読んでもいったい何のことやら…という感じだと思います。
ナバホ族の伝承あやとり作品には素晴らしいものがたくさんあるので、あやとりをやっていると「ナバホ」にはなんとなく親しみを感じます。これだけの話者数がいまもいるのだ、というのはすごいと思いました。
この本によると、ナバホ語というのは機能よりも形を主軸に世の中を理解する構造になっているようなのです。どういうことかというと、例えば四角いテーブルと丸いテーブル、四角いパン(食パンみたいな)と丸いパン(たとえばあんぱんみたいな)があったとして(ナバホの生活圏には食パンもあんぱんもないと思いますが)、機能を軸に分類すると「テーブル」と「パン」と言う風にカテゴライズすると思うのですが、形を軸に分類すると「四角いテーブルと食パン」、「丸いテーブルとあんぱん」と言う風にカテゴライズされるように言語が成り立っている、ということのようです。
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Xに、南アルプスの山小屋にヘリコプターで荷物を空輸する機内から地上を撮影した動画が上がっていて衝撃を受けました(https://x.com/tohoair_info/status/2093270342412480860)。鹿の大群が写っているのですが、まるでエサにたかるアリの大群のように見えるのです。私たち人間が観測できていなかっただけで、昔からこのくらいの規模の群れが存在していたのか、それとも何らかの理由で近年急に増えているのか、どちらなのだろう? と思いました。
<おまけのひとこと>
日曜日、更新が遅い時間になってしまいました。
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