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研究室

「フーガの技法」の概要に述べているとおり、
「フーガの技法」には様々な謎が残されています。
これらの謎は研究が進められ、説得力のある論文が
いくつも発表されています。私も自分なりに研究した中から、
以下の点についてまとめてみました。

赤字のタイトルをクリックすると内容を表示します。
曲の順序 バトラー(G.Butler1983)の説に基づき、自筆譜と出版譜と
の比較から、「フーガの技法」に含まれる曲の順序を検討
しています。
未完フーガの完成形 未完成の3重フーガの構造を分析し、他の曲とも比較しな
がら完成形を予想しています。
1つの主題に基づくフーガの連作であるパッヘルベルの
「第1旋法によるマニフィカト」と、「フーガの技法」との類似
点・相違点を比較検討しました。
転回対位法によるフーガの「原形」 2つの「鏡像」フーガについて、正像・鏡像のうちどちらが
先に作られたのかを調べました。
フックス「パルナス山への階段」と
「フーガの技法」の比較
対位法教育の名著「パルナス山への階段」と、「フーガの技法」との共通点・相違点を比較検討しました。


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