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以前の「ひとこと」 : 2004年11月前半



11月1日(月) クリスマス・カタログ

 おもちゃ箱 イカロスさんから、クリスマスのカタログが送られてきました。

 家族みんなで喜んで見ています。ありがとうございました。近々お店のほうにも伺おうと思っています。



 昨日、色の話をちょっと書いたのですが、京都西陣にお店のある<パズル工房「葉樹林」さんからメールでコメントをいただきました。西陣では織物に用いる糸の染色も盛んに行われているそうで、普段私たちが耳にすることのないような色の名前もたくさん用いられているそうなのです。大変面白いコメントをありがとうございました。

 <おまけのひとこと>
今年の6月に古楽のジョイントコンサートをやったグループのメンバーがやっているアマチュアオーケストラの演奏会が昨日飯田市であって、聴きに行ってきました。ラフマニノフのピアノ協奏曲2番とベートーヴェンの交響曲第7番というメジャーなプログラムで、大変楽しめました。
 やはり6月に一緒に出演した仲間が松本市や遠くは静岡県からもいらしていて、久々に会って話ができて楽しかったです。静岡の方は、新幹線で名古屋に出て、そこから高速バスで飯田までいらしたそうです。アマチュアのコンサートを聴いて、終演後のわずかな時間に立ち話をするだけのためにはるばる時間とお金をかけて来て下さる、この行動力を見習いたいものです。 年内は無理そうですが、来年は日帰りでもいいから必ず京都に行こうと改めて思った私でした。




11月2日(火) 検索エンジンの検索キーワード

 2ヶ月ほど前から、ホームページのアクセス解析というサービスを利用してみています。いろいろな情報を知ることができるのですが、その中でも面白いと思うのが、「検索エンジンとキーワード」に関するものです。 自分のページが思いがけない検索キーワードで見に来ていただいているのかがわかっておもしろいです。

 一番多いのが折り紙で箱を折るやり方を検索されているもので、これは私のページでは期待はずれなのではないかと思います。

 このところ、意外と多かったのが「合成抵抗」の検索で、ひょっとして何か学生さんのレポートとか宿題とかだったのかなとか思ったりしています。

 自分のページが検索エンジンで比較的上位にあがってくるキーワードにはおもいがけないものもあって、その意外性が面白いです。また、そういったキーワードで出てくる他のサイトの中には自分にも興味のあるサイトもあって、そういう思いがけないページを見つけるのを楽しみにしています。

 そんな風にして知ったページを2つほどご紹介します。

 幾何学の難問に電気回路で挑戦。正方形を異なる小正方形に分割する問題を、等価な電気回路に置き換えてそれを実際に作って測定されています。私のページで正方形による分割というコラムでご紹介したものと同じ原理のものです。

 セットアップ・ファクトリー 《 作 品 集 》。 建築模型の会社の作品の写真です。模型は好きなので、こういうページは好きです。

 <おまけのひとこと>
 自分の車で楽器が運べるように、板を買ってきました。1820×600×18 (mm) という大きさのもので、なんとか軽自動車に入るのですが、その板をしっかり固定することがまだできていません。




11月3日(水) 「九個の?」その2

先日、10月30日のひとことで、“すぐ遊べるオンラインパズル”のサイトの「九個の?」から思いついた、「九個の?」改というパズルのアイディアを掲載しました(下図)。

 このアイディアを上記の「すぐ遊べるオンラインパズル」の管理人のはやしださんにご連絡したところ、光栄にもこのパズルを遊べるように実装して下さいました。ありがとうございました。とてもうれしいです。“九個の? その2”です。ぜひお試しください。

 オリジナルの「九個の?」もかなりの難易度だと思いますが、「その2」のほうは、8個のクエスチョンマークを入れるだけでも簡単ではないかもしれません。まずは8個を詰めてみてください。

 8個の解の一例をこちらに画像で置いておきます。これはおそらく9個のヒントにはならないだろうと思います。

 <おまけのひとこと>
 ディジタルカメラを買いました。結局、コンパクトで比較的安価なものにしました。

 昨日の昼休みの雑談で、「いつも、休み明けの月曜日と、休み前の金曜日は早く帰る日にしている。今週は、月曜日は休み明けだから早く帰る。火曜日は休み前だから早く帰る。水曜日はお休みで、木曜日は休み明けだから早く帰って、金曜日は休み前だから早く帰る。・・・というわけにはいかないよね。」と話している人がいました。




11月4日(木) ミッドナイトパーティ

 昨日、小淵沢のイカロスというお店に行ってきました。いくつか面白いものを買ってきたので、またおいおいご紹介してゆこうと思っていますが、今日はその中から、ボードゲームを1つご紹介します。

 これはミッドナイトパーティというゲームです。

図 1

図 2

 中身をご紹介しようかと思ったのですが、よいレビューのページがいくつもあったので、そちらをご覧ください。

  • http://www.mobius-games.co.jp/Amigo/Mitternachtsparty.htm
  • http://www.ne.jp/asahi/sealion/penguin/game/ga_board_hugo.htm
  • http://www.u-more.com/games/hugo/hugo_review.jsp
  •  細かいルールや盤のデザインがよく考えられているゲームだと感心しました。特に、1回3ゲームのプレイのうち、2回目と3回目の駒の初期位置の決め方や、高得点が取れる特別な二部屋の位置など、よく考えられていると思います。

     これはシンプルで肩の力を抜いて楽しめる、でもまったく退屈ではない本当によいゲームだと思います。お勧めです。

     <おまけのひとこと>
     いつも見せていただいている日々雑感というblogで、「あそびをせんとや」にコメントをいただきました。ありがとうございました。




    11月5日(金) ハートをアイで満たすパズル

     「九個の?」というパズル(一昨日のひとこと参照)などを検証するのに使ったプログラムを使って、類似のちょっとしたパズルを考えてみています。 最近検討してみているのが、アルファベットの i (アイ)の文字を図案化したピースです。

    図 1

     この“アイ”を、下の図のハートに重ならずはみ出さずに5個入れてくださいというのが今日のパズルです。もちろん、裏返したり回転させたりしてかまいません。

    図 2

     この程度ならば、おそらく方眼紙と鉛筆があれば比較的簡単に解けるレベルかと思います。

    図 3

     一見、「え、5つも入るの?」とびっくりしませんか? ひとつながりではないピースというのは、実際の面積よりも大きく見えるような気がします。

    (つづく)

     <おまけのひとこと>
     このパズルのデザインには、最近の心情が少々反映されているかもしれません。
     今日は朝早く出かけなければいけないので、いつもより早い時間の更新になります。




    11月6日(土) アイ・パズルシリーズその2

     昨日の「ハートをアイで満たすパズル」ですが、メールで作意解を送っていただきました。ありがとうございました。 いただいたメールのコメントを拝見しますと、どうやら昨日の図ですと、枠の境界線がわかりにくくかったようです。意図した境界線の図を載せておきます。

    図 1

     さて、同じパーツを詰めるパズルの2つ目です。これも比較的易しいと思います。

    図 2

     今度は、図の八角形の枠の中に、“i”のピースを6個入れてください。枠のほうは、横8マス×縦7マスの長方形の、四隅の2単位分を斜めに切り取った形です。

    (つづく)

     <おまけのひとこと>
     昨日は、とある研究会を聴きに新宿に行きました。 朝、始発の特急に乗るために、駅まで車で出たのですが、車のフロントガラスはしっかり凍っていて、氷を削り取る時間を考慮していなかったため、時間がなくてちょっとあせりました。
     ところが、講演会場はエアコン(クーラー)が入っていて、肌寒くて参りました。最初は噴出し口に近いところに座ってしまったので、後で席を移動したのですが、それでも足元が涼しすぎる感じでした。11月に空調で室内を冷やさなければ我慢できないほど暑いのでしょうか。ちょっと信じられません。




    11月7日(日) アイ・パズルシリーズその3

     アルファベットの i(アイ) の文字を図案化したピース(下図)を複数個、特定の枠に収めるパズルをいくつか考案してご紹介しています。

     3回目の今日は、ピースの数をもう少し増やして、10個のアイを、下のような角を落とした枠の中に入れるパズルを考えてみました。これもそんなに難しくない、と思うのですが、このくらいの数になると、方眼紙と鉛筆で試行錯誤するのはちょと大変だと思います。

     汎用の解探索プログラムを作って確認をしているのですけれども、再帰呼び出しで探索しているので、おそらく普通のループよりもかなり効率が悪いと思います。最初はピースの数が固定のプログラムを書いていたのですが、いろいろなパターンを試したくなって、ループの段数を可変にしたくて、とりあえず再帰バージョンに書き直したのですが、かなり遅くなってしまいました。

     <おまけのひとこと>
     さきほど、家の前の畑をやっている方から、収穫したての大根を2本いただきました。うれしいです。




    11月8日(月) 小菱形立方八面体のランプシェード

     昨日、こんなかたちのランプシェードを見かけて、つい写真に撮りました。

     これは、小菱形立方八面体(もしくは斜方立方八面体:rhombicuboctahedron)と呼ばれる形です。多面体に関する本として非常に有名な『正多面体を解く』(一松信、東海大学出版会)という本がありますが、この本の図4.26 にこの形のランプシェードの写真が載っていて、「この頃よく照明器具で見かける」と紹介されています。皆さんはご覧になったことはありますでしょうか。

     材質はなんだろうと思って軽くこんこんと叩いてみたら、ガラスのようでした。

     この形について、以前何か書いていたはずと思って、自分のページの中を探してみました。01年9月9日に、ジオシェイプスを用いた模型の写真を使ってちょっと書いていました。

     02年4月9日には、三枚の鏡を直交させた錐体鏡を使って作ったCGを載せていました。

     紙で作る模型では、02年8月4日に、六枚の正八角形のリングを組むモデルを載せています。

     もう少しありますけれども、これくらいにしておきましょう。昔のページは、用語(特に多面体の名称や表記)が統一されていなかったりして申し訳ありません。

     <おまけのひとこと>
     写真による「隠し絵」のページを教えてもらいました。
     http://www.coolbubble.com/features/hiddenpictures/
     おもしろいです。こういったものを見慣れた方ならばほとんどすぐにわかると思いますが、私はバラの花の写真だけはわかりませんでした。

     私のページは週末の土曜・日曜にはアクセス数が減ります。学校や勤務先などからご覧下さっている方が多いのかなと想像しています。昨日、一昨日と、「アイ・パズル」のシリーズを2つ掲載しましたので、ご覧いただいていない方はよろしかったらご覧ください。




    11月9日(火) 九個の? その3

     先日来ご紹介しているすぐ遊べる オンラインパズルのページで、新たに「九個の? その3」が公開されています。

     この、「九個の?」シリーズは、最初にオリジナルの「九個の?」を、ひつじ通信の夏木智さんがデザインされ、それを見て私が、クエスチョンマークのかたちをちょっと大きくして、盤面も広くしたものを考えたものを載せていただいたのが「九個の? その2」でした。 この盤面のデザインを考えるとき、最初に盤の形は四隅が凹んでいない長方形のタイプを考えていたのですが、これだと別解がいろいろ出てしまうので、それを防ぐために四隅を落とすことにしたのでした。 なお、実際のピースや盤の微妙な形状等のデザイン、およびプログラム作成そのほかは「すぐ遊べる オンラインパズル」の管理人のはやしださんがやってくださっています。

     今回の「九個の? その3」は、「その2」をご覧になった夏木さんが、「!」を1ピース追加すれば、長方形の枠でも別解がなくなる、とご提案下さって実現したものです。これは手で解くにはかなり難しいパズルではないかと思います。



     ろくはロッパの・・・にあった、三角形の5心占いというのをやってみたら、「重心」でした。 「占い」というよりは、知識工学(Knowledge Engineering)とかエキスパートシステムといった雰囲気ですね(参考)。 おもしろかったです。

     <おまけのひとこと>
     下の子が学校の音楽界で西遊記の劇をやったのがきっかけで、西遊記の本が読みたいというので、土曜日に福音館古典童話シリーズの西遊記(上)(下)を図書館で借りてきました。今、下巻にとりかかったところのようです。
     今日は来年入学する来入児が学校に来るので、また同じ劇をやるのだそうです。音楽会も見に来て欲しいといわれたのですけれども、平日なので行かれませんでした。最近は平日の行事でもけっこうお父さんもみにくるのだそうです。




    11月10日(水) 

     先日、酒屋さんで見かけた“CASTELL MULLER-THURGAU 2003”というワインを「おまけ」につられて買ってしまいました。

     ワインですからもともとはコルクで栓がしてあるのですが、写真のような星型のボトルキャップが「おまけ」についていて、これをつけてみようと思って購入しました。なんとなくクリスマスツリーのイメージです。

     肝心のワインの味は、辛口でおいしかったです。ボトルキャップを有効に利用するため、飲み残してあります。



     昨日ご紹介した三角形の5心占いについて、製作元のろくはロッパの・・・で、早速コメントいただきました。ありがとうございます。この「占い」をどのように作られたかが書かれていて、占いとして少しでも多くの方に結果を「なるほど、納得できる、あたっている」という感じを持ってもらえるような工夫をされている様子がわかって、やっぱり「きちんと設計されたエキスパートシステムのようだ」という感想を持ちます。これは私としては褒め言葉のつもりなのですが、「占い」の名を冠したシステムに対する感想としては、そうは感じられないかもしれませんね。失礼しました。もちろん、「占い」として大変面白いと思いました。

     ブログ日々雑感で、管理人のktsさんが「9点円心」だったと書かれていて、やはり「ちょっと納得」とコメントされていて、ますます上記の感想を強くしました。



     すぐ遊べる オンラインパズルのコンテンツの1つである(とご紹介してよいのでしょうか)、ブログでジグソーパズル!というブログがあって、ここでオンラインでジグソーパズルが遊べます。今朝見に行ったら、「クロガネモチ」という新しいパズルが掲載されていたのですが、背景がよく知っている曲の楽譜でした。(J.S.Bach の BWV 1017 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番の第1楽章) 私が持っているのは音楽の友社の赤い表紙のウィーン原典版なのですが、それとは違う版のようでした。

     このページのジグソーパズルは一通り全部やってみました。新しいパズルが増えるのを楽しみに見に行っています。

     <おまけのひとこと>
     昨日は仕事の打ち合わせで、帰宅が真夜中になってしまいました。
     「ブログ」スタイルのページが増えていて、本当はこういった感想は直接書き込んだほうが喜んでいただけるだろうなと思うのですが、自分のページならば万一誤って間違ったことや他人の不利益になるようなことを書いてしまったときなどでも自分の責任で対処できますけれども、よそのページに何か書き込むというのはつい身構えてしまって、いまだに掲示板やブログのコメントなど書いたことがないのです。
     自宅でパソコンに向かえる時間というのは、特に平日はとても短くて、その時間はまずは「ホームページの更新」に割いて、次はメールで、と思っているのですが、このメールにすらなかなか時間がとれなくております。




    11月11日(木) カッコが大切

     明日12日に12月号が出る「数学セミナー」(日本評論社)の今月号(11月号)は、「問題を楽しもう」という特集で、パズルっぽい話題も多くて楽しめたのですが、今日はその中から1つ、話題をご紹介しておきます。

     「エレガントな解答をもとむ」というコーナーの2004年8月号出題の出題2(出題者:竹内郁雄)が、次のような問題でした。

     カッコの有無や位置が違うだけで、x+y, x-y, y-x の意味になってしまうものを作ってください

     もちろん答はいろいろあるのですが、「常識的な範囲での最短解の典型例」として、 -0-x+yというのが紹介されていました。これだと、

  • -(0-x)+y = x+y
  • -(0-x+y) = x-y
  • -0-x+y = y-x

  •  となって、題意を満たします。この解の方は9名いらしたそうです。

     この問題の発展として、「カッコの付け方で、x+y, x-y, x×y となるものをみつけてください」というのも出題されていて、これも多くの方が正解されたそうです。

     なお、さらにこの問題を独自に発展させた方がいらしたそうで(東京都:ζ氏)、

     -0+1÷1×x-0÷1×0+y

     ζ氏によれば、この式はカッコの付け方で、x+y, x-y, y-x, -x-y, x×y, -x×y, x÷y, -x÷y, y÷x, -y÷x にすることができるんだそうです。

     これは解答は掲載されておらず、「ちょっとしたパズルとしてお楽しみください」と紹介されていました。確かにパズルとして面白いと思いましたので、ご紹介する次第です。

     <おまけのひとこと>
     一昨日でしたか、朝、家を出るときは晴れて日が射していました。いつもの通勤路を1kmほど下ると、霧がまいてきました。さらに3kmほど走って標高が150mほど下ると霧はなくなりましたが、すっかり曇っていて、そのまま勤務先までずっと曇りでした。
     そうか、雲の上から雲の中を通って雲の下に出たのだな、と気がつきました。雲が自分と同じくらいの高さや、もっと低いところに見えるということは、実はそんなに珍しいことではありません。

     昨日も帰りはかなり遅くなってしまいました。今日は職場の飲み会があるので、逆にここ数日では一番早く帰れそうです。(あ、もちろん飲み会には参加するのですが、飲み会が終わる予定時刻のほうが早いということです。)




    11月12日(金) 光の三原色実験

     先日、近所のお店で、学研の「光の三原色実験」というキットがワゴンセールで半額になっていたのを見たら、つい欲しくなって買ってしまいました。詳細はこちらをご覧ください。

     下の子がひとしきり遊んでくれました。今は発光ダイオードのおかげで、こういった「あそび」も簡単にできていいですね。



     先日ご紹介したブログでジグソーパズルクロガネモチのパズルの背景の楽譜について、解説を書いていただけました。なるほど、PETERS版でしたか。 すぐ遊べるオンラインパズルに掲載されている、Webジグソーパズル製造機のサンプルの画像にヴァイオリンのものがありますけれども、こんな楽譜をお持ちということは、ヴァイオリンを弾かれるのでしょうか。 今のアンサンブルのメンバーにはヴァイオリンを弾く人がいないのですが、この曲(ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ)も、いつかはチェンバロを担当して演奏してみたいと思っています。

     <おまけのひとこと>
     来週の仕事で必要なものを会社から発注してあったものの納期が、再来週に確定したという連絡が入って、頭を抱えています。 この週末に自分で調達しないといけないなと思っています。たいして高いものではないのですけれども、このあたりで手に入るか微妙です。




    11月13日(土) デザインカッター STIKA

     昨年の12月3日のひとことで、ローランドDGという会社の「デザインカッター STIKA」という製品を、ペーパーモデルのパーツの切り出しに使えないだろうかと検討したという話を書きました。

    再掲図

     実は今回、またこのステカを借りました。今度は本来のこの製品の目的である、カッティングシートを切らせて見るという使い方をしています。 前回私は

    本来の用途である「ステッカー作り」は、おそらく私にはほとんど必要のないものです。

    と書きました。すみません、私が悪うございました。上記の言葉は取り消させてください。この製品、本来の目的のために欲しいです。購入を決意しました。 前回は消耗品であるカッティングシートを自分で入手していなかったので試さなかったのですが、こんなにおもしろいと思いませんでした。

    (つづく)

     <おまけのひとこと>
     昨日書いた、仕事で早急に必要なものというのは、特定の色の大きなカッティングシートをたくさん、だったのでした。うちから半径20kmくらいの範囲にある、心当たりのお店をはしから回って、半日がかりでどうにか購入できました。ただし探していたのとは別のブランドでした。
     手芸屋さんに行きました。 紙専門店にも行きました。「100yen shop で見たような気がする」というあやふやな目撃情報を元に、100 yen shop にも行きました。 文房具屋さんにも行きました。 ホームセンターもいくつか回りました。でもどこも「おいていません」ということでした。 これはもっと遠くまで行かないと手に入らないかな、それとも看板屋さんかデザイン事務所に在庫を分けてもらおうか、あとはカー用品店か・・・と思いながら、勤務先の近くの昔からのホームセンターに寄ってみたら、そこに置いてありました。
     せっかくなので、自分用にも何色か入手してきました。(もちろん仕事で使うものも含めて自腹です。)仕事の用事が終わった後で、自分用に買ったシートでいろいろ試してみました。これが大変面白いのです。ひとしきり遊んだものを、これから何日かにわたってご紹介してゆこうと思います。




    11月14日(日) ステカで遊ぶ(その1)

     さて、最初に作ってみたのが、4つの正三角形を組むデザインのものです。カッティングシートを幅20cmくらいの帯状にカットして、ステカにセットして切らせます。

    図 1

     撮影した画像の画素数が大きすぎて、縮小したために線ががたがたして見えるところがありますが、実物はどの線もきれいに「まっすぐ」です。

     これを、カッターナイフの先などで、パーツをいためないように気をつけてはがします。

    図 2

     これも画像縮小のせいで線がぎざぎざに見えますが、ステカとローランドDGの名誉のために書きますが、実物はどの線も同じように定規で引いたようにまっすぐです。

     パーツをはずすときに「シマ」として残る部分がいっしょにくっついてきてしまうことがままあって、そうするとずれてしまうので気をつける必要があります。

     今回のデザインは、図と地の両方がステッカーとして使えることを意識して作ってみましたが、通常はどちらかを捨てて、必要なものだけを残します。

    (つづく)

     <おまけのひとこと>
     今日は地元の地区の文化祭で、一日じゅう小学校にいます。上の子が合唱部で出演します。私は屋台の係で、テントを建てたりフランクフルトを焼いたりしています。

     このペースで行くと、あと1週間くらいでこのページのアクセスカウンタが15万になりそうです。過去に、1万5千、5万、10万の3回、感謝のプレゼント企画をやってきました。次にもしやるなら20万かな、と思っていたのですが、今回のこのステカを使ったステッカーならば、簡単なものならば手軽に作れるので、これで15万hit感謝プレゼントをやろうかな、と思っています。図案は2種類もしくは3種類くらいで、色も3種類くらい考えています。とりあえず今日ご紹介したものはその候補作品です。




    11月15日(月) ステカで遊ぶ(その2)

     昨日は三角形4枚を組むモデルを図案化したステッカーをご紹介しました。今日は、「木の結び目」を図案化したものをご紹介します。

     これも、昨日と同じく図と地の両方をステッカーとして使えるように、とデザインしてみたものです。右が、ひとつながりの背景をぺりぺりっとはがして、別の蝋引き紙に貼り付けたところです。 これも、細かい構造がないデザインなので、おそらく素手でもなんとかパーツをはずせると思います。 昨日のものと今日のものを、このページのアクセスカウンタが15万を越えたところで、希望される方何名かに差し上げようと思っています。

    (つづく)

     <おまけのひとこと>
     昨日の地区の文化祭は、午前中は大忙しだったのですが、仕入れておいたフランクフルトとジュースがすべてお昼で完売してしまって、その後は暇でした。 午後の舞台の部の最後に抽選会がありました。7等の入浴剤(800円程度のもの)があたりました。 慰労会で昼間からお酒をたくさん飲まされてしまって、ちょっと不調です。




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