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以前の「ひとこと」 : 2024年10月前半


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10月1日(火) さわるめいろ、他

 10月です。



 図書館で「さわるめいろ」(村山純子:小学館 2013)という絵本を見かけて借りてきました。

 上の下三角(スタート)から下の丸(ゴール)まで辿る迷路なのですが、点字の点(ドット)のような透明な小さな突起が経路に沿って並んでいて、それを触りながら進むという触覚を利用した迷路です。目が見える人にも触覚の迷路を体験できるように、迷路の経路があるところもないところも同じ色の格子が印刷されていて、経路が視認できないように工夫されています。

 各見開きごとに2問ずつ問題があって、表紙を含めて全部で11問あります。徐々に難しくなっていきます。

 普通に写真を撮るとどんな迷路なのかまったくわかりません。近づいて斜めから見るとドットが見えます。

 No.8 は桧垣の格子の上の迷路です。

 普通の照明環境ではドットは見えにくいですが、

 紙面で光源を反射させると背景の格子が見えにくくなって、逆に透明なドットに下の印刷の色が拡散してドットに色がついて見えます。

 いろいろな向きから光を当ててみていたら、横から当てると経路が見えそうでした。表紙の迷路にほぼ真横から光を当ててみました。

 夜、部屋の明かりを消して真っ暗闇の中で試してみました。楽しいです。これは持っていてもいいかもしれないと思いました。(この年齢になってもまだモノを増やそうとしている自分に苦笑します。)



 最近ちょっとハンカチが不足気味だなあと思っていたのですが、先週末に出かけたときにちょっとのぞいたリサイクルショップにこんなタオル地のハンカチ5枚組があったのです。

 写真を撮るためにパッケージのビニールカバーなどは外しましたが未開封品だそうです。単色の和文様のデザインが気に入りました。一番左が「桜」でしょうか(これが一番自信がないです)。あとは順に「鹿の子」「青海波」「麻の葉」「市松」かな。当面はハンカチには困らなそうです。



 健康診断の数値が悪かったので、少し運動をしないといけないと思いました。江端智一さんの記事を見習って踏み台昇降をやろうと思って始めています。30分はすごいと思います。私はまず10分程度、軽く読める文庫本を読みながらやってみています。さて今回の運動はいつまで続くかなあと思っています。


<おまけのひとこと>
 久しぶりに江端さんのページに行ったら、つい読みふけってしまいました。





10月2日(水) 三角トーラス多面体の模型を作ってみた

 ちょっと生活が乱れています。



 先月ご紹介した三角トーラス多面体ですが、

 これの模型を作り始めたのですが、あまり気に入ったものができませんでした。

 先週末に新しいカメラを入手したときに、試しに撮ってみました。今までのカメラよりマクロ撮影がしやすいというのはありがたいですが、まだうまく使いこなせていません。



 今年の四月に実家の母が救急搬送され、5月末にリハビリテーション病院に転院して4か月が経ちました。リハビリ病院もいつまでもいられるわけではないので、そろそろその後のことを考えないといけないです。その相談も含めて毎週病院に行っています。現地にいるのが1時間弱、移動時間が往復で3時間くらいなので、毎週半日はそのために時間を使っています。特に面会の時間は毎回穏やかとは程遠い、精神的な試練の場です。

 若いころ、ヘッセの小説が好きでした。特に出世作である「郷愁」(ペーター・カーメンチント)は印象的でした。手元にある新潮文庫は昭和62年の第50刷で240円です。その冒頭のあたり、主人公がまだ少年のころのエピソードとしてこんな場面が出てきます。

ほぼ二、三週間ごとに、父は夕方出かける前に、私の手を取り、無言で私と一しょに、家畜小屋の上にあるほし草置き場に姿を隠した。それからそこで奇妙な罰と罪のつぐないが行われた。つまり、私はさんざんぶたれたのだが、父も私自身も、なんのためにぶたれるのか、よくわからなかった。

 毎週、半日の時間をつくって病院に往復しながら、このエピソードを思い出しています。久しぶりに取り出して読んでみました。


<おまけのひとこと>
 病院へは自家用車で行っています。行きはとても何か音楽を聴く気にはなれないのですが、帰りは何か聴きながら帰ります。昨日はベートーヴェンのピアノソナタ第12番(op.26 変イ長調)と第15番(op.28 ニ長調)がとても心に沁みました。若いころ好きだった「悲愴」とか「月光」とか「熱情」とか「テンペスト」とかの激しい系はしっくりこなくて、こういう淡々とした長調の曲が切なく感じます。





10月3日(木) カメラを新調、他

 カメラを新しく買いました。



 これまで、コンパクトデジカメが好きでずっと使ってきました。たまたまこの10年ほどはソニーのカメラを使っていました。下の左の銀色のカメラがdsc-wx220で2014年の製品、真ん中の黒いカメラがdsc-wx350で、たぶん2018年〜2020年ころに買ったものです。銀色の一号機はレンズ光学系の中にゴミが入ってしまったようで、黒いスポット状の影が映ってしまうのです。あと、USBソケットのカバーが取れてしまいました。(新大阪駅の在来線ホームで落としてしまいました。)

 真ん中の2号機は、画角をズームすると異音がして、レンズの位置が勝手にガタガタと変わってしまうのです。意図した画角やフォーカスでシャッターが切れる確率が低くて、使い物にならなくなってしまいました。一切ズームをせずに使えば使えないことはないのですが、それではあまりに使い勝手が悪いので、意を決して新しく買うことにしたのです。

 今は写真撮影といえばスマートフォンを使うか、もしくは本格的な一眼レフカメラを使うか、という二極化しているようです。高機能で高性能のコンパクトデジカメはほとんど選択肢がなく、値段も高いようでした。ニーズがないので生産数量が少ないのですね。残念です。

 スマートフォンは、あんな小さな光学系であんなきれいな「作ったような」絵が撮れるのは本当に凄い技術だと思います。凄い技術だとは思うのですが、せっかくならその技術をもっと良い光学系と組み合わせたらもっともっと良い写真が撮れるのではないかと思うのです。スマートフォンは撮影専用装置ではなくて主用途は表示装置なので構えにくい、シャッターを切りにくいというのも苦手です。

 結局、一眼レフタイプのカメラにしました。動画はまず撮らない、望遠も不要、室内で静物の撮影にしか使わない、ということで、ソニーの ZV-E10 というカメラにしました。これまでよりもマクロ撮影はやりやすくなって、いろいろ試してみています。

 きれいな高解像度の写真が必要な一番の理由は、雑誌「数学セミナー」のあやとりの連載記事です。解像度が低かったり、諧調性が悪かったりすると印刷後の画質が下がってしまうのです。来月、11月12日発行予定の12月号からは新しいカメラの画像を使います。今までより良くなるように、撮影に励みます。



 先週、堀内誠一展を見に武井武雄のイルフ童画館に行ったとき、ミュージアムショップでアンケートに回答してブックカバーをもらいました。5種類のうちから選べたのですが、妻は左のもの、私は右のものを選びました。

 まずはそのまま飾っておこうかなと思っています。



 最寄りの農協経営の食品スーパーの地元の野菜の販売コーナーのファンなのですが、そこで唐辛子を買いました。

 とりあえず昨日の夜1本食べてみました。縦に半分に割ってオーブントースターで2分ほど焼いて、しょうが醤油で食べてみました。先端の細い部分はほとんど辛くなかったのですが、へたのある太い部分はかなり辛かったです。

 後で不用意に目をこすったら目が痛くなりました。今朝シャワーを浴びたら主に触っていた左手がひりひりして、「手がからさを感じている」状態になりました。美味しいのですが調理には気を付けないとダメだなと思いました。


<おまけのひとこと>
 最近また部屋の中が散らかってしまって、なんとかしないといけないです。





10月4日(金) ジグソーキューブ、他

 古いパズルです。



 定期的に母の病院に行っているのですが、実家の整理をしてくれている姉が昔のパズルを持ってきてくれました。

 おそらく、銀河工房の昔の製品だと思います。2×2×2の8ピースで立方体を組むパズルです。二種類の樹種が使われています。だいぶ色が黒ずんでしまいましたが、昔はもっとコントラストが高かった覚えがあります。懐かしいです。



 数年前にアボカドの種を水栽培で発芽させて、それを植木鉢にうつしておいたのです。茎がまっすぐ伸びて、上に葉っぱが付きました。夏が暑すぎてどうも枯れてしまったようなのですが、根元から新しく芽が伸びてきて、葉っぱが出ました。

 前の茎も残しておこうと思います。カメラの練習で、新しい葉っぱにフォーカスを合わせたり、葉っぱをぼかして植木鉢の土にフォーカスを合わせたりしてみました。

 こんな、身近ななんでもないものを撮っても楽しいです。



 X(twitter)でフォローしている方の投稿がweb記事になったそうです。こちらの イギリスの店員に「新婚旅行で来た」と告げた新郎→次の瞬間、手紙を渡される!?“衝撃の内容”に愕然…「しばらく言葉が出ませんでした」 という記事です。タイトルがいかにも最近のweb記事っぽいところが残念、とコメントされていましたが同感です。エピソードそのものは素晴らしいと思います。



 小川洋子 「耳に棲むもの」(講談社) が10月10日に発行されるそうです。読んでみたいです。



 NHKの番組「100分de名著」で、「ドリトル先生航海記」(ロフティング) が取り上げられるそうです。福岡伸一先生が解説されるそうです。テキストだけでも買おうかなと思っています。


<おまけのひとこと>
 Xをやっていると上記のような情報が入りやすい気がします。見たくもない醜悪だったり扇動的なトピックもありますが、そういうのはできるだけ見ないようにしています。





10月5日(土) あやとりの名称

 すみません、更新を4日分まとめてしまいました。



 雑誌「数学セミナー」に連載をさせていただいているあやとりの楽しみの第7回(10月号)に、「材木運び」という伝承あやとり作品を掲載しました。

 この和名は適切ではないと思われますということを、あやとりに関して膨大な情報を公開して下さっているサイトあやとりしてみようの石野さんからメールで教えていただきました。

 連載サポートページの第7回(2024年10月号)のページに掲載しましたのでよろしければご覧ください。


<おまけのひとこと>
 10月7日(月)の夜に 10/5(土)〜10/8(火)の分を書いています。





10月6日(日) 昔の写真

 自分の古い画像データを探索しました。



 この週末は「あやとりの楽しみ」の連載の1月号(第10回)の原稿を書きました。1月号は12月の12日ころの発売で、11月20日過ぎに校正上がり(印刷原稿仕上がり)になります。原稿の最初の〆切は10月末で、それから2〜3週間かけて原稿や図の見直しやレイアウトの検討、校正を行います。だいたいいつも3週間くらい余裕をみて最初の原稿案を送付するように心がけています。

 そのときに、昔撮ったあやとりの写真を見たくなって探索したのです。結局見つからなかったのですが、昔は小さな画像で紹介していた紙模型の写真がたくさんでてきて、模型そのものは保存してあるものがほとんどなので、気に入っているものは新しいカメラで写真を撮り直してもいいかなあと思ったのです。

 当時は小さく縮小して載せていた画像を、大きなサイズで載せてみます。(クリックで拡大)

2001年9月20日

 容器の1つの区画は4.5cm×6cmくらいです。紙の筒を組むモデルです。今の私にはこの小ささのペーパーモデルを組むのは難しいかなあと思います。


<おまけのひとこと>
 当時アイディアはあったものの、面倒で作らなかった模型を今なら作れるかもしれないと思いました。時間を作ってチャレンジしてみようと思います。





10月7日(月) イルフ童画館の昔と今

 写真を探索したときに見つけた古い写真です。



 先日、イルフ童画館に行ったときに向かいの中華料理店で食事をしたのですが、そのときに窓の外の写真を撮ったのです(下右)。昔の写真をちょっと見ていたら、2001年に撮った同じような写真がでてきたので、同じくらいのサイズになるようにして並べてみました。

2001年9月20日 2024年9月28日

 思ったより変わっていないことに驚きました。


<おまけのひとこと>
 お料理の写真も撮ったのですが、残念ながらメニューが違いました。





10月8日(火) 観葉植物

 観葉植物です。



 もう20年以上前からリビングに置いている観葉植物です。カメラを新調したので練習に写真を撮ってみています。

 下手なのは自覚していますが、下手なりに楽しいです。


<おまけのひとこと>
 いつも月曜日の朝に500〜700mL程度の水をやっています。





10月9日(水) タングラムの凸多角形、ムソルグスキー「禿山の一夜」

 以前作ったパズルのディスプレイです。



 2018年ころに100円ショップのダイソーで「パズルアート」というモザイクタイルの玩具をいくつか買ったのです。

 それを使って、タングラムで作れる13種類の凸多角形を飾ってあります。作ったのは2020年ですからこれもだいぶ経ちました。

 13種類の凸多角形は以下の通りです。



 妻がテレビのクラシック番組で久々にムソルグスキーの「禿山の一夜」を聴いて、「あの曲はやっぱりいいよね、昔好きだった」と言うので、久しぶりに楽譜を引っ張り出してきてみました。

 私も、中学校の音楽の授業の音楽鑑賞で聴いたような記憶があります。義務教育の音楽の授業で取り上げられている音楽鑑賞の曲は素晴らしいと思います。国語の教科書の物語や詩が共通知識になっているのと同じで、音楽鑑賞の曲も「ほとんどの人が聞いたことがある」共通知識になっているのだと思います。

 音楽之友社のポケットスコアは学生時代に買ったもので、350円でした。スコアはそんなにたくさんは持っていないので(せいぜい30〜40冊くらい)、その中にこの曲があるということは私もかなり好きだった曲です。

 スコアを見ると、「ここではこの楽器はこんなことをやっているんだ」「ここで聞こえているあの音はこの楽器なんだ」というのがわかって面白いです。特に自分がやったことがある楽器に注目して、スコアを見ながら曲を聴くのが楽しかったです。

 我が家にはなぜかピアノ独奏版の楽譜もあります。

 これは全く弾けないですし今や弾きたいとも思わないのですが、でも楽譜は「眺める楽しみ」もあるのです。たったひとりでこの音楽を再現するためにこんな風に鳴らす音を選んでいるんだ、というのがまた面白いです。YouTubeに演奏がありました(こちら)。また、昔々、テレビアニメの「ドカベン」で、超天才肌の小柄な二塁手の殿馬がピアノで「禿山の一夜」を弾いていたことがあった気がします。彼はなぜかオリジナルのピアノ曲ではなく、有名なオーケストラ曲を独奏ピアノで弾くことが多かったように思います。今思うと、曲やタイトルに馴染みのある、少しでも知っている人が多い曲を選んでいたのかなあと想像します。


<おまけのひとこと>
 昨日から雨がつづいていて、今朝も肌寒いです。今朝は東京もかなり気温が低いみたいです。着るものをどうするかちょっと悩ましいです。昨日は東京で業界団体の会議に参加したのですが、名古屋からいらしたお二人がいずれも半袖で、「東京がこんなに寒いと思わなかった」と言われていました。





10月10日(木) ビーズ多面体、ブックカバー、他

 昔作ったものの写真です。



 昔作ったビーズ多面体をこんな風に保管しています。

 個別のものはずっと以前に小さな写真でご紹介しています。



 「数学セミナー」に書かせていただいている「あやとりの楽しみ」の連載は毎回2ページなのですが、原稿を書くときに、ページの割り付けを自分なりにイメージして用意しています。最終的にはかなり変わることもあります。書き上げたら見開き1枚に印刷してみて確認をしています。これは第3回(6月号)のものですが、そのまま捨てるのももったいないので文庫本カバーにしてみました。

 ブックカバーとしてはちょっと主張が強すぎるかなと思いました。まあ傷んできたら惜しげもなく捨てられますが。



 今年のノーベル物理学賞と化学賞は今の機械学習の原理的な研究と応用研究でした。私が1980年代後半に大学院生のころに所属していた研究室は生物の情報処理の原理がテーマで、毎週土曜日の午前中の「セミナー」(進捗報告)「コロキウム」(文献紹介)の中で、ホップフィールドモデルやボルツマンマシンとかをも取り上げて議論していたのを懐かしく思い出しました。当時最新だったこれらの研究が将来ノーベル賞になるとは想像もしていませんでした。

 そのころのお隣の研究室(薬学部の中の同じく物理系と言われた研究室)ではタンパク質の構造解析をやっていて、すごく苦労して結晶化して、それをX線結晶構造解析していました。化学賞のタンパク質の立体構造を決められる、というのはものすごい価値があるのです。それを実感として体験しているので、この応用技術の凄さはよくわかります。

 とても感慨深いです。


<おまけのひとこと>
 各所で言われていますが、甘利俊一先生も一緒にノーベル賞を受賞されればよかったのに、と思います。甘利先生は特別講義(集中講義)をきかせていただいたことがありますが、お話がとても面白くて40年近く経った今でも強く印象に残っています。





10月11日(金) つながるかたち展04、ビーズ多面体

 昔作ったものの写真のつづきです。



 ビーズ多面体の集合写真(その2)です。

 昨日のものより大きいものは区画のない透明なケースに入れています。ちょっとかたちがひずんでいるものもあります。



 出張で東京に行く機会があったとき、むりやり時間を捻出してつながるかたち展04を見学してきました。あいにくの雨でした。地下鉄の九段下駅から傘をさして歩きました。

 この展示は常設展とは別に5階で展示されていて、通常の入館料で入場して見学します。触れるものも多いです。たまたま小学校の団体の見学と重なっていたのですが、いろいろなフロアに分かれて見学されていたので、それほど影響はありませんでした。この展示は基本は写真撮影OKということだったので、何枚か写真を撮ってきました。

 面白かったです。お勧めです。


<おまけのひとこと>
 常設展を見る時間は全くありませんでした。





10月12日(土) つながるかたち展04、数学セミナー11月号

 週末です。



 つながるかたち展、この作品の下に、ここで使われている材料(部品)が低いテーブルの上に置かれていて、自由に組み立てて遊べるようになっていました。

 正N角形の中心と頂点を結ぶ、N本の腕を持つパーツが使われています。三角形、四角形、五角形、六角形があるようでした。誰かが立方体と正十二面体を組んだものが転がっていました。正二十面体を組みたくなりました。時間がない中、三角形のピースを20個拾い集めて二十面体を組んでみました。

 わかりにくいですが、立方体、正十二面体、正二十面体です。左下が私が組んだもので、それ以外の2つは組まれていたものです。すでに何度も組んだり外したりされているパーツで、曲がり癖もついていて、あまりきれいに組めませんでしたが満足しました。これ、販売してくれたらうれしいなと思いました。



 今日12日は土曜日なので、毎月12日発売の「数学セミナー」は今月は11日(金)の発売でした。午前中、定期購読をお願いしている駅前の本屋さんに妻が買いに行ってきてくれました。

 連載「あやとりの楽しみ」も第8回になりました。

 この週末は第10回の原稿の大幅な手直しをする計画です。



 「数学セミナー」と一緒に、ホフマンの「ネコのムル君の人生観」の下巻も届いていたので一緒に買ってきてもらいました。

 この連休に読みたいと思っています。


<おまけのひとこと>
 例によってこの連休でやりたいこと、やるべきこと、やらなければいけないことがいろいろあって、すでに時間が足りない感じです。(本業のほうの残務まで残してしまいました。といっても論文を読んで次のディスカッションの準備をするという残務なので、半分は趣味みたいなものですが。)





10月13日(日) あやとり紐で遊ぶ、ドリトル先生航海記

 13日の日曜日は出かけていて更新ができませんでした。14日に2日分まとめて更新しています。



 あやとり紐をいじっていて、こんなかたちが作れないかなあと思ったのです。

 交差はどちらが上でもかまいません。 下の画像は失敗例です。

(つづく)



 NHKの番組「100分de名著」の「ドリトル先生航海記」、テキストを買いました。第1回を録画しておいてもらったので、それを見てみました。良かったです。

 私も福岡伸一さんと同じく、シリーズの中でこの「航海記」を最初に読みました。小学校2年生のときに学校の図書館で借りてものすごく好きになりました。10回くらい借りたと思います。借りていた本は濃いえんじ色の単色のカバーがかかっていて、布地の背表紙に手書き文字で本のタイトルが書かれていた記憶があります。補修されていたのだと思います。その後、2年くらいかけて1冊ずつ買ってもらって揃えました。姉が3巻「郵便局」と12巻「楽しい家」を持っていたのですが、それも私の本棚に並べさせてもらいました。

 久しぶりに読んでみたくなって、原書のペーパーバック版を取り出してきました。これは本当に名作だと思います。福岡伸一さんが書いた続編が朝日新聞に連載されていましたが、楽しく読ませていただいていました。あれも本を買いたいと思っています。


<おまけのひとこと>
 おおかたの予想通り、このお休みにやろうと思っていたことが進んでいません。





10月14日(月) 片山健 展

 連休最終日です。



 2週間前の週末に隣村の村立図書館と隣町の町立図書館で借りた本がちょうど返却期限になったので、昨日はその二館に本を返しに行きました。サイモン・シンの「暗号解読」があったのですが(自分でも持っているので借りる必要はないのですが)、図書分類番号809(言語生活)のところに立てられていました。

 うーん、ちょっと違うような… (図書館の書棚の写真を撮ってこうしてwebサイトに載せるのはルール違反でしたっけ? 別に背表紙だけですしそうではないと思うのですがちょっと自信がなくなってきました。明確にダメという理由が思い浮かばないのでとりあえずそのまま載せておきます。)



 図書館の入り口には、いろいろなイベントのチラシが置かれています。小さな絵本美術館の八ヶ岳館で片山健 展をやっているというチラシがあったので、帰りに寄ってみることにしました。

 片山健の絵本は、子供たちが小さいころに「おやすみなさいコッコさん」のシリーズを何冊か読んでいました。油絵の原画は迫力があって見飽きません。いくつかの絵本の原画が絵本のストーリーそのままに並べられていて、絵の下に絵本の本文が展示されているスタイルでした。近くには本の体裁になったものが参考展示されていました。絵を味わいながらじっくり読ませてもらいました。特に 「きつねにょうぼう」 が良かったです。特に、初めて出会って貧しい家に泊めてあげる、というときの家に入るところの絵、点のように小さな二人の姿が、こんなに小さいのにちゃんとそのキャラクターらしさが伝わってきて驚きました。この絵に限らず、特に夜や暗いシーンが印象的でした。

 ミュージアムショップには紹介されていた絵本が販売されていましたが、原画を見てしまうと物足りなくて購入は見送りました。絵は力があるなあと思いました。



 昨日の夜中に眠れなくてXを眺めていたら(そんなことをしているからますます眠れないのだという話もあるのですが)、かぼちゃの折り紙の折り図を公開して下さっているのを見かけたので、さっそく折ってみました。

 本当はハロウィーンのかぼちゃで目と口を黒く描くと良いのですが、黒い紙を切り取って貼るといいかなあと思いました。


<おまけのひとこと>
 妻が体調を崩してしまってちょっと心配しています。





10月15日(火) あやとり紐で遊ぶ(解答画像)、駄菓子の紙のトラック

 紐の問題の解答例です。



 一昨日ご紹介したこのかたち、

 こんなふうに作ってみました。

 硬めの紐だとかたちが安定しないかもしれません。この写真の紐もちょっと硬いので、3つある二重の輪の内側の小さな輪が浮き上がり気味です。



 ディスカウントストアのドン・キホーテの駄菓子コーナーにこんな紙のトラックがあって、つい買ってしまいました。4種類あったのですがデザインが気に入った2種類を買いました。30円です。

 よくできています。感心しました。


<おまけのひとこと>
 昨日は妻は一日何も食べられずに寝ていました。休日の当番医が以前かかったことのある消化器内科の専門のお医者さんだったので電話をしてみました。そうしたら、すでにネット予約でいっぱいなので、来院してもらっても何時間も待ってもらうことになるかもしれないとのことでした。それは大変なので、とりあえず様子をみようということになりました。夕方くらいには少し楽になったようでした。
 夜、たまたま買ってあったニンニクの芽が傷みそうだったので自分の夕食の一品として炒めて食べたのですが、家の中にニンニクのにおいが充満してしまって妻に嫌がられてしまいました。失敗…。昨日はだいぶ気温が下がっていたのですが、1時間くらいリビングの窓を開放して換気扇をしっかり回しました。多少改善したかなあと思います。





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