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以前の「ひとこと」 : 2023年3月前半


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3月1日(水) 断面が正六角形の立方体分割の折り紙(その1)、あやとり「パロボラチョの終了処理」

 3月です。折り紙の話とあやとりの話です。



 15cm角の折り紙から、立方体を二等分したかたちを折ってみました。断面の正六角形の部分は張られていません。

立方体を2分割(1)

 正六角形の面を下にしてみました。

立方体を2分割(2)

 2つの正六角形の面を合わせてみました。これは単に載せているだけです。

立方体を2分割(3)

 これは、「折り紙と数学のひろば」(堀井洋子、日本評論社:2004) に載っていたもので、折り紙の各辺を6等分した格子を基に折っています。先に折った、色の薄いほうは律儀に6等分の線を全てしっかり折ってから作ったため、外側の正方形の面に十文字の折り筋がついてしまっています。色の濃いほうはそこに折り筋が付かないように折ってみました。

 これ、2つのユニットが噛み合うようにできないかな、と思って試してみました。

(つづく)



 今日のあやとりのトピックは、新しく手順に呼び名を付けたのでそれを紹介します。

 よく使っている「タイガーショベルノーズキャットフィッシュの終了処理」という手順があります。4本指の状態、具体的には親指・小指が外周の輪を作っていて、人差し指と薬指(もしくは中指)に輪が掛かった状態から、人差し指と薬指をそれぞれ掌の糸を越えて自分の輪に入れて、親指・小指を外して展開するというものです(下図)。

タイガーショベルノーズキャットフィッシュの終了処理

 この手順の結果、上の図のように、赤と青の2つの輪が外周に掛かります。

 同様な操作を3本指の状態(外周の親指・小指と内側の人差し指もしくは中指の1つの輪の状態)から、内側の輪を外周に掛ける処理が伝承あやとり作品の「パロボラチョ」で使われています。なので、この操作を「パロボラチョの終了処理」と呼ぶことにします。

パロボラチョの終了処理

 パロボラチョというのはこんなあやとり作品でした。

sf220917-2
パロボラチョ

 この「パロボラチョの終了処理」をいくつか試してみました。

(つづく)



 昨日ご紹介したこの擁壁で使われているタイルの種類は何種類あるんだろう? と疑問に思ったのです。

擁壁画像1 擁壁画像2

 下の黄色い枠の部分が1つの単位になっているはずです。

 擁壁画像1には何種類のタイルが使われているでしょう? 180度回転しているものは同じと数えます。

(つづく)



 毎日30分くらいウォーキングをしています。平日はお昼に歩くことが多いです。昨日はちょうど正午ころに月が見えました。

真昼の月(2023/02/28 12:00ころ)

 カメラの光学系にゴミがついてしまっているのが残念です。



 今朝の朝焼けがきれいでした。

日の出前(2023/03/10 06:00ころ)

 広い範囲の写真を撮ったら、オートホワイトバランス機能のせいで白っぽい写真になってしまいました。(それは掲載しません。)


<おまけのひとこと>
 今日は(つづく)のトピックばかりになってしまいました。






3月2日(木) 断面が正六角形の立方体分割の折り紙(その2)、あやとり「パロボラチョの終了処理」

 折り紙の話とあやとりの話です。



 昨日の「断面が正六角形になるように立方体を二等分したかたちの折り紙」ですが、2つを組んだ時にロックできるかたちにならないか、ちょっと考えてみたのです。下右図のように内側に折りこまれた面を折り返してみました。

 これで、2つを組んだ時に噛み合わないかなと思ったのです。ただ、単に折っただけなので外側に押し付ける力が発生しません。もう少し細く折る等の工夫が必要そうですが、今回は安直に接着剤に頼ることにしました。内側の3面から直角二等辺三角形を折り返していますが、それを糊付けしています。

 2つを組んでみました。

 ちょっと持った程度では外れないくらいには噛み合ってくれました。



 昨日、「パロボラチョの終了処理」と呼ぶことにした手順を図だけでご紹介しました。人差し指(もしくは中指)に掛かっている輪を外周の上下に掛ける手順です。このとき、縦の糸が外周の上側に来る場合と下側に来る場合があります。縦の糸が外周の面の下側に来るものを「パロボラチョの終了処理」と呼ぶことにします。

パロボラチョの終了処理 パロボラチョの終了処理

 親指と小指を結ぶ前後方向に反転させるのを「逆」、5本の指を天井方向に向けたときの指の根元と指先を結ぶ上下の方向に反転させるのを「裏」と呼ぶことにしています。

hh230302-1
  1. はじめの構え
  2. 右人差し指で左掌の糸を取る
  3. 右人差し指を向こうへ1回転ひねる
  4. 左人差し指で右人差し指の輪の中から右掌の糸を取る
  5. 左人差し指を向こうへ1回転ひねる
  6. 親指の輪を人差し指の輪の中からつまんで外し、親指に掛け直す
  7. 小指の輪を人差し指の輪の中からつまんで外し、小指に掛け直す
  8. パロボラチョの終了処理
    1. 人差し指の輪の下で親指・小指の内側の糸を取り合う(人差し指の輪は通さない) 
    2. 中指で、人差し指の輪の中から掌の2本の糸(1つ前で親指・小指で取り合った糸)を人差し指根元から取る 
      (逆の手で掌の2本の糸を人差し指の輪の中からつまみ出して中指に掛けると良い)
    3. 親指、人差し指、小指を外す(糸は強く引かない)
       →中指だけにパターンが掛かっている
    4. 中指の手前の2本の糸を親指で取る
    5. 中指の向こうの2本の糸を小指で取る
    6. 中指を外す

 オリジナルのパロボラチョと同じに見えるかなあと思いますが裏になっています。オリジナルの伝承作品の「パロボラチョ」とは手順がかなり違います。

sf220917-2
パロボラチョ



 先日ローソンの「盛りすぎチャレンジ」というキャンペーンの対象製品を買ったという話を書きましたが、その話を職場の社内SNSの雑談コーナーに投稿したのです。その中で「ローソンを20店舗以上回ったのに買えなかった」というNetの記事を紹介して、私たちの地域では行動圏内に数店舗しか無いですが…と書いたのですが、そうしたら北海道出身の方が「ちょっと話がずれますが、札幌にはごく狭いエリアにローソンが30店舗くらい集まっているところがあるのです」と、ローソンの店舗検索のページを紹介してくれました。

札幌のローソン集中地域

 これはすごい…


<おまけのひとこと>
 今日は雨が降っていて、気温が氷点下ではありませんでした。まだ油断はできませんが、春めいてきました。






3月3日(金) 断面が正六角形の立方体分割の折り紙(その3)、あやとり「パロボラチョの終了処理」

 折り紙の話とあやとりの話です。



 断面が正六角形の立方体分割の折り紙をご紹介しましたが、同じコンセプトの作品が折る幾何学(前川淳:日本評論社, 2016/09/12 2,000円+税) にあるのを思い出して折ってみました。

 15cm角の折り紙2枚で同じユニットを折って組み立てたところです。

 内側はこんな風になっています。

 前川さんのユニットは組み合わせることでしっかり安定します。そのかわり、外側の3つの面のうち1つの面は二等分されています。

 昨日のものと比べてみました。

 ちょっとだけ大きさが違います。それにしても、正方形を二等分する断面が正六角形に成り得るというところが本当に面白いと思うのです。



 あやとりです。昨日は「人差し指の構え」を取るときに、右人差し指で取って1回転、続いて左人差し指で取って1回転、という開始処理を使いました。この1回転の代わりに半回転にすると「ガイアナの星」の構えになります。そこから昨日と同じ手順で取ると、あやとり図形の中央左右の2つの「絡み」が「交差」になるのです。

hh230303-1
  1. 「ガイアナの星」の3本指の構え
    1. はじめの構え
    2. 右人差し指で、左掌の糸を上から手前へひねって取る
    3. 左人差し指で、右人差し指の輪の中から右掌の糸を上から手前へひねって取る
  2. 親指の輪を人差し指の輪の中からつまんで外し、親指に掛け直す
  3. 小指の輪を人差し指の輪の中からつまんで外し、小指に掛け直す
  4. パロボラチョの終了処理
    1. 人差し指の輪の下で親指・小指の内側の糸を取り合う(人差し指の輪は通さない) 
    2. 中指で、人差し指の輪の中から掌の2本の糸(1つ前で親指・小指で取り合った糸)を人差し指根元から取る 
      (逆の手で掌の2本の糸を人差し指の輪の中からつまみ出して中指に掛けると良い)
    3. 親指、人差し指、小指を外す(糸は強く引かない)
       →中指だけにパターンが掛かっている
    4. 中指の手前の2本の糸を親指で取る
    5. 中指の向こうの2本の糸を小指で取る
    6. 中指を外す

 比較のために昨日のあやとりも載せておきます。

hh230302-1(再掲)

 最後、親指・小指の内側の糸を取り合うとき、人差し指の輪の上で取り合うと「パロボラチョの終了処理」、人差し指の輪の下で取り合うと「裏パロボラチョの終了処理」になります。この2つ、結果が違います。



 タワマンでお米炊くと美味しくない説、高地に暮らす長野県民にケンカ売ってる?という記事を興味深く読みました。私も自宅や実家の標高を把握しています。東京スカイツリーを越える自治体が続出!?長野県・77市町村の標高ランキングという記事もありました。


<おまけのひとこと>
 今日はお昼に用事があって歩けないので、日の出前の朝6時から30分ほど近所を歩いてきました。今朝はまたちょっと寒くて、外は氷点下7℃くらいでした。必然的にはや足になって、すぐに身体が温まります。家に帰ってきたときは汗ばんでいました。このくらいの気温の中を歩くのもなかなか気持ちが良いです。






3月4日(土) 折り紙の正八面体、あやとり

 折り紙の話とあやとりの話です。



 以前、こんな画像をご紹介したことがあるのですが(2018年12月30日)、

 そのときに参照したYoutubeの動画(Seamless Octahedron)を見て、久しぶりに同じものを折ってみました。

 正八面体は正三角反柱だと理解することもできます。三角反柱を3つ、上の面の正三角形の頂点が隣の正三角形の辺の中点になるように並べてみました。

 中央のくぼみのところは、稜の長さが半分の正四面体がぴったりはまります。

 3つを縦に積み上げてみました。

 折り紙なので、面が少々たわんでいるため、この置き方は不安定です。



 今日のあやとりです。

hh230304-1
  1. 「ナウルの太陽」
  2. 全ての指を向こうへ1回転ひねる
  3. パロボラチョの終了処理
    1. 人差し指の輪の下で親指・小指の内側の糸を取り合う(人差し指の輪は通さない) 
    2. 中指で、人差し指の輪の中から掌の2本の糸(1つ前で親指・小指で取り合った糸)を人差し指根元から取る 
      (逆の手で掌の2本の糸を人差し指の輪の中からつまみ出して中指に掛けると良い)
    3. 親指、人差し指、小指を外す(糸は強く引かない)
       →中指だけにパターンが掛かっている
    4. 中指の手前の2本の糸を親指で取る
    5. 中指の向こうの2本の糸を小指で取る
    6. 中指を外す

 一昨日、昨日のあやとりと比べてみてください。

hh230302-1(再掲) hh230303-1(再掲)

 ちょっとかたちが決まりにくいですが、きれいで面白いあやとりだと思います。



 今朝も朝6時くらいから1時間ほど歩いてきました。放射冷却現象で氷点下7℃くらいで、けっこう寒かったです。途中で何枚か写真を撮りました。

 家を出て山のほうに向かって歩いて30分後くらい、だいぶ日の出の時刻が近づいてきたところです。カメラ任せで写真を撮ったら、かなり雰囲気のある絵作りをしてくれました(下左)。ただ、実際に歩いているときは下右くらい明るく見えていました。(目の感度が順応しているので普通に昼間と同じように見えていました。)

日の出前(カメラ任せ) ヒストグラム補正

 これは、左の画像にヒストグラム平坦化のような処理を掛けた結果です。人間の目というのは本当に優秀なセンサーだなあと思います。(後段の脳の情報処理も含めて。)


<おまけのひとこと>
 5年ほど前、お休みごとにせっせと歩いていたことがあったのですが、1年も続きませんでした。今回は在宅勤務が増えたこともあって、平日も含めて毎日歩いています。今度はいつまで続くだろうと我ながら疑っています。






3月5日(日) 四角反柱の連結(その1)、あやとり

 多面体の話とあやとりの話です。すみません、更新が夕方になってしまいました。



 ずっと以前(2010年9月3日)、複数の四角反柱の面を連結して輪っかを作る話をご紹介したことがありました。

 正四角反柱(2枚の正方形と8枚の正三角形)を連結して輪っかを作る別な構造として、Wolframのサイトにこんな図があったのです。

四角反柱の輪

 これ、四角反柱がいくつの輪でしょう? またどんなふうに連結しているのでしょう?

(つづく)



 このところご紹介しているパロボラチョですが、捩れと交差のバリエーションを取ってみました。

hh230305-1 hh230305-2
hh230305-3 hh230305-4

 整え方が甘くてバランスが悪いです。



 散歩の途中、川を渡る配管を補強している橋の写真を撮ってみました。

写真 1 写真 2
写真 3 写真 4

 徒歩だとこういう写真を撮りやすいのがいいです。この橋の傍らの道をこれまで何千回も車で通っているはずなのですが、断面のかたちが想像していたのとは違っていました。正八面体の上半分のピラミッド構造が並んでいて、その間を正四面体が繋いでいる構造だと思っていたのです。でも写真4を見るとわかりますが、四角推の底面は正方形ではありませんでした。



 第6回 錯覚展2023 杉原教授の不思議な世界 という企画展が新潟県の南魚沼市で開催されているということを知りました(2023年1月21日〜4月16日)。自宅から車で行くと片道3時間半くらいですが、行ってみようかなと思いました。美術館の企画展のページによると、ちょうど一週間後の3月12日(日)に八海山麓スキー場ホワイトカーニバルというイベントがあって、そこで「雪の錯覚滑り台」というのが公開されるそうです。面白そうです。


<おまけのひとこと>
 今日は午前中は出かけていて、自宅でお昼を食べた後で2時間ほど散歩をしてきました。それからこのサイトの更新をしたので、遅くなってしまいました。明日の朝はいつも通りの時間に更新したいと思っています。






3月6日(月) 正四角反柱を折り紙で折る、あやとり

 折り紙の話とあやとりの話です。



 昨日、正四角反柱の輪っかの話を始めましたが、このかたちを折り紙で折ってみたくなりました。できれば1枚で折りたいのですが、上面の正方形の無い箱型のユニットを1枚で折って、それを2つ組み合わせることにしました。こんな出来上がりになりました。

正四角反柱(2枚組) 正四角反柱(2枚組)

 これはこんな風に設計してみたのです。

正四角反柱の箱の折り紙の設計

 これを15cmの折り紙に換算すると、中央の正方形の1辺の長さは 5.490381… になりました。これを5.5cmと近似して折ることにしました。正三角形の高さは4.75cmになります。

 私は折り紙を3等分とか5等分するとき、カッティングマットを利用することにしています。5cmごとの太い線に折り紙を合わせて置いて、方眼のマス目を利用して等分折りするととても楽なのです。今回、4.75cmの平行な折線を折るために、こんなやり方をしました。

4.75cmの辺に平行な線の折り方

 上の図のように0.5cm分だけずらして折り紙を置いて、上から5.5cmのところに下の頂点を合わせて折れば、(15-5.5)÷2=4.75 の位置で折ることができます。これを4方向から折ります。

縦横の平行線2本ずつ

 後は外周の正方形の辺の中点と、縦横の折線の交点を結ぶと側面の三角形を折ることができます。折ってみました。

折線を入れた(裏) 折線を入れた(表)

 余っている部分を適当に折りたたんで留めます。

留めてみた(内側) 留めてみた(外側)

 この段階ではエッジがすっきりしていますが、冒頭の2ユニットを組んだ写真ではあまりきれいに整っていません。同じ大きさの用紙から作ったものを無理やり組んでいるので、内側になったほうがつぶれてしまうのです。この折り方、今一つでした。



 今日のあやとりです。エガラウィナゴから全部ひねって「裏パロボラチョの終了処理」です。

hh230306-1
  1. 「エガラウィナゴ」
  2. 全ての指を向こうへ1回転ひねる
  3. パロボラチョの終了処理
    1. 人差し指の輪の下で親指・小指の内側の糸を取り合う(人差し指の輪は通さない) 
    2. 中指で、人差し指の輪の中から掌の2本の糸(1つ前で親指・小指で取り合った糸)を人差し指根元から取る 
      (逆の手で掌の2本の糸を人差し指の輪の中からつまみ出して中指に掛けると良い)
    3. 親指、人差し指、小指を外す(糸は強く引かない)
       →中指だけにパターンが掛かっている
    4. 中指の手前の2本の糸を親指で取る
    5. 中指の向こうの2本の糸を小指で取る
    6. 中指を外す

 このあやとり、気に入りました。でもしばらく飾っていたらかたちが崩れてしまいました。


<おまけのひとこと>
 今週も始まりました。(今日はおまけの話題は無しです。)






3月7日(火) 正四角反柱が回転するCG、あやとり

 多面体のCGの話とあやとりの話です。



 四角反柱を連結した輪の図を眺めたことをきっかけに、そもそも1つの四角反柱を折り紙で折ってみたりCGを作ってみたりしています。今日はCGのご紹介です。ところでこのかたち、「反四角柱」と表記するほうが多数派かもしれません。英語だと “square antiprism” とか 4-antiprism とか表記されるようです。prismが「柱」で(円柱とか角柱の柱です)、antiprismが「反柱」です。「四角柱」の漢字3文字の並びのどこに「反」を入れるのが良いか、ということなのですが、「反四角柱」「四反角柱」「四角反柱」「四角柱反」(最後のはさすがにあり得ないですが)の4つのうち、「反柱」というのがひとかたまりになっているほうがいいかなと思ってそのように表記しています。4-antiprismをそのまま訳すと「四反角柱」になりそうですが、日本語でこの表記は見たことがありません。

 いきなり雑談のような「呼び名」の話から始めましたが、この正四角反柱を真横から見たら正確にはどんなふうに見えるだろう? 見てみたいな、と思ってCGを作ったのです。まずは一般的な視点から、面も張ったものを作ってみました。

図 1:正四角反柱

 これを真横から見てみます。面を張るのもやめました。図2aに対して22.5度回転させると図2b、45度回転させると図2cになります。

図 2a 図 2b 図 2c

 ちょっとだけ見下ろしてみました。一気に立体的にみえるようになります。

図 3a 図 3b 図 3c

 これらが連続的に回転するCGアニメーションも作ってみました。 真横からのもの と 斜め上から見たもの です。(別窓でgif画像が開きます。)面を張らないCGで作ったアニメーションなので、回転方向の錯視が見えて面白いです。



 今日のあやとりです。「裏パロボラチョの終了処理」、昨日はエガラウィナゴからでしたが、今日は(エガラウィナゴと来たら当然次は)ビヤトエイディオウィナゴからです。

hh230307-1
  1. 「ビヤトエイディオウィナゴ」
  2. 全ての指を向こうへ1回転ひねる
  3. パロボラチョの終了処理
    1. 人差し指の輪の下で親指・小指の内側の糸を取り合う(人差し指の輪は通さない) 
    2. 中指で、人差し指の輪の中から掌の2本の糸(1つ前で親指・小指で取り合った糸)を人差し指根元から取る 
      (逆の手で掌の2本の糸を人差し指の輪の中からつまみ出して中指に掛けると良い)
    3. 親指、人差し指、小指を外す(糸は強く引かない)
       →中指だけにパターンが掛かっている
    4. 中指の手前の2本の糸を親指で取る
    5. 中指の向こうの2本の糸を小指で取る
    6. 中指を外す

 「やっぱりこうなるよね」という予想通りの出来上がりです。この終了処理もなかなかいいなと思います。(同じパターンの更新だと、前日のhtmlソースのコピーに手を入れる部分が少ないのですごく楽です。)



 先月下旬の天皇誕生日から週末にかけての飛び石連休に、妻が東京の娘の家に遊びに行っていたのですが(私は24日(金)に大事な会議が3つも入ったので一人で楽しくお留守番をしていました)、そのときに娘の家にあった 眠れぬ夜はケーキを焼いて というコミックエッセイを読んですごく気に入ったのだそうです。昨日仕事から帰ったら1巻と2巻が机の上にあって、読むことを勧められました。表紙を見たら見覚えがありました。これ、以前にNetで読んだことがあったと思います。

 淡々としたお料理のエッセイマンガで、いいなあと思いました。調理手順のちょっとした工夫などをさりげなく描いているところが良いです。材料を計量したスプーンをどこかに触れないように汚さないように先端を浮かせて置いておいて、最後に食べるときにそれを使うとか、このタイミングで計量ばかりを仕舞うとか洗い物をするとか、いつも自分が半ば無意識にやっていることが自然に描かれていて共感します。

 上記のリンク先で第10話まで読めますが(1巻が12話まで収録されているので大盤振る舞いです)、第1話の「真夜中にケーキを焼く話」で、ケーキ型に入れるクッキングシートの準備の仕方がまるまる1ページ、4コマかけて説明されています。4コマ目を引用させていただきます。

「眠れぬ夜はケーキを焼いて」第1話より

 この絵、素晴らしいです。(よりによって引用するのがこのコマですか、と言われそうですが)

 私も午前2時とかに起きてしまって、そのまま何かをやっていて午前4時過ぎくらいに何か作って食べる、ということがよくあります。(お菓子は作りませんが。)いろいろ共感しながら読んでいます。


<おまけのひとこと>
 昨日、通勤用の車に給油しました。通勤では往復で110kmくらい走ります。リッター20kmとすると、4日で22リットル消費します。燃料タンクが27リットルなので、4日ごとに給油が必要で、毎週必ず1回はガソリンスタンドに寄っていました。今は在宅勤務の比率が高くなったため、給油回数はだいぶ減りました。車やタイヤが長持ちするようになってありがたいです。






3月8日(水) 四角反柱を連結したリング、あやとり

 正四角反柱を連結した多面体の話とあやとりの話です。



 先日、こんな画像をご紹介しました。これはPerfect and almost perfect rings (chains) of 4-antiprisms(Ed Pegg, Wolfram Research)に載っていたものです。

四角反柱の輪

 これ以外にもいくつもの「輪っか」が紹介されています。

 このかたちを作ってみるべく、JOVOブロックで試作してみました。

正四角反柱(JOVOブロック)

 これを3つ、側面の正三角形で直角の位置関係になるように連結してみました。

正四角反柱3連結(1)
正四角反柱3連結(2)
正四角反柱3連結(3)

 CGのリングは、これを4つ、正方形の面で連結したもののようです。JOVOブロックをかき集めて作ってみることにしました。

(つづく)



 あやとりです。「パロボラチョの終了処理」、こんな開始処理と組み合わせたらなかなかきれいなかたちができました。

hh230308-1
  1. 人差し指の構え
  2. 人差し指の輪に全ての指を入れ、その輪を手首に落とす
  3. 親指の手前どうしを結ぶ糸を図形中央付近で薬指で取る
  4. 小指の向こうどうしを結ぶ糸を図形中央付近で人差し指で取る
  5. 人差し指手前の糸を反時計回りに半回転ひねって輪を作り、その輪を両親指に掛け、人差し指の糸を外す 
  6. 薬指向こうの糸を時計回りに半回転ひねって輪を作り、その輪を両小指に掛け、薬指の糸を外す
  7. 親指・小指でナバホ取り
  8. 親指・小指の内側の糸を取り合う
  9. 手首の糸をそれぞれの人差し指に移す
  10. パロボラチョの終了処理

 最後、整える必要があります。でもこのかたち、とてもきれいだと思うのです。特に中央の六芒星がお気に入りです。



 妻が玄関に花を生けてくれました。このところ次々と入れ替わっています。

 出来の良い作り物(造花)みたいにみえるのですが、立派な生花です。



 そろそろ出張にはコートを着てゆく必要がなくなってきました。春・秋に着るジャケット(上着)を妻が出してくれたのですが、「ポケットにこんなものが」と渡してくれました。

 去年、このジャケットを着ていった展示会で、とあるブースでアンケートに協力したときにもらったものでした。すっかり忘れていました。3か月くらいポケットに入りっぱなしだったようです。


<おまけのひとこと>
 一昨日の給油、満タン法で燃費を計算してみると、505.3km走って21.7リットルだったので、23.29km/Lでした。この燃費の値、23+2/7 なのです。21.7=0.7*31=7/310 なので、燃費は 505.3*(310/7)=(5053*31/7) なのでした。きれいな帯分数になって驚きました。






3月9日(木) 四角反柱を連結したリング(その2)、あやとり

 正四角反柱を連結した多面体の話とあやとりの話です。



 JOVOブロックでこのかたちを作ってみました。

四角反柱の輪

正四角反柱の輪(1)
正四角反柱の輪(2)
正四角反柱の輪(3)

 これが作れて嬉しいです。これは保存用の紙模型は作らなくてもいいかな。



 あやとりです。これ、かなりきれいだと思いました。

hh230309-1
  1. 人差し指の構え
  2. 親指・小指を手前へ1回転ひねる
  3. 人差し指を向こうへ半回転ひねる 
  4. パロボラチョの終了処理 

 これを見ると 丸と三角 という名前を付けられた伝承あやとりを思い出します。

丸と三角



 散歩をしていると、車で通ったときには気が付かないことがいろいろ見えます。用水路の立体交差です。

用水路

 農業にとって水はとても大切で、ちゃんと管理されています。流れる水を眺めているのは妙に楽しいです。


<おまけのひとこと>
 昨日は出張でした。最近歩くのが楽しくなっているので、地下鉄で一駅手前で降りて歩いてみたりしました。人間というか生き物の良いところは、何かの機能を使うとその機能が強化される仕組みが備わっていることだなあと思うのです。






3月10日(金) JOVOブロックで2つの輪、あやとり

 多面体ブロックの話とあやとりの話です。



 JOVOブロックを出してきたので、なんとなくこんなものを作ってみました。

2つの輪(1) 2つの輪(2)
2つの輪(3) 2つの輪(4)

 妻がこれを見て「ブルガリの香水にこんなかたちがあったような気がする」と言っていました。調べてみると「ブルガリ オムニア クリスタリン」というのが2つの平たい円柱が交差するようなでデザインのようです。



 あやとりです。このところご紹介してきたパロボラチョの終了処理はちょっと中断して、未紹介の別のものを載せます。

 昨年の11月ころ、終了処理としてのアムワンギヨをいろいろ試していた時のものです。

hh230310-1
  1. 5本指の構え
  2. 内側3本指で「ガイアナの星」
  3. 中指を外す
  4. 親指・小指を外側に1回転ひねる
  5. 人差し指の輪を薬指に移す
  6. 薬指の2つの輪を人差し指に移す
  7. 4つの輪のアムワンギヨ(人差し指が二重)

 これはなかなか良いと思いました。複雑に見えますが、これは両手の間で比較的かたちが決まりやすいです。「アムワンギヨ」は優秀です。

 実は上のあやとりを取る前に最初に試したのはこちらでした。

hh230310-2
  1. 5本指の構え
  2. 内側3本指で「ガイアナの星」
  3. 中指を外す
  4. 全ての指を向こうへ1回転ひねる
  5. 人差し指の輪を薬指に移す
  6. 薬指の2つの輪を人差し指に移す
  7. 4つの輪のアムワンギヨ(人差し指が二重)

 手順 4. のところだけが異なります。これだと中央部がうまく整えられなかったので、ひねり方を変えてみたのが冒頭のものでした。

(つづく)



 先日、散歩の途中でこんなところを通りました。

 すごい急斜面です。石段が作られていますが、傾斜は45°よりきついです。若いころなら喜んで上ってみたと思うのですが、バランスを崩したら大惨事になりそうなので自粛しました。

 この地域には、こういった「山の神」を祭る小さな祠(ほこら)やお社(やしろ)がいくつも見られます。


<おまけのひとこと>
 昨夜はずっと雨の音がしていました。今朝は気温が高いです。すこしずつ春らしくなってきました。






3月11日(土) 春のお散歩、あやとり

 週末なのでちょっと違う話題です。すみません、11日(土)と12日(日)の2日分まとめての更新です。



 最近またウォーキングをするようになって、週末は少し長く歩こうと思っています。といっても2時間程度、10kmくらいです。昨日の朝、用事がある妻を駅まで送って、その足で心細くなってきていたストック食材の買い物を済ませた後、午前中に2時間ほど歩いてきました。目的地は車なら10分もかからない近所の縄文遺跡です。

 徒歩なので、こんな川沿いの曲がりくねった道を歩きました。道の曲がり具合が良いです。田んぼに用事がある人しか通らない道なので、休耕の季節の今は誰も通りません。ウォーキングが目的なので、遠回りであっても歩いて楽しくて少しでも安全な道を選ぶようにしています。

写真 1

 目的地に近くなってくると、立派な歩道が整備されています。でも歩いている人はいません。それどころか車もめったに通りません。(地域の将来が心配になります。)

写真 2 写真 3

 こんな階段を降ります。階段は好きです。

写真 4 写真 5

 この遺跡に来るのは、実は50年ぶりくらいではないかなあと思いました。小学校5年生のときに学校の行事で諏訪・松本地方をバスで回ったときに見学して以来のような気がします。

写真 6

 だいぶあたたかくなったとはいえ、駐車場の隅にはまだ雪が残っていました。駐車場には車が10台ほどとまっていました。県外ナンバーが多かったかな。来て下さってありがとう、と思います。

写真 7

 縄文住居の遺跡のほうにも行ってみました。木製の歩道が整備されていて楽しいです。

写真 8

 フクジュソウが点々と咲いています。「春は黄色い花から咲く」と言ったのは誰でしたっけ。

写真 9

 復元された縄文住居や製作途中を示す骨組みの状態のものを興味深く眺めました。

写真 10

 先日ご紹介した 矩計図って何なん!? よくわからないんだが・・・(オーム社:2021)という本の最初の「家のはじまり」という章に、縄文住居の構造について説明されているのを思い出しました。

 中に入ってみました。

写真 11

 子供たちが通った小学校にも復元された縄文住居があったのですが、不審火で火災で焼失してしまいました。昔、小学校で飼育していたうさぎが脱走してその縄文住居に逃げ込んでしまったのを捕まえたことがあったなあと懐かしく思い出しました(2004年3月2日のひとこと)。(こういうことを書き残しておいて良かったです。)

 併設されている博物館で「国宝土偶」(全5種)という1回300円のカプセルトイマシンがあったので、チャレンジしてみました。

合掌土偶と縄文の女神

 国宝に指定されている土偶は全部で5つあって、そのうちの2つ(「縄文のビーナス」と「仮面の女神」)が地元で発掘されたものです。地元のどちらかが出るといいなと思ったのですが出ませんでした。1回目が「縄文の女神」だったので、もう一度挑戦してみたら、2回目は「合掌土偶」でした。仮に5種類の確率が均等だとして、2回引いてどちらも欲しいものではない確率は36%です。ちょっと運が悪かったかな。

 この300円のカプセルトイの隣には、土器や青銅器などの200円のカプセルトイもありました。若いご夫婦と思しき二人連れの女性のほうが「これやりたい、これが出るといいな」と言って200円のほうをやっていました。なかなか良いものが出たみたいで喜んでいたのですが、「もう1回やる」と言うのを連れの男性が「まあまあ」とか言いながらなだめて去ってゆきました。離れたところからなんとなく見ていたので、狙っていたのが何だったのか、出てきたのが何だったのかはわかりませんが微笑ましかったです。



 昨日のこのあやとり、

hh230310-1(再掲)

 最後に「アルタイル→アクエリアス処理」を追加してみました。

hh230311-1
  1. 5本指の構え
  2. 内側3本指で「ガイアナの星」
  3. 中指を外す
  4. 親指・小指を外側に1回転ひねる
  5. 人差し指の輪を薬指に移す
  6. 薬指の2つの輪を人差し指に移す
  7. 4つの輪のアムワンギヨ(人差し指が二重)
  8. アルタイル→アクエリアスの処理
    (外周左右にかかる輪を外周上下に移す)

 これは、手順4.のところで内側の指(人差し指・薬指)の輪もひねったほうが良いかもしれません。



 3月11日(土) は妻が用事があって中板橋(東京都板橋区)に行きました。妻は墨田区のほうの東武線沿線の出身なのですが、「同じ東武線だからか、中板橋駅って牛田駅になんとなく雰囲気が似ていた」と言っていました。面白い感想だと思いました。


<おまけのひとこと>
 目が痒くて、くしゃみが出て、鼻をかんでばかりいます。外を歩くのは良くないのかもしれません。






3月12日(日) 折り紙、あやとり

 折り紙の話とあやとりの話です。



 正方形1枚から折る正八面体、別の折り方をYoutube(【折り紙】正八面体)で見かけたので折ってみました。先日ご紹介したもの(Seamless Octahedron)と並べてみました。

異なる折り方の正八面体

 先日のもの(上の写真の右)はこんな展開図になります。8つの赤い正三角形が正八面体の面になる部分です。

図 1

 一方、今日のもの(上の写真の左)はこんな展開図になります。同様に8つの赤い正三角形が正八面体の面になる部分です。

図 2

 今日のものは、動画では正方形の折紙を細長く4つに折って、その状態から30°-60°折りをしてゆきますが、図2のような折線を付けてから組み立ててゆくほうがきれいに折れると思います(のでそうしました)。今日のものは展開図の8つの正三角形が全て辺でつながっているので、出来栄えがきれいな気がしました。



 4つの輪のアムワンギヨ、中央を「ガイアナの星」から「ケルトのタペストリー」に変えてみました。

hh230312-1
  1. 5本指の構え
  2. ケルトのタペストリーの輪の交換処理
    1. 薬指の輪を、中指の輪に下から上へ通して親指の指先に移す
    2. 人差し指の輪を薬指に移す
    3. 親指指先の輪を、中指の輪に上から下へ通して人差し指に移す 
  3. 中指を外す
  4. 親指・小指を外側に1回転ひねる
  5. 人差し指の輪を薬指に移す
  6. 薬指の2つの輪を人差し指に移す
  7. 4つの輪のアムワンギヨ(人差し指が二重)

 手順4.までは「ケルトのタペストリー」そのものです。ここから「タイガーショベルノーズキャットフィッシュの終了処理」をしたものが「ケルトのタペストリー」です。このあやとりでは、この後に手数のかかる「アムワンギヨ」をやっているので、それなりに手間がかかるあやとりです。とはいえ2〜3分くらいです。

 これもなかなか良いです。ただ、あやとり紐の色が良くなくて(というか写真の腕が良くなくて)、背景を白に飛ばそうとすると紐の色がおかしくなってしまいました。


<おまけのひとこと>
 金曜日に、勤務先の4月1日付の組織変更の内容の説明を受けました。私はちょうど1年前、2022年4月1日に別の部門に異動になったのですが、たった1年でまた別の部門に異動になるという説明でした。業務(ミッション)は変わらないのですが、今の業務に携わるようになってから、3つ目の職場です。まあ部門は関係ないようなものではあります。若いころなら不安に感じたでしょうが、今なら「まあなんとかなるかな」と思えます。ただ、サーバ等のアクセス権が所属組織で設定されているのがほとんどのため、いちいちその申請や設定をやりなおさなければならないのが憂鬱です。






3月13日(月) ゆっくり起き上がる折り紙、あやとり

 折り紙の話とあやとりの話です。



 いわゆる「フィルターバブル」現象(ユーザの検索履歴や閲覧履歴に基づいて類似の情報を優先的に提示される現象)で、折り紙の短い動画とかをお勧めされることが多いのです。そんな中に、折り紙でつくったこんなかたちがゆっくりと起き上がるという「起上り小法師」(おきあがりこぼし:roly-poly)の短い動画がありました。自分でも真似をして折ってみました。折り方はこんな手順です。(図を自分のために描いてみました。かなり手抜きの図です。)

 二等辺三角形のかたちにして、左右の底角を中央の二等分線に合わせて折って、という手順を2回繰り返します。最後はかなり分厚くなります。力をかけてしっかり折ります。

 立ち上がった姿勢と寝かせた姿勢の写真を3枚ずつ撮ってみました。左側(写真1,3,5)が立ち上がった状態で、右側(写真2,4,6)が寝かせた状態です。

写真 1 写真 2

写真 3 写真 4

写真 5 写真 6

 試してみると、立ち上がり時間には非常におおきなばらつきがありました。手を放したとたんに立ち上がってしまうような状態になっている場合もあれば、一度倒すと立ち上がってこない状態のこともありました。数秒から十数秒で立ち上がる状態を目指して調整してみるのですが、5分くらいかかって立ち上がってきたこともありました。動画を撮ってみました。

 どんな原理でこれが立ち上がってくると思いますか? 私は自分で作ってみて、試行錯誤してみてようやく納得しました。折るのは簡単なので、試してみることをお勧めします。



 昨日の「ケルトのタペストリー」から「4つの輪のアムワンギヨ」、

hh230312-1(再掲)

 ここから「アルタイル→アクエリアス処理」をやってみました。

hh230313-1
  1. 5本指の構え
  2. ケルトのタペストリーの輪の交換処理
    1. 薬指の輪を、中指の輪に下から上へ通して親指の指先に移す
    2. 人差し指の輪を薬指に移す
    3. 親指指先の輪を、中指の輪に上から下へ通して人差し指に移す 
  3. 中指を外す
  4. 親指・小指を外側に1回転ひねる
  5. 人差し指の輪を薬指に移す
  6. 薬指の2つの輪を人差し指に移す
  7. 4つの輪のアムワンギヨ(人差し指が二重)
  8. アルタイル→アクエリアスの処理
    (外周左右にかかる輪を外周上下に移す)

 これ、とてもいいなと思いました。中央部分を拡大した写真、斜めから見た写真を撮ってみました。

拡大(1) 拡大(2)

 あやとりひもの絡み具合がとても美しいと思うのです。ものの1〜2分でこれが作れてしまう「あやとり」という遊びは本当に楽しいです。



 JuananさんのROLLING CUBESのページが大変充実していて素晴らしいのです。キューブを転がして面の色を合わせるパズルの歴史が説明され、正四面体や正八面体の類似のコンセプトのパズルについても調べられ、オンラインで遊べるページやサイトが紹介されています。私もほんの少しだけ協力させていただきました。ぜひご訪問ください。

 ブラウザの翻訳機能で読ませていただきました。最近の自動翻訳はレベルが高くなりました。


<おまけのひとこと>
 だいぶあたたたかくなってきて、出かけるときに着る服を選ぶのが難しいです。






3月14日(火) 折り紙、あやとり

 折り紙の話とあやとりの話です。



 YouTubeにあった Origami Flower Cup というのを見て、折ってみました。

写真 1 写真 2

写真 3 写真 4

 普通の15cm角の折り紙から折ったのですが、最後を留めるところがちょっと厄介でした。面白かったです。



 昨年の11月に、エオエン カダマというあやとりをご紹介したことがありました(こちら)。

sf221113-3
エオエンカダマ

 この開始処理から「焼け焦げた葉のククイの終了処理」をしてみました。

hh230314-1
  1. エオエンカダマの開始処理
    1. ナウルの構え3
      1. 薬指の構え
        1. はじめの構え
        2. 掌の糸を薬指で取り合う(右手が先)
      2. 中指で、親指向こうの糸を取る
      3. 掌の糸を人差し指で取り合う(右手が先)
    2. 親指で上から中指向こうの糸と薬指向こうの糸を取る
    3. 親指の輪を人差し指に移す
    4. 親指を、人差指の輪の下を通って中指の輪に上から入れ小指向こうの糸を取る 
    5. 小指を外す
    6. 人差し指の上の輪を向こうへ半回転ひねって小指に移す
    7. 親指で人差指手前の糸を取る
    8. 人差指で親指向こうの糸を取り、親指の糸を外す
    9. 人差指上の糸を親指に移す
  2. 中指を外す
  3. 親指・小指を外側に1回転ひねる
  4. 「焼け焦げた葉のククイの終了処理」
    (内側の輪が捩れないように、内側の輪を通して親指・小指の内側の糸を取り合う)

 かたちを整えるのがいまひとつです。ここに掲載する手順、いつもは書いた手順通り取ってみて間違いがないことを確かめるのですが、今日はそれをやっていません。後で確認します。



 かき揚げが2つ冷蔵庫に入っていて、これをどうやって食べようかなと思ったのです。昨日の朝は乾麺の「きしめん」を茹でて、温かいおつゆで食べたのですが、そのときに1つはトッピングしました。今朝も同じにしようかなと思ったのですが、ふとホットサンドにはさんでみたらどうだろう? と思ったのです。

 たとえば「とんかつ」は、ご飯といっしょに食べるのが一番多い食べ方だと思うのです。カレーにトッピングするという素晴らしい食べ方もあります。でも「かつサンド」という食べ方も侮れません。

 「かき揚げ」も、もちろんそのまま食べるのもいいですが、お蕎麦やうどんに載せるというのは王道の食べ方の1つだと思います。「かき揚げ丼」というのもいいです。(カレーには載せないですね。)とすると、「かき揚げサンド」だって有りだと思いました。

 当然やっている人はいるだろうなと思って検索してみたら、山崎製パンのサイトにかき揚げピタ風サンドというのがありました。海苔を使う、というのは思い付きませんでした。オーブントースターで温めておくというのは良さそうです。

 やってみたらこんな風になりました。

かき揚げのホットサンド

 あんまり美味しそうな写真に見えないかもしれませんが、これは良いです。かき揚げ蕎麦やかき揚げ丼に匹敵する食べ方だと思いました。これはまたきっとやると思います。ホットサンドにするとかたちが定まって、中身がこぼれにくくなるのも良いです。さっぱりしたものがお好きな方にはちょっとしつこいかもしれないですが、こってりしたものがお好きな方にはお勧めです。


<おまけのひとこと>
 職場の若手で山が好きな人がいるのですが、先週はお休みを取って八ヶ岳の赤岳に登ったそうで、職場のSNSの雑談コーナーに写真が投稿されていました。今はまだ冬山ですので、経験と技術、装備が必要です。せっかく登るので山頂で日の出を見ようということで、午前2時に登り始めて山頂で6:08の日の出を待ったそうです。「山頂の日の出の時刻は早いですね、我が家は八ヶ岳から日が上るのがみえますが、それより1時間近く遅いです」とメッセージを返したら、「赤岳 3月8日 日の出」で検索すると日の出の時刻が出てくるので簡単に時間がわかります、とのことでした。






3月15日(水) 折り紙、あやとり

 折り紙の話とあやとりの話です。(このところ軽い話題が多いです。)



 昨日と同じ作者さんの折り紙動画、Easy Origami Bowls を折ってみました。完成写真を見て、一瞬「菱形の箱?」と思ったのですが、正方形の上が広い角錐台のかたちです。

写真 1

 裏返して伏せてみました。高台(こうだい)があります。(こうだい、というのはお椀や茶碗の底の部分が一段高くなっているところです。)

写真 2

 側面を床に接するように倒して置いてみました。

写真 3

 全体としてきれいなかたちだと思いますし、比較的易しい部類の折り紙だと思います。ちょっとアレンジを考えてみたくなります。



 過去のページの一番下(3月前半の最後の日)なので、単発のあやとり作品(類似なものを取っていないもの)をご紹介します。

hh230315-1
  1. 5本指の構え
  2. 人差し指の輪を小指に移す
    (移した輪を小指の上の輪にする)
  3. 薬指の輪を中指の輪に上から通して人差し指に移す
  4. 小指の上の輪を薬指に移す
  5. 中指を向こうへ半回転ひねる(ねじれをなくす)
  6. 親指の輪をパターンの下に移動する
    1. 右親指の輪をつまんで外し、中指の輪のパターン中央上から下に通して右親指に掛け直す 
    2. 左親指を外し、つづいて右親指手前の糸を取る
  7. ひねらないダブルハートの処理
    1. 親指・小指を外側に半回転ひねる
    2. 親指向こうの水平の糸を図形中央の下から上へ取り出し右小指に掛ける
    3. 小指の手前の水平の糸を図形中央の下から上へ取り出し右親指に掛ける
    4. 左親指で右親指手前上の小さな輪の糸を取る
    5. 左小指で右小指向こう上の小さな輪の糸を取る
    6. 親指・小指でナバホ取り
  8. 中指を外す
  9. 親指・小指を外側に1回転ひねる
  10. 「タイガーショベルノーズキャットフィッシュの終了処理」

 久しぶりに「ダブルハートの処理」をやろうとして、間違えたのでした。でもまあこれはこれで中央の四角い枠のような部分が面白いかなと思ったのでした。



 散歩の途中で見かけた、また別の「山の神」です。

 これは2023年2月26日(日)の11時過ぎくらいの写真です。ここも急斜面です。家から片道30分〜1時間くらいのところをいろいろな方向に歩いてみています。街中を歩くのとはまた違った楽しみがいろいろあります。


<おまけのひとこと>
 我が家はスキップフロアの構造で、玄関のある1階と仕事部屋兼寝室のある2階のちょうど中間の中二階というか、1.5階のフロアがリビングダイニングキッチンになっています。1階からさらに半フロア下がったところにある0.5階相当のところに楽器や本を置いています。自然と運動量を増やしたくて、2階から1.5階に移動するときに、わざわざ0.5階まで降りて1.5階に戻ってくる、ということをやっていたら、妻に「おねがいだからやめてくれ」と言われてしまいました。うるさいのだそうです。良い考えだと思ったのですが…
 今年に入って血圧を毎朝測るようになってみたら、思ったより高い値で推移していて、ここ2か月ほどウォーキングをしてみているのですが下がらないのです。ここ何年も同じ薬を服用しているのですが、次の通院では「薬を変えてみましょうか」と言われるのではないかと思って何か対策をしようと思ったのです。また別なことを考えないと。






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