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以前の「ひとこと」 : 2026年8月前半


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8月1日(土) 「ルドルフとイッパイアッテナ」最新作(外伝)

 8月になりました。



 本屋さんに行くと、一応児童書のコーナーを見るようにしています。思いがけない出会いがありました。斉藤洋「ルドルフとイッパイアッテナ」のシリーズ最新作、「おれのなまえはイッパイアッテナ 〜ルドルフとイッパイアッテナ外伝〜(作:斉藤洋、絵:杉浦範茂、講談社、2026) です。感激です。

 知らなかったのですが、今年の1月に講談社のプレスリリース配信サイトのPRTIMESで斉藤洋、作家生活40周年! 日本一有名なノラねこ「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズ新作発売決定!(2026.1.16) というお知らせが出ていたようです。

 この本の内容は「外伝」ということで、イッパイアッテナが幼いころからルドルフと出会う前のころまでの話が語られています。デビュー作「ルドルフとイッパイアッテナ」から実に40年後の発刊ということなのですが、斉藤洋らしく、話のつながりには矛盾がなく、巧みに語られています。デビュー作でブッチー(ルドルフ、イッパイアッテナに次いで重要な役回りの猫)がイッパイアッテナの過去についていろいろとルドルフに話すシーンがありますが、その実情はどうだったのか、がわかります。イッパイアッテナがどうして喧嘩が強いのか、どうしてあんなに物知りで「教養がある猫」になったのか、「なるほど」と思いながら読みました。

 斉藤洋は1952年生まれということで、もう七十代半ばだと思いますが、写真は若々しいですね。それより驚くのは絵を描いている杉浦範茂が1931年生まれ、ということは九十五歳になられるのですね。それで40年前の画風を崩さずに、同じ雰囲気の絵を描いているのがすばらしいと思いました。

 斉藤洋の「童話作家はいかが」という本があります。デビュー作「ルドルフとイッパイアッテナ」を書いて新人賞に応募して本を出版するころのエピソードや、その後の話が書かれているエッセイでとても面白いのですが、その中に、斉藤洋のたくさんの本にイラストや挿絵を描いている高畠純の言葉が出てくるのです。少し長いですが引用します。

「あのね、斉藤さん。たとえば斉藤さんがゴッホのことを書くとするよね。ゴッホがこういう絵を描いたとか、こういうことを言ってるとかさ。そういうとき斉藤さんは、『ゴッホさんは自画像をお描きになったんです。』なんて言うかい? 言わないよね。『ゴッホが自画像を描いた。』って言うよね。だからさ、最高の敬称は呼び捨てなんだよ。本人の目の前以外では、敬語も使っちゃだめなんだからね。」

 妙に納得したのです。というわけで斉藤洋、杉浦範茂、は敬称なしで書かせていただきました。

 これまでの5巻と並べて本棚に立てました。

 最初のほうの巻は背表紙がずいぶん色あせてしまいました。このシリーズはお気に入りです。久しぶりに読み返してみようかなあと思いました。



 この「ルドルフとイッパイアッテナ」ですが、実はこの本の存在を知ったのはNHKの「テレビ絵本」という子供向けの番組で見たのが最初でした。 当時、VHSのビデオテープに録画して子供たちに見せたりしていました。すでにメディア(録画したビデオテープ)も再生するビデオデッキもありません。ごく一部、データを動画形式でPCに保存していたので、そこからキャプチャした画像を載せました。

「母と子のテレビ絵本」

 この絵を見るだけで、このシリーズのテーマソングが浮かんできます。

ルドルフ

 初めて知ったのがこの「テレビ絵本」だったので、「ルドルフとイッパイアッテナ」のルドルフというと、この絵が浮かびます。

ルドルフとイッパイアッテナの出会い

 特に毒蝮三太夫の漫談風の語りがすばらしいのです。登場人物のセリフの語り分けがとてもイメージに合っていて感動的でした。堀口忠彦の絵も雰囲気にとても合っていて強く印象に残っています。今、検索してみたらYouTubeにルドルフとイッパイアッテナという動画として上げられていました。

 原作が一番と思いますが、でもこの「テレビ絵本」版はすばらしいと思います。


<おまけのひとこと>
 この本が出版されたということを知らなくて、本屋さんの店頭で偶然見かけて買いました。本との出会い方は、こういうのが好みです。





8月2日(日) パズル Meowdoku(ミャウドク):その2

 ミャウドク、というパズルの話のつづきです。



 最初、スマートフォン用のアプリで遊んでみていたミャウドク、というパズルですが、PCのブラウザで遊ぶほうがずっとやりやすいので、そちらで遊んでみています。ほかにやるべきことややりたいことがあるはずなのに、かなりの時間を費やしてしまいました。

 最初のころは一領域1マスという領域にコマを置いて、コマが置けないマスを増やしてゆくという問題がほとんどなのですが、だんだん様々な手筋を使わないと解けない問題がでてきます。多少先読みが必要な場合もありますが、仮置きして延々と解いて行ったあげく最後に破綻するというようなものは今のところなくて、基本的には理詰めで解ける問題ばかりのようです。

 たとえば途中で出てきたこの問題は感心しました。

level.40

 一領域が3マスのL字型の領域が4つあります。これがポイントで、「ここに置くと破綻する」というマスがたくさんあるのです。それを消してゆくと一本道で解が求まるというスマートな問題です。

 上の問題の手筋の応用のような問題が下図の問題です。

level.55

 level.40 の問題は最初に一斉に消せるマスを消した後は一本道になるのですが、level.55の問題は最初に消せるマスはそれほど多くないのですが、その結果新たに消せるマスがでてきて、それを繰り返してゆくことで解に到達します。とても美しい問題です。



 上の2つの問題、シンプルに細い線と太い線でペンシルパズル風の盤面を描画してみたのです。手筋を説明するのに使えないかなと思ったのです。

level.40 level.55

 なんというか、盤面があまり魅力的に見えないのです。領域が色分けされていると、一目で全体の構造が認識できるのですが、太線だけで区切られていると理解が難しいのです。色分けだと、タブレット端末で解いていると、使われている色によってはコマが置けないマスに印をつけてもほとんど見えなかったりする不便さはあったのですが、モノクロの線の領域だと、単純に出来上がりの図が「きれい」という感じがしないのです。

 解き上がりがきれいな感じがしない代表例は「数独」なのですけれども(まれに、特定の数字の配置がきれいだと思うことはあります)、それでも数独は楽しいので、このパズルも慣れるとペンシルパズルとしても楽しめるかもしれません。

 一応このパズルのルールをもう一度載せておきます。

 N×Nの盤面が、N個の連結な領域に色分けされています。下記のルールに従ってネコ(コマ)を配置するのが目的です。

  1. 盤面の各行/各列にはちょうど1つのコマが置かれる
  2. 各領域(同じ色のマス)にはちょうど1つのコマが置かれる
  3. 各コマの8近傍(縦横斜め)には別のコマは置けない


<おまけのひとこと>
 level.55 の図を描いたとき、6bと7bのマスの間の太線を描くのを忘れたのです。図を見て、「あれっ? おかしい、解けない」と思って色分けした問題図を見直したら、大事なところで領域がわかれていることに気が付いたのでした。この線がなければ領域の数が足りないのでこの問題は解けなくなってしまいます。





8月3日(月) フレーク積木セット(その1)

 100円ショップのダイソーで買った玩具です。



 しばらく前に、ダイソーで回転式立体パズル(ルービックキューブのカテゴリに属する、いろいろな方向に回転できるタイプの立体パズル)が何種類か、税込みで550円で売っているという話題を見かけて興味があったのです。近くのダイソーを3件はしごして、お目当てのパズル4種類は無事入手できたのですが、それ以外にこんなものが目に入ったので買ってきました。

 正三角形8枚、正方形6枚、正五角形4枚が入った柔らかい樹脂製の多角形ブロックです。税込み330円でした。正十二面体や正二十面体が作りたかったので、3セット買いました(990円)。1つのセットは、パーツの数はもちろん、使われている色もまったく同じです。きちんと仕分けられているようです。ただ、この手のブロック玩具はパッケージにサンプルの作例の写真や図が載っていたりするのですが、このパッケージにはそういったものはいっさい描かれていません。

 まず、単独のセットで作れる立方体と正八面体を作ってみました。

 まあおおよそ想像通りのものができました。パーツは弾力性のある素材で作られていて、しっかりかみ合うと大人の力でも外すのはちょっと大変なくらいです。子供だとちょっと大変かもしれません。

 多面体はいろいろな素材でそれこそ何度も何度も作っているのですが、でも新しいブロックで作ると楽しいです。このブロックならではの組み方も見えてきました。

(つづく)



 昨日のミャウドクのこの問題の解き方の図を作ってみました。

ミャウドク:level.40

 ルールは下記の通りです。

 N×Nの盤面が、N個の連結な領域に色分けされています。下記のルールに従ってネコ(コマ)を配置するのが目的です。

  1. 盤面の各行/各列にはちょうど1つのコマが置かれる
  2. 各領域(同じ色のマス)にはちょうど1つのコマが置かれる
  3. 各コマの8近傍(縦横斜め)には別のコマは置けない

 まず、L字型の面積3のうち、同じ列にあるピンクとオレンジ色に注目してみます。ルールから、各列にはコマが1つずつ置かれますから、この2列にはピンクとオレンジのL型の領域以外にはコマを置けません。もしそれ以外のマスにコマを置いてしまったら、残りの1列にはピンクとオレンジのマスが残ってしまい、どちらかにコマを置くともう片方の色はコマが置けなくなって、ルール2に反することになります。

図 1:入口

 L字型の領域は4カ所ありますから、同様に各行、各列でコマを置いてはいけないところに×印をいれます。

図 2:同様に

 一挙にこれだけ消せました。ここで、一番下の行を見てみます。緑色の領域は、一番下の行しか残っていません。

図 3

 ということは、図3中央のように、右下のクリーム色のマスにコマを置いてしまうと緑の領域にコマが置けなくなってしまうため、右下のマスは×です。 その結果、クリーム色の領域で唯一残ったマスにコマが置かれることが確定しました。あとはどんどん決まってゆきます。

 これもよく使う手筋なのです。


<おまけのひとこと>
 一昨日くらいからぼんやりと奥歯というか右側の奥の歯と歯茎全体がなんとなく痛かったのです。過去の経験上、ビタミンを摂取して良く休むと回復するかなと思ったのですが、昨日から痛みが強くなって、昨夜はほとんど眠れていません。今日は歯医者さんに行ってこようと思います。気を紛らわすためにCGを作ったりパズルに没頭したり、上のような図を作ってみたりしています。疲れたら眠れるかなと思ったのですが今のところ傷みのほうが勝っているようです。困ったものです。





























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