2017年、春
佐久市東立科地区の入り口にある桜。 この場所からだとサイロの中から桜の木が生えているように見えるが、実際には重なっているだけ。 毎年、この風景を見て春を感じている。 この季節は、野山の風景が一日一日変化する。その生命力から勇気をもらう時もあれば、相対的に自分が取り残されているように感じる時もある。 |
佐久市前山地区の貞祥寺境内にある、島崎藤村が小諸時代に住んでいた家。 冬の間を除いて無料で公開されている。 藤村が過ごした書斎にたたずめば、「気」をもらうことができると言えば大げさか。 |
現在は全ての営業を終えてしまった美笹湖周辺の水芭蕉。 訪れる人が少ない分、静かな中で散策できる。 |
佐久市内を流れる千曲川の河川敷では、毎年5月3日〜5日まで、「佐久バルーンフェスティバル」が開催されている。 今年は天候(特に風がないこと)に恵まれたせいか、競技が順調に行われた。背景は浅間山。 |
住宅と熱気球。 どこに不時着するかわからないので、田んぼにはまだ水を引いてない。 |
巣を作る場所を探して、燕が何度も往来していた。 ようやく「ここ」と決めたようで、本格的に巣作りが始まった。 |
燕の巣作りは順調に進んでいる。 |
ようやく巣が完成して、燕が棲み着いた |
5月5日に母を亡くした。 何気なく読んだ句を信濃毎日新聞に送ったら掲載してもらった。 たらちねの母の忌日やこどもの日 |
燕が巣作りを始めたタイミングを詠んだ。 これも信濃毎日新聞に掲載してもらった。 いずれの句も、いい記念でありいい供養になったと思う。 燕来る母を見送る家の軒 |