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以前の「ひとこと」 : 2008年9月後半



9月16日(火) コの字パーツ6枚組

 ちょっと思いついたことがあって、こんな模型を作ってみました。

写真 1 写真 2

 パーツは合同な6枚です。正方形で4箇所に切り込みが入れてあります。

 これ自体を作りたかったわけではなくて、ジョイント部分の研究用です。

(つづく)

<おまけのひとこと>
 昨年はできなかった古楽のコンサートを今年はやることにしたのですが、私は忙しくてほとんど練習ができないため、大幅に出番を減らしてもらうことになりました。残念ですが仕方がありません。






9月17日(水) 三角柱12本組(失敗)

 昨日の試作は、今日ご紹介する三角柱12本組のジョイントを確認するために作ったものでした。実はこれは組めなくて、結局接着剤に頼りました。おかげでバランスが悪いです。

写真 1 写真 2

 写真1、写真2は一般的な視点から見たところです。(写真1がぼけていますが、写真を撮り直す時間がないのですみません。)

写真 3 写真 4

 写真3、写真4は対称性が高い視点から見たところです。写真4のほう、4本が集まる中心部分に隙間があいていますが、これは設計では写真3の3本と同様に隙間はできないはずなのです。

 …ちょっと別の手を考えます。

(つづく)

<おまけのひとこと>
 来月、体育の日の週末に市の大きなお祭りがあるのですが、PTAも協力することになっています。例年、熱気球の係を依頼されるのですが、事故があったら大変なので、もちろん単なる力仕事要員として依頼されており、安全点検や段取りや様々な判断は専門家にやってもらいます。昨夜はその打合せだったのですが、肝心の熱気球係の委員長が欠席で、PTAへの依頼事項は後日通知を出すということで解散になりました。それで済む話ならば、最初からそうしていただけるとありがたかったです。






9月18日(木) 水道メーター

 一昨日、妻が水道の検針に来た方から「今回のメーターを見ると、いつもの検針のときと比べて倍以上使っているようだが心当たりはあるか?」と言われたそうです。今回の使用量が2ヶ月で94m3。ちなみに、前回、前々回と前年同月の数値が参考までに帳票に表示されているのですが、それぞれ44,45,44m3です。

 検針担当者は同じ地区にお住まいのちょっと年配の親切な方なのですが、漏水の可能性も考えてしばらくメーター類をずっと観察してみたけれどもその様子もなさそうだとのこと。蛇口の緩みなど水周りの細かい水漏れの可能性もあるので、たくさん使った心当たりがなければ調べてみて水道屋さんに相談してみたほうがいいかも、とアドバイスをしていかれたそうです。

 さて、急に2倍以上使っていると言われても心当たりがありません。とりあえずトイレの水の使用量が1回どのくらいなのか、風呂の容量がどのくらいなのか、洗濯機が1回どのくらい水を使うのか、とか、おおよそ推定をして計算してみたのですが、いずれにせよ急に倍になるほど使っているとは思えません。

 検針は2ヶ月単位なので、今回は7月中旬から9月中旬までのちょうど夏休みの時期なので、子供たちが家にいた分、トイレの使用回数は増えているはずです。とはいえ昨年同月だって夏休みだったわけで、その時には数値は増えていません。

 普通の家庭ではどのくらい使っているのだろう、と思って調べてみると、東京都水道局のページ(こちら)に、こんな数値がありました。

(東京都水道局 平成18年度 生活用水実態調査)
世帯人員 1人 2人 3人 4人 5人 6人以上
使用水量(m3/世帯・月) 7.8 16.2 21.6 26.3 30.6 35.6

 我が家は4人家族なので、これによると1ヶ月平均は26.3m3。うちの検針は2ヶ月単位なので、52m3くらいまでなら平均的な使い方のようです。

 では、漏水だとすると、いつもより2ヶ月で50m3ほど数値が多いので、毎日800リットルくらい余計に水が出ている計算です。ということは1時間に30リットル強、毎分500mlですから、毎秒10cc近く水が漏れているこということになるわけで、「水がぽたぽた」というレベルではありません。(ちなみに水滴はだいたい20滴で1ccだそうですから、10ccなら200滴です。)

 とりあえず日々のメーターの数字を記録してみようということになって、息子にノートを用意してもらって、毎日決まった時間にメーターを読んで記録してもらう係になってもらいました。

 そのノートと伝票をぼんやり見比べていたら、伝票の検針値は794で、息子のノートには749と書かれていました。えっ!と思ってメーターを見に行くと、749でした。なるほど、メーターの読み違えですね。ほっとしました。すぐに検針の方に電話をして、訂正をお願いしました。

<おまけのひとこと>
 今日は会社で講演会を主催する立場です。講師紹介とか司会進行をするのですが、トラブルがないかちょっと心配です。






9月19日(金) 「勝手にパース検定」

 「勝手にパース検定」という本を買いました。リンクはbk1のサイトです。

 この本は、問題が20問と解説、類題から成っていて、ちょっと薄手ですが楽しい本です。例えば「絵の中に水平線を描き入れて絵を完成させなさい」とか「中庭を三等分しなさい」とか「鏡に映った建物を描きなさい」…といった問題があって、その描き方を図と言葉で説明しているものです。

 本の表紙がそういった問題の典型例になっていて、答の部分が腰帯で隠されています。腰帯をめくってみると正解が描かれていて、裏表紙にはそれぞれの点を求めるための補助線の入れ方が描かれています。

表紙(帯付) 裏表紙(帯付)

 この補助線を読み解くのも面白いと思います。表紙なので紹介させていただきました。

 透視図法について知ったのは、「数字のない数学」(福音館の科学の本)という絶版になってしまった子供向けの数学の本からでした。これ、とてもいい本だったと思うのに残念です。

 今朝は雲がとても低かったです。写真に撮ってみました。

 写真の左下に見えている薄緑色の部分は、蕎麦畑の白い花です。その上の黄金色のところは実った稲穂です。

<おまけのひとこと>
 今日・明日と上の子の中学で文化祭があり、明後日の日曜日が下の子の小学校の運動会の予定です。天気が心配です。






9月20日(土) 文化祭

 上の子の中学が、昨日・今日と文化祭でした。午前中のステージ発表と午後のフリーマーケットに行ってきました。

 このところPTAで市役所に行く頻度が多くなっています。市役所はこのあたりでは群を抜いて背の高い建物で、遠くまでよく見えます。

 少し前に市役所に行ったとき、夕日がきれいだったので写真を撮ってみました。

 遠くの山の稜線に夕日が沈みかかっています。その手前のちょっと色の濃い里山の手前に、ほとんど白い一本線に見えるのが諏訪湖です。

<おまけのひとこと>
 この週末もイベント続きです。






9月21日(日) 運動会

 下の子の小学校の運動会でした。天気が危ぶまれていたのですが、朝6時に運動会決行を告げる花火が上がり、息子は大喜びで出かけていきました。

 通常は午後3時まで、まる1日のスケジュールなのですが、曇天用のプログラムということで、ともかく子供たちが個別に活躍する競技を最優先して、プログラムの順番を全く入れ替えて進行しました。うちの子は、足の骨を折ってしまった年を除いて今までずっと男子選抜リレーに出ていたのですが、これまではあまり順位が高くありませんでした。今年は初めての一位でした。5年生なのでアンカーの1つ手前の走者で、トップでバトンを受け取って、一位をキープしたままアンカーにバトンを渡すことができて、見ていてほっとしました。

 結局午前中で競技終了となり、家でお弁当を食べました。この小学校の運動会は上の子が来入児の競技に出たのが10年前、来年で参加は最後になります。この10年間で、雨で順延が1回、雨で繰上げプログラムになったのが2回ありました。

 運動会の写真を家族で眺めていたら、以前の運動会の写真も見たくなって、昔の写真をみんなで眺めました。そんな中から、運動会ではないのですが、こんな公園の遊具の写真がでてきました。

 写真左後ろに山すそが写っていますが、これは蓼科山です。ちなみに3月くらいの写真です。

<おまけのひとこと>
 今年の5年生の親子競技は、自分の子供をタイヤに乗せて親がロープで引っ張る競争ということで、かなり大変そうだと心配していました。親子競技は雨で中止になりました。子供たちは残念がっていたと思うのですが、ちょっとだけほっとしました。






9月22日(月) はさみとひものパズル

 いつも楽しみに拝見している手づくりおもちゃの科学館ボタンホールパズル(2008/09/21(日))を拝見して、自分でも作ってみたくなりました。家の中をちょっと探索したのですが、適当な大きさ、強度のリングが見つかりません。大きさと強度という観点で「これはいいな」と思ったのは、指を入れるところが円形のはさみだったのですが、これでは「2つのリングをひもでつないだボタンホールパズル」にはなりません。

 はさみとひも、と言えば、知恵の輪パズルで有名なのがあったな、と思って作ってみました。実は構成にちょっと自信がなくて、検索してみたらハサミとヒモ(名称不明) 〜外れないハサミ〜というページを見つけて確認させていただきました。

図 1

 図1の右下のひも2本は、どこか外れないものに固定されています。この状態で、ひもを切らずにはさみをはずしてください、それができたらまたもとに戻してください、というパズルです。

図 2

 ひもの部分を拡大してみました。

 一度しっかり理解できてしまうと頭の中だけで簡単に解き方がわかるのですが、最初は実物を手にとってみて、思いのほか時間がかかりました。一度間違った操作をしてひもがからまると、復旧が大変なのです。

<おまけのひとこと>
 今日は子供たちは文化祭と運動会の振り替えでお休みです。私はもちろん仕事です。






9月23日(火) 三角柱十二本を組む(いまひとつ…)

 先日、9月16日のひとことで、コの字型のパーツを組むかたちをご紹介しました。

再掲図

 これは、構造としては単純で、以前ご紹介したフラストレーションキューブとか、面を押え合う多面体とかと同様な原理で形を保っています。

 上の図のものは立方体構造で6枚組みですが、同じものを菱形十二面体の構造で12枚で組んだらどうなるかというと、コの字の両側の縁は立方体のときと違って周りのパーツの都合で押されて、ちょうど正三角形の柱のかたちになるのです。

 9月17日のひとことで、「失敗」と書いた正三角柱12本組のものは、その構造が作りたくて作ったものですが、うまくいきませんでした。

 そこで、各パーツが隣の「面」を抑えるための「つめ」の長さを長くしたものを作ってみました。まずは実験的に、三角柱の側面にオーバーラップのないもので試してみました。出来上がりはあまりきれいにはいかないだろうなという予想はありましたが、比較的組みやすいだろうとの計算もありました。

図 1 図 2 図 3

 ごらんのように、予想通り隙間が空いていまひとつの出来です。でもこれで、もう一度三角柱12本を組めるかもしれないという希望が出てきました。時間があったら作ってみたいです。

(つづく)

<おまけのひとこと>
 でも時間がないのです。今日23日はお彼岸で、午前中は妻と息子と3人で峠を越えてお墓参りに行ってきました。午後は市の「農業祭」というイベントがあって、その中の綱引き大会に息子のクラスが参加するということで行ってきました。今年は準優勝でした。






9月24日(水) 安曇野かかし会

 お友達の山本明彦さんのblogで、最近水彩画がたくさん公開されていて、感心して拝見しているのですが、彼がメンバーになっているグループ安曇野かかし会で、今年もグループ展をやるという案内をいただきました。

 なんとか時間を作って見に行きたいと思っています。が、時間が取れるかどうか、かなり厳しいです。

<おまけのひとこと>
 肝心の自分のアンサンブルグループのコンサートを10月25日に予定しているのですが、ぜんぜん全く準備の時間が取れていなくて、皆さんに迷惑をかけまくっています。






9月25日(木) 点描画

 先日、中学校の文化祭に行ったときに点描画の作品がいくつか展示されていて、感心してみてきました。面白いなあと思って、手元の画像をちょっと点描画風に加工して遊んでみました。絵を描くのはあまり得意ではないので、自分で描いてみようというふうにはならないのです。自分が中学生のころは、校舎の内外の建物の建築パース風のスケッチは、透視図法の研究をしたくてたくさん描いていたのですが、誰にだったか「これは絵じゃないね」と言われて、うーんそうかやっぱりと思って(自覚はあったのです)それ以降はあまり絵を描かなくなりました。

写真 1 図 1

写真 2 図 2

 最初の図1のルービックキューブのキーホルダーのものはちょっと気に入っています。単純に白黒二値化処理をするだけだと、こんな感じにはなりにくいです。いくつか画像処理を組み合わせる必要があります。背景のカッターマットのマス目は手作業で消しました。思いのほか楽しい作業でした。

<おまけのひとこと>
 今日はちょっと特別な場で2〜3分ほど挨拶を依頼されていて、さて何を話そうかと思っています。






9月26日(金) Light-Bot

 MISDIRECTIONさんの昨日の更新のプログラムというタイトルで紹介されていた2つの話題が、どちらも大変私には面白い内容でした。<コネタ>として紹介されていた、Light-Botというゲームがとても楽しいのでご紹介します。

 画面右上に並ぶ7種類の絵が描かれているブロックを、その下の空欄のマスにならべることで、ロボットを動かすプログラムを作ります。目的はロボットをステージの中で青いタイルのマスに移動してそこでランプを点灯することです。

Stage 1 Stage 2

 アイコンの左3つの矢印は、それぞれ「直進」「右回転」「左回転」、その隣がジャンプ(1段上ったり、段差を飛び降りたり出来る)、その隣が「ランプ点灯」で、その隣の2つがサブルーチンコールです。

 とりあえず最初の何面かは操作やチュートリアルという位置づけなので、最初の2面の画面を載せました。

 Stege 10 までは手が止まらずにできたのですが、そこで止まりました。プログラムのステップ数に制限がなければ何も難しくないのですが、そこが厄介なところで、パズルとして成立する理由でもあると思います。

 もう1つのWhitespaceというコンピュータ言語の話もとても面白かったです。Misdirectionさん、とても楽しい話題をありがとうございました。

<おまけのひとこと>
 今朝は大雨でした。外が暗くてつい寝坊してしまいました。










9月29日(月) 「ややこしや」

 図書館で、NHK「にほんごであそぼ」ややこしや編を借りてきました。八木重吉の「草にすわる」がすごかったです。八木重吉の詩集は、ちくま文庫のものを学生時代に買いました。大学の生協で、文庫本が1割引になるフェアをやることがあって、そんなときに買った記憶があります。

  草に すわる
                   八木重吉

  わたしのまちがいだった
  わたしの まちがいだった
  こうして 草にすわれば それがわかる 

 1行目と2行目は、空白があるかないかだけの違いです。ちょっと調べてみると、1行目に空白があるというものと、2行目に空白があるというものがあるようです。

 1行目に空白があるものについては、最初におずおずと自分の間違いを口にしてみて、それによって気持ちがはっきりして2回目にはすらすらとことばがでてくる、という解釈をみたことがあります。逆に2行目に空白があるもの(上記の引用)は、2行目の「わたしの」を強調しているということになるのだと思います。

 詩というものがおもしろいと思えるようになったのは、実は最近のことのような気がします。

 忙しくて、なかなか思ったように更新もできません。やらなければならないことがとてもたまっていて、頭が痛いです。

<おまけのひとこと>
 Light-BotはStage 10 がちょっとてこずりましたが終わりました。最終ステージで、ループ状になったコースを巡りながら灯りの on/off を繰り返すプログラムを作ってずっと動かしてみたりしています。妙に楽しいです。






9月30日(火) groovisions

 先日出かけたときに、とあるお店の店頭でgroovisionsのmonitor DVDが流れていて、思わずずっと見続けてしまいました。

YouTubeとかで見ることができてしまいますが、やはりああいった圧縮をかけている小さな映像ソースでは、こういったかちっとしたデザインの映像はいまひとつきれいではないですね。

 このお出かけのときに、中央高速道の八ヶ岳パーキングエリアで、八ヶ岳牛乳ラーメン(650円)というのを食べてみました。具沢山でおいしかったです。

<おまけのひとこと>
 このところ急に寒くて、こたつを出しました。皆様風邪などひかれぬようご注意ください。
 今日はいつもの通勤と反対方向に高速を走ります。(もちろん仕事です。)勤務先を基準に100km以上離れていたら出張扱いになるのですが、今回の目的地は98kmということで外出扱いなのです。出張手当は出ませんが、自家用車で移動ができるのが楽です。






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