B航空機を上手に利用するには
私はたいていの場合、列車で目的地に行ける方法を考えますが、北海道など遠いところでは航空機を使ってダイレクトに目的地を目指します。四国、九州も基本的には寝台特急を使っていま
したが、相次ぐ廃止と旅程の都合から飛行機を使うことが多くなってきました。当然ですが、離島の沖縄へは飛行機でのアクセスとなります。
航空機の最大の欠点は料金が高いことにあります。北海道ならば普通運賃で往復6万円程度はかかってしまいます。旅行であまりケチケチしても仕方ないのですが、やはり6万円というのは痛い出費となります。かといって、鉄道や長距離フェリーは日程に余裕がなければ利用できません。
ところがその欠点をカバーするように、さまざまな割引料金の設定があるのも航空機の特徴です。最大で7割引きという信じられないような格安航空券も設定されており、これを使わない手はありません。
日本航空や全日空には席数限定の格安割引があります。これを使えば北海道でも往復2万5千円程度で行くことができます。普通運賃の半額以下というのはきわめて魅力的であり、私も頻繁にこの格安
割引を利用しています。
格安割引は発売開始ととも予約・購入が殺到し、思い通りに航空券が取れないこともしばしばあります。また、先行予約開始が2ヵ月以上も前ということで、長期的な旅行スケジュールを立てることを余儀なくされます。日程にこだわりがあるという人には向かないシステムといえます。
もうひとつ、この格安割引はキャンセルした場合のキャンセル料が料金の50%という高額に設定されていることです。つまりメリットとデメリットが背中合わせになっているのです。2ヵ月後のことなどだれも予想ができません。事実私も2、3回やむない事情でキャンセルを余儀なくされています。ただ、格安という魅力に勝るものはありません。
このおかげで、何度も北海道を旅することができているからです。
そのほかにもさまざまな割引料金があり、比較的格安で利用することができます。キャンセル料はまちまちですが、それほどかからない割引もあります。
航空会社にはこのほか、運賃割り引きのさまざまな航空券が設定されています。また旅行会社では飛行機を使った格安のツアーもあるようです。どうしてもその目的地に行くという場合は、割高でも普通運賃の航空券を取っていますが、できるだけ格安航空券で行くようにプランを立ててます。なお、繁忙期には格安航空券の設定は極端に少なくなるようです。 |
沖縄への旅をする方にとっては、航空機の利用は必要不可欠となります。沖縄本島(那覇空港)が拠点になりますが、そこからさらに離島へも航空機で向かうケースが多いです。九州・沖縄地方は全日空、日本航空だけでなく、 ソラシド エアなど航空会社も豊富。上手に予約を入れましょう。
また、地方空港をつないでいる航空会社としてFDAがあります。長野県の松本空港からは、北海道新千歳、福岡の両便が運行されています。中京圏を中心にきめ細かにダイヤが組まれています。
Step2 旅先へのいざない〜交通手段を選ぶ
@JRを使うその1 寝台列車で目的地へ※寝台特急はサンライズ瀬戸・出雲号を除き、廃止
となりました
AJRを使うその2 新幹線で目的地へ
B航空機を上手に利用するには
Cその他の交通機関(私鉄や船)
Dその他の交通機関(
高速、長距離バスなど)
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