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いい旅をするための6つのStep(トップページ)Step2 旅先へのいざない〜交通手段を選ぶ>@JRを使うその1 寝台列車で目的地へ
 

Step2 旅先へのいざない〜交通手段を選ぶ
 

@JRを使うその1 寝台列車で目的地へ

※寝台特急はサンライズ瀬戸・出雲号を除き、廃止となりました。この項は、廃止前に書いています。

 私のひとり旅の基本コンセプトは、公共交通機関を使うということにあります。私は昔から鉄道が大好きで、少年時代は地図と時刻表を愛読していたという子どもでした。昨今言われる「鉄っちゃん」と言われるほど、鉄道に詳しくはありませんが、列車に乗って旅路を楽しむというのは少年時代からの夢でもありました。そんな思いもあって、旅路にはできるだけ鉄道を利用したいというのが私の基本的な考え方です。

上野駅で出発を待つあけぼの号 北海道への旅行を除き、列車以外の方法で旅先に向かうことはほとんどありません。そのもっとも有効な手段として、寝台列車を活用しています。東京からなら東北への「あけぼの号」、四国・山陰への「サンライズ瀬戸・出雲号」が使えます。北海道へは「北斗星号」が運行されていますが、出発・到着時間の関係で短い旅程ではなかなか利用しずらい面があります。

 寝ながらにして目的地に送り届けてくれる寝台列車は、移動手段としても重宝しますが、何よりもこの列車に乗った瞬間から非日常の世界に飛び込むことができます。上野駅で秋田や青森といった放送を聞くのは、なんともいえない気分になります。

 JRは該当列車が出発する1ヵ月前から指定や寝台の予約ができます。かつて、ブルートレインは予約が困難だと言われた時代もありましたが、今はそんなことはありません。「北斗星」であっても、オフシーズンなら容易に席をとることができます。寝台特急の乗客も年々減少の一途をたどり、廃止されるというニュースを聞くたびにせつなくなります。ただ、確かに乗客が少ないということは、乗ってみて残念ながら実感できます。

 寝台特急は一部を除いて座席はなく、寝台車となっています。寝台車の種類もいろいろあり、北斗星などリゾート色の強い列車にはスイートやロイヤルといった超高級個室もあります。そのほかの列車は、開放B寝台がメーンでほかにA個室寝台、B個室寝台などがあります。

 お勧めしたいのは、ソロと呼ばれるB個室寝台です。あけぼの号などに連結されており、開放B寝台と値段も同じです。ひとり分の就寝スペース程度という狭い部屋ではありますが、完全な個室となっているためプライベート空間は保てます。開放B寝台ではベッドにあるカーテンのみで仕切られるので、とくに女性のひとり旅ではソロが安心です。

 ちょっと贅沢をしたいという人には、A個室寝台(シングルデラックス)がいいでしょう。列車によって装備が違いますが、洗面台が用意されているので洗顔や歯磨きなどはそこで可能です。またオーディオ装置が付いている個室もあり、夜汽車に揺られてBGMも楽しめます。値段もソロの倍はしますが、部屋も倍くらい広くなるので、ゆったりとした気分で旅路に出られます。

 

Step2 旅先へのいざない〜交通手段を選ぶ

@JRを使うその1 寝台列車で目的地へ※寝台特急はサンライズ瀬戸・出雲号を除き、廃止 となりました

AJRを使うその2 新幹線で目的地へ

B航空機を上手に利用するには

Cその他の交通機関(私鉄や船)

Dその他の交通機関( 高速、長距離バスなど)

 

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