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7月13日 サヘルの落花生(補足)
サンライズさんから貴重なる事実を補足していただきました。
サンライズさん:ほとんどがピーナッツオイルとして輸出されているのでしょう。 |
そうそう! そうでした。うまいとかまずいとか、味わって食う機会は、まず、ないでしょうね。だから、「セネガルの落花生はうまかねー」というのはちょっと現実離れしていますね。
そう言えば、ピーナッツオイルは、健康維持にはあんまりよくないとか聞いたことがあります。そこで、
サヘルのピーナッツオイルは健康によかねー! |
サヘルのピーナッツオイルは、健康増進にはよくない! よくねー! よかねえ! よカネー!
現代版養生訓です。これを唱えても、サヘルの落花生はカネにするための作物(=換金作物=商品作物)であることが、おのずと理解されるのだ。
ご粗末さまでした。
(付記) と、書いたら、Saland掲示板で、奥ゆかしきさん(自称役立たずさん)が、真実を教えてくれました。
奥ゆかしきさん: ピーナッツオイルは広東料理に不可欠ですし、中国3000年の歴史で 健康に悪くないことは証明されているはずですが・・ |
そこで、調べましたら、どうやら私の記憶違いのようでした。そこで、
サヘルのピーナッツオイルは健康によかねー! |
サヘルのピーナッツオイルは、健康増進によい! よか、よか。よかねー! よカネー!
現代版養生訓です。これを唱えても、サヘルの落花生はカネにするための作物(=換金作物=商品作物)であることが、おのずと理解されるのだ。
という具合に訂正させていただきます。でも、健康にいいからと言って、摂取しすぎないでください。
7月12日 落花生の生産上位国
落花生は、サヘルの国々(例:セネガル)の輸出用商品作物です。自給作物ではありません。
農作物だから、本来は農業の用語なのだが、センター試験で落花生は、サヘルの砂漠化のお話でしか出てきません。だから、センター試験用の用語集でどこかの項目に分類しなくちゃならないような場合は、環境問題の項目に入れておくといいでしょう。
そういうわけで、センター試験受験者は、農作物としての落花生の生産上位国については、これを覚えるは全くありません。が、生産上位国ジオゴロができちゃったから披露します。
ちょ い ない 雨 でも 育つ 落花生 中国 インド ナイジェリア アメリカ |
駄作です。
雨が少なくても育つ。なんたって、落花生は、「落花」の字のごとく、花が咲いた後、花をつけていた茎みたいな部分が土の中に潜り込み、土の中に実を結ぶという変な植物です。こいつを最初に見たときはびっくりしましたねえ。なんてったってアイドル! 根っこに実がなっているように見えるんですから。まっ、そういうわけで、土の中に潜っちゃうんですから、地上が少々乾燥していていても土中にわずか湿り気があればいいんじゃなんでしょうかねえ。←かなりいいかげんな説明。
生産上位国は、中国、インド、ナイジェリア、アメリカ合衆国、インドネシア、アルゼンチン、スーダン、コンゴ民主、ミャンマー、セネガルの順(1998年)で、そこそこ気温が暖かければたいていのところで作ることができるから、人口の多い中国、インド、アメリカ合衆国、インドネシアでの生産が多いみたいだ。
そういう特に人口が多い国を除いて考え、サヘルに位置するナイジェリアの北部、スーダン、セネガルで多く生産されていることに注目した方がいいんでしょうね。
落花生は南京豆、南京は中国の地名。だから中国で多い。 カーター元大統領はピーナッツ農場の主、だからアメリカ合衆国でも多い。 |
と、考えておき、あとは、
サヘルの落花生はいらんかねえ? |
とか、
セネガルの落花生はいらんかねえ? |
などと、10回ほど唱えれば、落花生を売り歩いているおばちゃんを連想でき、「かねえ(=カネ)」という言葉も入っているから、自給作物ではなくて、換金作物(商品作物)として生産されていることがおのずと理解されるのでありまして、ジオゴロは不要ですね。
もちろん、「サヘルの落花生はうまいねえ」とか、「セネガルの落花生はうまかねえ」と言ってもいいです。なんとなれば、「うまいねえ」→「ぅまぃねー」→「まねー」→「マネー」とか、「うまかねえ」→「うまカネー」とかなって、換金作物であることが、たちどころに連想されるからです。「いらんかねえ」と言うと、イランが連想されてしまうから、むしろ、「うまいかねえ」の方がいいかもしれませんね。
私はオチが好きで、昔はこのコーナーの記事には必ずオチをつけていたのだが、本日は、落花生の話で、はじめからオチがついているので、オチは全くありません。悪しからず。ちなみに、中国産のを買ってくったところ、でかくてうまかったねえ。中国の南京豆は、うまいねー、ぅまぃねー、うまかねー、うまカネー。
久々の傑作です。いいジオゴロを頂戴すると、更新意欲が湧きますねえ。ひめさんさまから頂戴しました。
東南アジア@高校で、インドシナ半島の3河川のジオゴロを大募集したところ、中学のときに塾で献上された、という代物を小姫よりいただいた。 「校長のチューは めっちゃエエ感じ」 というハナシを、嬉しがって午後から浪人生にしたら、思いのほか、ウケた。 さらに、をのこが、 というわけで、改作につき、めでたく著作権不明になりましたので、献上いたします(爆)。 《中国〜インドシナ半島の大河川ジオゴロ》 校長のチューは ホンマ めっちゃ エエ感じ (黄河・長江・珠江・ホン川・メコン川・チャオプラヤ川・エーヤワディー川) |
さ〜らの反応
めっちゃ、エエ感じのジオゴロじゃん! 「エエ感じ」の「感じ」はガンジス川じゃないのかな?
ついでに、
「めっちゃエエ感じで い〜いんです」
とすれば、インダス川まで行っちゃいます。すげー!
校長のチュー、というのが、ちょっと気色悪いが、まっ、ロマンスグレーの紳士にうら若き小姫がうっとりすることがあるかもしれないので、その点には目をつむって下さい。どうしてもいやだ!という方は、中国の大河をカットして、「アジアの川は、ホンマ、めっちゃ、エエ感じ」だけにするとよいでしょう。
インドシナ半島の大河については、
めっちゃ たんい (めっちゃ単位) メコン チャオプラヤ タンルイン イラワジ(エーヤワディ)
めっちゃ たいへん!(雨季の洪水が)
など、いくつかのジオゴロがある。このうち、「めっちゃ たいへん!」という作品は、受験生のお父さんが考案して下さったもので、ジオゴロが世代を越えて支持されている証しでもあるのだが、 まあ、こんな苦労をしなくても、「メコン・チャオプラヤ・エーヤワディー」と続けて唱えていればおのずと覚えることができるから、ジオゴロはお遊びにすぎぬと思っていた。
ところが、今回、ひめさんさまから頂戴した品は、中国からインドシナ半島を経てインドまでの大河を総なめしているから、お遊びを突き抜けてしまっているのだ。
こうなると、欲が出て、中国東北地方のアムール川(黒竜江)やリャオ川(遼河)、そして、南アジアでガンジス川に合流しているブラマプトラ川や西アジアのティグリス・ユーフラテス川までをも含むような作品が欲しくなる。そして、シベリアの三大河川のジオゴロと合体できるかも!という不毛な野心すら抱くようになる。
なお、シベリアの三大河川に関しては、いろいろなジオゴロが既に考案されており、たとえば、
レナの偽帯(にせおび) 東から レナ エニセイ オビ
人気(?)琉球猿軍団の一つ,「Max」のレナちゃんが和服を着たら,それは偽の帯だった・・・(某先生もちネタ)
とか、三大河川のオビ川、エニセイ川、レナ川に、ヤナ川までくっつけて、
シベリアの川はオエレーヤナ 西から オビ エニセイ レナ ヤナ
とか、それに、中国の黄河と長江、インドシナのチャオプラヤ川をくっつけたものとして、
帯を絵にせえ、レナちゃん オビ エニセイ レナ
あ〜、むずっ! こうか? アムール 黄河
ちょお〜っと ちゃうなあ 長江 チャオプラヤ
などがある。が、欲は欲、不毛の野心は野心としてしまっておき、今回は、ひめさんさまからの戴きものを音読して、じっくり味わいましょう。PCの前のあなた。さあ、勇気を出して、大きな声で唱えなされ。では、行きますよ! ごいっしょに、どうぞ。
《中国〜インドシナ半島の大河川ジオゴロ》 校長のチューは ホンマ めっちゃ エエ感じ 黄河・長江・珠江・ホン川・メコン川・チャオプラヤ川・エーヤワディー川・ガンジス川 めっちゃエエ感じでいいんです! と続ければインダス川までいっちゃいます。 |
6月15日 温帯草原の覚え方
久々の更新です。毎日毎晩掲示板を訪れてくれている方には新鮮味はないかもしれませんが、1ヶ月ほど前に、Saland掲示板でジオゴロファー界にデヴューを果たされた膨くんから頂戴したジオゴロですから、。
膨くん曰く、
授業中におもいついたネタっす。(何やってんだよ) 温帯草原の覚え方 ハンガリーのプスタちと ハンガリーのブ○達と ラプラタ川の下流で激しく・・・(以下割愛) 後半微妙に意味わからないかもしれないっすけど、 |
さ〜らの反応
うーむ! さすが、膨さん! 後半も前半も、意味、よ〜くわかります、わかります。色ゴロがちょっと入っているってことでしょ! Af気候色ゴロ(あの記事を書いて以来、Afという文字を見るたびに「熱帯雨林気候」と読まずに、「アナルファック気候」と読みそうになり、いけない、いけない! これは「熱帯雨林」とか「エーエフ」と読むんだ! 注意、注意! と自分に言い聞かせています)のQくーーん! お仲間登場ですよーー! 「以下割愛」の部分も、公開しない約束で内緒で教えてもらって、教えてもらった途端、約束を反故にして公開するつもりだったが、ついつい聞き忘れてしまいました。残念。
「ハンガリーのプスタ」、「ラプラタ川下流のパンパ」か。いいですねえ。ただし、利用する際には、「プ」と「ブ」、「パ」と「バ」を間違えないように注意する必要がありますね。「アメリカンプレー」というのは、「北アメリカのプレーリー」ですね。
ブスとかバカとかは、よい言葉ではないので、本当ならジオゴロ禁句にしたいのだが、「プスタ」からはどうしても「ブス」を連想してしまう。上品な読者は、立腹するかもしれないが、救いようのない下品な輩のすることなので、寛大なお気持ちになっていただき、許容して下さることを希望します。実は、ジオゴロの神さまも、この点は同じで、「ハンガリーはアジア系でブスが多いからプスタがあるんです。」と口を滑らせていました。