
Donald Fagen

1971年
Barbra Streisand / Barbra Joan Streisand
映画「追憶」で有名な、バーバラ・ストライサンドのソロ・アルバムに「 I Mean To Shine 」という曲を提供、自らオルガンもプレーしている。(このアルバムのその他の曲のクレジットには、ジョン・レノン、キャロル・キング、バカラックといった超有名人達が並んでいます)このアルバムのプロデュースが、リチャード・ペリーでそのアシスタントをしていたのがゲイリー・カーツでこの出合いが、 Steely Danへと繋がることになったと言われています。
1977年
Poco / Indian Summer
Steely Dan のアルバムにも何度か参加している、Tim Schmit(Aja 、Home At Lastでハモっているのは彼)
が在籍していたグループにゲスト参加。
Marc Jordan / Mannequin
Gary Katzがプロデュースしたアルバムに参加、このレコードは、
ラリー・カールトン他がバックで、気持ちよく聞けます。
1980年
Far Cry / More Things Change
Far Cry のアルバムにバッキング・ボーカルで参加する。
1981年
Rickie Lee Jones / Pirates
1曲でシンセを弾いています。僕も好きな女性アーティスト、このアルバムは特にお勧めです。
1982年
The Nghtfly / Donald Fagen
初のソロアルバムをリリースする。
Gauchoから2年、Donald Fagenが、ソロアルバムをリリース、プロデュースはゲィリー・カーツ。歌詞とメンバーのクレジットと共にFagenのNoteとしてこのアルバムのコンセプトが下記の通り記されている。
このアルバムの曲は、50年代後半から60年代前半にかけて、北東部の遠い郊外で育った私のような一般的な体格をした若者が抱いていたファンタジーを描いたものです。
サウンドはスティリー・ダンの延長線上にありこのレコードがSteely Danとしてリリースされても違和感は無かったと思われます、フェイゲンの自信を感じます。ジャケット写真になんと初めて顔を出したフェイゲンです、机の上のレコードは、ソニー・ロリンズのコンテンポラリー・リーダーズです。
曲目
I.G.Y.Green Flower StreetRuby BabyMaxineNew FrontierThe NightflyThe Goodbye LookWalk Beyween Raindrops
ジャケットand 曲紹介はここ
All Song Lyrics ( Link To Borton's Excellent Discography Page )
参加ミュージシャン
keyboards : Donald Fagen , Rob Mounsey , Greg Phillinganes , Michel OmartianGuitar: Larry Carlton , Dean Parks , Rick Derringer , Hugh McCracken ,Steve Khan Drums: James Gadson , Jeff Porcaron , Ed Green , Steve JordanBass: Chuck Rainey , Anthony Jackson , Marcus Miller , Abraham Laboriel , Will LeePercussion : Starz Vanderlocket , Roger Nichols Trumpet , Flugelhorn : Randy Brecker Alto Sax : Dave Tofani TenorSax : Michael Brecker B.Sax : Ronnie Cuber Trombone , Euphonium : Dave Bargeron Backup Vocals : Gordon Grody , Valerie Simpson , Frank Floyd , Zack Sanders , Starz Vanderlocket , Donald Fagen
Eye to Eye / Eye to Eye
ゲイリー・カーツがプロデュースした、このアルバムにキーボードで参加。
The King Of Comedy / Sound Track
マーティン・スコセッシ監督、デニーロ主演の映画のサントラに、「The Finer Things」という曲を提供、アレンジをおこなう。( デビット・サンボーンがリ−ドを取るインスト曲です。) この映画は、デニーロが相変わらず病的な役をこなしています、 Sound Track には、リッキー・リー・ジョーンズ、トーキング・ヘッズ、ロビー・ロバートソン、プリテンダーズ、ヴァン・モリソン、トム・ペティ他が曲を提供しています。
1983年
ROSS / Diana Ross
ダイアナ・ロスのゲイリー・カーツがプロデュースしたソロ・アルバムに、「Love Will Make It Right」という曲を提供すると共に、その曲でシンセを弾いています。 たぶん、ゲイリー・カーツに頼まれたので、付き合った仕事だったようです。
1984年
True Companion ( Sound-Track ) / Donald Fagen
アニメ映画ヘヴィ・メタルのサントラへの提供曲、'82年発表のスティリー・ダンのベストアルバム・ゴールドに収録されています。
Reflections / Donald Fagen & Steve Kahn
「セロニアス・モンクに捧ぐ」と題されたセロニアス・モンクへのトリビュート・アルバム( ハル・ウィルナーがプロデュース )に参加、Steve Kahnとモンクの名曲「Reflections」(インストです)をレコーディングする。
1986年
SHADES / YELLOW JACKETS
イエロージャケットのこのアルバムに「SHADES」という曲を提供する(インストです)。
1988年
Sentury's End ( Sound-Track ) / Donald Fagen
ジェイ・マキナリーの小説の映画化の為に書いた曲
'82年発表のスティリー・ダンのベストアルバム・ゴールドとFagenの'93年のTomorrows GirlsのEP版に収録されています。
Gospel at Colonus / Gospel at Colonus
1983年に行われたゴスペル・ショー(舞台)のレコード盤 を企画する。
(このアルバムは、フォローできていません、どなたか情報お持ちの方がいらっしゃれば教えて下さい、ワーナー・ブラザースからリリースされたようです。)
メールはこちらまで : pops@alles.or.jp
1991年
The New York Rock And Soul Revue / Live At Beacon
Fagenが声をかけ集まったミュージシャンが二晩(1991年3月1日、2日)行ったライブ。 このアルバム発売後、全米をツアーする。
曲目
Madison Time / Donald Fagen , Jeff Young & The YoungstersKnock On Wood / Michael McDonald , Phoebe SnowGreen Flower Sterrt / Donald FagenShakey Ground / Phoebe SnowAt Last / Phoebe SnowLonely Teardrops / Michael McDonaldDrowning In The Sea Of Love / Boz ScaggsDriftin' Blues / Charles BrownChain Lightning / Donald FagenGruuvin' / Eddie & David BrigatiMinute By Minute / Michael McDonaldPeople Got To Be Free / Full CatPretzel Logic / Donald Fagen & Michael McDonaldMadison Reprise / Donald Fagen , Jeff Young & The Youngsters
参加ミュージシャン
FeaturingDonald Fagen : Piano , Fender Piano , Melodica , Vocals Michael McDonald : DX Piano , Vocals Boz Scaggs : VocalsPhoebe Snow : VocalsEddie & David Brigat : VocalsSpecial Guest Charles Brown : Pino , Vocals The Revue Players Jeff Young : Keyboards , Vocals John Hagen : Tenor Sax , VocalsDrew Zingg : GuitarLincoln Schleifer : Bass Dennis McDermott : DrunsWith Cornelies Bumpus : Tenor Sax Chris Anderson: TrumpetDonald Fagen & Elliot Scheiner : Produced
The Hunter / Jennifer Warnes
映画「愛と青春の旅立ち」のテーマ曲をジョー・コッカーとデュエットしていたジェニファー・ウォーンズのソロ・アルバムに「Big Noise , New York」を曲提供と共にバッキング・ヴォーカルで Frank Floyd と歌っています。プロデュースは、彼女とRoscoe Beck とスティーリー・ダンともよく仕事をしていた Elliot Scheiner です。良いアルバムです。
1993年
KAMAKIRIAD / Donald Fagen
セカンド・ソロアルバムをリリースする。
The Nghtflyから11年ぶりにFegenがソロアルバムをリリース、このレコードのコンセプトは、近未来、KAMAKIRIADという車に乗ってFagenがシニカルな世界へ誘う、サウンドはよりデジタル化された聴き触り、それでいてソウル・ジャズ・ファンク・ロックが融合されたグルーブ感が気持ちいいです。しかしなんと言っても話題なのはこのアルバムのプロデュースがウォルター・ベッカーで、又彼が全ての曲でベース・ソロギターをプレーしているという事なのではないでしょうか。そして、フェイゲンも全曲キーボードをプレーしています。(ハモンド・オルガンのみPaul Griffin)レコーディングはハワイのベッカーのスタジオ(Hyperbolic Sound)と、ニューヨークのフェイゲンとカーツのスタジオ(River Sound)と(Hit Factory)で約1年かけて行われた。エンジニアリングは、もちろんロジャー・ニコルスです。
曲目
Trans-Island SkywayCountermoonSpringtimeSnowboundTomorrow's GirlsFlorida RoomOn The DunesTeahouse On The Tracks
ジャケットand 曲紹介はここ
All Song Lyrics ( Link To Borton's Excellent Discography Page )
参加ミュージシャン
keyboards : Donald Fagen Hammond B3 Organ : Paul GriffinGuitar : Georg Wadenius Drums : Leroy Clouden , Christopher Parker , Dennis McCermott Bass , Solo Guitar : Walter BeckerPercussion : Bashiri Johnson , Leroy Clouden Trumpet , Flugelhorn : Randy Brecker , Alan Rubin Alto Sax , Flute , Clarinet : Lou Marini TenorSax : Cornelios Bumpus , Illinios Elohainu , Lawrence Feldman , Dave TofaniB.Sax : Ronnie Cuber Trombone : Birch Johnson Backup Vocals : Frank Floyd , Diane Garisto , Amy Helm , Mindy Jostyn , Brenda King , Curtis King , Jenn Muldaur , Angela Clemmon , Patrick Katherine Russell , Dian Sorel , Fonzie ThorntonProduced : Walter Becker
Tomorrows Girls / Donald Fagen
KAMAKIRIADからのシングルをリリースする。
Tomorrow's Girls ( Edit )Shanghai ConfidentalConfide In Me / マンハッタン・トランスファーへの提供曲の自作自演
Century's EndTomorrow's Girls ( Single Vers. )
Trans-Island Skyway / Donald Fagen KAMAKIRIADからのシングルをリリースする。
Trans-Island Skyway ( Edit )Trans-Island Skyway ( Bass , Drums ,Vocal Only )Snowboun ( Bass , Drums ,Vocal Only )Home At Last ( Live At Beaconの時の録音)Big Noise,New York
1994年
Walter Becker / 11 Tracks of Whack
旧友のウォルター・ベッカーのソロ・アルバムで共同プロデュースとキーボード、アレンジャーとして協力する。
1997年
David Garfield / Tribute to Jeff Porcaro
Steely Dan のレコーディングでも数多くの名プレーを聴かせてくれたが、若くして亡くなったドラマーのジェフ・ポカーロのために、 David Garfield が企画したトリビュート・アルバムに「Babylon Sisters」を提供する。録音には参加していないがライナー・ノーツに「 He was such a great drummer, and his personality really came out in his playing . He really changed the way people played the drums . He had a lot of imitators . 」とコメントを贈っています。
ポカーロは、この曲のバーナード・パディーのドラミングとZepのジョン・ボーナムのドラミングをヒントに、TOTOの「ロザーナ」のドラミングを組み立てたのは、ポカーロの教則ビデオの解説で有名な話で、そのためこの「Babylon Sisters」が取り上げられた様です。参加ミュージシャンは、David Garfield : MIDI Grand Piano , Greg Phillinganes : Electric Piano , Michael Boddicker : Synthesizers , Bernard "Pretty"Purdie : Drums , Bob Sheppard : Tenor Sax , Lee Sklar : Bass , Michael Landau : Guitar です。又、同アルバムの「Bag's Groove( Milt Jackson )」という曲で、Steely Dan のオリジナル・メンバーだった Denny Dias (この人がポカーロをダンのセッションにはじめて呼んだ方です)がギターで参加しています。
Walter Becker

1985年
China Crisis / Flaunt The Imperfection
イギリスのポップ・グループのプロデュースをする。
1989年
Rickie Lee Jones / Flying Cowboys
私も大好きリッキーのプロデュースをする。
1990-1992年
ロスを中心に多くのミュージシャン(フュージョン系)のプロデュースをする。
1992年
ドナルドのプロジェクトの「The New York Rock And Soul Revue」夏のツアーに参加する。
ドナルド・フェイゲンの2枚目のソロ・アルバム「KAMAKIRIAD」のプロテュースをする。
1994年
11 Tracks Of Whack / Walter Becker
初のソロアルバムをリリースする。
ニューヨークからハワイに移り住んだBeckerは91年頃から自宅のスタジオでソロアルバムの準備をしていた、その間、The New York Rock And Soul Revue に参加したり、KAMAKIRIAD / Donald Fagenのプロデュースをしたりしていていたがこの年ソロアルバムが完成する。なんとBeckerさんが歌っています、ハワイでの生活は彼に健康と笑顔と歌声をもたらしました。
曲目
Down In BottomJunkie GirlSurf And/Or DieBook Of LiarsLuky HenryHard Up CaseGirlfriendMy WaterlooThis Moody BastardHat Too FlatLittle Kawai
All Song Lyrics ( Link To Borton's Excellent Discography Page )
参加ミュージシャン
Bass , Solo Guitar , Vocals : Walter Beckerkeyboards : Donald Fagen , John BeasleyGuitar : Dean Parks Drums : Ben Perowsky Bass : Fima EphronPercussion : Paulinho Da Costa Sax : Bob SheppardTrombone : Bruce PaulsonBackup Vocals : Patrick Katherine Russell , Brenda White-KingProduced : Walter Becker & Donald Fagen
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