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Step4 旅先を歩く〜移動手段について
 


Aその1 バスを使って移動する(定期バス、定期観光バス)

 鉄道よりもさらにきめ細かく路線網が張り巡らされているバスは、旅先の公共交通機関として非常に利用価値があります。ただ、ダイヤどおり運転しているかどうかは、交通量や渋滞状況にも左右されるため、時間にはある程度余裕を持たせた方が確実です。

 よくあるパターンとして、バスと列車を乗り継ぐときにバスが遅れたため、列車に乗り遅れたというハプニングです。地方ローカル線のように1時間に一本も運行されていないようなところだと、多くの場合バスが接続するようにダイヤを決めています。

襟裳岬を通る定期バス ところが、ある程度バスや鉄道の便が多いところだと、必ずしも接続をとることを視野にダイヤを組んでいません。五分以内の接続というのはかなり微妙で、まず間に合わないことを前提に旅程を組む必要があります。逆に言えば、最低でも十分の待ち時間を確保したほうがいいです。

 一方、列車からバスの乗り換えについては、乗り換え客を待っているというケースが結構あります。五分程度の待ち合わせというのもよくあり、乗り換えが完了次第発車するよう便宜を図っています。

 バスの時刻は列車以上に頻繁に変わります。数ヶ月前の時刻表で確認して現地に行ったら、ダイヤ改正ですでに発車したあとだったということもあり得ます。また、平日と土曜、休日とでダイヤが変わる路線も珍しくありません。ダイヤの確認をする場合は、しっかりと行わなければいけません。

 バスはJRほどダイヤが正確ではありません。五分や十分の遅れはざらにありますし、三十分近く遅れるということも時と場合によっては生じます。また、路線途中のバス停では二、三分早く出発するというケースもごくたまにあり、注意が必要となります。

 昭和末期の国鉄再編により、赤字ローカル線がことごとく廃止となってしまった北海道では、バスでの移動は不可欠です。札幌など都市部を除き、交通量は少なく、信号もほとんどないという場所柄か、バスのダイヤは列車なみに正確です。

 バスを利用する場合、路線図を確認することも大事で、とくに都市部のバスは網の目のようにバス路線が網羅されているため、私自身も乗り間違えをしばしば経験しています。近年では、各バス会社でホームページを開設しており、路線図やダイヤの検索ができるようになっているので、それを参考にするとよいでしょう。
 

上手に利用したい定期観光バス

 短時間にしっかりポイントを巡りたいといった場合に利用価値が高いのが定期観光バスです。主な観光地でコース設定されていることが多く、バスガイドもしくはテープガイドにて観光案内もしてもらえます。体験コーナーやお土産つきといった特典があったり、ホテルや空港へダイレクトに送り迎えしてくれるコースも用意されています。

 目的地をじっくる巡るには、一ヶ所の滞在時間が短かったり、車窓のみでの観光だったりということもあります。ただ、公共交通機関では行くことのできないようなスポットに立ち寄ってくれるコースならかなり重宝といえます。また、たいがいは出発地と到着地(下車場所)が同じというのがほとんどですが、なかには別の目的地に向かうというバスもあり、移動しながら観光するというメリットを生かすこともできます。

 

Step4 旅先を歩く〜移動手段について

@鉄道を使って移動する

Aその1 バスを使って移動する(定期バス、定期観光バス)

Bその2 バスを使って移動する(自治体運営バス)

Cレンタカーを利用する

★レンタカー豆知識→とくに北海道でご利用の方へお勧め情報

Dやっぱり最後は自分の足で(笑)

 

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