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いい旅をするための6つのStep(トップページ)Step4 旅先を歩く〜移動手段について>@鉄道を使って移動する
 

Step4 旅先を歩く〜移動手段について
 


@鉄道を使って移動する

 まずは鉄道です。JR、私鉄、地下鉄、路面電車ということになるでしょうか。JRは旅の拠点までの交通手段として使われることが多いでしょうが、旅先でも観光地の移動に便利です。

 なかでもフリー切符が活用できる区間を旅行する場合、これを利用しない手はありません。何度も乗り降りする場合、かえって安上がりになることに加え、いちいち切符を買い直す必要もなくなります。切符を買う時間というのも案外バカになりません。いざ自動券売機の前に立って、行き先までの料金が分からず四苦八苦という経験は、私だけではないはずです。

 移動を伴う旅行では、「途中下車」ということがしばしばあります。切符の区間内で後戻りをしなければ、有効期間内に何度でも途中下車ができますが、百キロ未満の切符では途中下車ができません。百キロギリギリという旅行で途中下車を視野に入れるなら、あえて百キロを超えるところまでの切符を買っておくというのもひとつの手段です。

 私鉄も旅先では有効な交通手段となります。とくにお勧めなのが、地方都市のローカル私鉄です。これはなかなか味わい深いものがあり、首都圏や大阪などに住んだことのある人にとっては、どこか懐かしさを感じさせるノスタルジックな路線が多いです。

 国鉄時代の赤字ローカル線対策で、第三セクターに移管された鉄道線とともに、地方の私鉄も厳しい経営状況だと聞いています。最近、次々と第三セクターや私鉄が廃線になっていて、鉄道ファンとしては寂しい思いでいっぱいです。旅先ではぜひ、こういう路線に乗ってほしいものです。

東京の地下鉄は乗り慣れが必要です 地下鉄が運行してる都市では、これもまた利用価値がかなり高いです。とくに東京や大阪では地下鉄なしには移動もままなりません。私は東京育ちということもあってか、東京の地下鉄に乗っても土地勘がありますが、それでも東京の地下鉄というのはなかなかわかりずらいです。目的地に行く際には十分に調べてから乗ることが大切です。同じ駅でも乗り換えにものすごく時間がかかるケースもしばしばみられます。

 これに比べて大阪の地下鉄は東西か南北に走っているので、とても分かりやすいです。土地勘さえあればまず迷うことなく目的にたどり着くことができます。名古屋の地下鉄も東京に比べれば分かりやすいほうだと思います。

 地下鉄の特徴として、JRや私鉄との相互乗り入れをしている点があげられます。これも事前に調べてから乗る必要がありますが、相互乗り入れを活用すれば近郊への移動手段としてかなり有効です。

 最後に路面電車です。これは地上すなわち道路を走っていることもあって、目的地へ移動する際には一番分かりやすいといっていいでしょう。欠点は交通信号に従って走っているため、バスを利用するのと所要時間がさほど変わりないということです。

 主な路面電車が走っている都市は、北から札幌、函館、富山、東京、豊橋、大阪、広島、松山、高知、長崎、熊本、鹿児島といったところです。このうち、函館、高知、長崎、鹿児島で私は路面電車を観光に大いに役立てました。また、松山には「坊ちゃん列車」という企画列車も走っており、人気を呼んでいます。

 地下鉄や路面電車には、たいがい一日乗車券が用意されており、乗り歩いて観光をする場合はかなり割安となります。地下鉄では切符を買う面倒が、路面電車では小銭を用意する面倒がなくなり、一日乗車券そのものが旅の記念品となってくれます。

 

Step4 旅先を歩く〜移動手段について

@鉄道を使って移動する

Aその1 バスを使って移動する(定期バス、定期観光バス)

Bその2 バスを使って移動する(自治体運営バス)

Cレンタカーを利用する

★レンタカー豆知識→とくに北海道でご利用の方へお勧め情報

Dやっぱり最後は自分の足で(笑)

 

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