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いい旅をするための6つのStep(トップページ)Step1 旅行プランを立てるまでB旅先の天気は「運不運」
 

Step1 旅行プランを立てるまで
 


B旅先の天気は「運不運」


 タイトルの言葉は私が常々、旅をするにあたって肝に銘じていることです。もとより、そう簡単に割り切れるものではありません。誰だって、晴天に恵まれたなかで旅をしたいものです。ただ、雨が比較的多い気候の日本国内旅行では、そううまくいかないもの。

こんな天気なら気分も爽快(西表島で) 私は自称「晴れ男」で、旅行で雨に降られた経験が少ない…というか少なかったです。傘を持っていってもただ荷物になるだけ、というぜいたくな旅も多かったのですが、最近の旅行では雨にたたられる日が出てきたので、「晴れ男」も返上しなければならないかもしれない(笑)。まあ、それはさておき・・・(閑話休題)

 「旅の天気は運不運」とは言うものの、実際の天候なんて直前にならなければ分かりません。そこで、晴天と雨天とそれぞれの天候を視野に入れ、臨機応変がきくような日程を考えることが、ベストの旅行をするための秘訣となります。

 例えば三日間のスケジュールのなかで、そのうちの一日は海や山の景観を楽しむ、あるいは町中を歩いて散策する、というプランを組むならば、天気がいい日を割り当てたいものです。それが三日間のうちのどこに来るか分からないのですから、初日、二日目、三日目とそれぞれのケースを想定して複数のプランをつくっておけば安心です。そのためにも、前章でお話したとおり「欲張らない」ことが肝心です。

 四季を通して旅の時期というのを考えてみましょう。まず冬場。日本海側などは雪や雨はほぼ覚悟しなければならず、大雪の可能性があります。北海道や東北北部は大荒れの天気も少なくありません。また、太平洋側でも寒気の流れ込みや南岸低気圧による雪降りはあり得ます。関東ではとくに注意が必要です。

 天気が続く真夏は、一見して旅行には適しているように思われますが、真夏に歩くことはかなり困難です。強い日差しのもとでは、あっという間に汗だくになるうえ、熱中症の危険もあります。もっとも、そうなる前に旅歩く気もしなくなりますが。

 天候は交通機関にも影響を及ぼします。梅雨時期は長雨や集中豪雨、夏から秋には台風のリスク、冬は強い寒気の流れ込み、これらが交通機関の運休や欠航、遅延を招くことになります。とりわけ、冬型による東海道新幹線の徐行運転は冬の日常茶飯事のできごとなので、念のため余裕を持ったスケジュールを組むことが望まれます。

実践例はこちら

Step1 旅行プランを立てるまで

@まずは日程を決めよう

★行き先、目的の考え方

Aプランづくりのこつ〜「逆算論」と欲張らない

B旅先の天気は「運不運」

ABに関連し、プランづくりの実践例も紹介しています

 

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