★行き先、目的の考え方
旅の3つの要素のうちの「行き先」「目的」について考えてみましょう
○どこへ行きたいのか?
行き先というのは、実は旅の3要素のうち、旅行プランを立てるうえで必要不可欠なものです。
私が行き先を決める場合、二通りのやりかたがあります。そのひとつは、特定の行き先をあらかじめ絞っているパターンです。
例えば大河ドラマの舞台を巡る旅というのは、まさに行き先が特定されています。これは目的とも関係してきます。
もうひとつは、方面を決めてから行き先を絞っていくというパターンです。例えば、北海道や四国、九州などと方面を決め、交通機関などの調整や日程とのからみ、目的が何かなども考えながら、行き先を絞ります。行ったことがない場所を選ぶのが大前提ですが、場合によっては訪れてから久しいところが行き先になることもあります。回数を重ねると、後者のケースが増えてきています。
○旅の目的はなんですか?
ただ単に知らない町をぶらぶらと歩きたい、時間を忘れてのんびりとしたい、そんな気ままな旅というのも楽しいでしょう。これらも、一見目的がないようで実は「ぶらぶらと歩く」「のんびりする」ことを目的とした旅なのです。
私の場合、たいがい旅には明確な目的があります。「今回の旅はこうしよう」というのが目的の部分にあたります。それは「食べ歩き」であったり、「歴史探訪」であったり、「ローカル線に乗る」であったり、「海の景観を楽しむ」であったり、さまざまです。
これらの目的は、当然行き先にもかかわってきます。「海の景観を楽しむ」のに、山梨県や奈良県へ旅行をする人はいません。また目的というのは、必ずしもひとつだけとは限りません。むしろ、目的がいくつもあるほうが旅が膨らんできます。
「ぶらぶら歩く」を目的とする人が「海の景観を楽しむ」を加え、「のんびりする」を目的とする人は「温泉を巡る」を加え、そこに「食べ歩き」が入ってくると、旅の楽しみはどんどんと増えてきます。
Step1 旅行プランを立てるまで
@まずは日程を決めよう
★行き先、目的の考え方
Aプランづくりのこつ〜「逆算論」と欲張らない
B旅先の天気は「運不運」
ABに関連し、プランづくりの実践例も紹介しています
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