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珍笑、妙笑(ニヤ・ニヤ)?仏蘭西葡萄酒買い付け紀行
ドメーヌ・ド・ロスピタレ
されど、我がリカーハウスながさきは、今年、念願のワイン用葡萄畑を20坪開墾し、そこには、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、リースリングなどが30本も植えられ、30年後の大成功を待っているのだ。俺だってオーナーだい!夕食の時、私も葡萄畑を持っていると通訳してもらったら、どんな葡萄を植えてあるか、どのくらいの広さだとちょっと驚いた様子。ヘヘッ!!ざまを見ろ!20坪(0.5a)と答えると、大笑い。冬にもう一度来れば、剪定の仕方を教えてくれるとありがたい申し出。我が畑の栽培責任者(なんと専任の責任者いる)に相談しなければなるまいと思いながら、ムッシューは近いうちに日本に来るらしいので、その時でいいやと思う。
醸造設備は、フランスでは最新のものと自負しておられましたし(急に敬語調なのだ)、事実、私の今までに見た各地のワイナリー、ボルドーでも、ブルゴーニュでも、カリフォルニアでも、これ以上の醸造所はなかった(我が日本の清酒蔵にも、全く同様の最新システムを持つ蔵はあるが)。蔵見学の最終出口には、ワイン販売所があって、そこで甘口ワイン2種類を試飲。ヴァン・ド・ナチュレと呼ばれ、葡萄が発酵している途中で、アルコールを加え、発酵を止め糖分を残した甘口ワインです。
☆☆☆ホテル並の宿泊施設、先のクラシックカーや、葡萄畑の下50メートルに鍾乳洞があって、そこで発見した化石等が陳列されている博物館、ここで生産されている蜂蜜やハーブ等のおみやげ屋さんなどを併設している醸造所から少し離れたムッシューの邸宅にて、ムッシューの奥方マダムベアトリスの手厚いご接待で夕食を楽しくいただきました。まだ結婚して5年目というマダムは、亭主の?お客や、2歳半のシラーちゃんのお守りで、大わらわ。飛び跳ねるように駆け回る。
食事の前から、食中とオスピタレの様々なワインを試飲させていただいたのですが、食前酒から始まってというフランス風ディナーの流れにそっていたため、楽しむ方に自然に心も舌も向かってしまって、商品としてのワインを忘れてしまうという情けない状況。なんと後日の発注は2種類だけ。次回はちゃんと仕事しなければと反省しています。
一夜開け、時差ボケの4時の目覚め、お奨めのご来光見物、ムッシューリブレールが瞑想に耽る場所だという敷地内のガリークの丘に立てば、はるか彼方にボーっと、初めて見るわずかばかりの地中海。わずかばかりの地中海とムッシュー伊藤に不満を述べれば、年間1億円のワインビジネスが達成できたら持ちきれないほどのご招待、今は我慢ときたもんだ。納得・・? (ドメーヌ・ド・ロスピタレ, a.c.コトー・デュ・ラングドック, ナルボンヌ編 文、写真:Masanao Nagasaki) |
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