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葡萄畑

'98/07/19　カベルネ・ソーヴィニョンの成育状況

●　98/07/19　中段の支線を張る

　6/21日以来、レポートが途絶えているが別に畑仕事をさぼっていたわけではない。その間にも結構いろいろなことをしたのだ！たが仕事が忙しくなり、加えてPowerMacG3を購入したv(^^ので設定に忙しかったり、べと病に右往左往したりして、ホームページにアップする暇が無かったのだ。
　今日は昨日の早朝にべと病対策の"リドミルＭＺ"を散布したので、とりあえずべと病の様子を中心にそれぞれの木の様子を見る。薬が効いたのかべと病だったところが赤く枯れたように変色しているところがあるがべと病自体の症状はすべて消えているわけではない、まあ一日ではドダイ無理であろう。このべと病は先週の日曜日の作業で発見したのであるが、その時は目で確認できる範囲ですべての発症した葉を取り除いたつもりでいたが、今日見ると除けていなかった部分もたくさんあった。
　先週来たときは黄金虫の天下だったが、先週の火曜日にとりあえずジマンダイセン1000倍、スミチオン1000倍を散布した効果だろうか、その後の食害はほとんど無いようである。３匹ほどを発見し潰したが・・・

リースリング
ピノ・ノワール

　ここのところ伸長著しい木はかなりの樹勢で伸びているので約1.2mの支線をすでに越してしまったり、そこに届かんとするものの支えなく宙を泳いでいるものが見受けられるので、真ん中の支線を左右２本それぞれの支柱に張る作業をおこなった。この支線の張り方はブルゴーニュの方式で中段の２本の支線は取り外すことができる。
　まず支柱の左右に上段と下段の支線のちょうど中間らへんに釘を斜めに打つ、この釘に支線が架かるように支線の一端に輪を作り、それを釘に引っ掛けてからもう一方の支柱に針金を伸ばしていき、適当なテンションをとってから同様に引っ掛かるように輪を作る。これを垣根７本の左右に行って支線張り、小一時間程で終了v(^-^)v
　この支線に宙を泳いでいたり、バランスが悪い枝を一つ一つ丁寧に誘引する。この木の様子を見ながらの誘引作業というのが結構時間が掛かる。しかし、この作業は管理の基本なので疎かにできない。
　誘引終了後、来期植え付け予定地の様子を見る。またずいぶんと草が生えて来ている。これは早めに処理しなければまたもとのもくあみだ。とりあえず倒した雑木を処理しなくては。今日は１０時半から１時半までの３時間で作業終了。

カベルネ・ソーヴィニョン
メルロー

(98/07/19　中段の支線を張る編　文、写真：Takumi Nagasaki)

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