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葡萄畑


[葡萄畑 目次]


 


'98/10/25 カベルネ・ソーヴィニョンの成育状況

● 98/10/25 コウモリガにやられる

 それにしても今年は雨が多い、このセリフも言い飽きるくらいだ。おかげで葡萄畑の作業もできない。晴れたと思ったら村の御柱だ!ポーリングはしていたが、秋に入ってから作業はほとんどしていない、畑はここ一カ月でハコベの天国!草ボーボー。
 葡萄の方はまだ新梢を出している元気者もいるが、その勢いもなくなっていた感じで概ね葉が枯れたり、ドス黒い感じに赤身を帯びてきたりで枯れるのを待つばかりという感じ。べと病が再発して葉があっという間に枯れてしまうことが心配だったが、この分なら大丈夫そうだ。
 11月中旬にはドメーヌ・ド・ロスピタレのジャック・リブーレル氏が諏訪の地を訪れるので、きっと社長はこの畑を見せると言うだろう。今のままの草ボーボー状態では余りにも恥ずかしいので草取りをすることにする。(見栄えを改善するのに草取り程度しかすることがない(^^;)
 ということで額に汗し、3時間の草取り作業。雨が多いので土が軟らかく、ハコベってこんなに大きくなるの?というようなハコベをどんどん取る。取ったものをまとめて土手に伏せる。の繰り返し・・・
リースリング
カベルネ・ソーヴィニョン

 今日は草取りには絶好の天候なので、草取りを終了した部分の土はどんどん乾く。この土地は山裾なので水の循環がよいので可能な限り草を取ったほうが土地が湿り気を持たずいいのかもしれない。
ピノ・ノワール
メルロー

 草取りを畑の三分の二終了した位のリースリングの根元に害虫の食害の後を見つけた。食害でボロボロになった部分を取り除くと台木の部分が本来の三分の一の厚さしか無くなっている。この食害の様子は多分コウモリガだ!ちくしょうめ、後で見てろよ!!でもやられた木が一番土手側の育ちが全く悪いやつでよかった。
 草取りを終了したら二回ほどの台風であちこちの誘引がとれているので、害虫にやられていないかよく注意しながら、誘引する。後一カ月も葉は残っていないと思われるが、秋のこの時期、来期の芽に栄養を蓄える登熟(?)の大切な時期だということだ。誘引が終了してから各品種の記念撮影をする。
 コウモリガをこのままのさばらしておくわけには行かないので、持っていたスミチオンを500倍に希釈し、食害を受けた所にスポイトでかける。幼虫が入っていると思われる穴があるのでその穴にスミチオンを注ぎ込むと頭が茶色く胴体が白い芋虫がのたうち回っているではないか。さらにスミチオンをかけると動かなくなったので持っていたラジオペンチで芋虫をつまみ出す。直径4mm弱、長さ35mm位。石の上において撮影したのが下右の図。持っている葡萄栽培技術書に書いてある絵とそっくり。下左はかなり見づらいが食害を受けて減ってしまった部分。
コウモリガの食害
コウモリガ幼虫

 やはり草取りと葡萄の手入れはこまめにやったほうがよいと痛感する。今日は秋のうららかな天気の中、11時から3時まで4時間の畑作業。

(98/10/25 コウモリガにやられる編 文、写真:Takumi Nagasaki)


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