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葡萄畑


[葡萄畑 目次]



'98/08/02 カベルネ・ソーヴィニョンの成育状況

● 98/08/02 ボルドー液を散布する

 昨日作ったボルドー液を今日散布するつもりだが、朝のうちはなぜか天候があまりよくない。観察&誘引作業をしていると小雨がパラパラ落ちてくる始末だ。散布するかどうかは天候の様子をちょっと見ることにする。
 それにしても先週に比べると2,3本、著しく伸びたやつがあり垣根の上に大きく泳いでいる。「ありゃー、これまた伸びたねー」という感じだ。伸びが悪く、先週細かい梢の整理をしたピノ・ノワールやメルローの木々にも若干の活気が見られるようになってきた。今週一週間は気温的には高い日が続いたが、日照は不足気味の日々が続いた様に記憶しているが、何の要因が木々に活気をもたらしているのであろうか。
 べと病はリドミルMZの2度の散布で収束しているようだ。これなら予防薬のボルドー液を撒いてもいい。害虫は黄金虫が4-5匹見られ、お亡くなりになってもらったが、その他は見られない。何の卵かわからないが2-3種類の卵が葉の裏についていた。これらは発見し次第とってしまえば問題はない。
 前回行った成長の悪い木の不要な梢の削除・摘心がよい方向に向くことが確認できたので、今回も厳しい目で行う。これと平行して誘引作業に結構な時間がとられる。
 当初の目論みからすると伸びすぎとなってしまった梢をどうするか、ちょっと悩んだが、結局強く摘心することにした。摘心すると摘心した場所の近い所の葉の付け根からまた新たな梢が出現することが目に見えているが、とりあえず摘心し、梢のもとになる部分を取り払って、様子を見てみることにする。いずれにしろ管理が難しい。
リースリング
リースリングの房、
今年、唯一の房である。

 誘引作業を終了したところで。今度は垣根の中の草取り作業を行う。確か2週間前にかなりの時間を割いて行ったが、勢いがいいのは葡萄ばかりという塩梅にはいかない。草は葡萄以上に勢いがよい。垣根の草取りを小一時間で終了させ、今度はエンジン刈払機を使って畑の周りや土手、水場の周辺や来期予定地へのアクセス、および来期予定地とその上の段の草刈りをやっつける。
 来期予定地の草を刈っていると、隣の畑の照雄じーさまが畑の様子を見に来て、寄ってきた。そしてまた「おめー、えれー頑張るじゃねーけー」と励ましを受ける。じーさまには当初から温かい(?)目で見てもらっているが、きっと最初は「どーせ。えれー長続きしねーら」と思っていたと思うが、なんかとか半年は続いただ(^^;。(でも最近ちょっとバテぎみという話あり)
 ここでやっておかないと後の作業がまた大変になってしまうとかなり頑張って3時間も草刈り作業をしてしまった。
カベルネ・ソーヴィニョン
ピノ・ノワール

 天候は依然ぱっとしないが、また別の日に朝早起きしてボルドー液の散布しにくるのもなんか面倒くさくなったので、ボルドー液を散布してしまうことにする。液はすでに20Lも作ってあるのでそれを噴霧器に移して噴霧するだけだが、真夏に長袖姿に防護マスク、防護眼鏡はかなり暑い!防護眼鏡およびその下の眼鏡はすぐ曇って散布状況が見えなくなる。
 念入りに8Lのボルドー液を35本の葡萄に散布して、小一時間でボルドー液の散布終了。後はすぐに雨が降らないように祈るばかりである。でも昨日梅雨明け宣言がされたというがこのはっきりしない天気はなんだ!(この後4時半過ぎから夜中にかけて断続的に降雨があった)
 後片付けを終了して、お店に下るともう2時を回っている(;_;)。結局、今日も6時間も畑作業をしてしまった。ここのところ週1の休日をほとんど畑仕事に使っているような気がする。ここのところの暑さも合わせてバテぎみである。
メルロー
畑全景

 毎回、同じような葡萄の木の写真ばかりでもつまらないと思い、上の畑から撮った畑の全景を掲載したが、これじゃちょっとよくわからないねー(^^;

(98/08/02 ボルドー液を散布する編 文、写真:Takumi Nagasaki)


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