飼い主の行動
4: 犬の要求通りに取る行動
犬が右に行けば飼い主も右に行き、犬がニオイを嗅いで止まれば飼い主も止まるなど犬に合わせる行動
5: 主導的行動
犬が右に行こうとしたが飼い主は左に曲がった。 犬が何かを見つけて走り出しそうになったが、飼い主は付いて行かない、など飼い主主体の行動。
以上の様に、犬でも飼い主でも主導的行動と従う行動があります。(引っ張り癖もそのひとつになる場合がある)
犬は最初からリーダー(信頼される者と思ってください!犬は強い者に従っていくのではありません、信頼する者に付いていくのです)になろうとか優位に立とうとか、思っていません。飼い主が知らずに「貴方がリーダーだよ」「私が付いて行きますよ」 こんな行動を犬に取り、犬も要望に答えて「優位に立っているんだ」と勘違いさせられてしてしまいます。
ここまで来て初めて「困った、権勢症候群だ(権勢症候群は無いのですが)」など、ようやく飼い主も「困った」と気付くのですが、これは犬が勘違いさせられて取る、当然の行動です。
こうならない様に、飼い主は信頼される行動をし、犬には勘違いする行動をさせない事が肝心です。
リーダーウォークは重要ですが、リーダーウォークだけで飼い主がリーダーに成れるわけではありません、総合的なしつけが必要です。
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