ヴ ェ ル サ イ ユ (1)
2014/05/20
ヴェルサイユへ行くのにどうして行ったらよいかわからないので、調べたら、どうやら近郊電車RERと地下鉄と2つあるようなので、ホテルの近くのBibliothèque François Mitterrandまで地下鉄で行き、そこでRER C線に乗るのがもっとも効率的だと判断したのですが、ここからが問題で、実はC線はヴェルサイユから出発してヴェルサイユで終点になる環状線だけれども末端はつながっていないのです。C線はヴェルサイユにVersailles - Château - Rive-Gauche(リヴ-ゴーシュ、「左岸」の意)駅とVersailles Chantiers(ヴェルサイユ-シャンティエ、「工事現場」の意)駅の二駅があって場所が異なっているのです。ですからBibliothèque駅のホームで行き先案内を読むと、西行きも東行きもVersaillesと書いてあるのです。
そこで水路沿いに歩き、
をじっくり見物してから、宮殿へ帰る途中で簡単な昼食をいただき、そのあとで
を見学しました。
このヴェルサイユはフランス革命中、1789年10月5、6日の女性軍の襲撃と国王のパリ帰還で有名なので、
カンパン夫人回想録の抜粋
(1789/10/05&06)
を添付しておきます。
どうしたかって?先に来た電車に乗ってみたら、それは東行きの電車でした。Villeneuve-le-Roi駅まで行ってなんだかおかしいと感じたので引き返したら、余計な運賃を支払わされ、結局どちら向きに乗ってもあまり変わらない、ということがわかりました。土地勘のない者はお金と時間の損をしますね。
さて、最終的にヴェルサイユ宮殿に一番近いヴェルサイユ − シャトーリヴ・ゴーシュ駅に到着したのが、9時頃。
素晴らしく壮大な宮殿前広場を歩いて宮殿に到着しました。想像していたとおり広場は見物客でいっぱいで、長蛇の行列ができていたので、ここはパス。先に庭園とトリアノン見物に出かけることにしました。
写真:プラース・ダルムとルイ14世の騎馬像
ヘレンキムゼー城で見たラトナの噴水の本物が見られる、と楽しみにしていたのですが、生憎修理中で掘り起された現場しか見ることができませんでした。