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以前の「ひとこと」 : 2019年9月後半





9月17日(火) 更新お休み中

 すみません、1週間ほど更新をお休みしています。先週後半からのどの痛みと咳がひどくなって、三連休は結局何もできず寝ていました。おかげでだいぶ回復はしたのですが、今週は仕事が忙しいのと、週末のワークショップの準備をしたいので、次の更新は23日(月)にできたらいいなと思っています。

<おまけのひとこと>
 妻が図書館で「サピエンス全史」上下巻と「ホモ・デウス」下巻を借りてきてくれました。噂通りとても面白い本ですね。
















9月23日(月) 正十二面体の地球儀(リスーピアワークショップ)

 だいぶ間があいてしまいましたが、更新を再開したいと思います。



 9月21日(土)、22日(日)に、東京有明のパナソニックセンターでワークショップをやらせていただきました。今回は「正十二面体の地球儀」という題材で、工作をしながら多面体や地図についての話をしました。

 こんな地球儀を作りました(図1)。

図 1

 左が今回の教材で組んだものです。直径が10cm以上あります。右が私が最初に試作したもので、ひとまわり小さいです。

 パーツのサイズはこのくらい拡大して(図2左→右)、組むときの手がかりになる記号を追記したり、少し外側まで色を広げたりする工夫をしました。

図 2

 おかげで仕上がりが少しきれいになったと思います。



 地球や地球儀の話をするので、子供の頃に愛読していた「地球はまるい」という絵本を持っていきました。

図 3

 手元カメラで中身を少しだけご紹介しました。調べてみると、この絵本は絶版なのだそうです。残念なことだと思いますが、今の子供たちはもっとちがったやり方でこういうこと(地球がまるいということや、昔の人がそれにどうやって気が付いたか、といったこと)を学ぶのでしょうか。



 この機会に過去のリスーピアのワークショップで何をやったのか、振り返ってみました。実は今年で講師を担当するのが15回目だ、ということがわかって我ながらびっくりしました。せっかくなので、ワークショップの記録というページを作ってみました。(つくるのは意外と大変でした。)

 ゆくゆくは配布した資料や当日使ったスライドの一部なども公開してゆこうかなと思っています。

<おまけのひとこと>
 過去のワークショップの資料を見返したりしていたら、あっという間に一日が経ってしまいました。






9月24日(火) 第13回のワークショップの解説資料作成

 昨日の夕方、ワークショップの記録というページを作って公開してみたのですが、一昨年に実施した回の当日配布資料を基に、解説資料のpdfを作ってみたので公開します。上記のワークショップの記録のページからも辿れますが、こちらです。

 ちゃんとした配布資料を用意するようになったのはここ数年なのですが、今年の内容も含め、順次公開してゆこうと思っています。



 秋になって、日の出がだいぶ遅くなってきました。早朝、このページで公開する内容を準備しながら窓の外を眺めています。

図 1

 これは今朝(9/24(火))の5時ごろの写真です。東の八ヶ岳のほうが少し朝焼けに染まり始めて、雲がきれいでした。写真に撮ったらいまひとつになってしまいました。

<おまけのひとこと>
 9月の第2週、10日あたりから風邪をひいてしまって咳が出て声が変なのですが、結局2週間経ってまだ治っていません。ワークショップのときにも、咳をするときだけはワイアレスマイクの電源を切るようにしていて面倒でした。(一度、マイクonのままで咳をしてしまって大変でした。すみませんでした。)年齢のせいか、なかなかすっきり治りません。まあでも動けないほど辛いというわけではないので、いずれ良くなることを期待してゆっくり治します。






9月25日(水) 第14回のワークショップの解説資料作成

 昨日に続いて、ワークショップの記録というページに、昨年の当日配布資料のpdfを公開しました。こちらです。

 事前にパーツを作っていただくために用意した資料の写真があったのでそれはここに載せておきます。

図 1 図 2

 これは自分で作った試作パーツの写真です(図1)。こんな風に組むことができて(図2)、これを使っていろいろなかたちを作りました。

図 3 図 4

 ワークショップの目標は、図3と図4の2種類のリングを6つのパーツで組むことでした。このパーツを量産していただいて、ワークショップができて幸せでした。



 昨日、パナソニックのワークショップのスタッフの方から、参加者の方のアンケート結果と会場の様子の写真を送っていただきました。アンケートに答えて下さった9割以上の方が「満足」「おおむね満足」して下さったこと、自由記載のコメントにも良い感想をたくさん書いていただけたことがわかってほっとしました。ありがとうございました。

<おまけのひとこと>
 10月からまた少し会社の組織が変わるみたいです。でも私は職場も上司も仕事も変わりません(たぶん)。あ、でも庶務担当の方は変わるのかな? それが一番大きな変化かもしれません。






9月26日(木) 第15回のワークショップの解説資料作成/南極大陸はスヌーピーに似ている

 ワークショップの記録のページに、今年の当日配布資料のpdfを公開しました(こちら)。少し編集しようかなあと思ったのですが、いったんそのままにしました。



 自宅でも改めて地球儀を組んでみたのですが、それを見た妻が「南極大陸ってスヌーピーに似ているね」と言うのです。最初はなんのことを言っているのかわかりませんでした。

図 1

 ただ、言われてみると確かにシルエットがスヌーピーみたいです。 それっぽく部品を描き加えてみました(図2)。

図 2

 googleの画像検索で、図2の右側の図で検索してスヌーピーのイラストが出てきたらいいなと思ったのですがぜんぜんダメでした。googleの画像検索は色遣いにかなり影響されるので、単色にしてみたりもしてみたのですが、うまくいきませんでした。(単色にすると、たくさんの候補の中に確かにスヌーピーも少しだけ出てくるのですが、イラストの姿勢が全く違っているものばかりでした。)

<おまけのひとこと>
 「何かに似ている」という感覚はとても面白いと思うのです。本当はこのトピックはほんの軽い話題にしようと思っていたのですが、このイラストを作ったり加工して検索してみたりする作業で今朝の更新の時間を使い切ってしまいました。






9月27日(金) 名古屋

 昨日は出張で名古屋に行きました。こんなオブジェがありました。

図 1

 同行した同僚と一緒だったので、ゆっくり写真が撮れませんでした。こういうの、おもしろいなあと思うのです。



 目的地のビルの前の集合場所で、別のメンバーが来るのを待っていたのですが、そうしたらちょっと珍しいものを目にしました。

図 2

 この写真だと何が珍しいのか全くわからないと思いますが、図2の写真の真ん中のグレーの円柱部分にアース線のようなものが出ていて、そこになんとセミの抜け殻があったのです。

図 3

 周囲に土が露出している部分は見当たりません。このセミの幼虫はいったいどこから出てきたのだろう、このセミが生まれたころはこのあたりにも土があったのだろうか、と思いました。

<おまけのひとこと>
 すみません、簡単な日記のような更新です。咳が出る風邪のような症状は相変わらず続いていて、無理がきかなくて仕事が遅れ気味です。明日はプライベートで大変気が重いイベントがあって、それも頭痛の種です。人や健康にかかわる問題ではないのがやや救いではありますが…






9月28日(土) 枠に数字を入れるパズル(出題編)

 こんな、小さなパズルを知りました。図1のような8つのマスに、数字の1〜8を順に書き入れます。

図 1

 このとき、新たに書き入れる数字の場所は、1つ前の数字のタテヨコ斜めに隣接してはいけません。

 例えば今、図2のPの位置に数字を書き入れたとすると、次の数字は赤の×のマスには書いてはいけません。

図 2

 試しに適当にやってみたら、1から6までは記入できましたが、残り2マスになったところでどうしても隣接してしまいました(図3)。

図 3

 …失敗です。

(つづく)



 書こうと思って書いていませんでしたが、9月8日(日)〜9月22日(日)に開催されていた大相撲秋場所で、東関脇の御嶽海が2回目の優勝を果たしました。また横綱不在の場所での優勝でしたが、応援していたので嬉しかったです。

<おまけのひとこと>
 9月30日(月)の朝に、9/28〜9/30の3日分の更新をしています。一日分、別の話題をはさんで、同時更新の9/30の「ひとこと」で、今日のパズルの解説を書いていますので、自分で考えたい方は解説を読むのを避けてください。






9月29日(日) 墓地の管理

 私の家のお墓は、もともとの家の出身地区の近くの河岸段丘の傾斜地の雑木林に昔から設けられている共同墓地にあります。共同墓地そのものは、少なくとも江戸時代くらいからのものだと思います。全国至る所に、そういった時代からの墓地というのはあると思います。

 私の家の管理している墓地の区画は一番高いところあって、入り口からはちょっとした登山道のようなところを登っていかなければなりません。そうして登って行って、石垣で囲われた三基のお墓が私が毎年お参りしているお墓です。

 うちの石垣の下は共同の通路になっているのですが、そこがここ1〜2年、崩れ始めてしまったのです。うちの石垣自体もだいぶ傷んできています。

図 1

 写真の左側の石垣が我が家が管理している部分です。だいぶ「はらんで」来てしまいました。通路のところに足場板を置いてもらっていますが、これがないとたぶん危なくて通れないくらいな状態になってしまっています。この道が崩れて落ちてしまったら、我が家の石垣も無事では済まず、下のお墓に損害が出てしまいそうです。

 この通路と我が家の石垣の修繕をどうしようかということを、我が家のお墓のお隣(この写真を撮った場所の左側のお墓)の方が心配していろいろ考えて相談してくれているのです。彼は私よりちょうど10歳年下なのですが、墓地管理組合にも役員として参加して、いろいろと調整に腐心してくれているのです。

 この共同墓地の中の別な箇所でも実際に法面が崩れてしまったところがあって、そこも案内してもらいました。その一角の10軒くらいでお金を出し合って擁壁を直しましょう、という話を役員の彼が一生懸命調整したのだそうですが、1軒だけ反対した家があって、「共同通路は自分の管理ではないから一切お金を出さない」と主張して、その話はなくなった挙句、その反対した方の目の前が崩れたのに、その修理もしていないという状況なのだそうです。

 (それぞれの家にはそれぞれ事情がありますから、負担金が出せない、というところもあるでしょう。でもどうすればいいのだろう、と話を聞いていても悩ましいです。きっと、マンションの管理組合などでも同じような悩みがあるのだろうなと連想しました。ただしマンションならそこが生活の場ですが、お墓は毎日のことではありません。ただし人によっては心の拠り所である神聖で大切な場所のはずです。)

 そのため、今回の上の写真の通路の修繕に関しても、周囲の家でお金を出し合って進めるということは難しいのではないか、というのが彼の推測でした。彼は、自分の家もそれなりの負担はするつもりですと言ってくれていますが、2軒でやるのはかなり厳しいなあというのが正直なところです。(重機が入れない場所なので、全部人力でやらないといけないということで、見積もり金額を見ると、わりと高い軽自動車が買えてしまうくらい、もしくはグランドピアノが買えてしまうくらいの金額でした。)

 このお墓そのものの管理もどうしてゆこうか、ということも含めて、悩ましいところです。さすがに即決はできないので、もう少し考えさせてください、とお願いしてきました。

 お隣の方がとても真っ当な方だったのが救いでした。

<おまけのひとこと>
 お墓の問題や家の問題というのは、次の世代も含めてちゃんと考えないといけないなあと思います。昭和から平成の時代、生活スタイルや価値観がものすごく大きな変化をしてきました。もはや昔の価値観をそのまま引き継ぐことはできないです。次の世代が発展し、幸せてあってほしいと思います。そのためにどうすればいいのか、悩ましいです。






9月30日(月) 枠に数字を入れるパズル(解説編)

 一昨日の「ひとこと」で、再掲図のような8つのマスに、数字の1〜8を、連続する数字がタテヨコ斜めに隣接しないように順に書き入れるというパズルをご紹介しました。

再掲図

 今日の更新は(実は9/28〜9/30の分は同日更新ですが)、この解説を書きます。

 解説するために、8つのマスにA〜Hの記号を付けます(図1)。

図 1

 それぞれのマスから、次に数字を書き入れてよいマスがどこなのかを図示してみることにしました。(A)から(H)までのマスを表す8つの○を八角形の頂点に配置して、次の数字を書いても良いマスとの間を青い線で結びます(図2)。

図 2

 こうすると、このパズルは「図2のグラフの8つの頂点を1回ずつ巡るハミルトン路を見つけなさい」というグラフの問題になります。明らかに(D)と(E)が出発点とゴールになりますから、数字の1、2、と7、8までは簡単に決まります(これはまあグラフにしなくても気が付くとは思いますが)。

 ここで解説を終わりにしてもいいのですが、ハミルトン路をお示しして、解説を終わりにします。

図 3

 これなら(A)〜(H)の順番は一目瞭然だと思います。あとは図1の記号のところにこのアルファベットの順番に数字を入れてゆけば完成です。



 ラグビーのアイルランド戦、つい見てしまいました。感動的でした。ふだんスポーツ観戦など全くしない私がラグビーのルールを把握していることに妻が驚いていました。昔、40年くらい前、まだ私が小学生〜高校生くらいのころは、スポーツのテレビ観戦が好きだった父と、サッカーやラグビーなども一緒に見る機会がありました。そこでいろいろなスポーツのルールを覚えた気がします。

 ただし、スポーツのルールもどんどん変わるので、たとえばバレーボールはなら昔のサイドアウト制(サーブ権を持つ側がラリーを制すると点が入るが、サーブ権を持たない側がラリーを制するとサーブ権が移る)の15点先取のルールに馴染んでいて、今のラリーポイント制(サーブ権の有無にかかわらず点が入る)の21点先取のルールはだいぶ違和感がありました。

<おまけのひとこと>
 秋になって涼しくなって、ようやく夜、眠れるようになってきました。これで体調も回復するといいなと思っています。今週も日帰り出張が複数回予定があって、大変です。






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