以前の「ひとこと」 : 2019年2月前半
2月14日(木) 正十二面体の三等分
3週間ほど更新をお休みしてしまいました。風邪だと思ったのは結局インフルエンザで、自分が治ったら次は妻が感染してけっこう大変でした。
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1年ほど前、2018年1月17日のひとことで、正十二面体に内接する立方体を考えて、その立方体を三等分する切り分け方(濱中さんに教えていただいた手法です)を正十二面体に適用したらどうなるだろう?ということを考えてみたい、ということを書いていました。
再掲図 1 再掲図 2 今年のお正月休みに、これを検討してみようと思ってCGを作ってみましたので今日はそのご紹介をします。
この手法による正十二面体の三等分の1つのパーツはこんなかたちになりました(図1〜図3)。
図 1 図 2 図 3 適当に視点を3つ、選んで掲載しています。回転するgifアニメーションも作ったのですが、ファイルサイズがかなり大きくなってしまったので掲載を見送りました。
次に、パーツ2つを組んでみたところです(図4〜図6)。図1〜図3の視点と図4〜図6の視点は対応しておらず、無関係です。すみません。
図 4 図 5 図 6 残っている隙間に3つ目のパーツがぴったり入ります。これ、ペーパーモデルで作ったら面白いかもしれないなと思いましたが、ちょっと面倒でまだ設計していません。いずれ作ってみるかもしれません。
<おまけのひとこと>
最近、朝5時半〜6時くらいに家を出て、帰宅が21時〜21時半くらいの日が続いています。平日は家では寝るだけ、という感じで、なかなか時間が取れません。更新の再開が遅れた理由の1つです。
2月15日(金) The Amazing Fidget Pyramid! (Paolo Bascetta)
YouTubeで見た折り紙シリーズです。展開図がとてもシンプルな、頂角が30度の四角錐の折り紙を作ってみました。参照したのはこちらです。
図 1 ちょっと頂点が開き気味ですが、余計な折り線も出ない折り紙です。底もちゃんとあります。
もうちょっと上から見下ろしてみました(図2)。
図 2 どういう折り線を入れるのか、簡単な図を作ってみました(図3)。
図 3 よく使う「60度折り」を多用します。余計な折り線を付けないことがポイントです。
これを立体化して正方形の折り紙の4頂点を1つに合わせるようにすると完成です。これがちゃんとロックされるのがすごいです。
この折り方だと側面の二等辺三角形の頂角が30度になりますが、4面が合同な二等辺三角形であれば、同様にかたちが安定するのでしょうか。ちょっとやってみたくなっています。この週末にやってみようかな。
<おまけのひとこと>
昨日は妻からチョコレートを貰いました。会社でのおやつにありがたくいただきました。