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2001.02.27 公開
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2024.12.31 公開

ひとこと



2月3日(火) 言葉を使わないあやとりの取り方の解説

 あやとりの取り方の説明の話です。



 昨日ご紹介した「あやとりアプリ・ハンズフリー」の作者の浜谷さんが、あやとりノンバーバル - ことばを使わずに分かりやすく解説という YouTube のチャンネルを立ち上げられています。

 私はあやとり手順を記録するのに自然言語による記述を愛用していますが、それとは真逆のやり方です。ikeaの家具の組立説明書やLEGOブロックの組立説明書など、言葉による説明を用いずに図やイラスト、矢印などで手順を説明するマニュアルがあります。これはマニュアルを提供する側からすると多言語対応する必要がなく、世界中どこにでも同じマニュアルで大丈夫、というメリットがあります。この動画も、どの言語圏の方でも平等に理解することができるというのがすばらしいと思いました。

 たとえば「四段ばしご」の冒頭の「中指の構え」は、下図のように説明されています。

 上の画像は静止画ですが、指の動きを示す白い線もアニメーションとして描画されるため、その指先がどう動くのかがわかりますし、その直後に実際にその操作が動画で示されるので理解が深まります。動画は手順ごとにチャプター分けされていて、動画を一時停止しておいてチャプターを次々に表示してゆくと、上の図のようにそのチャプターの動作を示す白い線が描かれた静止画が表示されます。とても良くできているコンテンツだと思います。ぜひご覧になってみてください。



 「あやとりアプリ」も youtube の「あやとりノンバーバル」も、おそらくAIを上手に活用されて効率的にコンテンツを作られているのだろうなと思いました。写真からシンプルな線画が作れればとても便利だなあと思ってちょっと試してみました。

三角柱のあやとり Copilotによる線画

 うーむ、この写真をこのレベルで線画に変換できるのは正直すごいと思うのですが、雰囲気はそれっぽいですが説明図としては使えないですね。三角柱の骨格をかたちづくる9本の稜のうちの3カ所(左右それぞれの手の親指と小指を結ぶ糸と、両人差し指を結ぶ糸)は二重になっているのですが、線画ではすべて1本の糸になってしまっています。小指に巻き付いている、ひねった二重の輪もかなり省略された図になってしまっています。まあそれをこの写真から読み取れ、と言うのも酷な話ではあります。

 画像処理ではなくAIで生成しているので修正も言葉で指示する(=プロンプトを工夫する)ことになるのですが、そこを頑張るというのはちょっとむなしい努力な気がするのです。AIが進化することで、プロンプトの工夫のノウハウが不要になったりするので、知識や経験を積み重ねてゆく価値を感じられないのです。でも、欲しい正確な図を自動的に作ってもらえたら嬉しいです。もう少し試してみようかなと思います。



 昨日のこの問題ですが、

 簡単に考え方を説明してみようと思って図を作ってみました。直角三角形ABCに対して、4つ目の頂点Dを用意して長方形ADBCを考えます。図1の黄色い直角三角形は△ABCと合同ですから、この黄色い三角形の面積が図2の隣り合う辺の長さがaとbの黄色い長方形の面積と同じになることを示せばよいわけです。

図 1 図 2

 すでにこの図2で「明らか」と言ってしまっても良いのですが、図1,2の黄色以外の部分に注目してみます。

図 3 図 4

 このように、赤と青の太線で囲った小さな直角三角形をひっくり返したかたちになっています。つまり、図1と図2の黄色い部分を除いた図形の面積が等しいので、黄色い直角三角形と黄色い長方形の面積が等しくなるのです。計算しなくても補助線だけで示せるのが幾何の証明らしくて良いなあと思ったのでした。


<おまけのひとこと>
 今日は外部の会議がたくさんあります。新たに短期の会議体が2つ発足するのですが、午前中と午後にそれぞれの初回の会合があります。午前中のものは5月末までに、午後のものは何と3月末までに答申をまとめる計画になっています。(3月末のものは「間に合わなかったらあきらめる」と書かれていましたが、それでいいのか…)昨日は一応それぞれに提案する内容を簡単につくりました。並行して走っている検討が増えて、しばらく大変なことになりそうです。(まあお声がけいただけるのはありがたいと思っていますが。)



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