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2024.12.31 公開ひとこと
11月11日(火) 四脚テーブル問題(その1)
今日は時間がなくて twitter のような更新です。
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昨日、「正方形ペグ問題」という、任意の平面上の単純閉曲線は正方形の頂点となる4点を含む、という予想のサーベイ論文をご紹介しました。この問題を聞いて連想したのが「四脚テーブル問題」です。脚が4本あるテーブルを考えます。4脚の長さは等しいとします。床が完全に水平ならば、4脚の先端が同一平面上にあるテーブルであればがたつきがなく、4脚とも床に接地するのでテーブルは安定します。でも、もし床が若干波打っていたり平面の精度が低かったりすると、脚が1本浮いてしまうということが起こります。(3脚だったらそういうことは起こりません。)
床が水平ではないとしても、床が連続でなめらかな面であればテーブルの位置や向きを変えれば必ず4脚が接地することができることを示してください、というのが四脚テーブル問題です。テーブルの脚は正方形に配置されているものとします。(長方形でも成立すると思います。)もちろん「正方形ペグ問題」とはぜんぜん違う問題なのですが、この2つの問題の何が似ていて何が違うのか、考えてみるとちょっと面白いのです。
(つづく) br> <おまけのひとこと>
時間がなくて詳しく考察を書けないのですが、この2つの問題の類似性や、さらに関連する問題について考えてみるとおもしろいです。
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