穴窯を焚く14に続く


平成26年11月9日 薪割
作品を水洗いして、乾燥後収納しました。
薪置き場の材木を玉切りしてパレット2枚分薪割をしました。

平成26年10月26日
ご近所さんから頂いた7本分の丸太をその家で玉切りしていたら、その隣の家で20本切るのであげると言われました。
クレーンで切り、ユンボでダンプに積んで運んできました。
薪割場は材木でいっぱいですから、玉切し、薪割をしました。
パレット6枚分薪に割る。
今日から長い薪割が始まる。

平成26年10月23日  作品
作品を入れた角坂さん夫婦がくる。
作品に灰でくっついた道具土を取り、金剛砂でバリ取り。
大壺 角坂さん 岩田さん
生徒作品 生徒作品 生徒作品 生徒作品

平成26年10月22日 窯出し
60何時間も寝ないで窯焚きをしました。
窯を閉めた当日は14時間死んだように眠り、次の日は12時間眠りました。
でも、年ですか一週間は体調が戻らない。
台風が毎週末来るが、ちょうど谷間にあたり晴れる。
長岡が応援に来る。
鉄べら、タガネ、木槌など窯出しの準備する。ロストルを開け、灰を回収する。
今回の窯焚きは、奥に備前土をつめたが、火前を1300℃、奥を1200℃に設定。
奥のゼーゲル7番・8番は倒れ、火前のゼーゲル9番は高温で融けてしまった。
作品の灰は十分に融けて、久々に焼け過ぎのくらいの素晴らしい焼けである。
前面のレンガを開ける ロストル付近 灰被り 前の段
前の段上 大壺 空になった3段 9番ゼーゲル融ける

平成26年10月13日 台風
台風19号は遅れていて明日になるようだ。今日も雨はなし。
昨夜は15時間眠る。昼の窯温度は650℃。
窯焚き中に大量の材木を頂いたので、これから雪が降るまで薪割をする予定。

平成26年10月12日 窯焚き 五日目窯焚き 
10月12日 日曜日   朝の気温5℃で快晴。台風19号は遅れている。
              
AM8:00〜PM4:00 1300℃   秋晴れの青空で昼間は暑い。見学者二名
              
応援なく、二人で焚く。
              日中温度を落とさないようにしながら、ねらし焚き。
              PM4:00窯閉め開始。焚口・ロストルを閉じて耐火モルタルを塗る。煙突を閉じる。
              火がつかないよう周囲に水を撒いて終了。
               60時間ぶりに眠れる。窯出しは一週間後の21日を予定。

                   今年は例年より一週間早く窯焚きを始めたので紅葉はなし。
朝の岩田さん 朝の煙突 窯の中
お昼 空の薪置き場 窯焚き終わる 窯を閉める

平成26年10月11日 窯焚き 四日目
10月11 土曜日  朝の気温15℃
              AM8:00〜PM5:00  火前1280℃  奥1180℃  煙道のドラフトを1枚あけ.る。
              応援 角坂好昭・平林靖久・藤村修二。
              PM4:00〜PM9:00 永田陽一。

              ロストルのレンガ8個積む
              PM5:00〜10月13日 AM8:00 手前1280℃ 奥1180℃  応援 岩田信一
              朝から快晴で今回は雨はない。
              火前1280℃  奥1180℃を維持する。
              煙突から炎出る。今日は赤松2に対し、楢を1で焚き進める。
              AM4:00 色見にいれたゼーゲルを見ると、7番(1230℃)が倒れ8番が傾いている。
              色味から備前のぐいのみを引き出す。灰は良く融けている。
             気温9℃で寒い。パレット三枚。徹夜 一睡もせず。
朝、雲早し 玉切りする藤村さん 玉切りする平林さん 夜の窯場
永田さん 深夜の窯 岩田さん
ぐい呑みを引き出す ぐい呑みを引き出す ぐい呑みを引き出す 灰が融けている
深夜の煙突 朝の煙突 ゼーゲル確認 夜明け

平成26年10月10日 窯焚き 三日目
10月10日 金曜日  朝の気温16℃
            
 焙り焚き AM6:00〜AM9:00 210℃-350℃  ロストルで焚く。煙道のドラフトを1枚あけ.る。
            
中焚き  AM9:00〜PM2:00 350℃-600℃  焚口開けロストルのレンガ8個詰める。
             
応援 角坂好昭・島田博子・武井梢・小松真弓・小松利実・宮坂邦子・宮沢寿美子
                 古川未和子・佐原美雪・中澤智寿・宮坂美奈恵
             
攻め焚き10月12日PM2:00〜 AM8:00 600℃-1250℃    応援 森元康仁
              朝五時起床。気温11℃。焚き始めは昨日より暖かい。。
             雲早く、すぐに秋晴れで暑い。林啓子さん自由農園で買い物中交通事故でこれず。
             応援の人たちが薪を手渡しで大量に運んだので夜は薪の心配なし。
             朝の火前は210℃、今日は赤松を焚く。
             夜はブルーシートで囲い寒さを防ぐ。寒い。
             パレット四枚の赤松の薪を使う。徹夜。一睡もせず。
月曜日教室の生徒さん 夜用の薪準備 棚に積む
手渡し ガマズミ 夜の窯
森元さん 夜の薪置き場 煙道のドラフト

平成26年10月9 窯焚き  二日目
秋晴れ。昼間は暑いくらい。
10月9日 木曜日  焙り焚き AM6:00〜PM4:00  火前 140℃〜600℃  朝の気温8℃  見学者、遠藤さん夫妻、角坂さん夫妻、他2名
            
2日目朝五時に起床。朝から秋晴れ。朝は寒いが日中暑いくらい。
            朝の火前は140℃、ロストル内で長い木の枝を焚く。恒例の焼き芋と昼食の土鍋うどん。
            煙道のドラフトを1枚あけ.る。捨て間のドラフトを全部あける。
             パレット四枚分の木の枝で焚き、昇温は快調。熾きを出して炭にする。
            暗くなったら窯を閉め、温泉へ行き、九時に就寝。
燠に火をつける ロストル 小枝
お昼 窯焚き中 焼き芋 密閉して二日目終了

平成26年10月8日 窯焚き  一日目
10月8日 水曜日  人間の作りだしてきたもののなかで、一番形を残してきたのは、書物でも建築でもなくて、焼き物でしょう。
            
私の焼き物がいつまで残るか?秋の窯焚きが始まりました。
            神事、御神酒・塩・洗米    朝の気温6℃ 窯の中12℃  見学者、佐藤・中澤さん他2名。
             火入れ、  捨て焙り湿気抜き  AM6:00〜PM4:00   火前400℃
            朝五時に起床。寒さで息き白い。煙道のドラフトを一枚、捨て間のドラフトを全部あける。
            焚口を閉めロストルの前でパレット二枚の柴を焚く。
            朝。天気は快晴ですが、台風19号が週末本土直撃だという。
             午後四時窯を閉め、温泉へ行き、九時に就寝。
洗米・塩・酒 神事 点火 ロストルの前で焚く
お昼 温度管理のパソコン 密閉して一日目終了

平成26年10月5日 奥多摩の窯場から   吉田明
キムチの甕
ソウルから車で20分、馬優里の窯は穴窯形式で長さ40m、乗用車が中を走れるほど大きい。
高さ40センチの甕を作ってもらう。
土練のアジョン(おじさん)が土を練る。土を土間に叩き付け細長くなったところを折り込みまたタタキつける。
長くなったところをそのまま丸く太い紐にしてロクロ師に渡すと、大きな蹴ロクロの上で見る間に甕ができてしまう。
一日一人のノルマが30センチの甕を350個、40センチで250個、人が入れるほどの大甕で14個と、
人間国宝なら、一夜で財を成してしまうほどの数である。
釉掛けも手際が良い。運ぶ人と2人一組で、円形の釉薬樽に甕を横に入れ、浮かしたまま一回転させて終わり。手慣れた業だ。
運ぶ人は施釉後の甕を土間に置くと、両手で釉を掻き落として草文を描く。
こだわりのない造形の持つ素晴らしさ。この基本的な生産力が、今唯一韓国のオンギのなかに李朝陶磁の残照として生き続けている。

平成26年9月28日 今年は寒そう
今年はお盆から寒い。山は残暑がなくいきなり秋になっています。
今回の夜の窯焚きは特に寒いと思われますので、槇ストーブを準備しました。

平成26年9月14日 窯詰め4
灰被りとロストルを詰め、窯前面を煉瓦で閉める。
窯の周りにあぶり焚き用の柴を積みます。

平成26年9月12日 窯詰め3
前の段の窯詰めが完了しました。12×12、10×12、10×10、0×15、0×10。棚板10枚入りました。
今回は大きな壺を2個作りましたが1個積み残しです。

平成26年9月10日 窯詰め2
中の段の窯詰めが完了しました。
水平器で確認し、もみ殻を撒いて、作品を道具土と貝殻の上に配置する。
生徒さんの作品も今回は沢山。
10×10、12×12、10×10、10×10、10×10
棚板12枚入りました。
窯の中の籾殻と道具土 中の段一段目 中の段一段目 中の段二段目
中の段二段目 牡丹餅 中の段三段目
中の段四段目 中の段五段目 中の段上 中の段完成

平成26年9月3日 窯詰め1
炭・貝殻・藁・ もみ殻・灰・道具土・サヤ・水平器・槌・銀砂を用意して奥の段の窯詰め開始。
ゼーゲルは前の上に9番・、奥の下に7・8番を準備する。
棚板を置く場所を測定し、棚板を置いて水平を見る。
サマ穴に備前の徳利を置きます。引き出して灰の融け具合を見るぐいのみを置く。
備前、赤土の粉引を置きます。
奥の段の窯詰めが完了しました。棚板十枚。15×12、10×10、12×12、12×0。
材料 場所の測定 棚板の水平 サマ穴の徳利
ゼーゲル 引出のぐいのみ 一段
二段 三段 牡丹餅
徳利 三段 四段と上部 完成

平成26年8月31日 窯焚き準備
穴窯を開け点検し、棚板にアルミナを塗布しました。

平成26年8月28日 作品完成です
7月から作品作りを始めて、300Kgの作品が出来ました、やっと完成です。
生徒さんと、窯焚き応援の角坂さん・岩田さんの作品も集まりました。

平成26年8月24日 作品6
伊賀の大壺、(50×50×58h×30Kg)、(30×40h×10Kg)、(35×40h×10Kg)、を作る。

平成26年8月17日 作品5
伊賀の大壺(50×50×48h×26Kg)、大板皿(50×70×10Kg)を作る。

平成26年8月10日 作品4
万葉、古代、古信楽、備前のコーヒーカップ・ソーサー、大皿、四角い皿を作りました。

平成26年8月3日 作品3
穴窯の作品作り、備前です。

平成26年7月27日 作品2
穴窯の作品作り、志野です。
信楽の緋色土(古代)80Kg黒土40Kg、信楽の大物土(槙山)60Kg、古信楽60Kgもぐさ土10Kg
備前土60Kg、赤土40Kg、
の瀬土60Kg、伊賀緋色土60Kg、で始めます。

平成26年7月13日 半泥子
「全国いずれの土とて、焼き物にならざるはなし」と、乾山は言った。半泥子も同じ考えであった。
そして、合わせ土をしなかった。
「単味の味こそ、灘の生一本の味である。合わせ土は安物のカクテルだ」と言った。
それぞれの土の個性を大事にした。
茶碗の口が歪んだり切れたりしても、これを修理し、いとおしみながら焼いた。
焼成中に器体が割れても継いで焼いた。
  ぐさとうつ  土に声あり  今朝の冬

平成26年7月6日 作品1
6月27-30日穴窯の作品作りをはじめました。
今回は生掛けした粉引を奥の段に入れます。

平成26年7月2日 薪割り
赤松をパレット6枚分薪割しました。薪小屋は一杯です。

平成26年7月1日 好きなことだけ
7年前、還暦になり定年退職した時、私は来し方行く末を眺めた。
人生の折り返しの日。
ここから人生をやり直すことが出来るなら、今度こそ、好きなことをやり続ける毎日を送ろうと決意した。
挑戦の日々を頑張る。
目指すは楽しい楽しい毎日です。