旅人マイケルオズの見聞録 「歴史の舞台を訪ねて」
島津軍団の敵中突破退却 壊滅した西軍にあって、戦場に取り残された島津義弘は、家康本陣の方向に無謀ともいうべき突撃をしながら、退却するという前代未聞の敵中突破を敢行した。島津離脱で関が原の合戦は終わった。 |
|
島津義弘の陣は、周囲に比べるとやや小高い場所にあった。戦況を見つめるにはかっこうの場所だったが、あまりにも戦場の中心過ぎた。東軍からの総攻撃がかかっている中では敵中突破より打開の道はなかったのかもしれない。 |