中国四川省旅行記-5
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10日目)成都→青城山、都江堰
青城山1
青城山2
成都から新しくできた成灌高鉄の「和諧号」で、青城山まで30分。駅からバスで「青城山前山」入口へ。
入場料は90元と高い。あいにくの雨と霧で寒いので、リフトにも乗らず、「天然図画」まで行き、引き返す。
急な階段の連続で、汗をかき疲れる。
都江堰・魚嘴
都江堰・堤防
青城山駅からバスに50分乗り、「都江堰景区」へ行く。ここも入場料90元と高い。
都江堰は、紀元前3世紀、李親子が、頻繁に洪水を起こした岷江から成都を守り、同時に成都に灌漑用水を取り入れる大規模な堰を造ったものである。
広大な岷江を、長江に通じる外江と灌漑用の内江に分けるという大がかりな工事を、今から2,300年前に行われたことに驚かされる。
しかも、複雑な堰により、洪水時の排水対策や、土砂が堆積しないように流れを制御しているという。
四川名物・麻婆豆腐
鶏肉炒飯
11日目)成都→北京(乗換え)→成田
中国国際航空で成都発9時だが、搭乗後1時間も待たされ、なんと離陸前に食事が出された。
北京でも、やはり同じ航空会社の成田行きが、搭乗後1時間も待たされた。
窮屈な機内に閉じ込めておくより、待合室で待機していたほうが、お客のためになると思う。
気をとり戻し、窓の外を見ていたら北京から、ソウル、金沢、富山、前橋付近の上空を経由して九十九里浜から成田へ旋回していた。
今回も10泊11日の旅行で、3月雲南省へ行った時とちょうど同じ期間であったが、夏場に百姓で鍛えたお陰で体力だけはなんとかなった。
さらに「円高」が進んだので、1元=12,5円はうれしい。1万円の両替で800元である。最初に中国に来たときは、たった650元。
また、携帯電話を持参したのは、2回目であるが、中国でも自由に通話できるので一層便利になった。
中国では、若者のほとんどが、既に「スマートフォン」を使っている。見ていると大変高速で、飽きない。
日本より普及しているのではないか。
計画した「大足」行きは、長距離バスの大幅遅れで断念したが、その代わり、重慶へ行った。
重慶行きは快速列車で3.5時間と思っていたのだが、例の「和諧号」でジャスト2時間。これで日帰りできた。
青椒肉絲(チンジャオロース)
四川椒仔鳥飯
ひとり旅の紀行文に、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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