中国四川旅行記-4







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7日目)蛾眉山→成都(長距離バス)、午後 成都 パンダ基地

パンダ基地1 パンダ基地2

 成都へ戻り、「パンダ繁育研究基地」へ行く。敷地は大変広く、殆どが竹林である。  パンダは、16時間睡眠、8時間食事というだけあって、大半は睡眠中。  野生のパンダは、四川省などごく一部しか生息していないという。  





8日目)午前 成都 杜甫草堂、午後 成都→大足(長距離バス遅延により取消し)

杜甫草堂1 杜甫草堂2

 「国破れて山河あり、城春にして草木深し」。唐代の大詩人、「杜甫草堂」を見学した。
 自然がいっぱいの広い公園になっている。掛け軸や書道には大変興味がある。




 「重慶市大足」へ行くため、昨日城北バスセンターで、14時発、1日1便のみを確認して、午後早めに行ったのであるが、  なんと1時間以上も遅れており、見通しがたたない。

 大足までは300km以上あり、4時間はかかるので、このままでは、現地に着くのは夜になってしまう。  それからホテル探しは大変。迷った末、購入した長距離切符の払い戻しをしてもらった。



漢都大酒店・成都北駅 地下鉄入口

 成都北駅横の「漢都大酒店」へ戻り、近くを散策。広い駅前広場には、今月開通したばかりの地下鉄1号線の入り口もある。  







9日目)成都→重慶(往復)、長江ロープウェイ、人民大礼堂、重慶中国三峡博物館

和諧号1 和諧号2

 重慶北駅行きの高速鉄道「和諧号」で、ノンストップ、ちょうど2時間。98元(約1,200円)。  シートは3列、2列で前後の間隔が日本より20センチ位広いし、天上も高いのでゆったり。
 何よりも振動や騒音が極めて少ない。やはり最新車両だ。  床をモップ掛けしたり、終点近くになると、ごみも回収する。

 最高時速202km/hは、専用軌道ではないので「和諧号」としてはむしろ遅いほうだ。
 2008年に開通した北京、天津間は、350km/h以上、今月開通した上海、杭州間は400km/h以上である。
 現地の雑誌によると、いずれも自国の技術により世界一を達成したと誇らしげに書いてある。



ロープウェイからの長江 重慶の高層ビル

大河である長江は、かつて上海や南京で渡ったことがあるが、ここは上流なので川幅は広くない。しかしまさに「泥流」だ。
 重慶は、古くから内陸の中心都市として栄えたので、林立する高層ビルがすでに大変老朽化しており、また、道路も坂あり、カーブあり、  おまけに内陸特有のスモッグで、太陽は見えないし、高層ビル群もかすんで見える。





人民大礼堂 重慶中国三峡博物館

「人民大礼堂」は、5層円形で4,200人収容、北京の天壇公園の祈年殿に似た建築物。
 「三峡博物館」では、巨大な円形の360度スクリーンに、長江や三峡ダムを上映していた。   140万人以上が移住を余儀なくされた世界一の巨大ダムの展示には、迫力と感銘を受けた。   何よりも入場料無料がよい。





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