長江三峡、華北旅行記-10
長江三峡、華北旅行記-1へ戻る
街角フォーカス-2
石炭貨物列車
泰山ロープウェイ
済南駅ホームで、石炭を積んだ貨物列車を見た。30両以上もある長い編成の専用貨物だ。
泰山に上るロープウェイは、濃霧のため何も見えない。寒さに震えていた。
列車内テレビ
夕飯(済南)
泰山から済南へ戻る列車は、テレビ付きだ。広州東発青島行きの長距離列車のためか。
済南のホテル近くの食堂で、豚肉、ご飯、スープの3点で15元(190円)。
ショーウインドー
無料の飲料水
ショーウインドーに女性下着は、中国では珍しくない。
新しく開通した北京・上海間高速鉄道の済南西駅の待合室には、無料配布の飲料水が積み上げられていた。
華北平原
地下鉄のテレビ
済南西駅から高速鉄道で北京に向かい北上するのだが、徳州市付近は広大な平原だ。
北京の地下鉄では、ディスプレイに、ニュース映像を字幕付きで流している。地下鉄テレビ局によるもので便利だ。
地下鉄の広告
フートン、トイレ表示
また、トンネルの壁に車両からプロジェクターで、広告を投影しており、走行中なので帯状に見え、インパクトがある。
2008年の北京オリンピックに合せ、公衆トイレを大幅に増やしたため、あちこちで見かける。
吉野家の牛丼定食
大正時代の雑誌
旅の終わりになると、日本料理が恋しくなる。北京駅前にある吉野家で牛丼定食を食べた。味噌汁、半熟卵、漬物がついて25元(315円)。
久しぶりにおいしいご飯を食べた。
天津の周恩来記念館では、日本への留学中に読んだ「改造」、「改革」の雑誌が展示してあった。
100年近く前の雑誌を、大切に保存してことに感銘を受けた。
天津の交通信号
四川鍋料理
天津の交通信号は、デザイン性に優れている。LEDの色が切替る時は、その面積が段々少なくなり、半分になると緑に切替る。
日本の信号のように黄色がない。
「四川鍋料理」としたが、きちんとした中国名がもちろんある。日本の漢字にない文字なので表現できず。
これは、周囲の人がおいしそうに食べていたので、同じものを注文した。よくあることだ。
おわりに
長江三峡の4日間の船旅は、あっという間に終わった。
雄大な自然、悠久の歴史など変化に富んでおり、その奥の深さに大変感銘を受けた。
この12日間は、天候が悪く、また寒さとの戦いであった。
出国前に異例の温かさが続いたため、軽装で行ったのが裏目。
11月の華北地方は、やはり北海道並みの寒さか。
「スマホ」の普及率は、日本より1〜2年先行しているように思える。昨年も感じたことだが。
韓国が1番普及しているようだ。
中国旅行の全体総括
中国大陸へ15年間に都合13回渡航し、観光延べ日数は120日余りに達した。(2011年11月現在)
北京と香港へは夫婦同伴で行ったが、他は全て独り旅。
旅の楽しさは観光地を選び、航空機、鉄道や長距離バスを調べ計画を立てる時から始まる。
中国には、22省、5自治区、4直轄市、2特別区の計33の行政区があるが、
その内、21箇所を訪れたことになる。(2011年11月現在)
北は黒龍江省の「ハルピン」、西は新彊ウイグル自治区の「カシュガル」、
南は雲南省の「シーサンパンナ」。
世界遺産は文化遺産、自然遺産、複合遺産が合計41箇所あるが、その内14箇所を訪れた。全体の3分の1。(2011年11月現在)
印象に残った場所は、四川省の「九寨溝」、「トルファン」や「敦煌」のシルクロード、「長江三峡」がベスト3。
雲南省麗江の「玉龍雪山」、広西チワン族自治区の「桂林」、西安の「秦始皇帝兵馬俑」がこれに続く。(2011年11月現在)
日中双方のある新聞社の調査によると、
「日本人を信頼できる」と思う中国人は、51%、
「中国人を信頼できる」と思う日本人は、わずか17%だ。
中国はとてつもなく広く、深いというのが実感。最後まで、閲覧していただき、感謝申し上げます。
長江三峡、華北旅行記-1へ戻る