西安・シルクロード旅行記-1




陝西省 新疆ウイグル自治区 甘粛省

はじめに

 1980年NHK「シルクロード」を見て以来の夢がついに実現した。果物のおいしい秋に、中国 西安、カシュガル、ウルムチ、トルファン、そして敦煌のシルクロード5都市を、周遊したときの旅日記です。






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1日目)成田→北京→西安

「朋有り遠方より来たる・・・」(北京空港) 西安美倫酒店

 成田発北京行きは、搭乗率3割程度で、中国人観光客が全くおらず大変静か。乗継ぎの西安行きは大幅に遅れ、北京首都国際空港で長時間待たされる。

 「朋有り、遠方より来たる、また楽しからずや。」 「論語」(孔子)の有名な一節である。空港の高い天井に掲げてある。中国の小学生は、論語や漢詩は必修だそうだ。

 国内便は一転して満席で、夜11時40分西安威陽空港に着陸。リムジンバスで西安美倫酒店に深夜1時半着。2時半就寝。





2日目)午前 旅行社で国内便4路線のエアチケット購入、西安駅で、「敦煌発西安行き」切符購入  午後 西安 鐘楼、鼓楼 

西安駅 紅焼帯魚套飯

西安美倫酒店内の「商務中心」で、国内便4路線の希望時刻のエアチケットが全て購入できた。ただし空港建設費50元、  燃油付加費140元の計190元(約2,500円)が、それぞれに上乗せ。これは想定外。

 次にバスで西安駅へ向かう。料金は1元。大きな切符売り場が駅舎の東西2箇所にあるが、長蛇の列。30分位並んで  9日目の「敦煌発西安行き」硬臥(普通寝台)下段を購入できた。ただし手数料5元を払う。

 これで明日からの旅行スケジュールが確定した。ほっと一安心。駅前のレストランで、お昼に「紅焼帯魚套飯」を食べた。






鐘楼 鐘楼からみたロータリー

午後、土砂降りの雨のため、「興慶宮公園」行きを取りやめ、ホテル近くの「鐘楼」と「鼓楼」を訪れた。 「鐘楼」は、市街中心部で、4つの大通りが交差する場所にあり高さ36m、大きな鐘が展示されている。






鼓楼 味千ラーメン

「鼓楼」は、美倫酒店の路をはさんだ向かい側にある。かつては大太鼓を鳴らして時刻を知らせていた。

 熊本の「味千ラーメン」は、中国だけで1,000店の出店を計画しているが、初めて食べてみた。  豚骨スープに秘伝があるそうだが、その製法について最近中国で注目された。22元(約290円)









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