西安・シルクロード旅行記-2







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3日目)西安→ウルムチ乗換え→カシュガル (エア便)

西安威陽空港 天山山脈

国内便はいずれも満席。空港は長蛇の列。ウルムチ空港の安全検査では、靴を脱ぎ、ベルトを外し、X線検査。
 さらにカシュガル行き乗客には、接着紙をバッグに張り付けその後、分析器で検査。何の検査か説明もない。

 乗継ぎ時間が1時間45分あったのだが、ぎりぎりで搭乗できた。

 機内からは、「天山山脈」の万年雪がよく見える。



 
カシュガル色満賓館 イスラム風の部屋


 カシュガル市内で、最初のホテルは、閑散としているが、「部屋はない」、次のホテルは、150元(約2,000円)と安かったが、「日本人はだめ」と断られた。
 しばらく歩き、やっと3つ目の「カシュガル色満賓館」でOK。ただしクレジッドカードは使用できない。

      小銃を構えた武装警察が、ホテルの近くでも警戒にあたっているので、大変緊張する。
 カシュガルでは、7月末に無差別殺傷事件があり、14人死亡、多数の負傷者が出ている。

 北京時間で夜7時だというのに、まだ陽が高い。日没は夜9時ごろか。

 





4日目)カシュガル エイティガール寺院、国際バザール、カシュガルgar老域

エイティガール寺院 エイティガール寺院広場

朝8時過ぎでもまだ薄暗い。北京との時差2時間を実感。
 ホテルから、イスラム教最大のモスク「エイティガール寺院」へ歩いて行った。観光客はまばら。
 礼拝には、イスラム教信者が、2万人も集まるという。


 
イスラム女性1 イスラム女性2

 イスラム教徒のウイグル族女性は、写真のような民族衣装。頭から頭巾をかぶり、顔を全く見せない婦人もいる。
 同じく男性は、イスラム教徒の帽子をかぶっている。電動バイクが多く、大変静かである。
 

 



 
国際バザール ハミ瓜

 地図をもとに「国際バザール」まで歩いて行った。豆類や干し葡萄は特産物である。

 9月は果物が豊富で、ハミ瓜、西瓜、無花果(いちじく)、石榴(ざくろ)、葡萄、桃などが店頭に並んでいる。
  ハミ瓜は、夕張メロンと同じような食感で、おいしかった。

 



古い住宅1 古い住宅2

 市内中心部に「カシュガル gar 老域」という表示があり、断崖絶壁に穴があいており、そこを住居としている。
 穴の周りはレンガで固め、ガラス窓を取付け、住みやすくなっている。

 この歴史的洞窟で、全体の2割程度が実際にまだ生活している。立退き移転の最中か、反対して生活を続けているのか。
 歴史の古さと貧困さを痛感した。





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